花は人間と違って かけひきなど考えずに咲いている。 だから美しいのだ。
と、いう主旨の文章を書いている某氏がいた。 私の家にその人の文章の印刷物がある。 ひどく嫌いだ(ごめんなさい)。 そのほかの文章もあまり好きでない。 私の感覚に合わないからだろう。
冒頭の主旨文章について言うなれば、
「 花という器官こそ、駆け引きの結果 生まれて来たものではないのですか? 」
…………、だ。
生存競争という点に置いて、生殖ほど駆け引きを要するものはない。 子孫を残す為に、効率のいい受粉をする為に、 花粉を運ぶ昆虫を惹きつける為に。 あれほど派手な色をつけ(時にはU.V.で装飾し)、 甘い薫りを放つ蜜で誘う。
これのどこが「駆け引きを考えないから美しい」だ! などと思う次第だ。
天邪鬼なのだろう。 まるで正義の正論のようなものにに対しては 反射的に反対尋問をしたくなる。
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