茜の番がやってきた。 虫歯はなかった。
問題は歯並び。 幼稚園の時に上前歯の横の歯が抜けてから2年近く生えてこなかったことがある。 その2年の間に歯が入るべきスペースが横の歯に押されて?つまってきてしまい。 永久歯がようやく顔を出した時には、もうその歯が入る余地などみじんもなかった。 そしてその歯は歯茎の前をつきやぶり、いわゆる八重歯になってしまった。
その反対側の上前歯横も同じだった。もうスペースがないのに今まさに歯茎の前側から出て こようとしている。
以前別の歯医者さんに相談してみたことがあったが、簡単な説明だけでよく分らなかった 今回の歯医者さんは違った。 「 懇切丁寧に説明してくださる 」 という評判をきいて 行っただけのことはある。
歯医者さんがおっしゃるには茜は 上あごが小さいうえに、下あごがU字型なのに対して上あごはV字型になっているらしい。
なので上あごを広げる矯正が必要なのだとか。 もちろん歯並びを整える矯正よりもずっと大変な矯正となる。 今 ( 小3 ) から始めても高2くらいまで続くだろうとおっしゃった。
なんて長くかかるんだろう。 昔と比べれば矯正金具をはめている子もいくらか増えてはきているようだが それでもまだまだ小学校に1人2人いるかいないかといった感じ。 中学高校と思春期の間、あの金具をずっとつけっぱなしで過ごさなければいけないなんて とても大切なことで、してあげることが最良の手段だということは分ってはいるが 金具をはめている子を外国の映画の中でしか見たことがない私としては、まず 「 かわいそう 」 という言葉が頭をよぎってしまった。 もちろん見かけだけのことではなく、本人の生活における大変さもふまえてのことである。
先生に近所の矯正歯科医の紹介状をいただいた。 早急に連れて行かねば。
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