昼食に誰かを待つ日は

2019年06月29日(土)

土曜日。カレー屋での労働。ここでは全く愛想を振りまく必要がなくて楽。店主が正直な人だから、こっちが嘘ついてヘラヘラしたところで何も通用しない。
昨日も職場で山形産のさくらんぼ(頬が落ちるほど?美味しい)の差し入れをもらったけど、今日はアメリカから送られてきたというさくらんぼをもらって、パクパク食べていた。それ以外は無心で皿を洗ったり、カレーをかき混ぜたり、野菜を切ったりして、合間に店主とボソボソ話をする。今日は包丁で指を切り、指から血が流れ、応急処置としてテープを巻き、その後に油が飛び跳ねて次には火傷。何も感じなくて、別に動揺もしなかった。

いろいろが終わって、ホームで電車を待っている時に急に涙が出てきて、止まるとこうなるのがわかっているから動かないといけないんだよね、と再確認。何があったわけでもないんだけど、会いたい人が誰もいなくて、誰の顔も浮かばなくて、それが急激に寂しく、早く本当に独りになるために家に帰りたかった。

今はSudan Archives という人の歌を聴いている。良い。
ひとりで遠くに旅をし、とてつもなく広いベッドで眠りたい!

電球を買いに行かねばならないね。


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左岸 [MAIL]