やや冷めた筈の着物熱再燃。絽の付け下げ、袋帯などまた購入。それに伴いまた小物も欲しくなる。いや、いろいろ不都合もあったけど着物で外出はコスプレみたいで楽しかったし今買ってずっと着られると思うのよ。
結城伏見のコラムを読んで、銘仙とお召とウールは長らく古着では価値がないものとされていたと知り納得。今は普段着に着るには逆に皆そういうものが欲しいんだけど。そして「価値のない古い着物はアンティークじゃなくただのボロ」とは手厳しいが真実だな。つまり私の持ってる(ry
洗い張りに出した江戸小紋が仕上がって受け取った。表地と八掛を解いて持っていって、ハヌイと洗い張りで6,300円。「洗ったら綺麗になりましたよ」と言われて大喜び。まだ開いて中までチェックしてないけど、黄変は分からなくなったそう。新品の胴裏は用意してあるので、どこかに仕立てを頼めば憧れのお誂えだわ。うっふっふ。そして今まで花の柄だと思っていたのが、実は蝶だったことに今日突然気づいた。これで花の柄の帯を締めたら、自分だけに分かる「花に蝶」だなとにやり。ああ、これ縫い紋入れてもらおうかどうかゆっくり悩もう。 昨日考えた短い帯をリバーシブルにする案は、悉皆屋さんで「折り目が…」と控えめに反対された。「でもどちらにしても接がなくちゃいけないなら2本を1本にしたほうが箪笥も空くし」と粘ったが「そういうもんじゃないですよ」とやはり控えめに反論された。でも仕立て代も1本分で済むし…ぶつぶつ。 メモ。帯の解きハヌイは1,000円、洗い張りは4,000円。裄と袖幅直しは6,000円、筋消しは7,000円。
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ケロの歌って踊る姿をDVで録画。ケロ作詞作曲振り付けらしい「おひさま」の歌。でも自由に歌ってるときの方が歌詞が多いんだよなぁ。撮ってると途中で見にきて「(ケロ)ちゃんいないよー」とモニターを見て不思議そうにしている。いやあなたは1人しかいないから映っててくれないと。
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田中優子「きもの草子」(2006-056) 淡交社(2005年4月)
日本近世文化・アジア比較文化の研究者である作者が雑誌「なごみ」に連載したエッセイをまとめた本。 宝尽くし、アジアの布、江戸小紋、桜襲、更紗(新撰組の法被にも使われる鋸歯のトゥンパル模様は須弥山を意味するとか植物のエネルギーの象徴とか)、牡丹唐草と単、琉球の布、旧暦、花織とブータンのティマ、蝶文様、縞の木綿、丸紋の面白さ、と古今東西の文献と考察を分かりやすくまとめてある。読みやすくて勉強にもなった。 彼女や鶴見和子さんが揃って「学問をしながら着易く着映えする格好をするなら着物が一番」と言っているのも面白い。男性の中に溶け込んで仕事をする女性会社員がダークスーツに近い服でその場に自分を馴染ませるのに比べると、研究者はオフィシャルな場で恥ずかしくない格好をしつつも、女性であることをあまり消さなくてもいいのかなとか、浅学ながら思ったり。
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