なべて世はこともなし
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2002年07月11日(木) 単なる作者のごたく(読み飛ばした方が身のためかも)

某国の総理が平日にオペラに行ったのはたるんどる…ということに某国ではなっているそうですが、私はこの一言を素朴に褒め称えます。


「そう(たるんどると)言う人は芸術を理解していない」


確かにこの国、国債の発行額や年金など破綻寸前の爆弾を多数抱えながら破局に向かってまっしぐらのように見えます。こんな非常時に趣味のオペラに行くなどもってのほか…という理論には一見説得力がありそうです。


が、こういうふうに考えてみましょう。一家の大黒柱のお父さんが病気になり入院しています。別に今日明日持つかどうかという事態ではないものの油断は禁物。こんなお父さんをずっと看病していては疲れます。面会時間外の数時間にカラオケに行ってストレス解散をする…それで翌日からまた頑張って看病できるなら私はそれはそれでいいと思うのですが。


…はっ、もしかしてこれって、アイルランドに長く住みすぎて私が怠け者になってきた証拠なのかな?


ついと時事ネタを持ち出したのでもう数行だけ書かせていただくと、どうもこの某国の総理の人気、まあ最初が異常だったとはいえ下がる一方のようで。でも考えてみると、この国の景気がいつまでも悪く、ろくな政治をしていないのって総理の任期が短すぎるからだとは思いませんか?毎年ひとりかそれ以上の割で総理が変わるというのは何かがおかしいと思います。


だって、どんな人だって、総理の椅子に座って最初の数ヶ月は何もできないと思う。数ヶ月あるいはそれ以上の期間を経てはじめて本領が発揮できるわけで。本領を発揮しはじめたころに次の総理にバトンタッチしていたりしたら…そりゃよくならんわな。


…すいません。こんなごたく誰も聞きたくないですよね。今後は書かないようにします。ちなみに私、上に書いた総理が実力を持っているかとかそういうことは一切関知しておりません。この総理を支持しているかどうかもノーコメントですので。そう、このホムペは政治・宗教その他にいちおう中立の立場ですのでよろしくです。


もう大分前の話になりますが、6/30に書いた日記についてたくさんのご意見を掲示板・メールにて賜り、本当に感謝しております。また、個別にお返事をしていない非礼をこの場を借りて心からお詫びさせていただきます。この一見で書くことについて考えさせられました。


結論:私は今まで通りやります。


どうしても書くことによって誰かを傷つけたり不快な思いをさせたりすることがあると思います。これはある意味諸刃の剣だと思います。多くの人が「面白い」と言ってくださる裏にはどうしても少数の不愉快になったり怒ったりする人が出てくると思います。


「アイルランドお天気紀行

7/11 今日もダブリンは雨でした。今年はとっても天気が悪いです」



…とでも書き続けていれば確かに誰も不愉快にはならないでしょうが、反面だれも読んでくれなくなることは火を見るより明らかです。


私はそういう不愉快になったり傷付けたりする人を最小限にするようけっこう気をつけて書いているつもりですがそれでも書いている以上そういうふうに感じる人も出てくると思います。そういう人を見捨てるつもりはありません。が、ある意味でのご理解を得たいと思います。私はとりあえず今のまま行きますのでよろしくです。


以上、本日は完全に作者のごたくの日記でした。失礼いたしました。




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