ちょっとお泊まりでお出かけしていたので、たまった日記をぼちぼち更新。
この日は、連れ合いのいとこ会に参加するため、お昼前から車で西に向かってえっちらおっちら。2年振りで2回目の参加。いとこ会としては3回目。温泉入ってご飯食べて、1つの部屋に集まってぐだぐだと話をするだけなんだけど、みんなとても楽しみにしているみたい。
2年前に比べると確実にみんな年を取って、2年分角がとれたみたいに感じる。私もそんな風に見られているのかな?
また来年もあるらしい。楽しみなんだか、イヤなんだか…。自分でもよくわからないけど、特別な予定が入らない限り・・・参加するんだろうなぁ〜
それでも、自分のいとこ達と会うより気が楽なのは何故?
ピアノのふたの上のホコリはとっても目立つ。人が来る時…お坊さんとかね…とりあえずささっと拭っておく。2日もたつと、うっすらほこり積もり、4日もすると立派にほこりが積もり、1週間もすればくっきりはっきり字が書ける。
お掃除が嫌いな私だって、さすがにいやになって、ピアノのほこりを拭う。またホコリが積もり、私は拭う。まるで賽の河原の石積みのように繰り返す。
そして…はたと気付く。ピアノのふたの上のぬいぐるみ。かの有名なくまさんなのだが、私は時々こいつを抱きしめてほほずりしたりする。抱き心地がいいのよ。ほこりはこいつを避けて降り積もるんだよね?
気付かないふり…という選択肢。
つる…植物のつる。猫の額に毛の生えたような(猫の額には毛が生えているが…)私の植物園には種々雑多な植物がわさわさ茂っている。小鳥も来るようなので、その置き土産(ふん)から芽をだしたものや、どこからかやってきた種から育った物など・・・わさわさ。
柊や南天が生えてきた時はとても得した気分だったけど、大概はどこにでもある「雑草」と呼ばれるもの達である事が多い。そんなうちの植物園にある日つる性の葉っぱがツルツル出てきたので、しばらく放置していたら日に日に伸びていろんな所にくるくる巻き付いている。
そんなつるを踏んづけて、もう片方の足がひっかかってこけそうになった。想像を超えた強靱さ。植物ってすごいよね。
午前中は暑くて、お坊さんが来てお経を上げる間汗がドカドカ流れてびっくりしたのだけど、お昼を過ぎてどこもかしこも開けっ放しのわが家のそこいらから、秋が「失礼しますよ」だとか、「ちょっとごめんなさいよ」とか好きなこと言いながらやってきて、最近は暑さより寒さに敏感になった私をすっぽり秋でつつんでしまった。
三時にはココアを入れた。これからが一番好きな季節。「赤毛のアン」を読み返したくなって、お菓子を一杯作りたくなって、色々引っ張り出して色々作ってみたくなって、夜更かしして本を読みたくなって・・・。
あと何回この好きな季節をまるっと味わうことができるかしら・・・。
息子にデジカメを貸すのに、メモリーカードを空にしようと、まずPCの「C」ドライブにコピー。『でも、これだけじゃ安心できないぞ。PCが具合悪くなったら困るし』・・・というわけで、念のために「D」ドライブにもコピー。そしてついでに外付けHDDにもコピー。
『でも、でも、PCや外付けHDDが丸ごと悪くなったら(まだ2年しか使ってないけど)困るわ』・・・ということで、きっちりバックアップをDVDにとっておく。それでも『でも・・・』って考える。DVDだって永遠に保つわけじゃないし、一体何に残しておけば完璧なのかしら?
・・・あれ?ちょい待った。そんなにがんばって残すほど価値のある写真・・・あったっけ?・・・無いよね。そのうちいつか消えてなくなるのもよいこと。
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