ヒロの日記

生き辛さ・・・個性だと思って、

2002年02月08日(金) うさぎのヌイグルミ

高校時代のおいらは、やたら暗いひとでした。
家庭が荒廃していた所為かもしれません…

もともと自習の多い学校だったのですが、
嫌いな授業(先生がムカつく)はたいてい、サボっていました。
部室で寝ているか、食堂でそば食べてるか、
トイレでうんこしていました。
一部では「いっつもうんこしてる人」
と呼ばれていました。

部活は掛け持ち。
映画を撮りたかったので取りあえず写真部。
とちゅうから仲間と作った文芸同好会、(後に部に昇格)
にも入りました。

全体に運動部全盛の学校でしたから、文系は寂れていまいした。
文芸部はほとんどが掛け持ち部員です。
あまり来ない幽霊部員が多くて、半ばサロンと化していました。

まあ揃いも揃って変人ばかりの中で、おいらは異例の真人間でした。
…と思っていたのは自分だけで、後で聞くと、
「あんたが一番変わり者じゃない!」
なんて笑われています。



あれは2年2学期が始まって間もない頃です。


いつものようにプレハブの部室に行くと、
オタッキーな女子軍団が、そわそわして並んでいます。
チビッコ揃いのなかでもとくにちんちくりんで、
頭の弱そうな乳のおおきいコが、

「…っはい, これあげるー!」

なんと、
このおいらにプレゼントを手渡すじゃ〜ないですか。

そうなんです。
誕生日だったんですね。
皆の前だったから、照れるは困るは。
おいらは隣りの写真部室へ、すごすごエスケープして、
一番落ちつく「暗室」に引き篭りました。

恐る恐る箱を開けました。


手の平サイズのうさぎのヌイグルミ…

( ・ Δ ・ )?????


これはいったいどーゆういみだろう

おなごらにからかわれとるのか

りあくしょんがわかんなーい




10ビットの脳みそはすでにフリーズ。

かといっていつまでも篭っている訳にいかず、
実に平静を装って女子らの待つ敵陣へ戻りました。

案の定にやにやしてるし。
おいらの反応を過剰に期待してるし。


乳デカちゃん:「ねぇねぇ〜なんでアッチいっちゃったのぉ〜!」

おいら:「えと…だから、ビックリ箱とかだったらアレかなと思って。」

乳:「ぅう〜ひど〜いっ!」(笑)

おいら:「…ども…アリガトウ…」


乳デカちゃんは、おいらの唯一の友であったT君と中学が一緒でした。
休み時間、
インテリなT君とおいらが、高度な数学論議に花を咲かせていると、
どこからともなくヒラヒラ現れては、T君に話しかけて、
おいらをロンリーにさせる困ったちゃんなのでした。

さらに、
美形のT君と美貌のおいらの仲を疑って、
こともあろうに「ホモ疑惑」を流したのも乳デカの仕業です。

さらにさらに、
女子達に、
「ね〜ヒロ君(仮名)ってさ、笑い方ヘンだよねー!」

とか言っているのが聞こえてしまったこともあります。
おいらをネタにして、楽しんでいる風でした。
だからちょっとイヤな女のコだなぁと感じていました。

乳デカちゃんは何時もノーブラなのでした。
おいらが確認した訳ではありません。
とある女子がそう言っていたんです。

んで、
ノーブラ乳デカちゃんが、T君にまとわり付いたり、
おいらをネタにしていたのは、特別なこだわりが有ってのことだったのか?
とゆー疑問が湧いてきました。

おいらってば、当時から自己評価の低い淡白な男でしたから、
相当はっきりとアタックされないと発展がないのです。

例えば、
第二体育館の更衣室に呼び出され、
やおら制服を脱ぎ脱ぎされて、
潤んだ瞳で、
10秒くらい見つめられ、


「抱いてっっっーーー!」


とかしてくれなきゃ伝わらないくらいの、おニブさんなのです。
誕生日のプレゼントをもってして、
【ハッキリしたアプローチ】
と受け取れなくもないですが。
まだまだヌルいんです。


後で知りました。
乳デカちゃんは、おいらと誕生日が一緒だったのだと。

毎年一回は思い出してしまいます。
アレはいったいなんだったんだろうかと。。。













白状します。















ちょっと好きでした。ぷっ


 < 過去  目次  未来 >





My追加