思いがけず、本当に思いがけず金木犀にあった。まず香りから、そして本体。認めたくないよね、もうこの季節がやってきてたなんて。明日から10月だよ。今年もあと3ヶ月。
冬支度(この言葉は素敵)をして、年末目指しておうちのお掃除(これがまた嫌いなんだよね)して、あっというまにお正月(好きなんだけど)を前に年越しの準備(楽しい部分も確かにある)して、そしてまた一つ年をとる。
四季の中では秋から冬にかけてが一番好きなので、そこもしっかり楽しみたい。いつもと同じように過ぎて、いつもと同じように新しい年がきたら、それはとてもよいことだよね。来年もその次も同じとは限らないし・・・。
年を取るって、温暖化で薄くなる氷の上を歩く白クマみたいなもんだと・・・思う。
夢を見た。怠け者の私がお盆に故義姉の家でがんばった色々を、近々またがんばりに行くのだけど、そのせいなのかどうなのか、夢に、それも白昼夢に義姉が出てきた。なんと、一緒におうちの掃除だとか片付けをやった。
義姉は、紫っぽい紺色の透けた着物を着ていて、夏のお坊さんの着物みたいに透けていて、でもお坊さんのとはちょっと違ってたように思う。
・・・で、笑顔で一緒に仲良く片付けをやっているのだけど、私は義姉が亡くなっていることをしっかり分かっているみたいで、「生きてる時に一緒にやればよかったなぁ」と思いながら手を動かしていた。
夢は私の、頭の中の引き出しがうっかり開いてしまった結果で、決してあの世から会いに来てくれたとか、そういうものじゃないだろう。でも夢の中で「会えてうれしい」と思っている自分がいた。
私はやせなくてはならぬ。けど、おすもうさんと勝負できるほど太っているわけではないので、ちょっとしたこと体重が減ることはない。簡単に減ったらそりゃ病気だよね。
だけど、美味しいものは食べたいし甘いものは大好きだし、運動は大嫌いだし…。前途多難と言い続けて幾星霜。「前途多難」の前途ってどこまで続くのかな。
なもので、いろんなダイエットにすぐ飛びつく。どれもそれほど熱心というわけではないけれど、ビリーもコアなんとかも今流行のカービィダンスも…そして骨盤枕ダイエットも。その骨盤枕の空気が抜けるようになった。超ずぼらダイエットで寝っ転がるだけってところが私にぴったり。
1000円の本のおまけなんだから、そう期待してはいけないんだろうなぁと思うけど、まだ効果の実感がないのにと思うと、残念。
JRの駅にいると、貨物列車に遭遇することがある。私はあれがとても好き。見慣れた会社の名前が書いてあったりなかったりの鉄の箱の中身は、いちいちなにかしらと想像するのは楽しい。
また、たくさんの台車にたくさんの鉄の箱がのっかていると、『景気がよいのかしら?』とうれしくなるし、空の台車が続くと『不景気だわ…』と心配してしまう。余計なお世話でしょうけど。
そして、ちょっと落ち込んでいる時は、空の台車に飛び乗りたくなる。あ、もちろん「死んでやるぅ〜!」とかそういうのじゃなくて、どこか遠くにいけそうで、行き先の分からない旅って憧れるから…。
でも、運動神経にはかなり問題があるから実現は出来そうにない。
…むむむ。何書こうか。パソコンに向かってない時に、洗濯物干してる時に、または電車に揺られている時に、『あ、今日は○○について書こう』とよく思いつくのだけど、今日も確かに何か考えていたように思うのだけど、いざキーボードを前にして何も浮かんでこない。
今日は5時半に起きてお弁当を作り、和裁のお稽古に行って、チクチク縫って、おしゃべりもして、帰ってきてドラマ「イ・サン」の続きを3本見て、「3月のライオン−3巻」を読んで、晩ご飯の用意をして…。
こうやって一日の様子を書き並べてみると…つまらん。「つまらんぞぉ〜」と叫びたくなるけど、変わりない日常って本当は一番大事なんだよ…と、自分に言い聞かせる。
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