てくてくミーハー道場
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2015年04月18日(土) |
ファントムに喝采Part1(Colm Wilkinson「Broadway and Beyond Japan」) |
世界で最初にジャン・バルジャンを演じたお方であり、ファントムは1700回以上(七代目幸四郎の弁慶より多い!←)演じた大スター、コルム・ウィルキンソンの初来日だそうですので、勇んで出かけました。
といっても、ぼくはしろうと観客なので、この方、映画版『LesMisérables』で司教さま演ってたあの方なのよ!と、教えられて改めて「そうなの?!」と気づいたという。
そんなやつにはブタに真珠、とお怒りの皆さまには心から申し訳ないと思っております。
虚心で聴かせていただきました。
虚心なので罰当たりなこと書きますが、みなさんお目当てのバルジャンやファントムのナンバーよりも、ぼくは「ダニー・ボーイ」や「Anthem」(←特にコレ!)に心わしづかみにされました。
特に「Anthem」なんて、歌詞の意味も解らんのに(おい)涙ボーボー。
今回のコンサート、もちろん彼がこれまで演じてきた人気キャラクターのナンバーも歌われたんですが、いわゆる、歌手としてのコンサートでもあって、「朝日の当たる家」とか「テネシーワルツ」とか、なんか、懐かしい曲もたっぷり。
中でもぼく的には、「Get Back」→「She's Leaving Home」→「Hey Jude」という、ポール(と言えばマッカートニーに決まってる←)のコンサートに行けなかった身には、ありがたいんだかイジメなのか分からない()メドレーが沁みました。
くそ(下品ですよ?)かっこ良かった(T△T)
ポールの東京ドーム、行きたかった(泣)←それは君の問題でしょ?
話を戻すと、コルムさんはミュージカル界の大スターであると同時に“歌手”なのね、ということが分かりました。
ギター抱えてロックを歌う司教様・・・じゃなかった、コルムさん、かっこえがったっす。
もちろん、期待どおりのミュージカルナンバーもたくさん。
ゲストに、アール・カーペンターという、“今の”ファントム(そんで、ジャベール)が出演、女性ヴォーカリストとしてスーザン・ギルモアと則松亜海が出演。
ここで書くのもどうかとは思うが、則松は、こうやって外で思い切り歌ってる方がのびのびしてて良いな、と思った。つまり、早く退団して良か(略)
ただ、「Let It Go」は上手くなかったな。それこそクリスティーヌのナンバーみたいな、クラシカルな唱法で歌える曲の方が合ってる。
まあ、ミュージカル観てたら、いずれまた彼女を観ることもあるでしょう。
なんだかんだ言って、「The Music of the Night」(なんか色っぽいんだよねぇ〜、コルムさんのファントムは(´‐`*))で始まり、「Bring Him Home」(“あの”衣裳でコルムさんが登場した時の会場の沸き様ったら/笑)で終わるという、サービス精神満載のコンサートで、ぼくも大満足いたしました。
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