なべて世はこともなし
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2003年06月02日(月) ビザ更新騒動記−これを読んでもあなたはまだアイルランドに住みたいですか(1)

私は疲れました。疲れ果てました。言い訳ですが、ここ2週間更新が非常に滞っていたのには実はこういう理由があったのです。その理由


ビザの更新


今回ばかりは、私の大チョンボも手伝って例年とは比較にならないほどの事態に陥り、…おっと、詳しい話は今日からの連載にするんだった。いきなり脱線して恐縮ですが、読者さんにメールを出した時に「チョンボってなあに?」と聞かれてしまいました。 麻雀用語で「反則」を意味するのですが、あまり一般的じゃあないのかな。あ、ちなみにSnigelは麻雀はしません。ルールはある程度知っていますが、点数計算方法等はいっさい分かりません。


実は問題は未だ完全には解決していなかったりしますが、解決を待って待って待ちくたびれたので、ほぼ同時進行という形でお話を進めさせていただきます。ちょうど折りもおり、掲示板およびメールにてこの件に関する質問を頂いたところですし、このご質問に対するお返事もこの中でさせて頂きます。


今回もサブタイトルは「これを読んでもあなたはまだアイルランドに住みたいですか?」今回もトホホな話です。


まずはこの日本人女性の話から。なお、これは投稿ではなく私が完全にネカマになって投稿のように書いたものです。事実に基づいてますが、本人の投稿ではないので事実とはちょっと異なるフィクションということでご了承ください。


あれは私が前の会社に採用された時ですから、3年ほど前の話です。アイルランドに来て、運良く前の会社に採用されて浮かれていた私は、就労許可証が出るまでの間、良く頑張った自分を誉めてあげようとフランスに行くことにしたのです。


フランスの旅行自体、本当に楽しかったのですが、帰りのダブリン空港で思わぬトラブルに巻き込まれてしまいました。というのも、当時の私は学生ビザで滞在しており、しかも、私がフランスから帰ってきた時にはその滞在ビザは切れていました。でも私はそれが特に問題になるとは思ってもいなかったのです。すでにその会社に採用され、会社が私の就労許可証を申請してくれていましたから。


ところが私のこの認識はとてつもなく甘かったようです。空港の入国審査官は私が正直にすでにその会社に採用されたこと、そして現在就労許可証の発給を待っていることを伝えたのですが、なぜか私のいうことを全く信じてもらえず、いろいろな尋問が始まりました。


その時に、入国審査官がその会社の総務に電話してくれれば話は早かったのですが、運悪くその時は日曜日の夜。当然会社は開いていません。結局私は違法就労の疑いをかけられその晩は市内の留置場で過ごすことになってしまいました。


幸い、翌朝会社が私の言っていることに嘘はないことを証明してくれて私は無罪放免というか入国審査官が疑ったことを謝罪してくれましたが、もう2度とああいう体験はしたくありません。



…はい、以上がSnigelが女性になりきって書いた事実を基にした話です。まあ、留置場で夜を過ごすというなかなかフツーの人生では味わえない香ばしい体験ですが、実を言うとこの話、別の女性(日本人ではない)からも聞いたことがあるんですよね。まあ「入国拒否」されて強制送還されるよりも寛大な措置である…ということは可能ですが。ともあれ、あまりケーサツだとか留置場だとかにはお世話になりたくはないですわな。


で、これが私とどういう関係があるかは明日の日記にて。明日の日記は24時間以内に必ず更新します。



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