いいことあった
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 #追い越し車線でパンク修理しちゃ駄目だ・・・。

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とうとう読み終わったよ。「シルマリルの物語」。そして「ハイペリオン」に突入。ふふふふ。四部作まとめて借りてきているので安心してじゃんじゃん読める。ハイペリオン、エンディミオンの名称はちょっと前に読んだ吉田健一の本でジョン・キーツ(ヨシケンによるとキイツ)の長編詩から採ったらしい(そしてキーツはギリシャ神話を題材に)と知ったが、内容については全く白紙なので惹文句も読まずに飛び込んだ。今のところカンタベリー物語+デュマレスト・サーガ(にこんな話があった)。

J.R.R.トールキン「シルマリルの物語(2003-081〜2)
評論社(昭和57年1月)

10数年越しでとうとう読了した。とっても満足。(アイヌアの音楽の部分でリタイアすること数回)

上下巻となっているが、上巻が「シルマリリオン」の終りまでなので上巻のボリュームの方が多い。下巻は半分以上が索引・辞書・発音・家系図などだったので話としては上巻がクリアーできれば怖いものなし。それに下巻は「指輪物語」に関わるあたりの登場人物(とその先祖)が多いので話も分かりやすくなっている。

創造神による世界の創造から、エルフ(エルダアル)が灰色港を出港するまでの話がいくつかの神話としてまとまっている。エルフ語の固有名詞がものすごく多いので索引を引きながら読むとたぶん面白くない。「この人どんな人だっけ」と思っても読み流してしまうほうが乗れる。

固有名詞はすっぱり忘れたが、全体の神話としての入り組んだ話の流れに浸った。
これと指輪物語を何往復かすると話と固有名詞と時間の流れがしっかり頭に入るんだろうけどねー、読むべき本は多いのだ。


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