おととい。話をした日のこと。
Mさん(社外の人。いつもよく来ている女性。)と話をしていると 彼が通りかかり あ、Mさんだ。 とやってきた。
でも目が私の方を見ていてくれたので 少し満足。
そしてMさんに、私を指差して 最近、冷たいんだよ。
という。 私はなんでよ、と笑っていった。
Mさんも笑ってそうなの?と聞いている。
冷たいのは、私が、じゃなくて○○君(彼)が、だよ。 とMさんにいうと
最近こっちに来にくくて。 こっちにくる用事もなくなってきちゃってさ。
と言っている。
こっちに来づらくて。 そうなんだよね、雰囲気はなんとなく察する。
午後から、後輩を引き連れて久しぶりに私の席までやってきた。 今日は上司も不在であり、 来る事に支障がなかったのかもしれない。
仕事の質問をいくつかされ、それに答えると 後輩とともにいなくなった。
またちょっとすると、 後輩と共にやってきて。
私のイスの背もたれに掛けてあった ジャケットを、直してくれる。 ほんの少し、ずれていたらしい。「ありがとうございます」 と言いながら、そんな事をしてもらって 照れる。
ふたりセットで登場なんだね。
とふたりをからかう。
後輩が私に質問をしている間 おかしな顔をして 目をしばしばさせている。
なにしてんの。
と聞くと、私の真似だという。 コンタクトを入れている私、慢性のアレルギーで しょっちゅう目が痛くなるので、よくそんな顔をしているらしい。 自覚もあるけど、そんな可笑しな顔をしていたなんて。
私こんな顔する? と後輩に聞く。 彼がそれに、 目がしばしばするってよく言うじゃん。
なんていうから、恥ずかしくなった。 そんなこと、彼に言った事があっただろうか。
後輩の用事であった。 恐らく質問されて、答えられないから 私に聞きに来たんだとおもう。
それでも彼も一緒に来る事もないような用事であったので 一緒に来てくれたから すごくうれしかった。
こっちに来る用事もなくなっちゃって。
とさっき聞いたばかりであったから 用事を作ってくれたと想ったりもして。
彼も私をすきかもしれないと 最近確信を持って思っている。 思うくらいは勝手だから、思わせていただくことにしよう。
彼と話をする機会がないから それでも、 忘れたくないという気持ちが 一生懸命彼を思い出そうとする行為になり 私はなんだか、ムリに彼を思っている気がしてきて。
これでももう、昼休みに話をしなくなって 4ヶ月位たつし それでも彼に会いたいとか、僅かでも話がしたいとか 思う事は変わらず 彼の目を意識して仕事していることには全く変わりない毎日。
彼から見えるであろう(こっちを見ていたとすれば) 位置に立つときは、少し緊張するし それでもまだ、彼が同じフロアで仕事をしているからで 来年異動してしまえば それもなくなる。
そうしたら、私の片思いも終わりにできるかもしれない。
自然に、苦しまずに、終わりにできるように もう少し今は今の状況を楽しめたらいいのに。
彼も好きだと思うからきっと変に意識しているんだと思う。
最近いつも私は残業していて 彼は早く帰る。
帰る彼を追っていって 話がしたくなる。
1人で給湯室にいる所を発見して 私も行って話がしたくなる。
外出先から戻ってくる彼と 時々目が合って そらせなくなる。
彼が帰るとき お疲れさまです、と後ろで言っている声が聞こえるから 私も帰りたくなる。
それでも何一つ 実行できないんだけれど。
それでもね。 彼にして欲しいこと。
例えば、休憩に来なくなって会わないねといわれたこととか 最近冷たいと言われることとか ここんとこ、元気ないねって言われることとか
ずいぶん満足いくことを言われているんだよ。 して欲しいこと、それは 気にして欲しいということ。
数少ない会話から 私を気に掛けていてくれていることは 少なからず伝わる。
気にならないなら
会わないね、とか 冷たい、とか 避けられてる?とか 最近元気ないんじゃない、(← 最近話ししてないんだから見てくれてるととらえれば)
とか。言わないんじゃないかな、なんてね。
逆にいえば、気にならない相手だから コトバで言えるのかもしれないけれど。
少なからず、そう思ってくれて それを言ってくれていることを嬉しくおもう。
私をすきではなくても 少しは気に掛けてくれているというだけで 彼にして欲しいことは 満足しているんです。
でもでも欲張りだから もっと。たとえば ふたりで話をできる隙に、電話番号聞かれたりなんていうことが あっても良いのになあなんて 自分からは絶対しないくせに 思ったりする自分が
ホンと、嫌だ。
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