中島みゆきさんの「時代」をテーマにしたNHKの「SONGS」を見ていて、「時代」という歌の内容もさることながら、色んな人が「時代」という歌に接して、大切にして、時には複雑な思いを抱いているというのをみて、日本の大人の大部分はこの歌を聴いたら、それぞれの思いを改めて考えてみたりするんじゃないかしら…と、自分の心を振り返って思ったのだった。
どこかの学校の合唱倶楽部の子たちが歌っているのをみて、懐かしかった。子どもだった頃はまだ「時代」は世の中に出てなかったので、私自身が合唱したわけではないけれど、ああいう子ども達の合唱っていうのは罪深い。どうして人の涙腺を刺激するんだろう。自分が、または我が子が歌っていたのを思い出す。
私は歌うことが好きだった。どうして素直にいつでも「歌が好き」って態度を取れなかったのだろう…と、人生も終盤に至って後悔した。合唱団に入りたい。
小学校卒業の時、将来歌手になりたい…と書いたのはどさくさに紛れた本心。
| 2013年04月07日(日) |
日記:食洗とさよなら |
食器洗い機が壊れた。調子が悪いなぁ〜と思っていたら、もう何度プラグを抜き差ししても、スイッチをONOFFしても、ドアを開けてさえ水がジャバジャバ落ちてきたりして、さすがにもうさようならの時がやってきたようだ。
めっちゃ長いこと一緒にやってきたわけではないけれど、忙しい時には重宝した。お仕事が一杯あった頃にはなくてはならない同士だったけれど、ヒマになり、家族も一人減って「ま、自分で洗うか」と思うことも多くなって、もういらないかな〜と思い始めてもいたのでショックはないんだよ。
このでかい物がなくなれば、狭い台所もちょっとは広くなるし、なくなったらどういう風に使おうかな…なんて。そんなこと考えていることを食洗機は察したのかも知れないな。だとしたら寿命を縮めたのは私かも?
どんなものでもさよならする時は胸がきゅんとする。
4月1日からNHK朝の連続ドラマ小説「あまちゃん」が始まったのだけど、これがもう最初からおもしろい! 前の「純と愛」は始めの1週間がもう見るのがツライ…って感じで早々に諦めたのだけど、今回はとにかくおもしろい。毎日「くすっ」と笑わせてくれる。さすがクドカン!
そして、音楽がまたとてもいい。2日目からすでに頭の中でヘビーローテーションなのだ。一日何回もやってるドラマだけど一応朝7時半から見るので、じめっとした曲より、晴れ晴れ明るい曲の方がありがたいのだけど、今回はとにかく明るい!
スチャチャチャチャッ♪と刻むような曲調にぞっこん。とちゅう勝手に空耳で「すっとこどっこい!」という風に聞こえて、そこもまた楽しくてしようがない。
朝が楽しいと一日に希望が持てるよね。
| 2013年04月03日(水) |
日記:春と●●テック |
寒い時も薄着でOK!な感じで売っている●●テックを、年と共に寒さに弱くなっている私は何枚か持っているのだけど、あれは本当に暖かい?…と、誰彼なく聞きたくなる冬も終わって、世の中は春爛漫桜満開。
かっこよく●●テックとか言っても、私の中では「ババシャツ」でしかないので、冬も着るが今頃だって着ちゃうのだ。そして気付くのだ、「●●テックは暖かい!」と。むしろ「めっちゃ暖かい」というか「暑い」
若いもんに聞くと、●●テックは身体から出る水分(汗か?)で熱を発するとか。ちょっと待って? 寒い時に身体から水分が出るのか? 答えは「NO」だ。それでなくてもカサカサ乾燥タイプの私が寒い時期に汗など出るはずもなく、薄いババシャツは寒いだけ…ってことになっちまうんだ。
そして動くと汗ばむ昨日今日、薄いババシャツは立派に●●テックのお働き。
私はもう孫がいても全然おかしくない年ではあるのだけど、今のところ見た目はしっかりばーさんだが、実態は伴っていない。それに子ども好きというわけでもないので、「孫の顔が早く見たい派」ではない。
今朝、朝日新聞のおまけの新聞に「旅立ちの日に」という歌の話が載っていて、ドラ達が中学の頃によく聞いたな…と思って、その頃学校からもらったCDを掘り出してきてちょっと聞いてみた。
そういえば私は合唱発表会が好きだった。うちのドラ達が出ている時はいうに及ばず、他のクラスの時でさえうるうるしたものだった。またあの胸がきゅんとする学校行事を見学に行きたい。次に学校という場所にいけるのはいつなんだろう?・・・と、考えてそしてひらめいた。
初めて「孫の顔が見たい派」の人達の気持ちが分かったような気がした。
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