| 2003年06月29日(日) |
森の妖精・オオムラサキの雌雄同体発見 群馬・大間々 |
「AA」減「C」4倍 東京の法人タクシー、質低下傾向 桜の名所、お手軽に? 苗木作り、バイオで2年→1カ月 サル40匹猛進 野越え山越え仲間の死越えて50キロ(asahi.com)
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昨日はネットで読んだテキストでちょっと気持ちが沈んだが、今日は同じくネットのテキストで挽回。誰に言われて読んでいる訳でもないのに、勝手に沈んだり浮いたり、不思議なこと。でも他人の想像力には現実を忘れさせる力がある。
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新日曜美術館で河鍋暁斎という人の特集を見た。今まで知らなかったのだけど幕末から明治にかけての画家で、色々な技法に精通していて海外で有名らしい。ジョサイア・コンデル(コンドル)はこの人の門下だったということ。コンドル(の方が前から知ってる呼び名なのでこちらで通す)が設計した建物はいくつか見たことがあるが、絵も描いていたのね。(イギリスで日本画の画法についての本を出版し、ジャポニズムブームのヨーロッパでベストセラーになったそうだ。) 面白い人だったみたい。どこかで展覧会やってくれんかな。見てみたい。
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しばらく前に読んだ「サンティアゴ」が聖ヤコブのこと、というので「どんな人だったっけ」と言っていたら調べてくれた人がいた。
http://www.amapola-trv.com/culture/religeon/01.htmlより キリスト教徒とイスラム教徒との戦いにはいつも現れ、キリスト教徒を勝利に導いてくれると言う信仰の象徴です。聖ジョージ(:ゲオルグ)の竜退治と起源は同じで、守護聖人としての性格が強く押し出されています。動乱の時代に現れ、民を救ってくれる英雄の変形のようです。
とのこと。なるほどぉ。本の内容に合っていますです。 それで「ほほぉ」と思ってたら丁度今日、ディスカバリーチャンネルで「キリスト実在説の検証」という番組をやっていた。これが聖ヤコブについてだった。2002年に「ヤコブ、ヨセフの息子、イエスの兄弟」という文字が刻まれた石棺が見つかったという話。紀元1世紀頃のエルサレムでこの条件を満たす男性は(統計による試算では)3人。そのうちでわざわざ「兄弟」の名前を書くのはよほど兄弟が有名な場合に限るということで、イエス・キリストが実在したという強力な物的証拠になると。考古学・科学的にはその時代のものだと証明されたそうだが、まだ専門家の意見が割れているようだった。おわり。
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