川底を流れる小石のように。  〜番外編〜  海老蔵への道!
もくじを見てみるひとつ前現在に近づいてプチ画像日記


2004年05月12日(水) ・・・・。

 観劇から一夜明けて今朝、予定よりもずっと早く目が覚める。
 心がぽっかりとさびしいのだ。
 舞台にいるはずの、いてくれることが当たり前だと思っていた団十郎さんの存在が、
 こんなにも大きかったなんて。
 あの何ともいえない、団パパの嬉しそうな顔は、
 見ているこちらまで、幸せな気持ちにしてくれた。
 だのに休演だなんて。

 ぼーっとしたままテレビをつけていると、団十郎さん今月いっぱい休演の文字が。
 え、そうなんだ。
 思っていたよりもずっと、よくないのだろうか。

 その後一日、どうにもこうにも心配で、気持ちはそちらばかりむいてしまう。
 それでも仕事して、職場でビールなんて久々に飲んで、
 長い一日が終わった・・・と思ったら、メールが。
 「団パパ、急性前骨髄球性白血病だったんだって」
 ・・・・・。
 電車の中だというのに、涙が止まらなくなる。
 そんなことって、あるのだろうか。
 どうして?

 帰宅後、いてもたってもいられず、
 この病気のこと、調べてみた。
 大変な病気ではあるけれれど、それでも治癒率も高くなっているとのこと。
 心配してメールをくれた友達と電話で話したり、泣いたり、心配したり、
 でも、ともかくきっと団十郎さんも海老蔵さんも、大丈夫だよと励まされ、
 そうだよな、と言いきかせる。

 きっと今夜は、こんなふうに、
 どうすることもできなくても、心の底から回復を願ってる人が、
 何も手につかずに、祈る事しかできない、眠れない人が、大勢いることだろう。

 どうか、どうか、お願いします。
 団パパが、早くよくなりますように。
 海老蔵さんが、強くいられますように。
 
 
 


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