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| 2001年09月03日(月) | ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ |
SMAP×SMAP特別編「草��剛 おもいでの夏」 ++ テレビ*草ナギ剛 ++
★３年前の夏、２人の少年（当時７歳のカズオと、４歳のケンタロウ）と２泊３日で過ごした「パパ体験」の再放送。このＯＡがあった時もすっごく見てて好きだった企画だったので、再放送が決まった時点で楽しみでした。今回は再編集と言うことで、おまけとして現在の彼らの映像とメッセージが最後にちょこっとあり。
★1998年夏、剛は24歳。子供はちょっと苦手だったりする彼が「パパ」を体験するのだけど、剛ったら最初から「帰りてぇ」とか言っちゃうし、ホントにどう見ても厭そうな顔してるし（笑）子供たち迎えに行って家に着くなり「飲んじゃおー。飲まないとやってられません」とか言っちゃうような、そんなでいいのかよ！？って態度なんだけど…なんでだか憎めない。剛は取り繕ったりしない。子供に媚びない。だけど決して冷たくない。コンサートで前の方の席のお客さんにナチュラルに話しかけられてしまう剛は、ある意味「フツー」なのだ。「フツー」でいようとしなくても「フツー」で居られるヒトなのだ、と改めて実感。
★１日目。迎えた子供たちと何とか仲良くなろうとする剛（飲んじゃってるけどね/笑）。特に「次男」のケンタロウは人見知りなのかナカナカ馴染んでくれない。ゲームして、釣りに行って、アイス買ってお店の前で食べて、庭で水鉄砲で遊んで…ちょっとずつ、ちょっとずつ、距離が近づいてきて、剣道している時にやっと照れたように「パパ」とケンタロウから呼ばれた時の剛の表情は驚きと照れと嬉しさの入り混じった表情、かわいい。父性目覚めたか？この日は一緒にお風呂入ってスイカ（黄色なんて邪道だっ！/笑）食べて就寝。
★２日目。おねしょしたケンタロウを怒るではなく「これどうしたの？」と優しくたしなめる剛。かといって甘やかしているわけじゃないんだよね。しゅんとして「ごめんなさい」と謝ったケンタロウに「はい」と言った時の声音の優しさに痺れました…剛の声って優しいんだよね、歌はアレだけど（←今とりあえず歌関係ないし）。
★逆上がりがクラスでひとりだけできない「長男」カズオを特訓。ここでの剛は厳しい。こんな剛は（３年前のＯＡ当時）見たことがなかったので凄く新鮮だった記憶がある。厳しい言葉をカズオに言うけど、剛が伝えたかったことは絶対にカズオに伝わったと思う。そして後で夕食を作りながら本人も言ってることと重なるけど、カズオに怒った分は剛自身にそのまま返って来る事をわかってる。剛はカズオに怒りながら、自分にも言い聞かせてたのだろうな「決して諦めない」事を。
★夕食は自信作のチキンカレー。でもその味は４歳のケンタロウの舌には合わなかった様で…（一応、子供用にミルクたっぷりでマイルドにしたのにね）容赦なく「まずい」と評するケンタロウに剛本気でへこむ。やっぱり子供には勝てないね（苦笑）。
★２日目の夜は最後の夜。眠ってしまった子供たちに「寝るの早ぇよ…」と呟く剛。その上、３つ並べて敷いてある布団の端と端に眠ってる子供を真ん中寄りに強引に動かして「淋しいじゃん、近くに来いよ」なんて言っちゃう。つい２日前には「帰りてー」とかこっそり（でもなく）呟いてた彼が、だ。一番楽しかったのは剛なのかもしれない。子供たちは朝が来たら帰らなくちゃならないことを、知らない。何だか切ない。
★子供とお別れの時がやってきて、ふたりを電車に乗せて剛はホームに残る。電車をしばらく追ってホームを走って「…行っちゃった」と呟いた声がすごく淋しくてこっちまで泣いちゃうじゃんよ（←この時点でソートー泣いてるあたし/苦笑）泣いてるのなんか見せられたら号泣ですってば。
★加えられた映像は2001年の逆上がりできるようになったカズオ（10歳・小５）と野球をしているケンタロウ（７歳・小２）。たった３日間のことでも、彼らの中に「楽しかった夏の日」とだけでも残ってたらいいなーと思う。剛がもし、本当にパパになったら、きっとふたりのことを思い出すと思う。「手のかかる子ほどかわいい」と言った「自分の子に思えてきちゃってた」カズオのこととか、なかなかパパと呼んでくれなかった恥ずかしがりやのケンタロウのことを。
★現在、2001年27歳の剛としてはチョナン・カン。なんかなー、これはなくても良かったかもね、だってあからさまに宣伝なんだもん（仕方ないけどさ…）。だってとさ、チョナン・カンと剛の関係は、たとえるならば慎吾ママと慎吾みたいなもんで、一応、別人なんだよ（笑）。
★感想としては…あたし、剛の子供になりたいです（真剣）って感じ。もちろん２泊３日のパパだからただ遊んでるだけだしいいとこ取りなんだとわかってるけどね。
