今日も今日とて
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2005年10月12日(水) 今日は何の日?

こんばんは。
ワタシを一番愛しているワタシ、じょりぃでございます。
いつもはそうじゃないフリをしていますが、バレバレにバレているじょりぃでございます。

さて。

今朝目覚めまして。
むにゅむにゅと目をこすりながら階下へ降り、ゴミ出し係のワタシは「ああ、今日は資源ゴミの回収日だ。めんどくさい」と思いつつ、瓶やら缶やら牛乳パックやらペットボトルやらをわっせわっせと指定の場所まで持っていき。

一仕事終え、手を洗いに行きまして。
そうしたら、きょんが洗面所におりまして、うっとりと鏡で自分の姿を眺めておりました。
というのはウソで、単に身支度をしていただけですが。

順番を待って、きょんの後ろで「ほけー」っとしておりましたら、

「今日って何の日?」 と、きょん。

何を唐突に。今日って何かの日なんですか?

ああ。(ぽん と膝を打つ)

ワタシ、いつもゴミ出しを忘れるものですから。
「今日は忘れるんじゃねえぞ!」という、きょんからの念押しでございましょう。

「ええとねー、今日は、資源ゴミの日ー。もう出してきたよ。えへへへ」<得意そうなワタシ

「・・・それ、わざと?」
「は?」
「そうじゃなくてさー、今日って何の日?」
「え? 今日って何かの日なの? 良い夫婦の日とか、歯の日とか?」
「カレンダーをよく見やがれっ」

ぢい。
素直にカレンダーを見るワタシ。

でもわからないの。
何も書いてナイヨ。

「あーん?」 いよいよ困ったじょりぃ。
「今日はあたしの誕生日だよっ」

Σ (゚Д゚;) マズイ

「ああ! そうそう! そうですよ!
 お誕生日おめでとうございますーーーー」(深々と頭を下げながら)
「・・・・・・・」
「めでたい。非常にめでたい。良い日だ」
「・・・・・・・」
「おいしいものでも食べに行きましょうか」

実は今回、もう行く店は決めてあって、今日はまだ予約入れてないんですが。
ここはもう、他のうまいものでも食わせて機嫌を取るしかありません。
プレゼントもまだ用意しておりませんし。(てか、きょんからのリクエストがまだなんですが)

「おいしいものは、今日はいいや。 実家に寄ってくる」

あっそ。 (゚Д゚)ナラエラソウニイウナヨ


さて。

今日も1日ほけーっと仕事を終えまして。
きょん、帰りが遅いなー誕生日なのにー、なんて思っておりましたら、はたと気づきました。

ワタシ今日、習い事のある日でした。
急いで準備をせねば。遅刻です。
慌てて支度をして家を出て、車の中からあわあわときょんにメールいたしました。

「今日習い事の日だったー。9時には帰れるから、そしたら誕生祝いに一緒においしいもの食べに行こうね。待てるかな?」

なんて優しいんでしょうワタシ。
って、別にフツウですが。

しばらくして携帯にきょんから返信が。

「あたし今日実家に寄るって言ってたじゃん」


そうでしたね( ´_ゝ`)
すっかり忘れておりましたふたたび。
ていうか、せっかくの誕生日に、パートナーとしっぽりと、ちょっといやらしめに過ごそう☆、なんてことは思わずに実家に行ってごはん食べてきちゃうという思考回路がワタシにありませんでした。(イヤミ)(ていうか、ワタシも別にいやらしく過ごしたりはしたくないですが)(清純派だし)


というわけで、習い事が終わってから、ワタシはほか弁を買って帰り、先に帰ってリビングのに寝ていたきょんに「ただいま」と声をかけ、仕事部屋でひとりでもそもそと弁当を食しました。
今晩きょんと交わした会話は

じょりぃ「えー。ビールないの?」
きょん「ないよ」

だけでございます。


まあ、この年になるともう誕生日なんてどうでもいいんですが。
ワタシが悪いわけではないのに(そうかな)なんだかちょっと申し訳なかったりもするあたり、ワタシったら本当にやさしいな、なんてずうずうしいことは思ったりはしませんよもちろん。



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