舌の色はピンク
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| 2022年10月27日(木) |
朝からたいへん、整形外科クリニック、娘の世話更新 |
3時起床。晴れ。 2時半過ぎに発生した授乳後、 妻が寝かしつけるのに苦戦して僕が代わり、 そっから10分少々で眠ってもらえたのだが 今度は僕が眠れなくなってしまい、 そっから朝までまんじりともせず過ごした。 ようやくまどろんできたかという5時半過ぎにまた娘が騒ぎ出し、 妻が授乳後、娘が下痢に近い便をしているという。 その処理はだいたいやってくれたのだが、 服などに付着した汚れまでは処理しきる気力もなさそうだったので交代。 ついでに保湿もやり、着替えさせ、居間に連れて行ってから 汚れたスリーパーと肌着を手洗い。 でさらに洗濯。 ベッドシーツと布団用シーツも両方洗った。 衣服にタオルにおくるみやらも加わって大量。
弁当はもう手抜きで、冷凍のヤンニョムチキン。 レタスがないからキャベツだけ千切りにして加えた。 朝食はトーストとスクランブルエッグ。 洗濯物干して、着替えして、ゴミ出しの用意して、顔洗って、 ばたばたしてるともう8時28分。 上機嫌の娘を置いて、8時半に家を出た。
肌寒いが天気はよく、昨日に勝るとも劣らない気候。 九段下に降り立ってみると、 大勢の人の流れに混じっていい年した男性が 街路樹の段差の上をわざわざ歩いていた。 けったいな、という目を一瞬やってしまったが、 いいだよな、別に。 あれでいい気分になれるんなら。 やめようと自制する方がばかばかしいとすらいえる。
あと育休明けてこうして外に出てみると やっぱいろいろ思い巡らせられる機会が多いなと思った。 ストレスフルなのは間違いないけど。
仕事、7月時点で宙吊りになってたものが また指導し始めて、あほあほの波にさらされている。。 想像絶するようなあほ段取り…まあ無能ってそういうもんだしな… わかってる…おれはわかってる…大丈夫大丈夫…
18時半に荻窪駅へつき、 急いで整形外科のクリニックへ。 40分前には受付にかかれた。 雑居ビルの一室だし受付前には 手書きの周囲がずらずら並んでいるし なにか第一印象は不安だったが 結論から言えばすばらしかった。 なんといっても先生が優秀だ。 早口でまくしたてるのに語り口が理路整然としていて 飲み込みやすい。 一方こちらの話は遮らずちゃんと聞いてくれる。 レントゲンを取りましょうとなれば20秒後には撮ってたし、 撮り終わったら20秒後には診察席で見せてくれた。 すごい人だ…。 で、なんでも大事にはいたってないようだった。 首の頚椎の七番だかが圧迫気味で、 ヘルニアっぽくなってるらしい。 ゼリーがしみでて神経に触れてるんだとか。 それで痺れや痛み、感覚上の冷えを感じたりするとのこと。 処置としては、機械で首を上に引っ張る治療を1ヶ月ほど続けてみて、 それで改善すればよしとしましょう、とのことだった。 生活上の注意点は冷やさないことが第一。 別段、重いものを持ったりする意味での負荷は気にしなくてもいいそうで、 赤子を抱っこするのをためらわなくてかまわないのは助かる。 診療後、早速一回目の治療。 首にカバーをひっかけて、10秒真上に釣り上げられる。 で10秒休み。その繰り返し。10分続く。 まあなんていうことはなかった。 会計は2700円。 受付の女性に、遅い時間にすいません、 いいところですねと伝えてみると、 先生優しいですよねえとニコニコした返し。 ああ、本当いい病院だ。 ちゃんと先生を誇らしがってるって。
なんだかテンション上がったまま帰り道妻に電話。 娘は娘で、今日はお肌について小児科クリニックにかかっていて、 その報告を妻から聞いた。 肌は良くなってはきているそうだ。 詳しくは帰ってから訊くことにした。
スーパーにも寄り、20時前には帰宅できた。 夕飯はもう冷凍エビピラフで片付けた。 700gっていわれてもわかんねえよと思ったけど 二人分としては両方大盛りにできて今はちょうどいい。
食後、娘をあやすのをちょっと中断して母に電話。 母の誕生日である11月3日に誰とも会えないようだから 会社を休めたら行こうかと思案した。 電話は5分程度で切り上げて風呂へ。 入浴中に娘はもう妻が寝かしつけて、 ちょっと雑事に取り組んでいるともう22時。 妻から娘の肌の扱いの注意点などを改めて聞いた。 湯船は39度まで、そして3分以内で切り上げろとのことだった。 保湿は大事。 ただしクリーム自体はクリニックでもらえる。 正確には、費用が自治体持ちとなる。 容器代だけかかるそうだ。一つ60円。ただみたいなもんだ。 肌の弱さ、一生の付き合いになるかはまだわからないらしい。 今しっかり手入れしておくと、後からの発症が抑制できる期待があるそうだ。 全面的に従ってみるつもりでいる。
はやばやと寝支度に入った。 23時前に授乳、それからミルクをやって、 民話を読み聞かせ23時半過ぎに就寝。
| 2022年10月26日(水) |
保湿更新、人外差別、腕のしびれ |
6時起床。 娘は5時まで寝てくれていたようだ。 授乳後、騒いていたわけではないが起きていて、 ウーとかアーとかかわいい声をたまにあげ、 そして段々と不穏な気配が出てきたから、 僕が今へ連れて行ってあやした。 あやすと笑ってくれるくらいには上機嫌でこちらも楽しい。 抱っこしたり歌ったりしつつ、7時過ぎに着替えを兼ねて保湿。 保湿用のクリームは、昨日かかった小児科クリニックから とりあえず試供品としていただいたという代物にかわった。 これまでの液状に近いクリームよりは 固形に近いタイプで、塗りにくい。 だが意志が言うには、塗りにくいものほどよく効くのだそうだ。 妻もそれは、なんとなくわかると同意していた。
今朝は弁当の用意がないから楽。 洗濯物を干して、娘をあやしながら朝食準備。 トースト1.5枚ずつとヨーグルト。 8時に妻を起こし、食べながらチャンネルを回し、 見るものがないからとEテレに落ち着く。 お母さんといっしょ。 妊娠中はよく見ていたのに娘が産まれてからは視聴頻度が下がった。 1,2才児が出てくると、可愛いのだが、 マウントとられてる!と直感的には思う。 それには妻も同意していた。 で、そのままケモナーの番組が始まったからまたチャンネルを変えた。 ここで問題提起。 獣を擬人化させたデザイン、僕は嫌いで ひと目見た瞬間に気持ち悪ッと思ってしまうのだが、 これは差別にあたるのだろうか…。 ちょっとむずかしい問題だ。 これが、僕が犬が嫌いだからという目線についていえば、 単に好みの問題となるだろう。 少なくとも犬に人権はないから人権問題に発展し得ない。 では対象が妖怪であったら? …などなど考えていくと、妖怪だのモンスターだの、 あるいは動物相手ですら、過去の漫画で言及されてきたなと思い至る。 考えてみれば、海の向こうの、先進的なつもりでいる国々から これが細心の価値観っすよみたいな格好でくる人権問題みたいなの、 大抵は 「日本の若者なら“もう飽きたよ”というものばかりです」(花京院典明) なんだよな。 今更?ってなる。 漫画内のストーリーで語り尽くされてるから。
仕事はどうということもなく進み、 昼飯は久しぶりの神保町ランチ。 中華粥のセットが復活しないのでラーメン屋へ。 濃い目のやつ。しょっぱい。美味い。 ラーメン欲が満たされた… ところでカウンター上にドンと置かれたラーメンを 横に座ってるやつに取られてそのまま食されたらどうするか。 など考えてみた。 これ映画的だな。
時間あったので神保町ふらついてみた。 さぼうる2は復活。三省堂は工事中。 こまごまと変わりつつある神保町。 ちょっとずつつまらなくなっていくのだねという感じ。 ブックホテルとか寒いし。 昔ながらの古書店ばかりは応援したい。 しかし何も買わずに出てきてしまった。 民話を探しているのだが見つからない。 伝記や歴史、民俗とかいった方面になってしまう。
今日も定時に退勤。 以前ならば残業日だった水曜日。 思いの外、早く帰れて気分いいというよりは 現場に仕事を残してきた不安感みたいのがまさる。
それでも時間に余裕ができた分、 今日は降車を西荻にして、肉屋に寄って帰った。 19時そこそこに帰宅。 娘は今日もそれなりに行儀よくしてくれていたらしい。 ただ妻は、荻窪駅に新幹線の予約を取りに行ったあとさらに 高井戸の図書館まで繰り出したらしく、 それぞれベビーカーを押して歩いていったというから 相当な労力だったはずで、事実疲れ果てていた。 たださすがは育児関係に強い高井戸図書館、 借りれた本の数々には満足しているようだった。
夕飯はカンタンに、肉屋で買った調味済の牛肉を焼いて焼肉風。 これをサニーレタスでキムチとともに巻いていただく。 美味い。 食べながら、録画しておいた100カメの、 マンモスこども園の回を見た。 5歳くらいの女の子同士が仲違いをしてしまったが、 そのあと地力で仲直りしていた。 わざわざ大人に、この後謝って仲直りするね、とか宣言していて…。 なんてイイコなのだ…。 そしてなぜ、大人にこれができないのだ…。 見ていて泣きそうになっちまった。
食後の授乳を終えるとだいたい少しは娘の上機嫌タイムが始まるのに、 今日はぐずりっぱなしだったから早々に抱っこしてあやし、 20時半に妻に交代して寝かしつけてもらった。
妻は借りてきた本をいくつか紹介してくれた。 デンマークの母親は子どもを褒めない、みたいな本があって、 デンマークの母親ってダンサー・イン・ザ・ダークじゃん、 と僕が軽口を叩くと妻にはうけて、 Twitterに投稿していいかという。 「いや、障害を扱っている話でもあるし、 どんな人が傷つくかわからないから、やめた方がいいな…」 「ああ、こっちはそんな意図じゃなかったけど、ってね」 「そうそう」 だいいち僕ら二人も映画の細かいところまで覚えてないはずなのだ。 軽率に動かないでよかった。
妻からはベビーマッサージについての説明をしてもらった。 要はオイルマッサージで、 アメリカ式の心理的な効果を狙った スキンシップ主体の交流となるらしい。 「でも調べてたらね、いいなって。 あーマッサージしてもらいたいなーってなっちゃった。 だめ?」 「そうか…いや、僕も万全だったらやってやりたいんだが…」 「具合悪いの?」 そうして、右腕のしびれについてとうとう白状した。 2ヶ月越しに露見したわけだ。 肩こりが、とか、筋肉痛が、とか、 いちおうこれまでにも近いことは言ってきたのだが、 しびれはだめだすぐに病院にかかってという。 「明日にでも行って」 「明後日じゃダメですかねえ」 妻が調べてくれたところ、 荻窪駅北口側のクリニックになら明日夜でも行けるようだった。 観念して退勤後にかかることにした。 一応僕としても、育休が開けてみれば 抱っこ地獄からも解放されるぶん 腕は休まるからそこで調子が取り戻せると期待しつつ、 次の土日まで変わらないようなら病院にかかろうとは思っていたのだ。 そう伝えると妻も納得はしていた。 一応症状的に、脳梗塞などの恐ろしい病気は該当しそうにないので、 緊急性はないとは信じている。
23時過ぎに授乳、さらにミルクをやって、 そんなに飲んでくれなかったし 今日は昼寝時間が長かったそうだから 夜中困らせられるのだろうなと怖がりながら、 民話を読み聞かせて寝た。
| 2022年10月25日(火) |
後ろ髪引かれる出勤、娘予防接種二回目、週末予定 |
5時半起床。 4時半過ぎに一度授乳が発生し、 妻が飲ませてから抱っこひもで寝かしつけをして、 しかしものの30分程度で起きてしまったというわけだ。 居間に連れ出してあやす。 どうやら構ってもらえればよかったらしく、機嫌はいい。 可愛い声を聞かせてくれる…ああ癒される… だが構ってやらないと不穏な気配を発する。 結局は抱っこする必要に見舞われるのだ。
7時半から朝食準備、弁当づくり、 洗濯物を干したりといった家事を進めた。 弁当は白菜と牛肉を炒めてエバラ焼肉のタレで味付け。 サニーレタスと、昨日妻が買ったカボチャのサラダを加えた。
8時半を前に家を出なければならない…のだが、 いかんせん娘が可愛かった。 あれだけ可愛い声を出されてそれを振り切らなければならないというのは ずいぶんコクなことだ。 後ろ髪を引かれながら家を出た。
今日は11時頃から娘の予防接種二回目。 いちおう医師についでの相談ができるかもしれないからと、 先週撮っておいた、肌の湿疹の写真を送っておいた。
お昼に入った報告によれば、 今回は副反応などの心配はないそうだ。 今日明日で発熱だけはあるかもしれないとのこと。 で、肌の湿疹については、後日また別途診察したほうがいいでしょう、 と医師から勧められたそうだ。 そして娘の機嫌は昨日と打って変わって、すこぶるいいらしい。 妻と娘がほのぼのした時間を過ごしていると思うと和む。
定時で退勤して荻窪駅からスーパーだけ寄って帰宅。 19時。 ノータイムで夕飯の準備…としたい一方で娘を触りたい。 5分程だけたわむれてから調理にとりかかった。 夕飯はマッシュルームのリゾット。 しめじも足した。 オリーブオイルでにんにく、キノコ、米を順々に炒めて、 白ワインでじゅわっとさせたらあとはお湯足していって煮るだけ。 仕上げに塩胡椒、バター、粉チーズで完成。 25分程でできるしあったまるし美味い。
食後は授乳、それから娘は機嫌よくしてくれていて、 構うほど可愛い声をあげてくれた。 途中で母と電話。 調子はよくなってきてるようだから、 今週末は行かずに済ませてみるつもりでいる。 一方義母は、こちらの娘のために編み上げたという上着を 早く着せてみたいとのことで、 では今週土曜日のお食い初めに合わせて来てもらったらどうかと提案したのだが、 妻は僕の母親に気兼ねするようだった。 僕としては、普段なら気にしないでいいだろうで済ませるところ、 たしかに今の弱った母を差し置いて お食い初めというイベントに片側だけ呼ぶというのは いっこう差し支えないとはいえない。 とはいえこうした遠慮でせっかくの思い出の機会がついえるのもなんだし、 やはり義母にはきていただいて、 ただしその証拠と写真だけは共有スペースにアップするのを控えてとこうとなった。 で、後日話にあげる分にはかまわないという。
娘は20時半に寝かしつけて、 それから洗濯物を始末や洗い物を終わらせてから入浴。 こまごました雑事をやっつけて、 21時半から約1時間の自由時間。 G線やった。 やっぱ贔屓目なしに見るとぽこぽこ穴が目立つな。 誘拐事件の間際まで進めて中断。
授乳後ミルクをやり、民話を読み聞かせ、 0時前に就寝。
| 2022年10月24日(月) |
カリイオ、久しぶりの残業、時間がない |
5時半起床。雨。 ここ数日娘は23時代の授乳を最後に 朝まで眠っていてくれたものだが 昨晩は2時半に泣き出して授乳、 それから5時にまた泣き出して妻が応対し やむなく授乳、それでも泣きやまないから 僕が居間へ連れ出してひたすら抱っこしてあやした。 30分ほど格闘して、どうにも埒が明かないから 抱っこ紐で抱いてやるとようやく落ち着いてくれた。 20分ほど寝かせて、それから保湿と着替えでまた泣かしてしまい、 洗濯や弁当の準備に取り掛かる際にはもう諦めて iPhoneで音楽をかけて泣き止ませてしまった。
8時に妻を起こし朝食。 トーストとヨーグルト、コーンスープ。 僕は洗濯物を干したり弁当を仕上げたり 着替えたりゴミをまとめたりしていた。 忙しいのにこれら全部をおれがやる必要あんのかな… という考えがよぎらぬでもなかったが、 その時間は妻が娘と遊んでいて、 僕にとってはそれこそ幸せの時間よと思えたから苦でもない。 8時半に家を出た。 予報に反して雨が降っている。
東西線は遅れが発生していた。 これ、という事件も事故もないのに 数分遅れてもたもた走ってるといういやあな遅れ。 睡眠時間あまり確保できなかったし 荷物が重いからできれば座りたかったところを、 立ちっぱなしでのろのろ進まれるのはつらかった。
仕事はなんということもなく… 比較的余裕があったので、 マンション舞台の話を考えたりもしていた。 タイトル、いったんはカリイオとした。仮に。
仕事中は眠くて仕方なかったけれども、 育児から離れていられるというのは、 それはそれで楽ではある。 ごくごく単純な意味で。 望むと望まないとにかかわらず、気が休まってしまう。
21時に退勤、21時半ごろ荻窪駅着。 21時48分に帰宅してみると妻が疲れ果てている。 今日は午後からずっとぐずりっぱなしの娘と格闘していたようだ。 20時半ごろようやく寝かしつけて、 とりあえずぼうっとしているらしかった。 お疲れ様です。 ベビーカーでスーパーに繰り出した際にはおとなしかったそうだが、 その前後は大泣きで、 買ってきたお弁当を食べていても大騒ぎしているから 無理やり抱っこしてみていたところ うっかり肉団子を布団の上に落としてしまったという。 で、もう精根疲れ果てて何も処理できていないと… とりあえず僕は妻が買ってきてくれたビビンパ弁当を食べ、 ついでに一度落としたという肉団子もたいらげ、 それから布団を手洗いした。 明日は雨が日中は降らない予報だから改めて洗濯しよう。 それから洗い物を済ませてお風呂へ。 疲れてもいるし、眠いことは眠いが、 想定では赤子相手にもっと日々眠れない、 もっと日々疲れているつもりでいたから問題ない。 それは君がガンバッてくれているおかげだよと妻に伝えると、 そう言ってもらえると助かるという返事。
入浴を終えるともう22時50分。 ミルクの準備、明日の準備など進めて、 10分だけネットして寝支度。寝室へ。 娘の寝顔しか見れないというのは寂しいものだったが、 それでも朝会ってるし、 夜もこうして授乳のために起こしはするから、まだましか。 目は開いてないけども…。
授乳後23時半ごろまでミルクをやり、 民話を読み聞かせ、0時ごろ就寝。
| 2022年10月23日(日) |
じじいの好例、VS人形、どっかの日記 |
6時半起床。 またも娘は朝まで寝てくれていたようだ。 ありがたい… 妻の目覚めもいいようで、授乳した後は二度寝もせず、 こちらも気分がいい。 7時に朝食。 休日トーストとヨーグルト。 洗濯機を大盛り詰め込んでまわし、 たきあがったらお散歩へ。 娘をベビーカーに乗せて西友まで出た。 ところが着いてみると空いていない。 そうか、9時開店であった…とスマホを見るとあと2分。 もう開くところだよ、と知らないおじさんに話しかけられた。 「今時はそんなので見るんだねえ。ついていけないからさ。 おれはまだこれよ」 と腕時計をちらつかせる。 今時分にあってそんなネタをふられるとは思わなんだ。 しかし知らない人に話しかけられるのは好きだ。 店の開く1分少々だけ会話を交わして、それから入店。 10分ほどで買い物を終えて店を出て、帰路の途中、 帰宅直前の道路で先ほどの爺さんにまた声をかけてもらった。 なるほど子連れとなると相手からの認知度は高まるのだ。 こうやって地域に顔見知りができていくのかなと認識を新たにした。 そして…ありゃいいじじいだ。 あのくらいフラットに話しかけられるようになりたいもんだ。
妻はいそいそとZoom打ち合わせのための準備をして、 僕はニラウンド目の洗濯やら娘の世話をしていた。 10時に妻は打ち合わせのために書斎にこもり、 僕は娘の面倒をみつつ、 落ち着いてる時間にはPCいじりをした。
G線上の魔王をインストール、再プレイ。 誘拐犯からの身代金受け渡しについて洗い直しておきたかったので。 さすがに古臭さがすさまじいな。 絵もUIも。 気にしないでいられる自信あったのに オー こんなにかとおののいた。
妻は12時半に打ち合わせを終え、 昼飯は肉屋の出来合いのバジルソテー。 炒めれば済むというやつ。 サニーレタスとトマトを添えていただく。 うんまーい。
午後、一息ついてから買い出し、西荻へ。 昨日借りたDVDのうち一本を返し、 今度はOKストアへ。 この大回りはそこそこ時間がかかる。 それでも気持ちいい秋晴れのなか自転車を走らせるのは悪くない。
帰宅後は主には娘の面倒を見ていた。 幸せながらあっというまに時間が溶けていく… こまごました家事を終わらせつつ、 夕方に1時間ほどもらい、G線をプレイ。 なんだかんだでこまどま動いてしまうので 実際には30分くらい遊んだだけだけども。
入浴は今日も僕が担当。 土日はおれに任せておけ…なのだが、 今日は入浴前からぐずりが強く、 入浴中はなんとかもってくれたものの、 入浴後にはおもいっきり泣いてしまっていた。 このタイミングのは抱っこしてあやせないから問題だ。
妻の入浴中もひたすらあやし、 隙を見計らって夕飯作り。 チンジャオロース。 それに母の隣人からいただいたミョウガの酢漬けとサラダ。 リケンのわかめスープ。 19時に食べ始めて、 まもなくまた泣き出した娘を抱っこしながら食べた。 めちゃ美味しいけど味わいにくい。
妻に授乳してもらい、十数分経つとようやく機嫌よくなってくれた。 外が気持ちよかったので三人でぐるっと周辺を散歩してみた。 ここ数日は冷気による夜の気持ちよさがあったが、 今夜は暖かい秋の夜だ。 これもまた格別。
娘を10分ほど抱っこして寝かしつけて、 20時半過ぎから映画を見た。 また韓国映画。 真夜中の管理人。 ノワール映画観たかったのと、 舞台をマンションに次々と怪事件が起こる… というネタが次に書きたい作品の参考になりそうだったから ワクワクして見始めたのだが、 これが単なるホラーでガッカリ度が激しかった。 なんのひねりもないホラー… しかもあまり意味もないようなオムニバス形式で、 まぁしょうがないダラダラ見るかと続けてたら 三編目で人形と暮らす男というのが出てきて切った。 人形はダメでしょ。 妻を呼び、しばらく一緒にいてもらった。 きみは精神科医にでも相談しに行ったほうがいいんじゃないのと妻が言う。 「でもどうせその場合、精神科医も元人形だったりするんだぜ」 「なんでもいいけど、あの子がもうちょっと育ったら、絶対うちに人形来るよ。 女の子だからね。絶対欲しがると思うよ」 「なんでそんな嫌なこと言うんだ…」 「そのつもりでいたほうがいいよ」
僕はそれからなんにもする気が起きず たらたらとPCをさわっていた。 妻は買ったものの始末に取り組んでいた。えらい。 23時までに寝支度を終え、 妻の授乳後にいつも通りミルクをやると、 普段ならそのまま眠り直してくれるところ、 今夜はなんだか目を覚ましてしまったようで、 妻が寝かしつけてくれた。 民話はほんのわずかだけ読み聞かせて、 0時そこそこに就寝。
※ たぶん6月あたりの日記に書き加えるはずで 書くだけ書いておいた記述が発掘されたが いつの日のできごとかがわからない。 残すだけ残してはおきたいからここに載せておく。
↓
犬を散歩させてる飼い主同士が慣れ合ってて フン、愛犬家どもめと通り過ぎようとしたときに聞こえてきた会話。 「そちらの犬はなんですか」 「ああ、チワワです」 「へえー」 エー! 愛犬家でチワワわからないってありうるのか。 おれでもわかるぞ。スタンダードなチワワだったし。 なんか自分と愛犬家二名という線引きがあったつもりが その片割れから愛犬家という看板が崩れ去って 我々にあった境界までもが不明確になって ここがどこだかわからなくなるような感覚に陥りまでした。
先輩と一緒に帰りながら この前初めて競馬場に行ったんだという話を聞いた。 正確には、レースの開催されていない競馬場には 以前行ったことがあるが、 今回は友人がG1のレース観戦券を抽選で当てたとのこと。 相当楽しかったようで喜々として語っていたが こちらとしては全然興味がない。 興味ないわりに上手く聞き役にまわる。 当たり障りない相槌にそう頼らず ところどころ気の利いたコメントや質問を挟む。 それでも気持ちよさそうに話している。 あまりよくない時間だなこれは。
ただ聞きドコロとしては、 ウマ娘きっかけで競馬にハマったこの先輩、 500円という少額の賭け金で楽しんできているのだが 一年経った今もその額は変えていないらしい。 しかし今回は初めての競馬場観戦、 それもG1レースだということで、 今回だけ、今回だけというつもりで、 1000円を賭けたそうだ。 スゴイ。 ストイックっつうか。
| 2022年10月22日(土) |
連続睡眠新記録、クエン酸を探して、何ヵ月ぶりかの映画 |
7時半起床。曇り。 よく眠れた…というのは、娘が寝続けていたから。 なんと夜中ずっと起きなかったようだ。 実に7時間半以上。 新記録だ… いやいきなりこんなことになって心配でもあるのだが、 それでも何ヵ月ぶりかに妻も夜通し眠れたということになり、 とりあえずは好ましく思った。
朝の授乳後、休日トーストとヨーグルトで朝食。 洗濯は2ラウンド。 ベッドマットも洗って、 さらにはマットレスを裏返して空気を通させもした。
11時くらいに三人で散歩へでる直前、 妻に電話が入った。 どうやら義母が先日お世話になったマッサージ店で、 施術士がコロナ陽性となったようなのだ。 で、今広島で義祖父のもとに滞在しているのだが、 念のためもう居座らず帰ってしまうかどうか…を相談していた。 9割がた問題ないのだろうけど 何かあったら後悔しそうだから帰っておいたら、 と妻は応じていた。 僕もほとんど同意見だ。 僕だったらどちらかといえばそれでも滞在してていいんじゃないかと言うが、 なにぶん高齢かつ悪性腫瘍もある義祖父の事情を鑑みればやむなしというものだ。 義祖母が亡くなってまもなく一年となる。 その一周忌を来月に控え、ようやくひ孫も見れるという予定もあって、 今なにかリスクにさらすわけにはいかない、というのは仕方ない。
散歩は今日は図書館に向かってみた。 ベビーカーにのせられた娘は意外と大人しくしてくれていて、 いつでも出られるよう構えながらではあったが館内にいられた。 妻は利用者登録をしてカードを作った。 その際、旧姓で登録できないかかけあってみたようだ。 だが図書館は公的機関であり、役所の管轄となるそうだから難しいらしい。 結局は結婚性で登録したようだった。 妻は育児本を二冊借り、館を出てから、 一応役所にもかけ合ってみようかと悩んでいた。
一度帰宅してからもう一度三人で出て、 今度はドラッグストアへ。 ガーゼやサプリ、クリーナー、ベビーボディソープなど ごちゃごちゃと買った。 もう一度家に帰るともう12時。 授乳してもらって、昼飯。 今日は味噌ラーメンにした。 もやしはごま油で炒めて、さらにバターで炒めたコーンを足した。 げきうまだ。
娘はなんだか上機嫌で、あやすと笑ってくれるのが楽しい。 午後、こまごました家事を終えてから僕は西荻へ出た。 三井住友で預金を済ませてからドラッグストアのサンドラッグへ。 クエン酸がない…ない…と探しまわる。 ドラッグストアってほんとどこに何があるかわかりにくいよな。 あえてそうしてるドンキホーテみたいな販売店とは違って 分類とかもしっかりさせようとしてるはずなのに どこに何があるか全然わからない。 掃除用クエン酸は禁煙予防の棚にあった。 見つかるかそんなもん。 しかも大容量のものしかなかったから見送った。
TSUTAYAでひっさしぶりにDVDを借り、 八百屋で野菜を、肉屋で肉を大量に買い込んで、 今度は100円ショップでクエン酸を探す。 液状タイプはあるが粉末タイプがない。 重曹はおろかセスキソーダもあるのに… 店員さんにも確認を取ったが品切れらしい。 諦めきれず、目の前のワイズマートというスーパーへ。 ここは食料メインらしく、日用品はほとんどなかった。 諦めきれないところを諦めて帰宅。
娘はだいぶ泣いていたらしく、妻は疲れ果てていた。 胃腸の調子が優れないのか、気持ち悪いともぼやいている。 娘の面倒は請け負って、家事しながらしばらくあやしていた。 出勤が始まったから土日の入浴は僕が担当することにしたので、 娘を風呂へ入れてやり、アフターだけ妻に任せた。 入浴を妻と交代し、その間はまたあやして、 しかるのち夕飯準備。 肉屋で買ってきたハンバーグを焼き、 しめじをデミグラスソースとケチャップと中濃ソースで かるく煮込んだもの。 めちゃうま。
テレビは録画しておいたねほりんはほりんを観た。 ボディーガード。 やってきたうちの一人は、今は便利屋の方面に傾いているという。 なるほど対暴力団がわかりやすい例だが、 今の時代は暴力というダイレクトな身の危険は遠ざかりつつあり、 もっと多岐にわたるトラブルへの対処ということで 便利屋の需要が高まるというのはうなずける話だと思った。
食後、洗い物を済ませて、娘をかるくあやしながら母へ電話。 声の調子は悪くなかった。
それから娘を寝かしつけて、映画を観た、 韓国映画。 声もなく。 誘拐犯が一人の少女の面倒を見ることになって… というノワール気味の映画で、 結論から言えばべつに面白くもなかったが、 今は誘拐物を織り込んだ作品を書きたいと思ってるから 参考にはなった。 映画としては、主人公の住むバラック小屋がよかった。 蒸し暑そうで、布がいっぱいあって、 帰ってすぐそのへんに寝転がって眠れる感じ。
しかしまあ子供ができても映画が観れるという実績ができたのは大きい。 20時半に寝かしつけて、20時40分に見始められれば 120前後観れてしまうのだ。 今日は22時半に見終えて、それから少々PCをいじり、寝支度。
寝室には暖房を入れた。 僕ら夫婦だけならまだしも 子どもにとっては寒さは大敵だからという 妻の判断に押し切られた格好だ。 授乳、ミルクを終えて、 明日は日曜日だからとちょっと長めに民話を読み聞かせ、 0時半前に消灯。
| 2022年10月21日(金) |
久々の出勤、十時間ぶりのの娘、出産祝い |
7時起床。晴れ。 今日から出勤となるわけだが、 なんと布団のなかが心地よく起きたくない。 ずっと目覚めは早かったのに… と思いつつ7時にちゃんと居間に出た。 眠っている妻と娘はそのままに、洗濯をし、 ゴミをまとめて捨てに行き、弁当の用意。 ホイコーロウもどき。 キャベツと豚肉を豆板醤とオイスターソース、 胡椒で味付けただけ。 洗濯物は、今日からは妻に干すのを任せるつもりでもあったが ワンオペ初日にある程度の自信をつけてもらいたくもあるので さっさか自分で干した。 8時に妻を起こして朝食。 トーストとドライフルーツヨーグルトのみ。 娘はかるくぐずっていたが妻があやしてくれた。 今朝だけは家を出るのはちょっと早めにして8時25分。 行ってきますと妻娘に告げると、 なんか急に寂しくなってきたと妻は言い、 娘は何もワカラン顔でおどけていた。
9時10分に九段下に着いて、 ドラッグストアで水を買い、9時20分前には会社に到着。 上司に挨拶。 当たり障りなく謝辞を述べ、 当たり障りなく応答してもらい、 元気な子が産まれてくれたなら何よりだとの言葉を頂戴した。 続けて先輩やらの同僚にも挨拶。 皆さん厚意的でたすかる。 この三ヶ月は、心配していたような忙しさには見舞われなかったようだ。 僕が休暇に入る直前が一番ばたついていたらしい。
僕がチーム内へのお礼にと 事前に買っておいたトリュフケーキを配っていくと、 先輩からは、少ないけれどもとお祝いをいただいた。 ありがたいことだ。 しかし恐縮以上に、本当は控えたくもある。 金をもらってしまうとそれが制限にもなるのだ… もらうのは断れないし…というような話題を 昨晩に妻としたこともあいまって、なんだか難しく考え込んでしまった。
残業については当面、週に一回か二回とさせてもらった。 というか月曜日を固定残業日にしておいて、 あとは忙しさによって穴埋めするような格好だ。 こちらの都合とチーム内人員の休みやすさを両立させる、 そう悪くない落としどころを得た。
仕事は久しぶりにやったらなかなか楽しかった。 引き締まるっつうか。 ほとんど一日かけて、この3ヶ月間の記録を追ってただけだったけど。 でも上がり際には重めの仕事を引き受けて 定時を少々越しもした。
帰宅して娘を見るとびっくりするほど可愛かった。 そうか、退院以来、こんなに長い時間… …といっても11時間にも満たないが… …顔を見ない日はなかった。 泣いても愛らしくってしかたないし思う存分抱きしめてやった。 妻が言うには、すっかりうつ伏せが安定してきたらしい。 まだ首が据わったとはいえないものの、 うつ伏せで首を上げてほぼ固定、という状態を維持できるようにはなったようだ。 すごい。
夕飯は昨日と同じくシチュー。 あっためて明太子だしてサラダとご飯用意しておわり。 でソーイングビー5見た。 久しぶりのコメディアン野郎もこう時を経てみると悪くない。 しかし途中で娘がえらい上機嫌な声をあげるものだから テレビはストップしてただ遊んでやることにした。
妻は書斎にひっこんで、今日撮影したらしい写真の編集をしていた。 今日で娘は月齢3ヶ月となった。 おめでとう。 元気でいてくれてありがとう。
次第に泣きはじめ、ひたすら抱っこしていると今度は眠ろうとする。 20時そこそこではさすがに早いからと 名前を呼んでやると起きる。 で抱っこしたまま20時半までもたせて、 あとはもう寝室で寝かせておいた。
それから妻はケーキを食べよう、食べたいともちかけてきた。 今日は久しぶりの出勤となった僕へのご褒美で一つ買ってきてくれたらしい。 これを半分こするのだという。 ご褒美というなら妻が余計なものを食べないのが一番なのだが、 今日は妻も一人で頑張ったことだし…と、こちらも余計なことはいわないでおいた。 さてケーキは神明通りのケーキ屋で買ってきたもの。 ピスタチオのクリームの下には薄いチョコレート、 その下には厚めのホワイトチョコレートのクリーム、 さらに溶かしたナッツを塗ったダックワーズが土台となっている。 食べてみると…ホワイトチョコレートの味が際立って、 本来もっと複雑なはずのこのケーキの風味が感じられない。 ではと、ホワイトチョコレートを抜きにしてみたらえらい美味しかった。 強いし、甘すぎるのだ、ホワイトチョコレートは。 まったくいらねえぜ、と思いながら、 よけたホワイトチョコレートを口に含んでみるとこれが美味い。 ほのかにコーヒーが合わされているようだ。 なんなんだこのケーキは…
それから妻は自分の母に電話をかけ、 その電話が終わるころに僕は入浴をした。 21時を過ぎての入浴なんて久しぶりな気がする。
読書やPCいじりをして、23時前に寝支度。 寝る前に意を決して先輩からもらった施しを開けてみると、 意外や意外、西松屋の買い物カードだった。 3000円分使えるようだ。 なるほどこれは、いい…。 3000円ていうのも、こちらが気負わないいい額だ。 これが現金となると、5千円札一枚になってしまいかねないところ、 なるほどカードなら3000円が通る。 買い物額としては少なくもないし。 いや、いいな。 人への出産祝いに悩んだら僕もやってみようか。 とりあえずアイクレオのミルクにでも使わせてもらうかな。 いやはやありがたい…
授乳後にミルクをやり、寝顔を長々見てから 民話読み聞かせて0時ごろ寝た。
| 2022年10月20日(木) |
育休最終日、のこぎりでの解体、人に金をやると |
7時起床。晴れ。 よく眠れた。 妻は昨晩もあまり眠れなかったらしい。 娘を居間に連れ出し、泣いているところを着替えさせ保湿。 ゴミ出しやら洗濯やらを片づけて朝食の準備。 いつものトーストとチーズトーストを用意してやり妻を起こし、 食べ終えてから良く晴れているからと2ラウンド目の洗濯をした。 それから三人で朝の散歩へ。 昨日ベビーカーに長時間乗せていたからか大騒ぎしていた記憶を危惧して、 今日はエルゴの抱っこ紐を妻に装着してもらい、 娘を抱きかかえて歩くこととした。 やはりベビーカーよりは疲れるものらしい。 だが秋晴れの空気は素晴らしかった。
15分ほどで帰宅し、僕は買い出しへ。 図書館は休館日だった。 1冊だけ返却ポストに投函し、延長で借りたいものは 明日電話で頼むこととした。 でOKストアで食材買って、 ドラッグストアでゴミ袋とかおむつ拭きシートとか買い込んで、 大荷物で帰宅。 娘と洗濯物の面倒を見て、昼飯の準備。 焼きそば。 具だくさんの大盛りで大満足。 途中だったクレイジージャーニーを見ていると 娘がぶりったから中断して始末した。 便秘が続いていた割には控えめの量。 まだまだ出してほしい。
食後、妻はプレイしていたクレヨンしんちゃんの夏休みを 最後までクリアーして、以後は原稿だか掃除だかに取り組んでいた。 僕は娘を抱っこ紐であやしながらPCをいじるなどして、 14時を前に娘が昼寝に入ったから、 半端になっていた中型のゴミたちをのこぎりで切る作業に入った。 島田荘司の眩暈の影響で、 人体をぎこぎこ切っているような錯覚に陥りそうになる。 ぼくにバラバラ殺人は難しいな。 ただただタイヘンだ。
今日は家族三人でもうゆっくり過ごすと決め込んだから たらたらと家事などしていた。 妻と与太話に興じたりもした。 妻は年収がなんかいきなり額面100万近く上がったらしい。 それとは関係なく、 人に金をやるとその人の行動を制限することになる、 といった話を聞かせた。 これは物語にしたほうがいいかもしれない。
16時近くなって、そういえば明日からの出勤のために 定期を買う必要があるが、朝慌てたくないからと 西荻まで行ってみることにした。 なにしろ秋晴れが気持ちいいからフットワークも軽くなる。 自転車でさっと繰り出し、ついでに久しぶりに TSUTAYAにも寄ってみた。 余裕があれば近日中に映画でも借りてみようか。
帰宅後、上機嫌の娘をちょっとあやして、 夕飯のシチューづくりに入った。 入浴は妻が初めて完全にワンオペでやりきり、 僕はそのあとのびのびとひとり入浴させてもらった。
夕飯はシチューに明太子をつけてやり、 録画しておいたをゲームゲノムを観た。 ペルソナ5を紹介していたが、 プレイ時間が長すぎるのと、 やっぱなんか痛そうなのがネックだ。 ゲームとしての面白さはすさまじいらしいのだけど。
20時過ぎ、外が気持ちいいからと夜散歩に三人で出てみた。 育休中についてちょっと振り返る。 はじめはヒカルの碁読んでいたなとか。 遠い昔の出来事のようだった。 妻も同じのようだ。
家に帰ってみると娘はすっかり落ち着いて、 このまま寝入りそうだったから抱っこし続けてたら 本当に眠ってしまった。 ベビーベッドに置いて退散。
それから妻の、一旦は書き終わった漫画原稿を見せてもらった。 面白かった。 僕は日記をまとめたりなんだりの雑事にいそしんだ。 ついでに、出産してまもなくの当時の日記文を 妻に読み聞かせてみたりした。 妻は退院後しばらくは寝てばかりの生活だったから、 その当時の僕のてんやわんやを知らないに等しかったので、 えらい苦労してたんだねえとねぎらってもらった。 もちろんこの記録は僕視点の苦労が記されているだけで、 妻が書き残せていたなら、彼女の方がよっぽど苦労話が続いたろう。 行動数ではたしかにこちらの方が多いだろうが、 精神的な苦労では比較にならない。
だいたいいつも通りに夜は進み、23時過ぎに授乳、ミルクをやって、 民話を読み聞かせて寝た。
| 2022年10月19日(水) |
エレべーター地獄、母と娘の初対面、ジジイの常識、 |
7時起床。晴れ。 わりとたっぷり眠れた。 娘は二時台の授乳のあとしばらく眠ってくれなかったそうで、 妻の苦労がしのばれるが、 それからはずっと寝ていたらしい。 7時半を前に妻を起こして授乳してもらい、 それからまた寝かせて、僕は保湿と着替えを済ませて 洗濯をしてちまちま雑事をしておいて、 9時前に改めて妻を起こして朝食。 トーストとコーンスープとヨーグルト。 朝は肌寒い。
娘の面倒見たり出かける準備を進めたりして、 ちょっと余裕ができたから読書して、 昼飯は早めの11時。 うどん。 具はキムチとネギと卵と天かす。美味い。 それから妻に授乳してもらい、 娘に外着を着せてみるとこれがえらい可愛い。 これまではなんだかんだで日中は暑い日が多かったから 重ね着をしてこなかったのだが 濃紺のセーラーワンピースにピンクのカーディガンを羽織らせてみると 実に可愛く 出発時間を遅らせてまで撮影せざるを得なかった。 これが子を持った親というものか。
11時50分にベビーカーで家を出て、やや急ぎ足で荻窪駅へ。 エレベーターを待つが、このエレベーターが狭いので、 何往復も待たなければならない。 ようやく乗り込むぞというタイミングで降りて来たジジイが 僕のベビーカーの前に右へよけるか左へよけるかみたいな挙動を見せて、 水平移動するわけでもないこちらは戸惑ってしまったのだが、 結局横をすりぬけていったジジイが チッ ンだよ… と小さく喧嘩を売っていった。 こちらも一人だったなら大声で すいませんでしたねええええええええ とぶちまけてもよかったし、 少なくとも大きめ舌打ちを返したろうが、 なんといっても最弱者たる娘を連れていては攻勢に出れない。 トラブルはないに越したことはない。 きわめて平らな精神でのりきった。
改札を通ってからはまたエレベーターでホームに下る必要がある。 ベビーカーであることで、なんだかんだで6,7分くらいはロスをした。 ようやく電車に乗り込み、まずまず混んでいたこともあり、 肩身せまく新宿駅までの10分程度をやり過ごした。 新宿駅ではまたエレベーターで連絡通路に上がった後、 山手線に乗り換えるにあたりホームへのエレベーターを探したが見つからない。 駅員にたずねてみると、あそこをぐるっとまわっていただいて…と案内される。 ここでも数分かかった。
山手線の車両は原神にジャックされていた。 久しぶりに世の中に出てみると常識が変わっててびっくりする。 たださすがは山手線、どの車両にも車いすベビーカー用スペースがある。 そこに居座らせてもらい、15分程度で巣鴨へ。 すると妻が、なんだか乗り物酔いしてしまったようだという。 僕ひとりでベビーカーをエレベーターに乗せ、 一度駅を出て三田線乗り換え用のエレベーター前で妻を待った。 5分くらいで調子を取り戻した妻と合流し、 三田線に降りて、改札を通ってからさらにエレベーターへ。 電車に乗り込み、10分程度で板橋本町へ。 またエレベーターに乗って地上に出て、5分で実家に到着。 トータル1時間半近くかかったか。
母の調子はそう悪くも良くもないようだった。 娘を抱かせて写真を撮ってやった後は、 好き勝手にそのとき思いつく話を次から次へ繰り出すばかりだった。 僕は持参した食材で、白菜と豚肉とキノコのスープをつくってやった。 しばらくして、娘のぐずりが強くなってきたから妻に授乳を任せ、 僕と母はスーパーまで散歩に行った。 食材や電球などを買ってやり20分ほどで帰宅。 授乳後の娘は機嫌がよく、しばらく可愛い声をあげてくれていた。 母もこれには上気分で接していた。
16時半ごろにおいとま。 板橋本町までの道には母も一緒に着いてきた。 駅では行きとエレベーターで下ったのだが、 ホームが反対側だったから結局また一度上がって、 大通りを渡ってから今一度エレベーターで下り、ようやくホームへ。 巣鴨まで出て、行きと同様にエレベーターで上がり、山手線で下り、 新宿に出て、エレベーターで上がり、下り、総武線で荻窪へ。 エレベーターを上がり、下り、駅を出たところにあるローソンで 妻が買いたがるからチキンを買わせてやると、 道中大人しくしてくれていた娘が泣きだした。 チキンはあまり美味くなかった。 娘の泣き方は絶叫に近いもので、道行く人を振り返らせてしまった。 ベビーカーで移動していれば大抵は泣き止むからと しばらく様子を見ていたが好転しないので 途中からは妻が抱っこをして帰った。
帰宅は18時近くなった。 とにかく娘が泣きまくっているが、 とりあえず入浴の準備をして僕が入れた。 入浴中はおとなしくしてくれていた。 だがその後浴室から出して妻に任せた後は騒いでいたようだ。 続いて授乳をしてもらうとまた大人しくなった。 で妻が入浴中にはまた騒ぎ出す。 ここまで絶叫を続ける泣き方は久しぶりだったのでさすがに疲れた。 妻が風呂を出てきてからさらに浣腸綿棒で泣かせた。 結局出してはくれなかったが。
飯は肉屋の冷凍春巻き。 確実に美味いやつ。 これにポン酢と辛子をつけて食べた。 テレビは録画しておいたクレイジージャーニーを見てみた。 が途中で娘がやたら可愛い声を出し始めたから 結局そっちのけになってしまった。
そのまま寝かしつけへ。 妻も疲れているはずだったが十数分でやっつけてくれた。 ねぎらいをココアを入れてやり、 今日荻窪駅のエレベーターでジジイに舌打ちされたの気づいてたかと問うと、 聞こえてなかったという。 すぐに話題にしないでよかったと思った。 ああいうジジイは悪意とかでもなく、 ただただ彼の常識として、きっと若いころから ただああして生きてきたのだと諭した。
寝支度を23時までに済ませ、授乳からミルクにつなぎ、 いつも通り民話を読み聞かせた。 明日で育休が終わることを踏まえると、 夜に余裕があるのは今晩までともいえる。 いつもより倍ほど読んでやってから就寝。
| 2022年10月18日(火) |
0歳児仲間、うる星やつらリメイク |
6時起床。 2時半、5時半と短めのスパンで娘は起きて そのたびに授乳と寝かしつけを妻は頑張ってくれたが、 6時に力尽きて交代。 居間に連れ出してひたすら抱っこしてあやし、 8時前に寝てくれた。 僕も昨晩はろくに睡眠できなかったから ええい眠っちまえと意を決して、9時半くらいまで寝た。 妻を起こしたのは10時。 朝食にトーストとヨーグルトを用意して、 洗濯物を済ませたりした後、早めの昼飯の準備に入った。 牛肉と余りもの野菜をあんかけどんぶりにしたもの。 それなりに美味かった。
今日も客を招くために掃除を進めつつ、 昨日作ったカボチャのパウンドをきれいめに仕上げてみた。 クリームを小さく絞っていって、栗とカボチャの皮をあしらう。 なかなか秋っぽく、いい見た目になった。
お客さんは13時40分過ぎに迎えた。 妻の高校時代の同級生で、会うのは卒業以来らしい。 Twitter上のつながりで縁が再開したそうだ。 うちの娘より9日だけ早く産まれた息子さんを連れてきてくれて、 これがえらい可愛かった。 目がパッチリとでっかく、いかにも美男子に育ちそうだ。 うちの娘と並ばせてみるとなお可愛い。 ほとんど同じ大きさの赤子二人が横並びになると 可愛さは倍増どころでなく累乗でがっつり加算されるのだと知った。 またこの女性も常識的な方で、控えめながらも会話ははずみ、 いろいろと育児話に花が咲きもし、 お母さん友達としては理想的なのではないかと思われた。 旦那さんが料理好きで菓子を焼くこともあるらしく、 妻がTwitter上であげている僕のケーキの写真などを見せたりもしたそうで、 その流れに乗じてカボチャのパウンドを出した。 なかなか好評のようでうれしかった。 途中、授乳の時間を挟んで妻と一緒に退室したりもした。 それ以外の時間はだいたい揃って居間にいた。 赤子二人が居座るわけだからいろいろと面倒を引き受けるつもりでいたものの、 少なくとも向こうの息子さんはイイコなもんで、 ほとんど大人しくしてくれていた。 うちの娘も尋常よりは発達が早い方と思われるが、 この息子さんはそれを凌いでいる。 うつ伏せを余裕でこなすのには驚いた。 首もかなり据わっていた。
16時半過ぎにお客さんはおいとま。 近くに停めてきたという駐車場まで一緒に、 散歩がてらベビーカーで付き添っていった。 はるばる川崎市からやってきてくれたらしい。 また来てくださいね、と挨拶してお別れ。 帰宅してとりあえず授乳してもらい、 その間にサッポロ一番塩ラーメンを一人前作って、 二人で分けて食べた。 べらぼうに美味かった。 それからOKストアに買い出しへ。
妻は今日撮影した写真を編集したいということで、 娘の入浴は僕が引き受けた。 アフターは妻に任せて交代。 夕飯はさんまの塩焼き。 なんかいつもより美味しくなかった。 見た目はおいしそうだったし、焼き加減もよかったのに。 食べながら、録画しておいたうる星やつら第一話をみた。 なんかえらい面白かった。 時代間ギャップとかそのための工夫とか技術とか そういうごたく抜きにして真正面から面白かった。 やってることめちゃくちゃだしな。 めちゃくちゃなのに成立してるってバランスが面白いのだ。 キャラクターも皆さん元気ですばらしい。
娘は最近は毎日2時間以上の昼寝をしていたが 今日は1時間ほどしかしていない。 あっさり寝落ちするだろうと思われたが 思いのほか上機嫌が続いて妻と代わる代わる遊んでやった。 途中僕は母親との電話を挟み、 それから最後にちょっとだけまた娘と遊んで、 あとは妻が寝かしつけてくれた。
妻は来月に控えた文フリのための漫画原稿にいそしみ、 僕は日記を書いた後は読書。 あと、二人で明日の準備をした。 娘に何を着せていくかというのは毎回ちょっと難しい。 その準備などあって寝支度は23時までかかり、 授乳、ミルクやりをして、いつも通り民話を読み聞かせて 0時前に寝た。
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