朝彼の姿を探すけれど 見当たらなくて 今日も休みかと思った瞬間、 向こうから歩いてくる姿を発見。
今日はいたいた。
いやしかし。 髪型が。 ちょっとおもしろい。
吹いてしまいそうになるのをこらえる。 冷静にみれば カッコいい。 うん。 最近とってもカッコよくなってきた。
いい恋愛をいているんだろうな。
日に焼けた感じもする。 もともとが、わりと色白だから。
休み時間はひとりっきりだった。 昨日も今日も ひとりで休憩。 あんなにいつも、大勢いるのに。
午後から、いつものスーツではない 作業服姿。 そんな仕事が入っていたらしいということを ヒトから聞いた。
汗をかいてきたらしく タオルを頭に巻いて いつもとは違う彼の姿にドキドキしていた。
本当は、彼に用事があった。 明日は伝えられそうにもないから 今日、話しておきたかった。
急ぎではないんだけれど。
でも、なぜか緊張?してしまい また、とても忙しく いう時間が作れないまま 彼が帰宅する姿が目に入る。
もう、一週間も話をしていないんだ。
話さないと、話しづらくなり ますます、話をしない循環になっていく。
なんだか、すごく悲しくなって トボトボ帰ってきたけれど 家について思った。
そっか。 彼も自分の事を、私が思っているように 思って欲しいと思うから 落ち込むんだなあ、って。
そんなこと、有り得ないんだから 当たり前の日常のはず。
欲張りすぎなければ ただの、隣の課の男の子と思えば なんてことない 普通の一日です。
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