なべて世はこともなし
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2007年11月17日(土) 文部省の門柱に見る、アイルランドの未来予想図

連日お伝えしてしている、北半球一のアホ会社Bank of Idiot ですが、「翌日電話する」と言ってきて、電話してきました。…人がメシ食っている時に。


ま、それ自体はいいのですが、内容はよくない。昨日と同じ人との会話。


係:「800ユーロが見つかりました。本日中にこちら(BOI系のクレジットカード会社)のアカウントに送金されるそうです」
私:「ふーん。それで手数料とかはどーなるの?」
係:「それはお客様の方で負担していただくことに…」
私:「どうして?まちがったのはあんたらでしょ?」
係:「いえ、送金時の詳細に間違いがありまして…」
私:「誰が、どうまちがったの」
係:「それは、支店のほうに確認していただいてごにょごにょごにょ」



もういい。どーせ、スパーバイザーコールにしてもどーせラチがあかんということで、もういい、complain letterでも書くわ。


ここから先、底なしの自己嫌悪に陥った。A4の紙3枚分のcomplain letter、30分は大げさだけど、1時間かからずに書きあげてしまった。この国に来て、complain letterを書き慣れてしまった自分。


考えてみたら、日本でcomplain letterなど書いたことなどないぞ。だから、complain letterを書けと言われたら、正直に言って英語のほうが楽。なんだか自己嫌悪に陥るのもわかってもらえるかと。内容は、ここに書いた通り。ふざけんなという内容。さ、返事でものんびり待ちますか。


そんな素晴らしき国アイルランド。洋の東西を問わず、国の将来を決めるのは誰が何と言おうと教育であります。どんなに素晴らしい国でも教育がなってない国はすたれます。ようやく見直すことになったとはいえ、日本でもゆとり教育なるもので怪しい雲行きになってましたね。


そう、ゆとり教育を考えたのは、文部科学省。このアイルランドの素晴らしさの元凶根源はアイルランド文部省にあるに違いない。というわけでアイルランドの文部省を見学に行ってきました(おいこら、かなり無理のある話の展開じゃないか>自分自身)。


アイルランドの文部省はO'Connell Streetから一本入った裏道にあります。裏道と言ってもダブリンの北側から来たバスの終点になるような通りで人通りはかなり多いです。はい、こちらです。





…別に何の変哲もない建物ですが、はい、ここでアイルランドの文部省の門柱にはい注目。





…なにかゴミが落ちてますね。ちょっと、カメラさん、ズームインしていただけますか?





…たばこの吸い殻と注射器ですね。


うーん。アイルランドの将来を担う文部省前に落ちている注射器、これがなにを意味するか、わかるかたは掲示板へのコメント(掲示板へのリンクです)よろしくです。個人的には、文部省の門柱前に注射器が落ちているこの国の将来は安泰だと信じて疑っていませんが。


今日の日記の写真。Sさんにご提供いただきました。感謝しております。

(追記)ひでかすがこの日記を読んで、「アイルランドは『文部省』じゃなくて『教育省』でしょ」という至極まっとうな突っ込みをしてきました。たしかにそうですな。

(追記その2)あ、教育省の目の前にあるのはSpireという名の注射針。…納得しました。




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