旅人の日記
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2022年12月08日(木) 生きづらさをなくしたいなら

ひたすら自分と向き合っていくしかない
心に深く深く潜っていくしか

楽になれる考え方を吸収しやすいやわらかな土壌をはぐくむのも同時並行で必要なので、そういう肉体メンテナンスの専門家さんの力も借りるのも必要

つまり、膨大な時間が必要

一瞬で楽になれる魔法なんてないから
3日で生きづらさをなくすセミナーなんてありえないから

だから私は「もしかしてその人が生きづらさをなくすために(自分と向き合うこと。自分の頭で考えること。に)費やすことができたはずの時間」を奪いたくはない

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ただ、これは人によるんだとおもう

私は、ある意味、筋トレ(山登り、長距離マラソン)を趣味にしているようなもので
その「自分に向き合う」っていう結構しんどい作業にめちゃめちゃ快感を感じるタイプで、その作業の結果アウトプットされたものに物凄い達成感も感じるから、これをやりたいって思うだけで

生きづらいなあって思いながら、自分の子と大嫌いだって思いながら、まあなんとなく日々色々たのしいことに触れあいながら生きていければそれでいい(わざわざ苦しい思いするより、その苦しいことに取り組む時間でたのしいことをたのしめてれば、そっちのほうが人生楽しいと思う価値観をもってる)なら、それがあなたのまぎれもない価値観だと思うので、そのみちをあゆむことがあなたなのだとおもうから、それでいいと思う

(私はそんな毎日が耐えられないから、私にとっての快適さに近づくために、私のやりたいことをやっているだけだ)

ただ、もしなにか違和感だったり行き詰まりをかんじているなら、いままでとはちょっとちがうことを試してみることはひつようかもね?っておもう

今日も昨日と同じことをするなら、昨日とも今日とも何ら変わりない明日が永遠に繰り返されるだけだ

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生きづらさには、手術も、薬も、ない。
病気って、専門家の知恵や技術によって治して“もらう”もの。(手術だったら自分は麻酔で眠って、あとは全部、正常にもどすための対処はすべて先生にやってもらうもの)歯医者さんもそうだし。

治してください!
薬ください!

って、基本今まで、不調があると「もらう」「やってもらう」「解決策を教えてもらう」っていうことで解決してきたけど、生きづらさに関しては、『自分主体』で、自分にしか治すことはできない。

(もちろん方法論とか専門知識の教示が必要な面もある)

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旅に目的なんて持ちたくないよね
「旅にテーマをもたせるといいよね」なんてことも言われたけど
そんなの私の求める旅じゃないんだわ
私が「旅」という言葉を使うときにイメージしている行いとは、かけ離れた活動なんだわ、それは。


旅人