９月に入ってだるいし珍しく食欲もないし、こりゃ夏の不摂生がたたった夏バテだと思っていたら、最近では秋バテという言葉もちゃんとあるようで、今年の夏はとても暑かったせいもあって、秋風がたってぐったりしている私のお仲間がたくさん居るらしく、新聞でもテレビでも取り上げられているみたい。

外気温が高いのに室内は冷房ばっちりで、そんな温度差で自律神経がお疲れになるらしく、ずっと身体だけは丈夫と（私自身はそう思っているわけではないけれど、回りに）思われているらしい私は、日頃労られることもないのだけど、こんな風に世間が取り上げている「秋バテ」という症状であることが、何気にうれしい。贅沢だな。

けど、昨日の注射がよほど効いたのか、痛い部分が小さくなってなんだか今日は身体が軽くなったような感じで、気分がいいのだ。

夏改め秋バテダイエットが続かないと困る。

○○肩の痛みのせいで何もしなくてもＨＰが減るようになってきたので、しゃーなし整形外科に行ってきた。ここは２０年以上ぶりのご無沙汰で、その時診て下さった先生は大先生になって（たぶん）息子さんが若先生になっていた。

ついでに以前から違和感があった膝もついでに診てもらうために、大先生にレントゲンを撮ってもらったのだけど、大先生が私のたくましい足を診て「立派な足やなぁ、最近ではなかなか見ないよ」と誉めて下さった。暗に「太い！」とケチを付けているのではなく、本当にイイ足らしく、「マラソンでもしてたの？」と言われた。

大先生は２０年前と全然変わらず優しくて、そして私をとてもいい気分にさせてくれた。若先生は若いだけにシャキシャキしてムダがなくて「出来る！」感じだったけど、大先生のやさしさもちょっと身につけて欲しいなぁ〜と思ったのだった。

肩の注射は痛かったけど、○○肩には効いたみたい。

毎日シャンプーをする。何日に一度…？　なんとなく疲れているとき？…と、自分では感じているのだけど、右の耳に水が入る。右手でシャワーの持ち手？…を持って洗うので、右の耳にシャワー直撃！…なのがよくないと思うのだけど、ずっと同じように洗ってきて昔より右の耳に水が入る頻度が高くなっているので、ひょっとしたら疲れと言うより老化現象かも知れないとビビる今日この頃。

で、左の耳にシャワー直撃をすれば左の耳に水が入るのか？…と考えた私は時々思い出したように左の耳にシャワーを直撃してみるのだが、水が入ったためしがない。バカなことやってるなと吾に返ってしばし呆然とするのみだ。

耳に水が入ると気持ちが悪い。迎え水というのか？わざと耳に水を流し込むと取れるから不思議。

私の右耳はまっすぐで素直な作りになっている…と思うことにした。

この前、五輪招致のためのプレゼンテーションで、福島原発についての招致委員からの質問に答える安倍首相をみて、あごがはずれそうな気分になった人がたくさん居たらしいけど、その中の一人が私かもしれない。

けれど私のあごが外れかけたのは、「汚染水問題はコントロールされている！」という安倍首相の言葉にではなく、平然と笑顔で大嘘こいてるそのど根性に対してだ。あの場面でにこやかにあれだけのはったりをかますことができるなんて！…もう誉めてあげてもいいぐらい凄いぞ！

もし私が芝居でもいいからあの場所でおおぼら吹いてくれ（誰も頼んでくるわけ無いけど）…と頼まれたとしたら、私の胃には穴があき、血圧が急上昇して、心臓はパンクするに違いない。

チキンに政治家はむいてないとしみじみ思ったのだった。

栗が届いた。今日はちょっとムシ暑くて「このまま、またあの暑さがやってきたらどうしよう…」とマジでびびっていたのだけど、こうして秋の味覚の一つがわが家にやってきたということは、「秋なんだ！本当に秋なんだ！」と自分を励ます力になりました。ハイ。

で、メンドーがクサイのだけど、○○肩の左手をかばいつつ固い栗の皮をムキムキして今夜はめでたく栗ご飯となったわけで、それはそれは美味しゅうございました。自分が結構料理上手（単に口にあってるだけ）である事を嬉しく思ったのでした。たまにはうぬぼれてイイ気分になってもいいかと。

が、しかし、最近「夏バテ利用ダイエット」にいそしんで、なかなか素敵な感じで減量中の私。夜のお食事は炭水化物なしでここしばらくきていたのに、栗ご飯…完全に炭水化物！…お茶碗こんもりな栗ご飯…食っちゃいました。

自己嫌悪と秋の味覚に挟まれて身もだえする秋の夜長であります。