過去日記倉庫(仮名)
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フリフリ のおれ的わたし的ベスト2007はこちらより
2008年01月30日(水)
なにも殺せない指をあそばせて / 甘食
琉球新報のクロマニヨンズライブの記事 。これも記者が書いてるんですかね。すごい日本語だなー(笑)。若い人っぽい。 月末ですね。だるいのでぼちぼちサボりに入ります。今日もまたDVD数枚とスピッツのアルバムを借りて鑑賞。スピッツって本当すごいなー、今年はこれ流しっぱなしで空中生活を送るのであろうか。考えるとちょっと恐ろしい。でもいきなり出会ってはまっていくこの感じは悪くない(笑)ドライブしても楽しいしね。すぎなみメロディを聴いてると西荻窪のガード下(本屋とか西友とかある)を歩いている感じを思い出す。はじっこだけどな。懐かしい。 映画も特に何も無し。というか今は映画に毒にも薬にもなってほしくないので、駄菓子のようなのばっかり借りてくる。海でのはなし。 とかハチミツとクローバー とか。 海でのはなし。はドロドロになるべき筋立てをこんなスカスカにつくれちゃうのかという感じでしたが、西島秀俊が珍しく?ナイーブな役をやっててよかった。車の中であおいちゃんを拒む場面がよかったです。最後が予定調和なのが???だったけどね。専業主婦っぽい母親のパチンコの原資はどこから出てるのかとか、非常勤講師の給料で親の株の借金が返せるものなのかとか、突っ込みどころは満載なんだけど、すらすらと流して見れてよかったです。あおいちゃんが持ってた革の斜めがけバッグはいいなあ。重そうだけど。革のかばん探してみようかな。スピッツは、おまけかな…ファンが見ると怒っちゃうかもなあ。使い方が適当で。映像はきれいでよかったのですが。 ハチミツとクローバーは原作含めてむしろ苦手な部類(笑)なんだけど、蒼井優が見たくて借りました。なんか、かわいい女の子が見たいだけなのだろうか…そうかもしれない…主人公の男の子がジャニーズの方で、誰かに話しかけられると必ずにこっと笑ってしゃべるんだけど、やっぱりアイドルだからなのか役づくりなのかわからなかった。でもかわいらしいのでよし(笑)。チャリもすごい懐かしい色と形なのでわくわくした。あれに乗ったことがある。ケツにだけど、懐かしい。 主人公の女の子の造形とか話の流れとかはもう見なくてもわかるような感じで、先輩の伊勢谷友介も熱演してたけど、ああいうタイプって見飽きてるんで、どっちかというと「美大生っぽくない」脇役に関心が行った。加瀬亮の役がよかったな〜すごい生々しくて、原作ファンからはたたかれそうだけど、なんか見てて救われる所があった。グループからちょっと離れた所に居てマイペースなのがよかった。まあこういうタイプもぜんぜん普通なんだけど、好みというか…後で知ったんだけど、加瀬亮さん三十路なのですか。ぜんぜん見えなかった。役者だなあ。この役のこの後どうなるのか知りたいんだけど、漫画を読めばいいんですかね? あとは転がれ!たま子 。これこそかわいい女の子を見るだけの映画かなあ〜広田レオナも出てるし。平岩紙も見れてよかったです。三つ編みかわいい。まあ、でもとにかく山田麻衣子…ひきこもりで鉄カブト(!)、フリフリのニットに水玉の長靴。それでもかわいい(笑)アップが多くていちいちかわいい〜と声援を送りながら見てました。 これは脇役はすごい豪華で見ててそんなにうっとおしくなくてよかったです。日進月歩堂のおじいさん(ミッキー・カーチス)をもっと見たい所だったけど、役の設定もナレーションで流されてしまった。平岩紙も何かやらかしてくれそうだったのに、いなくてもいい感じで残念だったし。おっ、そういうふうに思うのも珍しいな。見た目漫画ちっくなんだけど、そんなにバタバタしてなくて見やすかった。竹中直人も苦手だけど見れたし。監督が新藤兼人のお孫さん(女性)ということですが、目指す作風はもっと違う感じのかもしれないですね。 また主人公の生きる目的が甘食にあって、後半は甘食を自力で調達すべく動き始めるという話なんだけど、そのパン屋で働く場面がよかった。というか、パン屋がいい…(はあと)パンの映画なのか!と思った。日進月歩堂はやっぱり明月堂 がモデルなのだろうか。おじいさんが倒れて、他の店を探すんだけどおいしいものが無い!!っていうので、へーと思ったんだけど、やっぱり違うかなあ。私も甘食好きなので、食べてみたい。 でおじいさんの弟子のお店を探して働きはじめるのですが、それがおいしそうなお店なんだよなあ。Patisserie Madu という実在(もう閉店したららしいですが…)のパン屋で撮影したみたいなのですが、中のパンがおいしそうでなあ…確かに甘食は置いてないなって感じだけど。その店主が松重豊でさ…(はあと)帽子の形はちょっと違ってて、ふくらんでるのがまた麻衣子ちゃんに似合っててかわいかった。あと店員(兄弟子?)がふたごでなんか藤子不二雄の漫画で見たような感じなんだけど(笑)、これが前の職場の上司に似てて和んだ。この辺でアメリを思い出したりするんだけど、アメリなのかな?これは。ふたごキャラっていうのがジュネっぽいんだよなあ。 それで主人公はアメリよりもずいぶん子どもっぽいキャラで、色恋ざたは特になし(前半、主人公にベタボレと言うお寺の息子はなぜか母親と結婚してしまう)、とにかく甘食からちりちりと半径を広げていくというのがよかった。兄弟子にもっと仕事できるようになれよと叱咤されて、パンの名前を覚えようと勉強(というか食べてるだけなんだけど・笑)してる所がよかったなあ。おいしそうで。まあいきなり甘食焼けちゃったり(簡単なのかなあ…)あんまり苦労してる感じがないのは残念だけど、映画だからいいか。前はこういうかわいいだけの映画ってイライラして見れなかったんだけど、最近はそうでもないなあ。むしろ積極的に見てるような(笑)なんだろう…これも大人力?ていうか目線がおばちゃんになってるのかもしれないけど…
2008年01月28日(月)
月曜日 / YouTubeしおり
自分用に作成。ジャズというかドラム関係。別窓で開くようにしました。すみません… ●Han Bennink Solo Video II このビデオ売ってるやつなのだろうか…ほしい…ジャケの原画披露に萌え(はあと)演奏の合間に映るシュヴァンクマイエル風のオブジェもハンさんの作品なのでしょうか。羽根を挿したメトロノームのノイズがすてき。萌えだなあ〜(馬鹿)I の方が演奏多めです。5分半あたりの、ハイハットに鳥笛を挟んで鳴らす所で悶えました。好き…普通の演奏もまたかっこいいんだよなースネアのマーチングっぽいソロとか本当にうまい。法政学館に来た時のことを思い出しました。 ●Irene Schweizer/Han Bennink - Moods Zürich 2003 イレーネ・シュヴァイツァーとのデュオ。女の人とやる時楽しそうだよなあ(笑)。 ●Andrew Cyrille/Kidd Jordan/William Parker - Vision Festival アンドリュー・シリルとウィリアム・パーカー。キッド・ジョーダンさんは初めて見ました。やはりニューヨーカーなのだろうか。あんまりうるさくならないフリー。ずっとカウベルちゃかぽこしてる(笑)どういう気分だったんでしょうね。 ●Paal Nilssen-Love and Joe Mcphee フリーのドラムと言えばやはりポール・ニルセン-ラブさんでしょうか。この人エルヴィン・ジョーンズに似てるよなあ…特にドラムたたいてる時。手数が多いタイプで実はそんなに好みではない。 ●Scorch Trio Live レギュラーバンドはこんな感じ。ヘビィなギターのトリオ。暗くてドラムがちゃんと見れない… ●Michiyo Yagi @ Kongsberg 2006 ノルウェーのジャズフェスにて八木美知依 さんが入ったセッション。革のホットパンツと右腕の刺青にしびれた。しかしこの演奏PA無しだったらすげえ(笑)サックスがピーター・ブロッツマンだし、あり得るけど。弦が切れないかハラハラしながら見る。 ●Talon Koto Trio 八木美知依さんのトリオ。ベースがナスミツルでドラムは本田珠也。照明があやしい… ●dravideo supershot 一楽儀光 さんの映像を探したんだけど、ないみたいだなあ。専らどらびでおの映像ですね。これはテレビで紹介された時の映像。ご本人が解説されているのが嬉しい。自分が見た時は映像と音がすごいずれてたんだけど自分だけ? ●doravideo のど自慢 YMO いくつかあがっている映像でこの曲が最も完成度が高いと思われたのでこれをリンク。2分弱で涅槃行き。音だけでもいけます(笑)アレンジがうまいんだよね〜その他に坂本龍一のやつもあったのですがすごかったです。 ●doravideo ノイバウンテンvsドラびでおvs大阪市長 演奏は割と普通なんだけど、タイトルとカメラワークがいい(笑)短編映画を見ているようだ。演奏は後半の忠臣蔵?を使っているのがかっこいいですね。 ●d.v.d - CET - Japan - 20071202 ツインドラムと映像が同期するユニット。前から見てみたかった。ドラムはイトケンさんと植村昌弘さんときいていたけど、これは植村さんではないようだ。思ったより素朴な感じですね。 ●Ikue Mori and Zeena Parkins / sound. at REDCAT pt. 1/4 ラップトップのイクエモリとハープのジーナ・パーキンスのデュオ。最近のライブみたいなので、後でゆっくり見ることにします。 ●Tim Berne/Chris Speed/Marc Ducret/Michael Formanek/Jim Black NYと言えばジム・ブラックだなあ。94年のライブとのこと。ゆるやかに艶かしく、消耗することなく燃え続ける。普通のアングルで演奏風景を見たい所なのですが、これはこれで雰囲気あっていいですね。 ●Carlos bica, Jim Black, Frank Mörbus これが最近のライブ…いや〜ジム・ブラックさん最近はこうなのね。先日ドラムマガジンで見た時にはあまりにもショックで日記に書けませんでした(大失礼)。メンバーはスペインの方らしいのですが、音楽は普段とあんまり変わらない感じですね。 ●Cyro Baptista and Billy Martin's Black Lamp Medeski Martin and Wood のドラムのビリー・マーティンとシロ・バプティスタのデュオ。楽しそう。こういうオーガにっく系は苦手になってきたんですが(笑)いろいろな楽器が出てきて、見てておもしろいです。 ●Tatsuya Nakatani percussion solo at Swanson Gallery in Louis おお、探したらありました。中谷達也 さんの映像。やっぱり好きだなあ…一番好きかも。最初の弓奏から釘付けでよだれがだらーと(馬鹿)。別に音が聴こえるので編集してるのかな?と思ったんだけど、弓弾きしながらバスドラでドコドコ鳴らしてるんだな。その後の金物でフロアタムの打面を擦るのとかリンの扱いとかもういちいちうなずきながら見る。うーん、こういう演奏がしたいんだよねーそう思って今までもやっていた。なんでなのかな?普通のドラムの演奏法とかけ離れてるでしょう。でもこうしたいんだよなー。 ●Tatsuya Nakatani and Dave Farris デュオのセッション。セットの前にしっかり座って上よりも普通っぽいドラムの演奏が見れる。スティックが小さくてお箸みたいなんだけどなんでだろう。重力を利用するようなフォームを生かしてるんかなあ。やっぱりシンバル吹いてるけど(笑)。いやーすごいなー。吹きたいのかなあ。吹かなくていいと思うんだけどなあ、シンバルは(笑)。でも胴鳴りでけっこう大きな音が出るんじゃないかと思います。 ●the new global village それではル・カンニン の映像は!と思って検索したら1件だけあった。バール・フィリップスとヴァイオリン、琴とボイスの方と一緒のセッション。おおっ、やはり大太鼓なのか。声が大きいし、弦楽器もみんな擦ってるから大太鼓の音は聴こえないかなあ…ソロ見てえ…しかしあんなでっかいシンバルで擦っちゃうのね(笑)どんな音になるんだろう。 ●Electric Kulintangエレクトリック・クリンタン の映像。本当はスージー・イバラの映像が見たかったんだけどこれしか見つからないなあ…ドラムたたいてる所ないのかなあ。うーんクリンタンも歌もかわいいんだけどさー、自分が今求めている音楽ではないんだよなあ。聴いてみたい気はするんだけど。 ●"Chipmunk Stomp" by Roberto Rodriguez and Susie Ibarra ●Susie Ibarra Electric Kulintang at the UN ●Kulintang ensemble, Mindanao, Philippines, 1966 フィリピンの本式の?クリンタンの演奏。時代が古いのと演奏者が全て女性というのが目を引きました。いろいろ見てると女性が演奏してるのをよく見る。 ●Kulintang: Tagonggo solo, Mindanao, Philippines 女性のソロ演奏。リズムは割と単純でやりやすいかもしれない。単純だけどドライブ感があって楽しいですね。 ●Kulintang and talking gongs これは男性。名人によるゴング演奏の解説つき。横に居るゴングの2人組の奏法がおもしろいですね。一人が2個たたいて一人が1個の際をずっと刻んでる感じなのが。 ●Argao Kulintang / Manuel Marley フィリピンセブ島のアルガオで撮られた映像があったのでいくつか見る。タイトル付きが微笑ましい。これはお手製の木琴でしょうか。二またのマレットはいいですね。 ●argao farmers unplugged クリンタンは無し。これ南米の楽器だよね… ●katribu argao これはプラグドのライブ(笑)。katribuさんは他にもいくつか映像があったので地元では有名な歌手なのだろうか。なんかジョニー宜野湾さんを思い出しました(笑)。和む。
2008年01月25日(金)
金曜日 / ハッスル&フロウ
iBookで書くとボリュームアップするなあ…なんでかしら。まだ本屋にいます。最近スピッツの本が出てたので拾い読みしようとしたらほぼ全て立ったまま読了。買おうかなあと思ってたんだけど、読んじゃった。wikiのスピッツの項目 とだいたい同じでしたね。メンバーが多摩地区に住んでた(分倍河原とか国分寺とか懐かし〜)というのと、やっぱり歳が近いので音楽的環境が似ていて共感。影響を受けたアーティストでゼルダの名前を見つけた時は胸がきゅんとした(笑)あとブルーハーツ見てショックを受けたとかな。スピッツの前のチーターズって、当時雑誌とかで名前見たことあるんだよなあ…ひょっとしてライブも見たことあるかも。同名で違うバンドかもしれないけど、地域的・時代的に合ってるかもと思うと感慨深い。365歩のマーチのサバスバージョンって何だろ(笑)なんかもう学生っぽくてすてき。 最初はとにかくインディーズ志向でとんがった(死語)音づくりで頑張ってるんだけど、よくしてくれる事務所のために売れる曲づくりを試みる、で実際にヒットしてしまうっていうのがおもしろくて、私がスピッツに対する興味ってその部分にあるんだけど、そういうヒット曲ってあんまり苦労しないでつくってるんですね。またこんな地味なのつくっちゃったよ〜とか思いながら二日くらいでちゃっちゃっとつくったものがオリコンチャート入りとか、すっごい不思議なんだけどなあ…才能ってこと?バンドとしてもかなり効率的に成功してるし。私が勤めていたライブハウスで見てきたのとは違う世界なんだなあと痛感します。 それもやっぱり成功したいという欲望のパワーなのだろうか。そして才能か…とにかく他のメンバーが曲をつくる草野さんのことを尊敬してて、それに奉仕するような感じになっている。例えばロビンソンのイントロのあのギターがすばらしいんだけど(私も弾いてみたい)、それもまず本メロあってのものだと思うし。デモ聴きながらつくったのかなあ〜どうやってできたんだろうと思う。そういう源泉みたいのがあって成り立っているんだなあと思いました。草野は次どんな曲つくるんだろう、それが楽しみなんだっていう記述で終わってる所なんか、やっぱり未来への期待なのかなあと思う。ご本人は淡々としてるんだけど。そんなものかなあ。 それでまた思い出したのが、去年DVDで見たハッスル&フロウ 。年初めに見たブラックスネークモーンの監督です。メンフィス三部作の一作目でやっぱり音楽がすごいよかった。実は去年ベスト1の作品(笑)。ヒップホップだしポン引きだし自分の生活とリンクする所は全くないんだけど、セッション・録音シーンがすばらしいのと、主人公が同世代で、南部の田舎で腐りかけてもんもんとしている様がやっぱりぐっとくるんですよね。 ホテル代さえケチって車1台で客引きしてる(ていっても自分は運転席に座ってるだけ)主人公がある日元クラスメイトに会ってまた音楽活動を始めるんだけど、そのクラスメイトが録音エンジニアで、たまたま教会でゴスペルの演奏を録ってるんだけど、それがピアノ伴奏のコーラスでシックですばらしいんですよ。それを見させてもらっているうちにはからずも涙して、もういちど音楽をやりたい気持ちが湧いてくるという場面があって、私もつられて涙(笑)。自分何やってんだと。馬鹿ですね〜。 それで自分の家の空き部屋に紙の卵パックを貼ってスタジオにし、セッションを始める。主人公がMCで、ゴスペルバンドに参加している白人の若者を入れて3人で曲づくり。あとで身重の妻がコーラスで入り、すごいかっこいい曲ができてしまう。録音エンジニアの友人は音楽に限らずいろいろ仕事してるんだけど、奥さんも堅い仕事で、夫がそういう活動をしているのを見ていて不安でならない。主人公が友人宅を訪ねて、キッチンでセッションになるんだけど、奥さんがいつの間にか現れて腰に手を当ててしらーーっという感じで見てるのがおかしかった(笑)やっぱヒップホップってそういう存在なのかなあ。いい歳して!って感じなのかしら。後でその奥さんが心配で主人公の家に押しかけて録音を聴かせてもらう所がよかった。主人公のラップもセッションを重ねて言葉遣いも磨かれてるし、人に聴かせるっていう気合いが伝わるいい演奏だった。これだけで充分だよなと思う。 音楽をやっていると、そういう幸福な瞬間って訪れてしまうものだったりします。私のようなへぼへぼな演奏家の元にさえも。たぶん客観的に見ると密室に囲い込まれて脳内快楽物質が出てるだけなんだけど(笑)、すばらしい高級なものをつくりあげるというより、なんか「やっちまった」みたいな、そういうものなんだけど。それで自分以外の誰かに認められたりするともうだめ(笑)それだけで生きていけてしまって、やってられないよね。 主人公も、街を出て成功した知り合いのラッパーにカセットテープを託すため、クラブに出向くんだけど(その前の妻とのキスシーンがいいんだよなー)、結局思いが遂げられないばかりかその腐れのラッパーを半殺しにしてつかまってしまう。でも仕事仲間の女の子がラジオ曲を回って営業したおかげでオンエアされることになり、入った刑務所でその曲を知っている職員からほめられてまた自作のテープを渡されたりして、アーティストとしての将来は正直言ってキビしいと思うんだけど、そういう経験があるとやっていけてしまうんだよなあ…まああくまで自尊心の問題なんだけど。 主人公が刑務所に入って面会に来たメンバーが、俺ら堅気の仕事だけどそれでもやってらんねーよ何か欲しいんだよみたいな話をしている所でまたぐっときた。会議の録音仕事とか自販機の詰め替えとかなんだけど。んーブルースだなあ、綿畑から逃げるためのブルース。車工場の労働から生まれたシカゴのエレキブルース。ヒップホップもそういうものなのかもしれないなあと思ってちょっと共感できた。すごいベタベタで何感動してるんだろうと思ったんだけど(笑)グラミーにもノミネートされてたんですね。主人公は黒人なんだけどなんか堂本剛似で親近感湧くし(笑)、下品な所も多いけどおすすめです。音楽好きな方はセッションシーンだけでも見てほしいですね。