東日本大震災から
R/H



 カップラーメンが消える!

スーパーやコンビニではカップラーメンやパン、日持ちのする食料品が消えている。それは何故か?家でTVを見ていて恐怖心を植えつけられてしまっている主婦たちが大挙して買いだめに走っている。開いているスーパーを除くとキャリーカート一杯の食料品買いだめの列。

貴女達の家族は何人ですか?

被災者は食料に困っています。被災者の親戚に持って行きたい人も沢山います。

それでも今困っていない貴女が、困っている人を押しのけ買いだめするのは何故ですか?

昼間働いている一人暮らしの若者が、仕事を終わって買い物に行ってもパンお牛乳もないと困っています。

何故自分だけ余るほど買うのですか?



2011年03月18日(金)



 家族でゴルフへ

土曜日なので、長男と次男と会社の専務と4人で取引先のゴルフ場にお見舞いを兼ね出かけた。地震以降休場していたがこの日から再開と聞いていたからだ。

来場は3組8名。

殆どのコンペは中止か延期。確かに大震災でゴルフではない方も沢山いる。しかし、ゴルフ場も従業員を抱え企業として成り立っている。このままでは倒産するゴルフ場が続出するだろう。

何とかしなければ!

2011年03月19日(土)



 パーティー決行!

今日は上尾商工会議所通常総会と永年勤続者表彰式、祝賀パーティーがあった。

先日の正副会頭会議で会等から「総会は行うが、表彰式とパーティーはどうしたら良いか?」と相談を受けた。私は即座に「決行しましょう!」と答えた。

東日本大震災の被害者の支援と表彰パーティーは違う。あまり自粛すると震災不況に陥るので、逆に商工会議所は「過度な自粛はやめよう!」宣言をしようということで一致した。

予定通り行って本当に良かったと思う。
入学式や卒業式を取りやめるところも多いと聞く。
一生に一度の場をどうして取りやめるのか?支援と自粛は切り離さないと本当に震災不況になるぞ!


2011年03月27日(日)



 直接支援隊立ち上げ準備

3月11日、地震発生以来ずっとモヤモヤしていたが、54歳を過ぎた体でもようやく動く決心をした。

阪神淡路のときは、地震発生6日目に寝袋と食料を持って現地入りしたが
あれから16年、地震発生以後20日、

さあ、できることから頑張るか!

かつて、海外支援で行動をともにした仲間、
三聚会、友人などに声をかけ来週水曜日に打ち合わせをする。

避難所に、絵本・児童書などを届ける予定。

2011年03月30日(水)



 現役JCに寄付

今日、青年会議所の埼玉ブロック会長と専務に
現役活動資金63万円を手渡した。

我々も現役時代に阪神淡路大震災が発生し
みんな手弁当、自己負担で活動した。
今回は、阪神淡路の比ではない災害。
支援期間も範囲も長く広いだろう。

OB諸兄に声をかけ寄付を集めた。
まだ1週間にも満たないがあっという間に63万円が集まった。
通帳記帳をすると、懐かしい名前が並んでいた。
JCの友情はOBになっても嬉しいものだ。

まだ、連絡が行っていないOBやOB会がある。
まだ集まるだろう。



2011年03月31日(木)



 友人と会食

昨夜、高校の同級生とその友人、それぞれ夫婦で6人でお台場のベイコートクラブで夕食を楽しんだ。二人は、それぞれ上場企業の社長と役員だ。
普通より夜景は暗く、ベイブリッジも東京タワーも灯りは無い。久しぶりにゆっくりと食事を楽しんだ。会員制で一般の人が入れない倶楽部は時には良いものだ。

今日彼からお礼のメールが来た。
「震災の対策や新規事業年度の経営施策などで、最近緊張の連続だったけれど昨夜本当にリラックスした。やっぱりダチはいいね!」と。
被災した仙台事務所の復興支援と、世界的シュアの大きい彼の会社は、こんな時こそ足を掬おうと狙っている会社対策に追われている。

僕はメールでこう返信した。
「世界中に顧客のいる日本企業は今が正念場だろうけど頑張れ!○○のバイタリティなら乗り越えられる!次は軽井沢で会おう!」と。



今日から4月、桜の花もようやく綻び始めた。
今朝、弟が知り合いが気仙沼高校で避難所のリーダーをしていて避難所の小学生のランドセルがないので送って欲しいという要請があったという。
至急集めて気仙沼まで走ろうじゃないか!



2011年04月01日(金)



 毛細血管作戦

明日、早朝気仙沼に出発する。
往復900キロを超える。けっこう遠いな!

日曜日は、きっと面会者で避難所は込んでいるだろう。
でも、今回週末に行かなければならない理由がある。

今回の物資搬入は、気仙沼高校避難所から弟へのSOSでランドセルを届ける。
現地からの要請なら「災害支援車」に認定が受けられ、高速料金免除になる。
だから、上尾市役所に気仙沼市役所に連絡をしてもらった。
そしたら、教育委員会に連絡してくれ確認をしてくれたが、返答は
「ランドセルが必要だし、支援の申し入れは沢山あるが、どこでどれ位必要か、
今後時間をかけて調査するので勝手に持ってこられても困る」という返答。
つまり、「災害支援車」の認定は出さないという結論だ。
だから、高速料金休日割引の日曜日に行かざるをえない。

私が首相なら、「誰もが気軽に支援に行けるよう。そして東北地方の観光産業復活のために、3年間東北道無料化!」と宣言する。
もしまともに高速料金とガソリン代を払うと5万円はかかる。
こんなことは、民間は復興支援をするな!と言っているようなものだ。

しかし、現場の避難所を管理しているものは
すぐ始まる新学期にランドセルを間に合わせたいとSOSを出している。

硬直化して、血栓をおこしている動脈にかわり、
僕たちは毛細血管作戦を行う!


2011年04月02日(土)
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