後悔日誌
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2024年03月11日(月) 無力


会社を辞めたいという後輩から相談を受けた。

家をずっと空けてしまう職業。
それは私たちから言えば、仕方のないことだけど。
世間一般じゃそうはいかないし、最近の社会ではさらにそうはいかない。

どんな会社も、徐々に拘束時間を短くして人材流出に歯止めをかけている。
うちは、ずっと変わらないな…。


お子さんのいない家庭で共働き。
同級生結婚だから、奥様もそれなりに中堅だろう。
きっとストレスに晒されていて、旦那さんには時々そばにいて欲しいんだろう。

仕事を取るか、家庭を取るか。
昔と違うから。最後まで仕事頑張れとは言えなかった。


わたしだって、仕事辞めたい病だ。
やりがいもあったし、他の人に仕事を伝えても凄いねって褒められたけれど。
事業が成り立たなくなってきているってことは必要とされていないんだろう。
それが分かってしまうから悲しい。

来年の職場はビルの上に決まった。
これからどう仕事に向き合うのか、想像もつかないけど。
どうせ最後なら、と思いながら思い切り風に向かって行こうと思う。



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