隠喩と暗喩の対話
日々の心象を抽象的な言葉で。隠喩のはけ口、いわばポエム。
あしたはめをあけるひ
不満も不満も手札のうち。嫌な牌でも、多少のコストでキープしていつでも使い勝手が最適な時期を狙って切れる牌が1枚あるのとないのとでは余裕が違う。切る牌あれば泣かれる牌あり。振り込む牌もある。おれおれ。潮の満ち引きは深海に影響を及ぼすのか、誰か教えてください。
てっかてかでかっぴかぴの砂漠に雪が降る。めずらしいできごとだよ。最近こんなことなかったよね。このクールな塊で足を冷すといいらしいよ。医学的な根拠は薄弱だけどね。サボテンマスターは何も答えない。
やんややんやの油売りたちがボンテージするレースのひらひらからみえるちらちらなリズムは当然のことながらトキメキのリズムなのであります。すなわち、2.5フタクタル次元の知恵の輪を解きほぐそうとするような、教科書どうりのsign。
ただ分かってくれればそれでよくて、ただそれ以上なにも言うつもりはない。「約束を」とか「失った」とかいうメタファーで語られる具合の悪いテンションをくしゃっとまるめてキャンプファイヤーに投げ入れようその業火に焼かれる魔女と火に油をと投げ込まれる肉男を櫓に見立てて盆踊りを踊ろう。 「猫の通り」は今夜も猫だらけで、今夜は久々に印象的な風景を見かける。ちょんと座って向き合う白猫と黒猫。何も語らず身動きせずじっと向かい合っている。何も語らない瞳の奥に暗喩を探して言葉が足りないとぼやくことはそもそも筋違いなのだ。だからしばし見守ったのち、ずかずかと歩いてふたりを蹴散らした。 アレをアレな感じで頂きたい。ただし、手渡しで。
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