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2005年01月21日(金) きょんの拒絶理由

本日の夜のこと。

きょんはそろそろジャズダンスのレッスンに行く時間だよなー、と思ったワタシは、「くすんくすん」と言いにリビングへ。
なんでくすんくすんと言うのかと言えば、円満のために「行かないでー」と甘えたフリをするためです。
フリですフリ。心底フリ。これはホントにフリですから。

リビングに入っていくと、きょんはソファの前に立ってテレビを見ておりました。
ワタシはソファに座りまして、そうすると目の前にきょんの腰回りがあります。

「うきききき」

とサルのマネをしつつ、円満のためにしかたなくイヤイヤながらこれも義務だはあどっこいしょと思い、きょんの腰に抱き付いて、腰骨あたりに顔をスリスリするじょりぃ。
こんなことをしてもきょんはもちろんちっとも喜びませんが。
お互い円満のためにしかたなく、たまにこのようにやっているんです。

きょんが喜ばないのは知っていましたが。
いつもなら「どちたのサルちゃん?」と声をかけてくれたり「よしよし」と頭を撫でてくれるくらいは義務としてしてくれるのですが、今日は心なしかワタシから離れようとしているような。


気のせいかな?


と思い、おや?と不安になりつつも、きょんの腰にへばりついていたサル・じょりぃだったんですが。


やっぱりきょん、ワタシから離れようとしております。
少しずつずりずりと横に移動し、ついにワタシをこそぎ落としまして。
鍋に着いた焦げ付き扱いのワタシでございます。



なんで?



と、こちらは後ろ暗いところのたくさんある身ですから、不安いっぱいの顔できょんを見上げまして。
アレがバレて怒っているのかしら。
それともアレ?  いや、アレか?

なーんて言うほど、じょりぃには隠すような楽しいことはないので、ホントはアレが心配だっただけなんですけど。


と、まあ、軽やかに書いておりますが、ワタシもこう、なんて言うんですか、スキンシップ的な甘えはあまり得意なほうではございませんので、腰に抱き付いてスリスリする、なんてアホらしいことするのも、実は「えいや!」という気持ちで行うものですから。
それをこそげ落とされちゃったもんで、とってもしゅんとしちゃいました。


しゅん。


というワタシの顔を見たのか見ないのか、きょんは言いました。









「あたし、さっきオ●ラしちゃったんだよー。だからくっついちゃダメー。 もー、バカー」<赤面しながら









ちなみに、全然匂わなかったので、言われなければオナ●したことなんてまったくわからなかったのに。
●ナラ臭くはまったくありませんが、アホ臭いことこの上なしです。
毎度のことですがこの人、黙ってればわからないのに、自白してはかかなくていい恥をかいております。


そんなわけで、我が家は今日も仲良く平和だという、クサイ話でございました。





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