昼食に誰かを待つ日は

2019年11月14日(木)


労働終了。きょうは朝から何をしていたっけ。労働終了と書きながら、すっかり数時間の記憶が抜け落ちている。頭痛がして、やるべきことを放置しひたすら退勤時間を待って、誰よりも早く職場から出ると、嘘みたいにぽっかりまあるいお月様が目の前に現れて、その大きな穴に引きずり込まれそうだった。道行く人が月を見上げている姿を見るのが好き。大きいなあ、きれいだなあ、恐ろしいなあ。みんな何を感じているのだろう。

どこにたどり着くのでしょ。いくら追いかけても近づいている気さえしないそれのために。どこにたどり着くのでしょ。骨になる前に、私の肉体はどこにたどり着くのでしょ。


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左岸 [MAIL]