なべて世はこともなし
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2001年09月30日(日) 彼女がこうならおいらの時はどうなる?淋しい淋しいお別れ会。

昨日の日記に書き落とした、金曜日の夜のお話です。おいらが今の会社に勤めはじめたのとほぼ同時期に入社した、スウェーデンの女の子が会社を辞めることになった。辞めてどうするかというと、男を追って、南アフリカに行くんだと。スウェーデン人には「とんでいる」人間が多いと思うのはおいらだけでしょうか?


おいらの勤める会社のしきたり…というと大袈裟ですが、自然発生的に起こってきたこととして、誰かが退社するたびに、その退社する人が音頭を取ってどこかのパブに行きます。


で、彼女はいまの部署が設立されて間もなく入社し、部署を形作った文字どおりの「大功労者」。そんな彼女が退社するのだから、さぞかしみんな集まって大きな「お別れ会」になるものだろうと思っていました。


で、彼女、何でもパブに行く前に、日本食レストランで、すしを食べるというのまで企画して、木曜日の午後おいらの机までやってきておいらを誘う(おいらが日本人だからといって誘って何かメリットがあるかはよく分からないのですが…)。それならばと、髪を切ったあと、レストランで落ち合う約束をしました。


で、約束の時間の15分後(アイルランドで誰かが約束の時間きっかりにやってくるはずはありません)やってきたのは彼女と別の男のみ。おいらも含めてわずか3人での夕食となりました。


市内の最近できた「AYA」というレストラン、たぶんアイルランド初の回転寿司の設備を持ちます。シャリもロボット。板前は、よくはわからないが、日本人ではないアジア人。で、質はどうかというと…日本なら3日で潰れるだろうというレベル。しかも、チキンを巻いた寿司だの、アボガド巻きなど、日本ではおよそ考えられないものが当たり前の顔をしてコンベアに乗ってきます。


で、唯一いいことは、ある一定の時間帯に行くと、寿司が全皿1.5ポンド均一なこと。一皿180円なら、確かに日本のそれよりははるかに高いですが、そんなに驚くほどではありません。アイルランドで寿司を食べれるところなんてほとんどないですし。そんな訳で、結構たくさんのお客さんが入ってました。ちなみにお会計は3人で飲み物までついて41ポンド(5500円)。悪くないでしょ?


それから約束のパブへ。Dame Streetの裏通りのDame CourtにできたDame Court 4というほとんど考えることを拒否したような名前のパブ(住所のまんま)。7時30分集合のはずが、8時になっても最初からいたおいらたち3人を含めて、わずか5人しか来ません。同じ部署には30人、会社内には200人以上の人間が働くにもかかわらず、です。8時30分になってもだれも来ず、結局5人のままでした。これには彼女も落ち込んでいました。いくらなんでも5人しか来ないというのは予測外でしたから…。彼女の淋しそうなすがたにかなり心が痛みました。


で、このパブ、カールズバーグ1杯がなんと3.5ポンド(470円)もします。ちなみにおいらの近所のパブなら2.6ポンド(350円)です。こういうのをぼったくりといいます。なのに、パブの前には長い行列が…。これだから町のパブは嫌いです。やはりゆっくり落ち着いて飲める、近所のパブがいちばんです。ああ、言うことが年寄り臭い。


さて、今日ですが、バカ犬Taroを週半ばあまり相手にできなかったので、長距離の散歩に連れて行くことにしました。行き先は何とDARTに乗ってHowthまで。所要数時間。天気もよかったので(と書いている今は雨がざあざあ降っている)足取りも軽かったです。


うちに帰ってきて、一枚、Mausiに贈ろうと試しにCDを焼いてみました。ちなみにこんな選曲です。



1. Breakfast At Tiffany’s – Deep Blue Something
2. Mysterious Girl – Peter Andre Feat. Bubbler Ranx
3. Heaven Is A Place On Earth – All Campbell
4. I Have A Dream – ABBA
5. Eternal Flame – Bangles
6. I wanna know what love is – Foreigner
7. how do I live – Leann Rimes
8. Amazed (Captain’s Mix) – Lonestar
9. Can’t Stay Away From You – Gloria Estefan
10. I’d Lie For You (And That’s The Truth) – Meat Loaf
11. Kiss From A rose – Seal
12. Syvlia’s mother – Dr. Hook and the Medeceine Show
13. Take My Breath Away – Berlin
14. Without you – Harry Nilson
15. Take This Waltz – Leonard Cohen
16. If I Could Turn Back Time – Cher
17. We can’t hide anymore – Larry Santos


おいらの趣味がもろ反映されてます。はい。有名な曲に挟んで、自分の好きなマイナーな曲を混ぜてます。12とか15、17を知ってる人いますか?(知らねえよ)70年代から80年代の曲ですな。よく見ると、ほかにも70年第80年代の曲がちらほら(ABBAにBanglesなどなど)そういえば、邦楽を聞いてもその頃のを好んで聞くなあ。相変わらず年齢不祥だと自分で思うのでした。






ええ、掲示板の方で、「なぜSnigelは9/24の日記の続きを書かないのだ!」という抗議を頂いています。はい、すいません。ただ。おいらの言い分としては、その日の「投票ボタン」に…


最低3名様の掲示板カキコ、または5票以上の投票をハードルとします。ま、そこまで秘密めかして実は対した話じゃないという噂も…。


という但し書きを入れていたわけでして、それに対し、上記のハードルを越えるカキコまたは投票がなかったというのは事実でして。


ご存知かと思いますが、この日記は「日記才人」というランキングに参加しております。この日記才人に参加することにより、より多くの人においらのおばかな日記を読んでいただこうという魂胆だったのですが、実際のところ、特定少数の人が日常的に投票をしてくださっているというのが現状です。ゆえに、投票数で決まる月間のランキングも毎月300位前後で横ばいです。いつも投票してくださっている皆様には心から感謝しています。反面、新しい読者さんが増えないという頭打ちな現状に、ちょっと拗ねているというのも事実です。


むろん、「この程度の日記にこの程度の投票」というのは正論でして、おいらの日記が大したことがないから投票数も伸びないんだよ、と言われればそれまでです。そうだとすると、何だか毎日一生懸命書くのも空しいなあ、なんて感じてきたわけです。


もし、この日記をお読みの方で投票をしていない方がいましたら、もしよければ投票にご協力頂けると嬉しいです。ちなみに「組織力」とは恐ろしいもので、かりに2名の方が、おいらの更新(月20回)の度に投票してくだされば、それで一気に40票。ランキングは一気に100位上がります。で、ランキングの上の方に来ると、当然他の人の目に触れる機会も増えます。てなわけですんで、どうかよろしくお願いします。投票してくだされば、おいらは何でも書きます。はい。で、例の話の続きですが、今週のいつかには書こうと思っています。結局掲示板に3つ以上のカキコも来ましたので…。






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