てくてくミーハー道場

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2016年04月02日(土) スパニッシュ!!!!!!

アヒージョって、初めて食べたけど、おいしいわね。(←と話をはぐらかす)





負け惜しみみたいなこと書いてすみません。心からハビエル・フェルナンデス選手の世界選手権連覇を祝します。

なんか、今シーズンは、スペインづくし(神大会だったグランプリファイナルもバルセロナだったし)だったなあ・・・。

もちろん、ぼくが一番好きな選手は未だに羽生結弦君一択でございます。これはたぶん彼が引退するまで(いや、おそらく引退しても)変わらないでしょう。

だけどそれとは別問題として、あんなとてつもなくステキな『Guys & Dolls』を見せられたら、感服せざるを得んのです。ここがミューオタの救いがたい(え?)ところと申せましょう。

いやー、みっちゃんの次にステキなスカイだったわ(どうあっても“次”なのね?)

運命の女神はあなたに微笑んだのね。

惜しみない拍手を贈ります。





しかしまあ、勝負事というのは、本当に蓋を開けるまで判らんということですね。

羽生君が銀、フェルナンデス君が金という点は同じでも、しかも、SPでは羽生君が圧勝だったにもかかわらずFSで逆転されたという状況まで同じだったのに、去年の世界選手権とは全く違う印象の金銀。

(そして、去年までジュニアだったボーヤン・ジン君の銅!まじですげえわこの子)

男子シングルで、一人の選手がこんなに“鉄板”だと思われてた大会もなかったろう(あ、ソルトレイク五輪のプル/略)←何をコソコソ書いている?

そして、こんなまさかの番狂わせも(だから、ソルトレイ/略)←だから、コソコソするな!

羽生君の、まさかの出来は、本当に「まさか」だった。

全日本のときの「まさか」は、「まあ、“本番”は世界選手権だし」みたいな気分で見てた。

だけど、今回の出来は、正直ほんとうにほんとうにツラい。

「これが羽生結弦の本来の力じゃないのよ!みんなわかってるよね?!」とうざいオタ発言をしたくなる。

もちろん、世界中のフィギュアファンが「わかってるよ」と答えてくれるだろう。

だけど、結果は結果。どんなに悔しくても、この結果が1年間残るのだ。

ただ、残念な気持ちはもちろん山盛りなんだけど、フェルナンデス君の演技が、GPFの時の羽生君さながら、

「人間て、こんなにすごいことできるんだね!」(←シルク・ド・ソレイユを見た人の感想みたいでごめん)

と感服させてくれる出来だったので、何かとても清々しい。

フェルナンデス君に限らず、もし羽生君がやっぱり2位だったとして、1位の選手があんまり大した演技じゃなかったのに、羽生君がボロボロだったから勝てた、みたいなことだったら、たぶんすごくモヤモヤしたと思う。(この意見、舌禍・・・じゃないよね?←オドオドすんな!

もちろん、両方が(というか、出た選手全員が)持てる力を全部出しきって勝敗が決まるんなら、こんなすばらしいことはない。

だけど、こういった競技会は何事も一発勝負。高校野球だって、それこそオリンピックだって。

その結果を受け止めて、みんな次の大会まで努力を続けるんだものね。

過酷だなあ。

プロ野球みたいに、1年間の総合評価でってわけにいかないんですかね?(君、そういうこと言うのは贔屓の引き倒しの見本だよ?)

はい、わかっております。ちょっと言ってみただけです。

それにプロ野球も、最後は2チームのガチンコで日本一を決めるんだし同じことか。

まあ、おととしまで、オリンピックの結果しか記憶してなかったおらがこんなこと言っても、昔から見てきた皆さんに笑われるのは覚悟しております。





あんまり優等生発言もなんだから正直に書いちゃいますが、本当はフェルナンデス君の演技中、

「ほんのちょ〜っとだけ、失敗してくんないかな?」

などと、因果応報が返ってくるようなことを考えていた。

(実は、ソチの時も、パトリック・チャン選手の演技の時に同じことを思ってしまっていて、その通りになってしまったので、すごく反省したのに、また同じことを思ってしまった。自己嫌悪)

でも、彼が216.41点という羽生君のGPFのときの219.48点に迫る(ついでに言うと、NHK杯のときの216.07点とはたった0.34点の差!)スコアを出したのを見たら、そんなこと考えた自分が恥ずかしくなった。

フェルナンデス君は、羽生君に勝つべくして勝ったのだ。この勝ちはタナボタ勝利なんかではないのだ(ぜ、舌禍じゃないよね・・・?←だからぁ/怒



とにかく、こんな(嬉しすぎて)笑える点数を出せる選手が二人もいるなんて、チョー楽しいじゃん男子フィギュア。

GPFのときはさ、200点超えたとか言っても、羽生君とは18点も差があったわけだから、「3桁目が同じだから近いみたいに見えるけど、全然羽生君の一強状態じゃん」と思ってたわけよ。

今回も、パーフェクトな出来で205〜206点ぐらいだろうかなと(それでも今回の羽生君だったら負けてたわけだが・・・)

でも、今回の結果で、正真正銘二人は拮抗した実力の持ち主だってことがはっきりしたので、来季がすごく楽しみになってきた。

もちろん、この二人だけじゃなくて、パトさん(なぜか彼のことは「チャン君」と呼びにくい。貫禄があるから?というか、たとえばジャッキー・チェンを「チェンさん」って呼ばないよね?)も、四大陸選手権を見た限り、まだ全然勝負に絡んできそうだし、18歳コンビは来年こそ恐い存在になってくるだろうし、アメリカ勢みたいに雌伏してる選手が何人もいるだろうし。

楽しいだ。

楽しすぎるだ男子フィギュア。

また(ミーハー)趣味が増えてしまった。

でも、今度こそは(本当か?)試合を現地に見に行くなんてことは(←頼むからしないでくれ! by 家族)

大丈夫。病的に海外に弱い(飛行機がダメなのではなく、言語的な問題)ぼくですので。

でも、国内で大会があったらどうかな・・・?(おい!!!!!)

うそうそ。本当にないですよ。テレビだけにしとくっす。てか、今はライブストリーミングっつう文明の進化があるので、ほんに便利な世の中。←





さて、喜矢武さんの東京ドーム公演(笑)のポスター、どこに貼ろうかな。←


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