羊日記 もくじのような/ちょっとまえ/これよりさき

2003年06月23日(月) みてきたよ

マン・レイ展。
して長々と感想を綴っておったんですが、消えまし・た…
というわけで仕切り直し!


第一期も行けばよかったー
(第一声がそれか!)

マイ・アイドル★ウォーホル様(←言い過ぎ)の麗しい百合を持った姿が見れなかったのがまず残念でした!

……冗談とも本気とも取れぬ叫びはさておき、(本気です)
点数多くておなかいっぱいですー!!!
ここの展示はいつもおなかいっぱいになる!(笑)
(ちなみに京都駅ビル内『えき』です。マン・レイ展は29日まで開催)

このひとがいたから現在の写真がというのはすごくわかる、
モード写真の一連などはかれがあれだけ逸脱したからこそのいまがあるのではないかと、それは好きで見てきたしいちばん感じたのかもしれないんだけど。
にも関らず写真自体の状況はなにもかわっていないんじゃあないかと。
むしろ写真の芸術性というのはどんどん必要ない方向に向かっていると思われる、とく日本の今の動きは、写真=スナップショットで携帯でもばんばん撮れるし。そこにフォルムの美しさや目新しい視点の発見などを求めている人はすくないのだとおもう、写真機だけの性能は凄く上がってるしね!というのは実は前日にあちこち素人人物写真サイト(いわゆるカメコサイトなんですけど)をまわっていて、データ上げて割ときっちり写真のサイトっぽくしてる男性カメラマンの作品群がいかに機種依存してとっているとかわかっちゃったりとかそういう…裏の事情もあったりするんだけど(笑えないわ)。でもそれはイラストレーションや絵画の分野においても同じなんだ…もちろん小説というジャンルでも。だけど、感傷的な言い方になってはいけないと思うのだけど、こうやってネットやらいろんなかたちでいろんなひとがなにかを表現していける時代になったというのはいいものだと思う。
淘汰もすさまじいとおもうのだけど。
だけどそれを前提としても、このまえもartの必要性なんかについて話していたりもしたんですが、綺麗なものとか魂を揺さぶられるものがなかったらわたしいきていけないと思っているので必要だし、そいうひとを沢山知っているのだけれどもたしかにたしかにそれを必要としないひとも多いのですよね。
写真展も絵の展覧会も沢山みていても娯楽というだけでおわりというひとはたくさんいるどころかみる必要なんかないと思っていて実際にみないで芸術なんてねえ、なんていうひとがたくさんいる。のもしってる。

でもたったいちまいの絵で写真で、ただ一瞬見ただけの風景だけでもそのひとの中のなにかが変質することなんかいくらでもあるし、たったひとことの誰かのことばがその後のそのひとの生き方そのものをかえちゃったりするのも自分の身を持って、人の生き死にを見てきて間違いなくあるってわかっちゃったんで、artを『芸術』という枠にとじこめるのではなく、淡々と(葛藤なんかは凄くあっただろう!それはジュリエットというひとりの女性のポートレイトを見ていたらわかる気がした…ほんとうはなにもわかっちゃいないのだと思うのだけど!)やりつづけたマン・レイというひとはひとりの人間としてすごいなあとおもってしまった。
芸術という枠から外へ出よう逸脱しようとしたデュシャンやウォーホルに愛情を持って接してたというのもプリントを見ていると凄く凄く共感できる。だっていっしょになにかできることはないかっていうことだもの。たまたまおなじときに近しいところにいて!

一方でこのひとの視点自体がとてもおもしろいのは写真自体に写りこんだフォルムや一種のフェティシズムを感じさせてしまうような題材やらテーマのとりかたで、ウッドマン夫妻なんかが最たるものだと思われんのですけど、いやあれ、今だったらなんともないようなことだけど時代性とか考えてみたらすごいことですよ!どうぞどうぞごらんあれ、そしてウッドマン夫妻が末永く幸福でありますようにと祈ってください!彼、この写真撮りながら『オレ天才!』と思っていたに違いない…ほんま下世話やけどそんなかんじ。好きだ!と思ってしまった。

してやっぱり一連の展示中、異色なのはジュリエットを撮った作品郡でした。
マン・レイ51歳、ジュリエット28歳という年齢の対比、時折窺われるダンサーとしての比類ない肉体を極力抑え抑えて撮ったようにしかみえてならないのは彼らの関係性故なのか。そこまで言っちゃうのはロマンティークに過ぎる?


てなわけでなんか思ったよりもがつんとやられちゃったようで、
情緒不安定気味になってしまいました(笑。
さっきも気がついたらだらだら泣いちゃってた。はは。



『Doggy,』2回目アップしましま。









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