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2009年06月15日(月) 赤ワインと共に去りぬ

昨日ワタクシ、とある記念パーチーに出席したんです。

・・・パーチーとか、すごく苦手・・・(´・ω・`)

ワタシったらですねぇ。(自分語りスタート)
1対1、とかの社交は得意なんですよ。けっこう得意。誠実みはないかもしれないけど得意。
「じょりぃさんて、オレに気があるんじゃないか」って誤解されるくらい、得意。
社交の方向性をちょっと間違えているのかもしれませんが。

でもですね、大人数の社交となると、これがもう、全然、ダメ。
人数がフタケタになった頃から、「いかに自分の存在を消し去るか」という方向へシフトしてしまうんです。
ワタシにとって、1対1の社交というのは、例えるならば「締切前夜」のようなノリなんですよ。
もうとにかく、やんなきゃなんない!みたいな。
そこで気合と力が入りすぎて、「オレに気があるんじゃないか」まで突っ走ってしまう、実は不器用で抱きしめたいくらい愛らしいじょりぃ、となるわけです。
何言ってるかわからなくなってきましたが。
でもほら、人がたくさんいると
「ワタシ、できるだけラクしたい。てか、いなくなりたい。でもそういうわけにもいかない。なんかもうどうしていいかよくわからん」
という、甘ったれた愚図人間になってしまうんですわ。
オフ会なんかでも、人が多かったり騒がしかったりすると、自己アピール力が日頃の25%くらいになります。

さらに、昨日のパーチーみたいにざわざわしてたりすると、ワタシったら声が通らないもんですからね。
余計に黙ってにこにこしているのみ、になるわけでございます。
この黙ってにこにこもですね、話し相手がいるなら感じの良い人ですが。
バカの一つ覚え的に黙ってにこにこしてますからね、ひとりでいるときでも。
たぶん、ちょっと気持ち悪い人。
そんな自分がイヤ。
というわけで、大人数のパーチーやらに出掛けるたびに、帰ってきてから自己嫌悪でぐったりしちゃうんですが。
まーた今回のパーチーがね、200人はゆっくりいましたからね。もっといたのかしら。

まあ、案の定、このパーチーも黙ってにこにこしながら、料理をひたすら食べていたのですよ。
テーブルには仲良しさんが誰もいない(´・ω・`)
隣の人とけっこう席が離れていたので、声の通らないワタシが話しかけても「はい?!」とかばっかで、会話進まない。
もぐもぐもぐ。にこにこにこ。もぐもぐもぐ。へらへらへら。

おうちにかえりたいな・・・(´-ω-)

と、宴も1時間を過ぎた頃になると、気持ちがべそべそしてきます。どんどん「ひとりこもり」してきます。
この牛肉、ウソみたいにおいしい。
こそっときょんに持って帰ってやることはできまいか。
ああ、ワタシが牛だったら!
ひとつめの胃にこの牛肉を入れておいて、家に帰ってから「おみやげ( ^ ∀ ^ )」と、べろーんと吐き出してあげられるのに。
てか、そうなるとビミョウに共食い?

なんてことを、自分の殻に引きこもりながら考えておりましたらですね。

K姫発見!!!!!

ていうか、もっと前から発見はしていたのですが。
なんか、K姫、常に移動していて、じっくり発見する間がなかったんです。
ここからは、ひたすらK姫ウォッチ。

このパーチーは、K姫の所属するグループ会社の主催だったものですから。
K姫のお席はあるものの、なんだか忙しそうに動き回っております。

それにしても、いつもながら、なんという、素晴らしい、お尻。

K姫ウォッチといえば、お尻のラインを凝視するのがいちばん幸せなんですよ。
なんであんなに素敵なお尻をしているのだろうーーー。
えらく母性的で、かつ、色っぽくエロっぽいお尻をしてるんですよ、K姫。

K姫に会うのも久しぶりですし、ふらふらふらーーんと、K姫の、文字通り尻を追いかけていたじょりぃ。
気づけばK姫の背後に立っていましたよワタシったら行動が素直。

で、ここからが気持ち悪いんですが。
K姫の背後に到着しても、K姫に話しかけるでもなく、背後霊よろしく佇むじょりぃ。
や、なんか、忙しいのかな、とか思っちゃって。

黙って突っ立っておりましたら、K姫、背後の不気味なオーラを察知したのか、くるりと振り向きましてね。
「わ。いたの?(笑) どうしたの?」と。

「あ、ごあいさつに・・・」 おたおたとじょりぃ。
「何の?」
「や、K姫に会うの、久しぶりですし」
「ふうん」 キゲン悪そう・・・
「あ・・・忙しいですかね?」 ちょっと卑屈風味なじょりぃ。
「今、この状況で、ってこと? それとも最近どうかってこと?」
「今、です」
「忙しくはないんだけど、全然」
「そうなんですか。 でも席に座ってないし、なんか動き回ってるし・・」
「なんかね、動いてなきゃいけないのかな、っていうか、座ってるわけにもいかないのかなっていうか、ね(笑)」
「大変っスね」
「大変じゃないけど、ムダに疲れるわね。 で、何か用なんじゃないの?」


用?

ない。


「用はないんですが。 あの、  K姫と話したくて」

ワタシってかわいいーーーー。

はずがなく、気持ちわりーーーーー。


「でもなんかやっぱ、忙しそうですし、いいです。すんません」 へこへこと席に戻ろうとするワタシ。
「今日も忙しいの?」
「へ?」
「帰ってから、仕事詰まってるの?」
「いえ、今日はそんなことないです」
「じゃ、帰りに寄っていけば?」
「??? どこに?」
「あたしの事務所。 そのほうがゆっくり話せるでしょ?」にっこりと。

(*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*)(*´∀`*) <じょりぃ、ヨロコビの分身の術

「はい! お邪魔します」
「じゃあまた」


それからのワタシは、パーチーでひとりぼっちでも、なんか全然さびしくない。
さっきまでより、さらにひとりでにこにこしてます。
早くパーチー終わらないかな。
早く事務所に行きたいな。
K姫やさしいな。
うれしいなうれしいな。

で、パーチーが終わりまして。
終わってすぐに事務所にうかがっても、K姫、まだ戻っていらっしゃらないかもしれませんからね。
いったん車に戻って、ちょっと時間をつぶしまして。
鏡で顔をチェックして。うん、変な顔( ^ ∀ ^ ) <特に髪型が最悪です

そろそろいいかな?(・∀・)わくわくどきどき

事務所に向かうために、建物に入りましたら、K姫がちょうどそこに!
も、もしかして、待っててくれたのかな!(ありえません)

「あ、もう大丈夫ですか?」
「うん」
「あ、じゃあ(*´∀`*)


「K姫ーーー! こっちにワイン持ってきてー。赤ねー」

なぜか社長の声。
ロビーで他のお客様たちと、飲み直しているらしい様子。

「あ、はい。  ・・・ちょっと待っててね」とK姫。
「はい」

K姫が歩き始めたところで、男性の声。

「あ!じょりぃさん!こっちおいで、こっちこっち!今日はありがとねー」


なんかワタシ、社長に呼ばれてるっぽい!( ´;゜;ё;゜;)


「あ、どうも、今日はおめでとうございますー( ^ ∀ ^ )」 と挨拶だけしてしらばっくれようと思ったら、社長、ずんずんやってきて、ワタシをカジュアルに拉致。


社長に引きずられていくワタシを、苦笑いで見送るK姫。
その顔には

「がんばってね。 あたし帰る」

と書いてありました。


K姫ーーーーーー!!!!!・゜・(ノД`)・゜・。


そのあと、おじさまたちと歓談したワタシ。
全部で4人だったから、ワタシの社交術でも全然オッケー。
てことで、話が長引く長引く。


ところでK姫。

いつになっても、さっき社長が頼んだ赤ワインが出てこなかったんですが。


忘れたんじゃなくて、「ミイラとりがミイラ」になるのを懸念してしらばっくれたのであろうことは、ワタシにはよくわかってますから。




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