梅子の屋根裏部屋

2015年12月29日(火) 日記:年の瀬

もう幾つ寝るとお正月♪・・・である。だいたいお掃除は終わったし、おせちもぼちぼち。なんとなくこの年の瀬は昔の事をたくさん思いだしているような気がする。FMラジオで道路の帰省ラッシュの事を聞いていると、かつてその中の一台であったことや、その頃はこんな風におうちでニュースを聞いているなんて想像してなかったこと。黒豆を炊いてきんとん代わりのスイートポテトを作りながら、昔はこれに姪っ子甥っ子達のためにクッキーを焼いていたこと、同じ日に餅つきもやっていたこと。私、どんだけ体力あったんだろう?若かったな。

過ぎていく時は、その時にはそれとわからないけれど、過ぎてしまうととてもキラキラしていて抱きしめたい・・・そんなものなんだね。

今、忙しい中に暇を見つけて、悟りきったこと書き連ねているけれど、こんな数分のこともいつか振り返って懐かしく、胸がきゅっとなるようなそんな気持ちになるんだろうな。

どうかその時、私の周りの人達が幸せでありますように。



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2015年12月25日(金) 日記:にんじん

野菜の皮をむく、ピーラーってのを私は殆ど使ったことがなかったのだけど、夕食の鍋の用意をしていたら、たまたまテレビでピーラーを使ってにんじんを薄く切ったのをお鍋に入れているのを見て、ちょっとやってみた。結構な厚さで皮がむけてしまうのは、私が下手っぴなせいだろうか?

どうにかこうにか、しゅっしゅっと気持ちよくスライス?されていくにんじん。一本分もさすがに多いのだけど、長〜くスライスするためには長さが必要なので、まるままのにんじんをスライスしていた。けれどへんてこりんな形になっていってしまって、これはどこで止めていいのかわからず、こんな状態で保存していいのか?という形態でラップにつつんだ。

次の日がカレーとか、にんじんのみじん切りを使うとか、予定があるときはいいけれど、上手にメニューを決めないと冷蔵庫のにんじんが気になって仕方ないじゃないか?

・・・というわけで、今日の豚汁は多様な形のにんじんたっぷり。



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2015年11月24日(火) 日記:健康診断の準備

人間ドックに行くのに必須の検便が私は嫌いだ。これをやらなければいけないと思うと、便秘になってしまいそうだ。腸は心臓より心に近い…らしい。小心者の私の腸はとってもデリケートだ。全然自慢にならない。何か大きな声で言えるような自慢のネタが欲しいものだ。

そんな私はけっこう律儀だ。自分の事を「変じゃない」という人はちょっと変だったりするから、自分で「律儀だ」という私もたいしたことはないだろうな。検便の取り方説明書を端から端まできっちり読む程度だもの。そうして私はいつもあるところで悩むのだ。

「二日続けて採る」世の中の人は毎日しっかりうんこをするのだろうか?出ない日というのはないのだろうか?テレビでは「頑固な便秘を治す!」的な番組もよく見かけるのに、この説明書っていったいどういうことなんだ?便秘気味な人はいったいどうしているんだろうか。

…と、緊張しすぎてちょっとお腹が痛くなった。



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2015年11月23日(月) 日記:孫ができた

いっちょまえに私にも孫ができた。娘の子どもだから外孫っていうんだろうなぁ。でも、自分が産んだ子が産んだ子…なわけで、外っていうのはなんだか悲しいな。で、「孫はかわいい」と世間の皆様が口をそろえて言うので、どんなものかと思っていたのだけど、確かにかわいいね。でも、新生児からずっとうんちだなんだと面倒見ていれば、血のつながりがなくても可愛く思えるのではないか?…とも思った。

赤ちゃんは可愛いという以前におもしろい。人間ってすごいなって思った。日々というより時間単位で変わっていく。成長していく。驚き戸惑い考えそして人格さえできていくような、そんな感じがした。ずっと見ていたい…と思っても無理だと分かっていても、ずっと見ていたかった。

そうして娘と孫は自分たちのおうちに帰って行った。孫が帰ってさみしい…それより私は娘が帰ってしまったことの方がつらかった。悲しかった。楽しかった時間を感謝したい。

年を取るって寂しいのに悟ってしまうってことなんだね。



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2015年09月16日(水) 日記:芥川賞と私の間

最近評判の芥川賞受賞作を二つ読んでみた。最近は面白いもの読みやすいものばかりだったので、芥川賞…ちょっと久しぶりな感じ。でも、二つともとてもスピード感というか疾走感があって、面白かった。で、お笑いの世界は知らない世界だけど、介護の…というか老人の話は身近なのでよりいっそう面白かったのだ。

で、実家に行ってきた。私は古い紬の着物が欲しくてたまらないのだけど、誰それの形見分けにもらった・・・とか言って、私の欲しい心がくすぐったあと、「死んだら好きにしたらいいよ」と母は言うのだ。いくつか帯留めを見せてくれて、中の一つはとても欲しいと思ったので、勇気を出して「ちょうだい」と言ったらくれて、それは嬉しかったけど、他のものはもうちょっと私が年を取ったらあげる…と、またタンスの中へ戻したのだった。私十分年取ってますけど?

「死んだら・・・云々」は年寄りの常套文句。本の中のおじいさんもしょっちゅういうのだ。「じいちゃんはもう死んだらよか」って。

私があれやこれや欲しいと思うのは「早く死んで」って思うのと同じかも。



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