年末からの疲れがどこかに残っているようで、時々それが顔を出す。「ふぅ〜」とため息をつくと、どどんと疲れが出てきそうで、忘れたふりでやり過ごす。どこかへ行きたい。何かを食べたい…のだけど、何を食べたいのかよく分からない時がある。お腹が減っているわけでなく、甘いものが欲しいわけでなく、酸っぱいものが食べたいわけでなく。
で、今ちょうどもらった韓国海苔があるのでそれをパリパリと食べる。寿司海苔みたいな大きさなので、ほどよい大きさに切って入れ物に入れてあるのだが、すぐなくなる。そしてまた切り分けるのだが、手が油でギラギラして、海苔を切ったはさみもギトギトしてしまって困る。
この大きな海苔はみんなどうやって食べているのか?…と、いつも思う。そしてパリパリ食べながら、紙を食べているヤギはこんな気分なのか…と、いつも思う。
韓国海苔は美味しい。
あいかわらず自分の時間がとれなくて、これを書いているのも5日深夜、26時ってやつだ。それでも5日に追いついた。毎日書かさず書こうとか、そんなことは今は思ってないのだけど、こうしてモニタに向かってなにか文章を打ち込んでいる時間はとても好きだ。
誰かと話している気分。それは自分なんだろうけどね。もう2時だから寝ないといくら明日が日曜だと言っても結構早く起きないといけないし。でも、ちょっと愚痴りたい気分なんだ。
なんだかいつも誰かの為に私の時間を使っているような気がするんだよ。やらなきゃいけないことをさっさと片付けて、自分の時間を作ろうとしているのに、せっかく出来た自分の時間をまた誰かのために使ってしまう。
捕まってばかりの鬼ごっこ。
今年の私の抱負は、「きれいな字を書く」というのにする。私は自慢にならないほど悪筆だ。そのおかげタイピングは結構早い。そして字がひどく下手なくせに妙に筆まめだ。私の字がきれいならかなり素敵な女子になれそうなのに…。
そんなわけで最近、自分の字が下手っぴなのは何故なのか?…を、字を書く時(あまりないけど、メモを取ったりする時)少し研究していたのだけど、もしかしてせかせか書くから、下手っぴが余計下手に見えるのではないか?…というところに気付いた。
で、書道の先生でもある姪っ子にひらがなのきれいな書き方を雑談のついでにちょっと教えてもらい、その言葉を思い出しながらゆっくり書くことから始めようと思う。
きれいな字を見つけたらマネもしてみようと思う。
今日は私のお正月。今年はノーベル賞の晩餐会で飲まれたという日本酒を買ってあったので、元旦の日はちょびっとなめる程度に抑えていたのだが、今日はしっかり残してあった数の子でグビグビ…と、言ってもちっちゃい杯に5杯程度飲んだ。おいしかった。それから布団に潜り込んでちょっと寝た。これで「朝から酒をかっくらってぐうたらする」という私のお正月その1をやった。
それから、その2「着物を着て初詣に行く」をやろうと思って、喪中である事を思い出し、「着物を着てお買い物に行く」というのをやった。
毎年、なんだかんだであっという間に過ぎるお正月。文句を言っていても仕方ないので、今年はとりあえず「やってやる!」と思って実行した。気分がよかった。出来ないで文句をいうより、なんだかバタバタしていてもやるだけやったら気が済んだような気がする。
今年はこんな感じでやろうと密かに思うのだ。
今日は実家に新年のご挨拶…というか、めでたくない新年のお参りというところ。それでも何やかやとご馳走をならべ、それなりに楽しく食事をすることになったのだが、心にちくりと小さなとげがささるので、なんだか早く帰りたいとずっと思っていた。
母ちゃんが、なんでも父ちゃんに供える。から揚げも数の子もなんでもかんでも。そりゃ、好きなモノを供えたらいいんだろうけど、一年前のことを考えて素直に生暖かく見守るような気分にはなれなかった。
介護に超疲れていた母ちゃんは父ちゃんにヒドイ言葉をたくさんたくさん言っていた。介護疲れってむごい。「だけど、だけど…」と思っても何も出来ない私に母ちゃんをとがめることはできなかったんだ。
今、骨と写真に向かって優しくすることで、たぶん父ちゃんに投げた言葉で傷ついた自分の心も癒やしているんだろうな…と、冷静な私は分析する。
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