Fみつきの日記
日常の悲喜こもごもや細々としたこと
魍魎戦記を書き連ねる空想家の兼業主婦。
時々ヒステリーを起こし、時折マンガを描く。いたって
平和な毎日である。
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2018年12月18日(火) |
ウォッカとサリンジャー |
ホワイトラム酒が1500円ほどするので、節約のためにウォッカを呑んでるのだが(800円ほどのスミノフ)・・・何だろう・・・ ウォッカってむくむ気がするなあ。あと、二日酔いじゃなくて翌日になんかジワジワする気がする。私には合ってないんだろうか。 ホワイトラムに戻りたいw。
ジョイス・メイナードの「ライ麦畑の迷路を抜けて」が凄く面白かった。この本を手に取るキッカケとなったのは、J・D・サリンジャーの存在ではなく、彼女が摂食障害と知ったから。今はもう落ち着いているみたいだけど。 早熟だけどあまり頭のほうがよろしくない私は、だいぶ早い年齢の頃にサリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」を読んだのだが理解できなかったw。 うーん、主人公より子供の年齢だったっていうのは大きかったと思う(多分。もしくは馬鹿)。全く共感できない(皆この主人公に自分を重ねるんでしょ?)わ、この超有名な作品を読んでいる時間が苦痛だった記憶しかないw。もうアホやん。仕方ないやん。
なので、私の中ではサリンジャーの肩を持つイミが無いので言わせてもらいますと、「ロリコンやん」の一言ですね・・・。 メイナードの他にも若い女の子の人生を狂わせてますね・・・。才能が無ければただのクズです。 けど、才能がある。「ライ麦」の作者というもの凄くクールな肩書も。 なんだか、やるせないですね。罪が深いというかなんというか。 メイナードは作家だったから良かった(ネタとして昇華できる)ものの・・・。私は正直に言って、自分より若い女の子の人生を滅茶苦茶にする人間は好きじゃないです、性別関係なく。
サリンジャーがどれだけ世界中の人たちから尊敬されようが、どれだけ才能があろうとも私は彼の肩は持たないなあ。擁護したくないや(この本が出版される前やされた後もメイナードは批判されたらしい。まあ確かにサリンジャーはこの本にとっての客寄せパンダだよ。だけどなあ彼がしたことをまず考えろよ)。
けど、この本のメインって別にサリンジャーじゃないんだよな。彼女の人生全体がメインの主人公(娘と母親の関係性という点が強いと思う)。これが凄く面白いんだよな。彼女のキャラの濃さもあいまって。 特にサリンジャーと別れてからのほうが波乱万丈だよね、この人w。 だからこの本の邦題(と言っていいのかしら)はどうかと思うんだが・・・。 まあ、サリンジャーに惹かれて購入したものの、著者のメイナードの魅力に気づく・・・という流れになるかもしれないから別にいっか。
摂食障害で苦しむ描写は読みごたえあったなあ・・・。
メイナードのホームページを見ると、パイ作りクラブなるものを開いているらしい。→ https://www.joycemaynard.com/ 楽しそうw。
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