休憩時間、昼ごはん食べてだらしなく昼寝していた私の席に、 高校生のバイトの子がトコトコ近づいてきて、 「宿題教えてもらえませんか?」ときたもんだ。
私に?何で? と思ったら、英語のプリントを大量に持っていた。 誰かから私が英会話やってると聞いてしまったらしい、 でも高校生の授業でやるような高等な文法は私は…
ヤベー!と心の中は鬼のようなパニックの嵐に見舞われつつも、 そのプリントを少し見せてもらうと、 なぜか中学1、2年でやるようなレベルのプリントだった。
「英語苦手な私に先生が特別に用意してくれたんです」 そう言って、テヘ☆と笑う彼女の顔は、 まるで小学生のようだった。
セミがジージーと歌い、穏やかな日差しが降りる午後のひと時、 問題の答えを誘導しながらプリントを進めていった。
おやつはスイカよ そんな声が聞こえてくるんじゃないかという ノスタルジックな気持ちになった。
でも実際聞こえてきたのは、店長(焼肉奉行)のだるそうな声 「アイスあるから、食いたきゃ食え」
ああ、海に行きたい。
|