日曜日、雨。朝から昨日の後片付けをちょっとやる。みんなで片付けるのだけど、なぜか早送り状態。会話もやや早送り。みんな忙しくて、「こんなことに時間かけてらんないのよぉ!」って雰囲気が満ちあふれていて、それにつられて私も早送り。
その後、お買い物。日曜日はいつものスーパーのポイントが5倍なので、生もの以外は日曜日にまとめ買い。でも、ちょっとその前に農協の直売所へ野菜を買いだし。そこに並んでいた米をみた瞬間、思い出した!…今日はお米を精米しなくちゃいけなかったんだ。持ってくるの忘れた(大泣)
仕方ないので、お買い物を全部済ませてお昼ご飯の後、出直し。しょぼしょぼ降る雨の中、ハンドル持ったまま眠ってしまいそうな自分を叱咤しつつ運転。こんな危険な綱渡り…だってしかたないじゃん。米の残量大さじ2杯。
帰って、30分ほどお昼寝、その後紫蘇ジュース製造。自分をほめてやりたい2日間。
せっかくの日記なんだから、毎日埋まるようにしよう。…というわけで、土曜日の日記。
自治会のお祭りがあった。今年は当番にあたっているので、朝から働いた。ホントに働いた。首にタオルをまいて、力仕事や愛想笑いや、金ちゃん走りで獅子奮迅のお働き…と自分では思う。
そしてメインイベントな夜、売り子さんをやった。子どもがわらわら寄ってきて、子ども苦手連合会の私なんだけど、あろうことか意外と子どもの相手ができた。我ながら感心。中学生や高校生もきて、その相手もなかなかのもん。
でも、それって当たり前よね。私だって子育てしたもんね。経験を活かせばこんなこと朝飯前ってこと。夕飯前だったけど。
終了後、もうひと働き。毎年はイヤだけどたまにはいいかな…と意外にも思った。
私は子どもが好きではなかった。だから自分の子どもでも実際に会うまで、上手くやれる自信も可愛いと思えるかどうかもわからなくて、たよりない妊婦だった。見た目は立派な大人でも中身は成長しきれない子どもなんだから、しょうがないじゃん(逆ギレ)。現在もだけど、何か?
今日病院の待合室でママとちっちゃい男の子を見た。ついこのあいだまで、そんな親子を見ても笑いかけてくれば笑い返すが、泣きわめいていれば軽く非難のまなざしを…的ないやなオババ。でも、今日はぼんやりと、その子のほっぺや小さな手やママにすがりつくその仕草を見ていて、昔は私も持っていたけど、今はなくて、これからは持つことができない、もやもやした(幸せとでもいえばいいのか)モノだなとしみじみ思った。
友人の中にはすでに孫に夢中になっている者もいるが、おなかの中にいる子どもにさえどう対処して良いのか分からなかった私に、まだなんの気配もない孫にどんな気持ちを持てばいいのか…正直わからん。
こればっかりは出たとこ勝負と観念するしかないな。
セミたちが弱ってきた。あっちこっちにコロコロと転がっているセミだったものたち。一晩中弱った声を聞かせてくれてたベランダのセミ。朝早く見たら上向いて手を…手足をごにょごにょしていて、「くたばるならお願いだからよそへ行って」と一応お願いしてみた。締め切った硝子のこっちから。
だって、セミって物体になっているのかと思いきや、いきなりぶぶぶぶぶぶ…と飛んでびっくりさせるんだもの。油断大敵。しばらくして見たら、じっとしているので、靴べらでちょいとつついてみた。動いた!屋内退避!。
空も飛べなくて、木につかまることもできなくて、賑やかしく羽根を高らかに鳴らすこともできなくて、セミは空を見上げて何を思うのかしら。「俺、もうあかんわ…。けど彼女も見つけたしエエ人生やった…」と思いながら空を見ていてほしいと、この季節になるといつも思う。
夏の終わりはなんとのう、さみしい。
昨日の電車は思ったより込んでいて、通勤客は確かに少なかったような気がするけど、行楽帰りの人も多かったが、根性で座って帰った。
途中、向かい側に座った上から下までOFFなファッションの男性がスマートフォンらしきものを操りながら、やたらニコニコしていて、若くはないけれどなかなか素敵なその方は、電車に乗ってることなんてすっかり忘れたような無防備な笑顔をさらしていらしたのだった。
本を読みつつチラ見していた私。なんだか怪しいメールのやり取りだろうか…と勝手に妄想。
今日、車を運転してショッピングモールの駐車場から出て、角をまがろうとした時、反対車線を50ccの単車がやってきて、その運転手(男性・中年)が、これまたうれしそうな楽しそうなお顔をしてらした。満面の笑み。口がお月様の半月みたいになっていて、これまたイイ笑顔。馬券でも当てたのかしら…とこれまた妄想。
無防備な笑顔…ま、無防備なしかめっ面よりイイよね。
|