ネタ帳

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続・キラと鉄也ってやったの?
2006年07月09日(日)

【前回までのあらすじ】

鉄也はマジンガー界の綾波!主張している私であるが、これまで賛同者をみたことがない。エヴァ関連の書籍でもそれを指摘しているのは見かけたことはないし、マジンガーでも同様である。どこかに賛同者はいないであろうか、賛同者挙手求むと、グーグル先生に尋ねたところ、先生はここにいきなさいとおっしゃられた。
そこで先生の教えにしたがい、言われた先を訪問してみると、そこには変わり果てた剣鉄也の姿があるばかりであった。
女体、ガチホモ、プロキラ、奥様・・・。新たな発展場を知った私は、とりあえず教えられたがままにロボゲー板をさまよってみたが、未知なる空間はカオスであった。
完全にネタ化された鉄也。そんな鉄也を前に、私はどんな反応を示せばいいのあろう。こんなときどういう顔をしてよいかわからない。グーグル先生に問いただしてみても、キラは俺が守るからと、わけのわからぬスレに誘導するばかりである。
きっとこの鉄也は3人目違いない。俺の知っている剣鉄也はこんなやつではない。
ああ、これがおれが音にきくゲームの脳か、ゲームばかりやっていると、脳に痴障がでてくるのだなと、これもゆとり教育の弊害かもしれんと、私はただそう思うのであった。

しかし、そんな中にも、オリジナルの面影を残すものがないわけでもない。オリジナルの香り残していないものばかりの中で、珍しく東映動画ゲッターの雰囲気が漂う良作があった。
以下はその東映動画風ダイナミックチームの活躍を勝手に抜粋したものである。

▼ゲッターチームに私刑されるキラ・ヤマト @ロボゲー板 
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80 名前: それも名無しだ 2005/08/04(木) 12:53:55 ID:HkcplFmj

全裸でベッドの上に放り出されたキラ。その周りを、同じく全裸のゲッターチームが取り囲んでいる。

キラ「もうやめて下さいよ!ハヤトさんやベンケイさんまで何してるんですか!」
リョウ「そうやって気強く振る舞ってられるのも今の内だと思うぞ」
ハヤト「リョウ、こいつにゲッターチェンジアタックを食らわせてやろうぜ」
ベンケイ「腕が鳴るぜ。特にこういう童顔にはよ。へへ…」

キラ「な………」
たじろぐキラ。
リョウ「オープン・ゲット!!」
リョウがそう叫ぶと、三人はキラの周りをぐるぐると回りだした。

ベンケイ「ゲッターサイクロン!」
最初に仕掛けたのはベンケイだった。キラの一物を両の手のひらで挟むと、すりこぐように擦りだした。
キラ「うわあああっ!!」
高速で動かされる両手は、さながら竜巻のようである。
キラの棒は忽ちのうちに勃ち上がり、その可愛さにベンケイは思わず頬を緩めた。

ハヤト「今度は俺の番だ!」
ハヤトは素早くキラの頭を掴むと、いつのまにか勃っていたゲッタードリルをキラの口内に突っ込んだ。
キラ「んんんんっ!!」
ハヤト「音速を超えた世界を見せてやるぜ!マッハスペシャル!!」
高速で腰をピストンさせるハヤト。余りの速さに、肉眼では腰の動きを確認できない。

リョウ「とどめだっ!!」
先ほどの竜馬との戦いの後でも締まりを失っていないキラの菊門に、リョウのゲッターレーザーキャノンをぶち込んだ。

キラ「んぐうぅぅっ!!」
股関はベンケイ。口はハヤト。そして後ろからはリョウが容赦なく攻める。
キラは遂に限界を迎え、いまだベンケイに擦られ続けていたビームライフルが火を吹いた。

ハヤト「なんだ?もういっちまったのか。こりゃあ鉄也の調教が必要だな」
リョウ「俺たちもいくぞ!ゲッタービーム!」
ハヤト「ドリルテンペスト!」
ベンケイ「うおお!!大雪山おろし・二段返しじゃ〜い!!」

三人の必殺技のオンパレード。そのチームワークがおりなす快楽の嵐に、キラは白目を剥いて失神した。

しかし 気を失った方が幸せだったかもしれない。
その背後で待ち受ける、マジンガーチーム・コンバトラーチーム・そして、この様を見て野生化した獣戦機隊が
見えていなかったのだから………。

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その背後で待ち受ける、マジンガーチーム・コンバトラーチームという結びの一文に笑った。

マジンガーチームはともかく(?)コンバトラーチームはそんなことはしないと思うよ。コンバトラーチームってもっと幼いイメージがあるのだが、ここではそういうイメージでは見られていないの?ゲッターとマジンガーの人達は平気でやりそうだけどね。とりあえず、ゲッターチームに私刑されるキラはいい気味だと思いました。(ひどい)
つーか本当にゲッターにキラみたいなのがいたら、早乙女研究所の裏に呼び出されて、ボコボコにリンチされると思うよ。つーかされろ。そのあと科学要塞研究所にまわされろ。そのほうが本人のためになるよ。(これでもキラファン)

一つつっこむなら、鉄也じゃなくて、鉄也君と君づけのほうが東映動画っぽくっていいなぁと思った。劇場版だと、鉄也は君付けで呼ばれるのだけれど、スパロボの人はみんな「さんづけ」で呼んでいるんだね。スパロボは鉄也さんが、主流派なのかい?
ゲッターチームはチーム内は呼びすてだけど、マジンガーチームには君づけというほうが、チーム内は勝手知ったる感が漂い、マジンガーに対しては、住み分けと距離感が出ていて、いいんだけどな。一方マジンガーチームのほうは、ゲッターチームに対してもチーム内対しても君づけ(甲児だけは大介さんとさんづけだけど)というところが、なれなれしくない距離感を生み出していて、私は好きだ。

で、それはさておき、マジンガーチームが背後に控えているってことは、このあとマジンガーがでてくるですよね?いつ甲児は出てくるですか?と目を血眼にしてハァハァ、スクロールさせていくと、こんなリクエストが。

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82 名前: それも名無しだ 2005/08/04(木) 13:25:44 ID:m//cDfS1
キラが甲児にメロメロにされたのに甲児が「本命はさやかさん」とか言われて甲児をレイプするキラ希望。

最後はダブルマジンガーの復讐で。

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うおおお、これみたい。ダブルマジンガー!ダブルマジンガー!誰か書いて。

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213 名前: それも名無しだ 2005/08/06(土) 04:17:39 ID:ui2YI2Ng
>>212

甲児「お?あいつ……」
廊下でキラを見かけた甲児。さっそく駆け寄る
甲児「よぉキラ!鉄也さんの組んだトレーニングは順調か?」
キラ「………っ!」
甲児を睨み付けるキラ
キラ「みんなで僕にこんなことして……いいと思ってるんですか………?」
甲児「な…なんだよその目は!ミサイル震わすぞ!」
キラ「戦闘のプロの鉄也さんやチームワーク抜群の豹馬さんに比べたら……一般人の甲児さんなんて怖くないですよ僕は……」
甲児「な…なんだとこの野郎!俺の部屋に来い!おじいちゃん譲りの俺のドリルミサイルを味あわせてやる!!」
キラ(まただ……また…犯される……でもっ!!)

キラは精神的にいきり立っていた。ふとした時、自分の顔を鏡で見る。遺伝子レベルで造り上げられた自分の顔。
他人に比べて中性的であるとは思っていたけれど……

甲児「さ、これでミサイルは外したぜ!ケツをこっちに向けな!!」
キラ「甲児さんも…僕に好意を持ってるんでしょ?」
甲児「はぁ?何を言ってるんだお前?」
キラ「僕が可愛いいから!コーディネーターの僕の綺麗な体に欲情してっ!!」
甲児「プ……ハハハハハハ!!」
キラ「何がおかしいんですか!!」
甲児「別にそんなこと思っちゃいねぇよ!!お前の穴が気持ちいいって言うんだよ鉄也さんが!」
キラ「!!」
甲児「お前にドリルプレッシャーをかけた時に気付いたんだよ鉄也さんは!この締め付けは上物だってな」
キラ「そんな………そんなのって……」
甲児「それによ、俺の本命はなんてったってさやかさんだぜぇ!優しくて気が強いようで、
でもいざとなると俺に泣きついてくる可愛いさがあるしよぉ…プロポーションだって抜群なんだぜ!
だからビューナスAのプロポーションはさやかさんのを参考に……ん?どした?」
キラ「許さない………」
甲児「お前……目の色が……」
キラ「僕はお前を許さないぞぉぉっ!!兜甲児ぃぃぃ!!」
甲児「うわああっ!?」

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214 名前: それも名無しだ 2005/08/06(土) 04:35:41 ID:ui2YI2Ng

甲児は一瞬の家に服を脱がされ、キラに抑えつけられた

甲児「てめぇ俺とやろうってのか?」
キラ「突かれた者の苦しみを味わえっ!!」
甲児「よし来いっ!!超合金Zのこのアナルは、お前なんかのビームライフルじゃビクともしないぜ!!」
キラ「こっちはフェイズ・シフト装甲だぁぁぁっ!!!」
ズブッ
甲児「ぐうっ!!な…なぁ〜んでぇそんなもんかよ!」
キラ「やめてよね!僕が本気を出したら甲児さんがかなう訳ないだろ!」
抵抗しなかったとは言え、キラの実力もなかなかのものであった。フレイを昇天させたそのビームライフルで、甲児を激しく突き上げる
甲児「く、くそっ!!マジンパワー!!」
キラ「攻撃力が1・25倍になったくらいで僕を止められると思うな!!」
甲児「うわあ〜っ!マズいぜこいつぁ!!」キラ「くらえっ!!」
甲児の直腸に キラのビームライフルが放たれた。
甲児「ま……負けた…無敵のマジンガーが……おじいちゃんの(世代的に)作ったマジンガーが………」

キラ「ハァ…ハァ…これで分かったでしょ……僕は甲児さんより強いんだ………大きいんだ……僕らのロボットなんだ……」

キラは服を着ると、甲児の部屋を走り去った

今の激戦で 机の上にあったオルゴールが落ち、その衝撃でふたが開いた。
甲児を慰めるように音楽が流れ出す…

甲児「これは…シローが誕生日にくれたオルゴール……うう……シロー……すまねぇ……兄ちゃんは…負けた……」

その時、オルゴールのふたが閉じられた

鉄也「諦めるのはまだ早いぜ!!」
甲児「て、鉄也さん……鉄也さん!!」
鉄也「共に獣魔将軍を倒した時の事を思い出せ!俺たちは、あの時からもっと修行を積み強くなった。」
甲児「そうだ…あのときの俺も…諦めかけていた……」
鉄也「ダブルマジンガーは無敵だ!共に戦おう甲児くん!!」
甲児「鉄也さん………」

床に、キラが置いて行ったミサイルが落ちていた。鉄也はそれを握り締めた。

鉄也「キラの奴……思い上がるなよ……ダブルマジンガーの力…思い知らせてやる……!!」


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うぉぉ、BGMが聞こえる!
強いんだ………大きいんだ……僕らのロボットなんだ……とかオルゴールとか、小道具の使いかたに爆笑!駄目だ、おかしい、笑いすぎて腹痛い。ゲーム脳万歳。
やめてよね!僕が本気を出したら甲児さんがかなう訳ないだろ!っていうキラきゅん超むかく!ダブルマジンガーっでほんと、苦しめてもらいたい。(これでもキラファン)

このあとダブルマジンガーの復讐が続き、その後さらに、キラとの関係がマンネリ化した鉄也が大介さんとリョウくんをよんで、延々にいため続ける話が続くのだが以下省略。
続きを読みたい人は、グーグル先生と、検索先生にきいて、勝手に探してください。 
そして、鉄也くんに興味をもった種ファンのお嬢さんは、ぜひともグレートマジンガーを1話から見ていただきたいと思います。できましたら、マジンガーZから順を追ってくていただくと、なお嬉しく。そしてもし気にいりましたら、グレンダイザーやジーグにまで足を伸ばしていただくとよろしいかと。

ええ、全然こんな話じゃありませんから。
 



キラと鉄也ってやったの?
2006年07月08日(土)

流れぶった切りで申し訳ない。
あのさ、ロボゲー板見て、驚いたんだけど、スパロボで鉄也何かやったの?
何で鉄也スレがこんな乱立しているの?
何で鉄也ばっかりこんなにスレが乱立しているの?
それもガチホモとか女体とか全裸とか生チンとかホモスレばっか。鉄也、何かやらかしましたか?
私、ゲームやらないので、ロボゲー板って始めてみたんだけど、これみーんな男の人が書いて、男の人が楽しんでいるんだよね・・・?これみーんな男の人が一所懸命ネタ考えて、ネタでガチホモ制作しているんだよね・・・?

私はゲームをやらないし、ゲーム嫌いでゲーム脳の存在を信じている人間なので、「ゲームは受身な活動」という世論に対して「ゲームはコントローラーを握った瞬間からプレイヤーの主体的な行動によって成り立つ主体的な活動!」などと反論しているユーザーをみると、ああ、ゲーム脳の障害が出ているなぁと本気で思っているわけですが、(だからといって、ゲームをやっちゃいけないって言っているわけじゃないヨ。有害と思いつつも、楽しいから止まらないってのは、嗜好の問題なので何もいうことなし)まあ、ゲームは他の媒体に比べて、プレイヤーの自由度が高いので、元作品原型をとどめていないくらい変貌したネタが派生しやすいとは思いますよ。だけど、何故鉄也だけが、ネタキャラ化なんだ?何故鉄也だけがネタ化?この鉄也だけってところがすっごい謎だ。

言動があさっての方向向いた宙(宙と書いてひろしと読む@鋼鉄ジーグ)ならわからんでもないが、でも、地味で話題になりそうもない鉄也がネタキャラ扱いされているのが、なんかとっても異色で謎だ。
いやもしかしたら、私がその道に明るくないだけで、ガチホモネタ遊びは、ロボゲー板の伝統なのかもしれん、もしかしたら、ロボゲー板のスタンダードな傾向なのかもしれない、そう思ってスレッドさらってみたけど、そんな扱いされているのは、鉄也と宙(ひろし@鋼鉄ジーグ)だけ。

まあヒロシはわからんでもない。しかし何故剣鉄也が?
そして、その相手というのが甲児くんや宙ってのはまだよしとして、SEEDのキラっていうのがもう完全に想定の範囲外だ。

なんでキラ・ヤマトと剣鉄也なのか。
どうすればあの二人が組み合わさるのか。
どうしたら、グレートマジンガーとガンダムSEEDが重なるのか。
グレートはフィルムのカッティングが抜群に上手く、これだけ戦闘シーンばっかりというアニメもちょっと他ないってぐらいロボアクションで話の大半が占められているし、逆に種は、カッティングがヘボすぎでヘボすぎで、コラージュにしかみえないぐらい絵も話も繋がっていないし、ロボット物の名を返上したほうがいいぐらい戦闘がないと、全くもって、関連がないじゃないか。

しいていえば、グレートマジンガーが打ち立てた「前作主人公を主役機に乗せてはならない、現主人公が霞むから」という教訓を完全に無視したのが種デスティニーであり、主役をのっとられたのが鉄也、主役を乗っ取ったのがキラ、ぐらいか。

腐女子の妄想も因果地平の彼方に吹き飛ぶ発想だよ。すごいよロボゲー板。すごいよゲーム脳。801板もそんなこと思いつかないよ。もうその着眼点にサンダーブレーク3回分ぐらい衝撃だよ。

私の中ではどうやっても、あの二人が一個の画面に収まるのが想像がつきません。キラと鉄也がどうこうというより、ダイナミックの人が種の人と一緒に話をするという状況が違和感ありすぎで、いくら頭をひねっても想像の範疇を越えていて、思い浮かべることが出来きない。私には、鉄也がディアッカやおかっぱと一緒に会話しているところが
どーしても、思い浮かばない。ディアッカの作ったチャーハンを鉄也と所長が食べているところが、いくらがんばっても絵に出来ない。
ガイキング、グロイザーXあたりのダイナミックがらみなら何の問題なくいけるのだが、SEEDまでいくと、世代の格差が大きすぎて、私の貧脳では追いついていけれないよ!
スパロボの中では、いったい何が起こっているというんだい。

といっていたら、新シャア板にまで、鉄也×キラのスレが立っていて驚愕。
それも、即死スレかと思いきや、ロングランスレっていうのが泣ける。

剣鉄也がキラを守るスレ 過去ログ
http://www.geocities.jp/shar_prokira/


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第一部D・V・D絶賛発売中!(※18禁)
剣鉄也がキラを守るスレDVDシリーズ 第1部〜ガチホモ戦役〜

★第1巻

第1話  鉄也とキラ                   
第2話  堕ちた悪女                  
第3話  謎の少年ハチロー               
第4話  格納庫の悪夢                  
第5話  強襲、愛と悲しみの戦士アスラ男爵     
第6話  キラ争奪戦 鉄也VSアスラ男爵       
第7話  二人の力!グレートフルバーストブースター!
第8話  怒るサイボーグ!宙の逆襲!
第9話  宙の刺客
第10話 ハチロー散る
第11話 和解
第12話 恋人たちの日常
第13話 おかっぱ&炒飯
第14話 逆襲のハチロー
第15話 食らえ!怒りの合体攻撃!!
第16話 恐怖!量産型ハチロー!!
第17話 鉄也の覚醒 (DVD特典収録)
第18話 「復活!悪の要塞、科学要塞研究所」
第19話 「脅威!神か悪魔か真ハチロー」

CAST 
剣鉄也/キラ・ヤマト/アスラン・ザラ
司馬宙/ハチロー/フレイ・アルスター
ブライト・ノア/ムルタ・アズラエル/司馬遷次郎
速水ブンタ/北条真吾/キリー・ギャグレー
イザーク・ジュール/ディアッカ・エルスマン
 藤原忍/カツ・コバヤシ 他

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なんだこりゃー。一部無断抜粋してみたけど、なんかすごいね、これは。
キャストの関連性のないデタラメさ加減に頭痛がしてくる。アズラエル理事(種)と司馬宙なんて、私ただの1回も一緒のシナリオに登場するところ想像したことないよ。
でも摩訶不思議な組み合わせだけど、こうやってサブタイトル見ると、ちょっと見たい気がしてくるかも。長ずるにしたがってネタレベルが下がるが、一番最初の第1巻だけはレベルも高く、第3話の「謎の少年ハチロー」とか、第10話の「ハチロー散る」とかタイトルのつけ方、うまいね。第8話の「怒るサイボーグ!宙の逆襲!」っていうのも、実際ありそうな感じだし、第13話の「おかっぱ&炒飯」ってのも気になるサブタイトルではあるよね。

しかし、スパロボって、新しいファンを呼び込むから毛嫌いはしたくないけど、これじゃ、鉄也はすごい誤解されてそうだ。種しか知らない若い世代の人達に間違ったイメージでグレートマジンガーと鉄也が見らていそうだよ。いやもちろん悪いのはスパロボじゃなくってスパロボ厨なんだけど。

今スーパーロボット大戦があるのも、遡れば東映まんがまつりの「グレートマジンガー対ゲッターロボ」あるおかげで、これがなかったら、現在のスーパーロボット大戦があったがわからないわけで、そういう意味では、鉄也はスパロボの設立に一役かっているといってもいいわけなんだけど、それが局地的とはいえ、この扱いというのが、笑っていいのか泣いていいのか、こういうときどういう顔していいかわからないです。シンジ先生。そして鉄也はマジンガー界の綾波レイだと思います。


なんかわたしもスパロボやりたいかも・・・



劇場版「マジンガーZ対デビルマン」(中)
2006年06月20日(火)

「ロボコン 対 仮面ライダー」というのが本当にあったらどうしようと、今東映まんがまつりのプログラムを調べだのだけれど、ありませんでした。しょぼん。
ロボコンもライダーもゴレンジャーも単体ではあるのに、コラボはないんですね。ライダーはライダー間では行き来がさかんなのに、他作品との番組の枠を超えた合作というのはやってないんだね。なんだ、あればおもしろいのに。
ロボコンが敵に捕まったライダーを助け出すっていう筋書きで、今日はさすがにガンツ先生も100点つけるだろと思わせておいて、例によって「ローボコン、0点」と野田ガンツが、独断と偏見で0点をつける話がさ。あればおもしろいと思ったんだけどね。なかったよ。だめじゃん、石ノ森プロォォ!ダイナミックプロを見習え!

私の中では、宇宙スケールでロボコンと仮面ライダーは友達ですよ?車輪に変形したロボコンと、バイクに乗ったライダーが、周りの迷惑顧みず並んで公道走るというラストシーンが脳内で映写されていますよ?
半期に一度のお祭りなんだからさ、やらなきゃ駄目じゃん。
もうさ、同時上映は「暗黒大将軍 対 一休さん」でいいよ。
暗黒大将軍と、一休さんととんち対決する話。
ほら、暗黒大将軍って、とんちとか好きそうじゃん?

コラボっていうのは、このくらい大胆に組み合わせないと、双方の世界観が緩衝しあっちゃって、どっちつかずのたいくつな話になっちゃうと思うんだよね。
ライダーと戦隊物との組み合わせだと、「グレートマジンガー対ゲッターロボ」みたいに、反目しあう二人が闘いを通して友情が芽生えるっていう、ジャンプ漫画みたいになっちゃうから、異種物を組み合わせたほうが、断然面白いと思うんだ。

ところで、話変わるけど、グレート見ていたら、暗黒大将軍が死んだ次の回に、闇の帝王が「暗黒大将軍が死んで49日が過ぎた」って言っているんだけど、ミケーネって、仏教徒なんですかね?

というわけで、私的にベストなカップリング「マジンガーZ対デビルマン」
この組み合わせは最高にイイね。
ニュートラルな関係で、お互い緩衝し合わないところが実にいい。

Zとグレートという愛憎の入り混じったぐちゃぐちゃな昼メロ関係も好きだけど、それぞれが独立していて、相手の領域にむやみに立ち入らない、お互いがお互いを侵食しない、この対等な関係にも、ぐっとくるものがあるね。
不動明も兜甲児も境界線を越えることなく、相手の深いところに踏み込まないで、一定のラインを保ったまま、ここのところが実にいい。これがマジンガー・デビルマン双方の世界観を壊さないで、コラボゼーションを成功させた秘訣ではないかと思いますよ。

グレート対ゲッターとかグレート対ダイザーだと、どっちが本当に強いのか激論になって、ゲッタートマホークよりマジンガーブレードだろ?とか、宇宙合金より超合金のほうが硬いに違いないと、なまじ比較の対象があるだけに、不毛な争いが起こって、収拾がつかなくなっちゃうんだけど、Zとデビルマンだと比較のしようがないもんね。優劣の決めようがない。よって常に対等。これがイカス。

だって私、「甲児くん、マジンガーZじゃ無理だ」と大介さんに言われた日には、ちゃぶ台をひっくり返しますが、「俺ならマジンガーZを空から攻めるね」と明くんに言われても、全然腹立たないもんね。それでいて、部外者のくせに口を挟むな!という気持ちもおこらない。このニュートラルな関係!ヒーローはヒーローを知る、でも相手の領域には踏み込まない、なんて理想的な関係なんだ。

というわけで、次回はいよいよデビルマン不動明がどうやってマジンガーZ兜甲児を空から攻めるか、はらはらどきどき内容レビューですよ!


劇場版「マジンガーZ対デビルマン」(上)
2006年06月07日(水)

ハニワ幻人で盛り上がっているところで、あれですが、話戻ってマジンガーZ。

「俺ならマジンガーZを空から攻めるね」
という不動明のゼリフが有名な劇場版「マジンガーZ対デビルマン」
今日は楽しい東映まんがまつりのお話です。

あのアニメのキャラとあのアニメのキャラが共演してくれたらいいのにナァというのは、同人女なら誰でも考えることですが、そんな同人女の妄想が34年前に実際に行われたことがありました。それが、この東映まんがまつり劇場版「マジンガーZ対デビルマン」です。
もうタイトルだけで鼻血モンですが、これは、マジンガーZとデビルマンという2大ヒーローが、番組の枠を超え、映画の中で共演するという夢のような映画です。
マジンガーZとデビルマンといえば、永井豪&ダイナミックプロを代表する2大看板スター。その不動明と兜甲児というビックネームの人気者が、夏休み、ちびっこ達のために劇場で共演してくれるという涙モンの企画です。もちろんお姉さんも大泣き。
巨大ロボットと、悪魔人間が一個の画面に収まるのは、絵的にも字面的にもインパクト絶大で、企画の段階でこれは勝ちという作品ですね。やはりダイナミックプロは同人女の味方だった。

知らん人はいないと思いますが、念のため言っておくと(偉そう)、ダイナミックプロの作品は漫画とアニメが大きく異なることが多く、中でもデビルマンはテレビ先行作品で、テレビと漫画はタイトルだけが同じで、中身は全然別ものといっていいくらい異なる話になります。
どういうことかというと、アニメのデビルマンは、漫画とは異なり、変身ヒーローもので、不動明が巨大なデビルマンに変身して、必殺技をさけびながら敵やっつけるという話なのです。

漫画しか知らない人には、どうやってあれを巨大ロボットと組み合わせるのだ?と首をひねるしれませんが、アニメ版は、ます敵組織(デーモン族ですね)があり、そこから毎週敵が一体づつ主人公の前に送り込まれて、それをやっつけるという1話完結ものです。そして途中敵幹部が交代があったり、敵であるゲストキャラとの友好やら悲恋があったりと、基本ヒーローもののフォーマットを踏んでいます。つまり、基本的にマジンガーZと同じスタイルです。
全然違うような話なので、共通点を見出すのが、難しいよう感じられるかもしれませんが、フォーマット的には、共通点も多く、組み合わせるのに、それほど無理がある作品ではありません。

それどころか、デビルマンもマジンガーZも主人公は、普段は普通(?)の高校生で、敵が来たときだけ、変身orロボット搭乗で出撃し、戦闘が終わると普通(??)の高校生に戻るという点や、研究所があって、博士(後見人)がいて、ヒロインがいて、弟キャラがいるという周囲の環境など、別世界のようでいて、実は近い存在にあります。オカルト全開とデビルマンと、最先端機械文明のマジンガーZは、共通する事項と対称的な事項の両方があり、タッグマッチを組ませるには、たいへん相性がいい作品ではないかと思われます。

むしろ、神にもなれば悪魔にもなるというマジンガーZのコンセプトをもってくれば、ベストマッチという組み合わせじゃないですかね。
このあと、グレート対ゲッターなど、異業種タッグマッチが続くのですが、組み合わせは、これが一番じゃないかなと個人的には思いマス。

で、最初に種明かしすると、この話は、マジンガーとデビルマンは戦いません。
ノーォォ!タイトルと違ってんじゃないかよ!と思うかもしれませんが、あれは思いっきり嘘タイトルであり、両者は戦いません。ふたりがやるのは、敵対ではなく共闘。
私も騙されました。てっきり敵対すると思っていたので、おもいっきりずっこけました。
だってさ、タイトルみれば、マジンガーとデビルマンがガチで戦うって思うでしょ。
そして、どう考えても、マジンガーに勝ち目はなさそうでしょ。
だって、デビルマンは、デビルウィングの一言で空を飛ぶことができるのに、マジンガーは単体では飛行不能。あしゅら男爵も毎週1週間かけて、エーゲ海と日本の駿河湾を航路を往復しているのに、デーモン族は、東京ヒマラヤ間を一瞬で一飛び。物理的なスピード一つをとっても、マジンガーに勝ち目はなし。そして悪魔の力の前には、科学の力も無力ってのは、フィクションのお約束!
うわん、僕らのマジンガーZが負けちゃう。
残された勝算は頭脳プレーぐらいか?あいつら頭悪いから、光子力ファミリーの連携プレーで、隙をついて一挙に逆転、そしてマジンガー勝つ!(マジンガーが勝つと信じて疑わない童心な私)という話を期待していたのに嘘タイトルのバカバカバカバカ!

まあ、この話は、マジンガーZ対デビルマンとなっていますが、実際は、マジンガーZの世界観に、デビルマン&デーモン族がゲストで客演するという感じです。
話の主導権はあくまでマジンガーで、メインイベントはジェットスクランダーのお披露目にあります。
この劇場版の公開は、昭和48年7月18日。ちょうどこの時期、マジンガーはまだ空を飛べなくて、空飛ぶ機械獣に苦しめられています。それが、7月22日放送の「紅い稲妻 空飛ぶマジンガー」をもって、ジェットスクランダーが登場し、飛行が可能なるのです。
つまりこの映画は、テレビより4日ほど先駆けてのジェットスクランダーお披露目した映画になるのです。
アニメでは、研究所の危機に駆けつけるため、スクランダーを発射してもらうのですが、この映画の中では、デーモン族に捕らわれたデビルマンを救うために、スクランダーを発射してもらって救援にかけつけます。
ひらたくいえばアナザーバージョンのスクランダー登場話と思えばいいでしょう。

つまり、スクランダーとデビルマン共闘という2大イベントを、行ったのが、この「マジンガーZ対デビルマン」というわけです。詳しい感想はまた次回。

ところで、これ、石ノ森でやったら、「ロボコン対仮面ライダー」あたりの組み合わせになるんですかね?しかしロボコンと仮面ライダーって、すごいコラボだな。ゴレンジャーと仮面ライダーならまだわかるんだけど、ロボコンと仮面ライダーって・・・。とそんなこといってもしかして本当にあったりして・・・。


脚が飛び出す ババンバン 25
2006年06月05日(月)

鋼鉄と甲鉄は似ている。
で、昼ごはんを食べたあとに鋼鉄ジーグを見たわけだが、主人公の妹の幼稚園児が、親の送迎なしで独りで幼稚園に通っていたり、園から帰ったあと、独りでお友達の家に遊びにいったり、お母さんが家の前の道路を土間ほうきで掃除していたり、ナチュラルに70年代半ばしていてうなった。
今じゃ、園児が独りで通園なんて考えられないよ。ジーグが放送されたのは、75〜76年だけど、そういや私もそのころ幼稚園児だったわけで、思い出してみたら、やっぱり子供だけで通園していた。そして、園から帰ると、独りで遊びに出かけていた。親が送迎している家なんて何処にもなかった。で、母親は何をしていたかというと、家の前で土間箒で掃除をしていた。今思うと、3歳かそこいらの子供が、独りで出歩いていたわけで、なんつう危険な世の中だったことか。

で、OPで主人公が、ノーヘルでバイクに乗ったまま「全滅だぁ!」とハニワ幻人をひき殺すシーンは、何遍みても、シュールだと思います。

追記:ゴメン、ハニワ幻人じゃなくて、ハニワ兵士だった。



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