彼が休み時間にいなくて 職場に戻ると 姿が見えた。
いたんだ、と思ったら こっちに来る。
外に出ていたらしく 少し座って話をする。
仕事の話をしてるのに 彼の顔をまじまじと見てしまった。 話半分にしか、聞いてなかったかも。
今日は朝からやってきて 仕事の話を少々。
休み時間は、何人かで。彼もいたけれど。
飲み会の話や、合コンの話。 ついて行かれず、ぼーっとしていた。 彼が気にしてくれているのがわかる。 横に並んでいたけど ときどき気にしてくれている、 その視線が目に入るけれど 結局その場にあった話しをすることばが見つからない。
彼から、仕事の話をふってくる。 それで少し話をする。
なんとなく そこにいる事が居たたまれなくなって 戻った。
ふたりだったら もう少し、色々話したいけれど 大勢で話をすることは、苦手。 しかも女ひとりの状況は特に。
昼の食事をいつもの席ではなく 座敷のような所でしていて 途中で電話で席をはずし、戻ると彼が横に座ってた。 「めずらしいね。ここにいるのなんて。」 っていうと すこし考えて、そして真顔で 「好みのタイプなんだよ。」 とすごく真剣なかおでいう。
びっくりして、 「誰のこと?私?Sさん(隣にいた男のヒト)?」
「・・・。Sさん」(苦笑)
「ああ、そっか」 と私はいい、そこから何もいえなくなってしまった。 告白されたのか、と思った。
そこはたくさん人がいて、そばに居たSさんやKさんも聞いている。 でもみんな何も言わなくて沈黙が続く。 Sさんがニヤケてる顔が視線に入る。 ふたりが居なくなれば、何か言おうと思うんだけど ふたりともそこに居るからなにもいえない。 それに答えるコトバが見つからない。
暫くすると彼が 「それで、どうしてって聞かないの?」 という。
「じゃあ。それで?」 「・・・・(忘れた・・・何を言ったのか)」
そう、夢の話。 昨日は疲れていて、11:30には寝てしまった。 夫はテレビをみてて、ひとりで寝た。 0:30に目がさめた。
といった事を覚えている。
そして、リビングでうたた寝している夫を起こして ベットに連れてきた。 そしていつもどおり、夫とチュウして眠る。
彼の表情や、言い方がリアルで 印象的な夢。
今日は何か良い事あるかなって思ったけれど 特に何も無く 顔を見るのがちょっと恥ずかしかった。
そのあと夢は更にリアルに続いていたんだけど。 何がリアルってやたら覚えていることが。 細かいことまで。 一緒に外に出て、自然に手を繋いだりしている。 でも あくまで夢の中の話。
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