なべて世はこともなし
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2007年06月26日(火) くされRyanairウォッチ。片道税込み10ユーロセール

今日の日記、インスピレーションを与えてくださったHさんに捧げます。


ひでかすがドイツの旅行記を書き始めたようです。その件は次のネタとして回すとして、常に未来志向の私は(自称)次のことを考え続けてます。


次どこに遊びに行こうか


…これのどこが未来志向なのかと殴られそうですが、ある日くされRyanairからメールが来ました。自称くされRyanairウォッチャーの私、もちろんメーリングリストに登録してます。いわく…





片道税込み10ユーロセール。


どうもこのくされRyanair、最近乗客数があまり増えてないとかで、株価が下がり気味とかで乗客数を意地でも増やすため、こんな莫迦なセールを乱発してる。そんなら、またマンチェスターの友人宅に遊びに行こうかとすると





ありましたよ。片道税込み10ユーロ。


で、上で「莫迦なセール」と言ったのにはちゃんと理由があります。それは以下のスクリーンショットを見ていただければわかる。





よく見てください。運賃以外の税金等を。

行き:22.74ユーロ。
帰り:41.20ユーロ。



もちろん、くされRyanairが決めた税金とかがあるにせよ、だけど、税金だけで63.94ユーロ(1万円)もかかるのに、それを往復20ユーロで売る。単純計算して40ユーロ(6,000円)超の損失。そこまでして搭乗率を上げたいのかと言いたい。そんなわけで


私、ひでかす、もうひとり別の友人の3人でマンチェスターの友人宅に突撃することに。


3人で130ユーロ(18,000円)の損失。ざまーみろってんだ!


…ってもしかしてオレのほうがRyanairに踊らされてるのかな?


考えてみると、日本なら公正取引委員会だかなんだかが不当廉売だかで黙っていなそうなやり口ですが、予約を進めるにつれてこのくされRyanairの財布の中の1セント硬貨までむしり取ろうとするRyanairのセコさが露骨なまでに出てくるわけです。





この、名前の入力欄。一見なんでもなさそうですが、呆れかえるからくりが用意されてます。おヒマな方、Ryanairでテキトーに予約をしてみてください。クレジットカード番号をはじめとする個人情報の入力はこのあとなので、この画面まではすぐに問題なく行けます。


手荷物の個数の入力欄があります。これプルダウンメニューから0(預託荷物なし)を選ぶと、勝手に「優先搭乗」が選択されて6ユーロ取られます。ちなみに、預託荷物があると、一つにつき7ユーロ徴収。


そもそも優先搭乗は無料でやってたくせにいつの間にやら金を取ることになった模様。「あ、これは金になる」と気になったんだろうと思われ。私としてはこういうやり方は大嫌いです。で、よくよく見ると、細かいフォントで「ここをクリックすれば優先搭乗はキャンセルできます」と書いてます。これに気がつくのに私をして1分を要しました。


で、さらに上の画像を注視すると


勝手に旅行保険に加入させられている。


ひどいでしょ?よくよく画面を確認しないと、勝手に優先搭乗権(6ユーロ)および旅行保険(7.5ユーロ)をつけ加えられるという。





しかも、Ryanairのサイトを隅々まで見るとこんなこと書いてます。


Snigelのテキトー意訳


この優先搭乗権はEUの人だけだけんね


もし、この優先搭乗権を持ってない人が来たら搭乗券発券手数料として3ユーロ徴収するけんね。



挙句の果てには


もし、持ち込もうとする荷物が重すぎたら、預託手荷物として12ユーロ、それから搭乗券発券手数料3ユーロしめて15ユーロを徴収するけんね。


つまり、私に非常に起こりうるシナリオとして、優先搭乗権を3ユーロ出して払い、空港で実はEUの人間じゃないから優先搭乗できないことに気がついて、カウンターに戻ったら実は持ち込みの荷物が大きすぎて結局15ユーロむしり取られる…ってことが起こりうるわけで。


…お前らには恥も外聞もないんかい。


もう呆れて言葉もありません。


で、そのくされRyanairにガチンコ勝負を挑んでいるアイルランドのフラッグキャリアエアリンガスさん。この会社も年々歳々ひどくなるばかりで、もはやくされRyanairと同レベルです(注:エアリンガスのサイトにもリンクを張りたかったのですが、この会社、そのテのリンクを拒絶するシステムを持ってます。ちょこざいな)。





はい?


再びテキトー意訳。


新サービス。シートの事前アサインは有料に。


座席を事前指定の場合ヒコーキの最初の5列は10ユーロ。足元の広い非常口座席は15ユーロ、その他の席は3ユーロを徴収します。



まさか冗談でしょうと思ったんだけど





…本気だよ。こいつら。


ところで、エアリンガスさん、くされRyanairとのガチンコ勝負のためについに今年の4月からOneworldから脱退しました。奇しくもJALと入れ違いになったわけですが。なのに、ウェブサイト上では未だにOneworldに未練があるようです。





最後に、くされRyanairがやっている





「最低価格保証。万一弊社のほうが高い場合は差額の2倍をお支払いします」


というキャンペーンのひでー欺瞞を暴いておきます。


このキャンペーン、たとえば、Ryanairのフライトが往復200ユーロで、競合他社のフライトが100ユーロだった場合、差額の100ユーロかける2で200ユーロをRyanairが払う…ように見えるでしょ。確かにそうなんだけど、そこにはとんでもないカラクリがあるわけです。


はい再びこのスクリーンショットに注目。





意訳:


クレームは予約後1時間以内にしなきゃダメ


まあ百歩譲ってこれは認めよう。だけどさー


競合他社のフライトはRyanairの前後1時間いないじゃないとダメ。


つまりですね、くされRyanairのフライトが午前8時で、それより安い競合他社のフライトが9時半だったらダメ…ってことになります。


そんなにぴったし時間が合うことがあるかい!


しかも、上のページの下のほうには


最大の支払額は100ユーロです。


とか


このキャンペーンは24時間の告知時間ののち中止することがあります


だって。どっか自信がなさげです。


というわけで、くされRyanairウォッチ、また何か始めたら報告しますです。




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