舌の色はピンク
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| 2022年02月19日(土) |
おしり探偵、赤ちゃんポスト、少年博士と教授 |
曇り。 午後から雨が降るそうだから早めに洗濯機を回した。 休日トーストを食べ、なんとなくテレビのチャンネルをEテレにしておいたら おしり探偵が始まった。 父親がおしりダンディらしい。 ダディとダンディと探偵がかけられているわけで、 まぁ上手いのだが、 こんなケツ頭野郎にも親子関係があるのかと驚いた。 なんか今年劇場版が公開される予定なんだとか。 絶対封切りするなよと思った。
洗濯物を干して図書館へ。 今回は保育園のための参考資料と、雑誌のひよこクラブを借りた。 それと同時に、創作のための資料となる、捨て子に関する本を借りた。 はたから見ればコレ頭のおかしいやつだ。
OKストアで食料品を買い込み、一度帰宅してから今度は西荻へ。 TSUTAYAでDVDと漫画を借り、八百屋で野菜を、肉屋で肉を。 11時前に帰宅。 土曜日の買い物ルーチン、 あちこちに方位がばらけているから都合80分ほどかかる。
昼飯はいかめし。 以前にどっかで買った真空パック詰めの、 温めればできるというもの。 電子レンジなら2分もかからないようだが 湯せんで温めるとより美味しくなりますとか書いてある。 そしたら湯せんにしない手はないのだ。 ただ一人前しかない。 僕は後で菓子をつまむからと、昼飯はほとんど食べなかった。
午後イチで、抹茶のムースケーキのためにスポンジを焼いた。 セルクル4個分。 ジェノワーズ・デヴェール。 ・全卵 1コ…常温にしておく ・上白糖 30g ・牛乳 10g ・薄力粉 25g…ふるっておく ・抹茶 4g ボウルに全卵をほぐし、砂糖を加え湯煎にかけ、もったりするまで泡立てる。 牛乳を加え。さっと混ぜる。粉類を入れたらゴムベラに替えてさっと混ぜる。 正方形の型に平らに流し、200度に予熱したオーブンで9-10分焼く。 焼成できたら型から外し、ラップに包んで冷蔵庫へ。
焼いている間にフィヤンティーヌも作った。 卵砂糖牛乳小麦粉を泡立てたクレープ生地を 香ばしくなるまで焼き、砕いてフレーク状に。
続きの作業は後回し。 それから妻と保育園の本を一緒に読んで、 あれこれと打ち合わせた。 妻の方では、なるべくなら慎重に、 保育園の候補は選りすぐりたいようだ。 僕はといえばまったく逆で、どこでもいいくらいのつもりでいる。 もし子どもが女の子だったら NG項目がちょっと増えるかなって程度だ。
それからしばらく読書した。 赤ちゃんポスト。 去年、公には国内初となる内密出産をおこなったことでも話題の 熊本の慈恵病院が長年取り組んでいる赤ちゃんポストについて ジャーナリストが取材したもの。 功罪についていろいろ書いてある。 おおよそは想像の範囲内だが、 障害をもつ子どもが捨て置かれるというのは悲惨だ。 それも新生児でなく、2歳児や3歳児で、 病院の方では一時的に預かるだけだから 児童相談所のほうへ引き渡されるようだが、 いかなる里親も障害のある子どもと養子縁組を結ぶには抵抗あるようで、 まったく身元が宙ぶらりんになってしまう。 恐ろしい話だ。 命を救うというつもりで取り組んでいる病院で 命だけは救ったものの…という。 だからといってまさか死なせるわけにもいかないし、 しかし生きている以上は誰かが面倒を見なければならず、…。 究極の社会的ジレンマ。
なんとなくつけていたテレビでは サンドウィッチマンと芦田愛菜ちゃんの、 博士くんがどうのという番組。 今回は小学生ながらに並々ならぬ骨への興味関心から 人類史の研究めいた領域にまで手を出している少年。 その彼に対し、番組ではその道においての権威とされる大学教授を呼んでいた。 少年歓喜。目、キラキラ。 そして教授による少年へのプチ講義はスバラシかった。 あえて近世史を持ち出して、 人類が身体を変化させるには途方もない月日が要ったが 社会を変えるのはとても早いのだと、 別の視点を与えることで視野を広げさせ、 それによって専門とする分野への見識を深化させる…みごとな切り口だった。 感動したね。
しばらくして妻は寝室でうたた寝。 僕は原神をプレイ。 淵下宮がだいぶしょうもない。 これまでもたまにあった、 面倒くさいだけのギミックが散りばめられていて 全然おもしろくない。 はよやめよう。はよ…。
夕飯は広島焼き。 妻が思いの外深く寝入っていたから起きるのを待って、 19時過ぎから仕度を始めた。 先月に義母から伝授された手順を 僕が改めてまとめたメモ書きをもとに、 妻に調理してもらう。 一枚目はやや失敗したが 二枚目はそこそこ上手くいった。 豚バラ肉の薄切りは長いことが重要なのだと 僕が把握しておらずにカットさせてしまったのが今回の反省点だ。 あとは妻が鰹節パウダーを入れ忘れたり イカ天を入れ忘れたりもしたが、 なにしろ味の大戦争であるので、 そんなに影響なく強烈に美味かった。
夕食後、調理模様を撮った写真は義母に送った。 そういえばと思い母に電話をかけてみた。 買ってやったノートPCはまだ起動してみていないらしい。 とりあえずやってみたらと促した。 ポンポンと進めばそれでいいのだし、 進まなかったら電話で指図してやるつもりだ。
抹茶のムース作りは明日にまわすことにした。 おかげで時間ができた。
チェンソーマンをちょっぴり読み始めた。 まだ普通の少年漫画という出だし。 妻は一気読みモードに入った。 こうなると、その漫画に夢中というより、 一気読み自体を楽しんでいる始末だ。
僕はヘンタイ・プリズンを始めてみた。 ぬきたしの次回作でもう絶対こけんだろと思ってたところに まさかの高評価の嵐。 プレイし始めてみたところ たしかにギャグなのかシリアスなのか どんなつもりで構えるべきなのか浮ついていたけれど 展開の連続は楽しい。 そして凛…。おまえ……。 いい役どころだな。
| 2022年02月18日(金) |
その媒体ならでは、私事で |
晴れ。寒い。 洗濯機をまわすだけまわして、干すのは妻に任せた。 何ヶ月ぶりのことだろう…。
昨日の続き。 創作物ならなんでも好きなのだ。 それは内面の外側の世界に露出するために成形したもの。 そしてその純粋性のためには、媒体に先立っていてほしい。 “だから”、 映画は映画ならでは、 小説なら小説でこそ、 漫画なら漫画でしかできないような表現が好きだ。 「”漫画を描くために”その作品が生まれた」のではなく 「”その作品を生むために”漫画が描かれた」であってほしいのだ。 媒体もジャンルも、そうした型なんぞは後からついてくるもののはずだ。 小説らしい小説だとか、これはロックじゃないだとか、 型が先立ってるのはでえっきらいだね。
夕飯、さばの味噌煮。 味噌と醤油とみりんと酒をフライパンでひと煮立ちさせて 生姜とネギと一緒にサバを一枚、 5分ちょっと煮てできがり。 サラダ、ご飯に加えて、 今日は白米が残りわずかだったからきしめんも少々…といきたかったが なぜかきしめんが見つからず。 うどんにしておいた。鰹節たっぷり。美味い。
テレビは録画しておいたソーイングビー。 クレアさん、美人で本業歯医者で趣味はソーイングで…。 すぐおどけてみせたりする愛嬌もあるしほんと超人だな。
妻が寝具の洗濯と取り込みだけでなく ベッドマット含めてひととおりセットしてくれててうれしかった。 ただ、ダブルベッド用の寝具をセットするにはそれなりに力がいる。 へたに踏ん張ってほしくないから、出産までは、 もうこれっきりでいいと伝えた。
そういえば仕事の取引先相手から先日入ったメールで、 家内が新型コロナウィルス感染陽性者となったため 濃厚接触者にあたる自身も自宅隔離となり しばらくの間は出社がかなわず不便をかける、 という旨の報せが記されていたのだけど 枕詞に 「私事で恐縮なのですが」 とあった。 ……まあ、ご家庭内に感染者が出たから こういう言い回しになってるんだろうけど、 主意はガッツリ仕事そのものなわけだしな。 いや別に合ってるか? 普段からメールの文面にミスのありすぎる人だから よくわからんくなってきた。
| 2022年02月17日(木) |
ビジネス書、ロックや小説の枠組み、不謹慎の笑い |
晴れ。気持ちのいい冬の朝。空気が明るく澄んでいる。 弁当は茄子と鶏むね挽き肉の豆板醤炒め。 トースト食べて着替えて燃えるゴミまとめて洗いものして キッチンかるくキレイにして荷物まとめて8時28分。 ちょっぴり時間を余して、のんびり家を出た。
電車内で隣り合った男がぶ厚めのビジネス書読んでて嫌悪。 直感的に 愚者! て思ってしまう。 べつにビジネス書にも巧拙あるわけだし 僕が一目置く人間だってビジネス書くらい読んだりもしているだろう、 でもそうした目線をとっぱらって、 理性とか知性とか冷静さとかにうずもられがちな 根の根の根から発せられてる直感、 これはこれでおろそかにしちゃならんのだ。 嫌悪どころか憎悪に近いくらい負の感情がほとばしった。 こいつが、こいつこそが敵なのだと思った。 マスクから鼻丸出しだったしな。それはたまたまだけども。
今どきのって意味ではロックも文学もだけど、 枠組みが先立ってるのすげぇだせぇぜと思う。 「ロックとはこういうもの」という枠組みに最もフィットするようなスタイル、 ほとんど最低じゃないですか。 先人たちの内面からあふれでた表現が あとからロックと呼ばれたり ある権勢を得たりしただけであって、 後追いの人間たちがそこ目掛けて 表現方法を左右するの、恥ずかしいったらない。
「内面からあふれ出たもの」を表現するにあたって たまたま 「お外の世界では小説と呼ばれている枠組み」が そのシルエットに近いからそう呼ばせてやってる、くらいでいい。
プロじゃない人々の書く小説、 まぁほとんど読んできてないけど ものすごく上手い人たちがたくさんいるのはわかる。 文章が上手いだけでなく小説が上手い。 それへの敬意は確かにあるんだけれども、 じゃあ「内面からあふれ出たもの」となると随分あやしい。
ルールからハミ出したようなスタイルの作品は 「実験的」とか呼ばれたりする。 ハミ出そうとしてその形になってる作品は最悪だが、 表現を突き詰めた結果そうならざるを得なかったってだけの 作品も多くあるだろう。 「前衛」は「前衛」って枠組みになってしまったから信用していない。
どこまでも独りよがりをつらぬく。 自身の内面を基とする才能を疑ったことは一度もない。
夕飯はステーキ。 なにしろ約600円分の割引券があるので 肉屋でふんぱつしてみたわけだ。 といってもすでに調味済の割安なもの。 なかなか美味い。柔らかい。 なんとなく粗悪な気がするからもう買わないだろうけど 今日食べた時点での満足度は高かった。
テレビは相変わらずオリンピコーがうるさく ろくな番組がない。 しかたなしにといわんばかりに 録画してある中からザ・ノンフィクションを再生して観る。 遺影を専門とする写真屋。 自ら撮られにやってきた80そこそこのお婆ちゃんの言が心に残った。 「今日が一番若いから」 未来から勘定してみればという意だが、 もうすこし掘り下げてみるとこれは 「思い立ったが吉日」 にもほとんど等しい。 いい言葉だと思った。
妻には 銀と金 を読ませておいて 僕は原神をプレイした。 もうじきこのゲームともお別れかと思うと感慨深い。 まぁあと2週間ちょっとはやるわけだけども。
ベッドマットやら救急箱やらネットスーパーやら ドカドカ荷物が届いた。 木曜に届くのは気持ちいいな。 金曜朝にダンボールが捨てられるから。
それからしばし妻に付き合いテレビを見た。 外国人にノリツッコミをしてもらえないかという企画。 それ見てたらMR.BARTERが見たくなって ごっつのDVDを再生した。 さすがに今見て真正面から笑えるものでもない。 あと意外と長かったな。 しかし呆れるほど高度なことやってる。
ちょうど今日、松本人志の金言の一つを思い出していた。 なにかの著作物に記していたのだったか、 たとえ不謹慎と扱われるような冗談であっても そこに悪意なんかないのだし なんだったら悪意があってもどうでもいい、 ただただ発想の方に笑えというもの。 そこを切り離せないヤツはアホくらいまで言い切ってたはずだ。 今の松本人志は随分うまいことやってるが 根っこのところでは変わってないんじゃなかろうか。
ある女性プロゲーマーが不謹慎発言で炎上している。 ゲーマー界隈のスラングである”人権”という言葉を巡って 身体的差別にあたる発言が取り沙汰されている…それ自体は どの方向からの意見も見ごたえがなく きわめて幼稚な話題なんだけれど 当の女性が過去にしたとされる不適切発言がまとめられていて その中に おぉ を思うものがあった。 「鬱と黒人は甘え。やる気になれば直せる」 スゴイ。 ちょっと調べてみたところどうにも捏造っぽいのだが まさに発想に感心感服しているのみだから 本当に発言したかかどうかなどは瑣末だ。 むしろ誰かの創作であった方が感動的かもしれない。 「鬱」を引き合いにすることによって 「黒人は直せる」という まばゆすぎて目がくらんでしまうような文意に 一筋の論法が通されて スッとのみこめてしまう。
このテの笑いで難しいのは、ある逆説をはらんでしまうこと。 まさに発想の部分だけに感心するのだから 不謹慎さの負い目でそれを閉ざしてしまうのは馬鹿馬鹿しい… とする一方で、 常識的には到底ゆるされない不謹慎さを内在させているからこそ 成立、あるいは増幅される笑いである、 という理非の抱き合わせ。 この扱いが難しい。
入浴後は家事片付けて さくらもゆをプレイして寝た。
| 2022年02月16日(水) |
妻飯、トランプ、インコ |
晴れ。 トーストをムシャムシャ食らって、 弁当は豚バラ茄子バルサミコソテー。 今夜はいつぶりになるやら、妻に夕飯をつくってもらうつもりでいる。 そのためにキッチン上を整理して、 さらに一部の食材と調味料、食器、調理器具を手配しておいた。 本来であればそれらを各所から取り出すのも調理の大事な工程だけれども とりあえずはヌルく始めてもらう。 懇切丁寧なレシピは昨日のうちに送ってあり、 当人にも承知してもらっている。 あとは夜の仕上がりを御覧じろだ。
大石宇陀児読んでる。面白い。 文章闊達だよなあほれぼれしちゃう。 十代のころ読んでたら影響受けてたのかな。 今となっては ほれぼれしちゃう で片付いてるけども。
オメガトライブキングダムまで読みきった。 ジョジョ模倣から始まって中盤からは新井英樹のにおいも感じ、 そっからは愛と幻想のファシズムも想起された。 ていうか私設武装部隊といえばクロマニヨンってくらい 愛と幻想のファシズムのインパクト強すぎるんだよな。 あれ漫画にしたら面白いだろな。 でオメガトライブキングダム、終盤は独特だった… が、風呂敷たたむのに全力で魅力感じられんかったな。 結局は中盤がよかった。 ていうかほとんど梶くんか。 ブルドーザーのくだり最高だったな。 太陽光線射出よりも兵器バリバリのクーデターよりも ブルドーザーで家破壊のほうがずっと説得力ある。
21時50分帰宅。 僕が手配した指示通りに進めてくれたらしく、 果たして夕飯が出来上がっていた。嬉しい。 クレソン鶏ももスープごはんとサラダ。 美味い。 ニンニクだけ焦がし過ぎで苦かったが 妻は焦げきったくらいが好きだから問題なさそうだった。
原神アップデート。 八重神子は引いてもらえなかった。すりぬけでジンさん2凸目。 八重神子を育てて遊んだらもう離れるという予定だから 引退がちょっと遠ざかってしまった。
遊んで遊んで遊んで遊んでと妻がねだる。 先日買ってきたトランプを開けた。 ブラックジャックに付き合ってやることにした。 何しろルールが簡単だ。 二人きりだから親と子の読み合いの駆け引きは楽しめないが、 それでも100円だけ場においた三本勝負は楽しめた。 二連続で21を出されて負けたけれど。
さらにポーカーに付き合った。 妻はスマホで役を確認しながらの勝負だったが ここでも巻き上げられた。 しかし楽しめたから良いとする。
昼間、なんとかいうインコが庭に来ていたらしい。 写真から伺うに、なかなか大きい。鳩より一回り小さいくらいか。 色が鮮やかな緑で見覚えなかった。 こんなインコが住宅街にいるのか。 というか来るのか。 妻が言うには、いつぞやダーウィンでも特集していたそうだ。 もとは外来種で、食べる量が多く、ちょっとした害獣扱いにもなるらしい。 それでもひと目だけは見ておきたい。
| 2022年02月15日(火) |
たまり場、保育園、タルムード |
晴れ。 寒いけどさわやか。
弁当は鶏ももキャベツポン酢炒め。 買ったポン酢が柚子果汁入りだった。 ちょっと不安だったがしっかり美味かった。
オメガトライブ読んでる。 15年ぶり…いやもっとになるか…。 10代の終わりごろ、夜勤バイトのあがりに 同じバイトの先輩の住まいによく入り浸っていた。 その先輩は彼氏と同棲していたが、 彼氏が家を開けがちなのをいいことに 僕らはバイト仲間で夜中の3時とか4時に押しかけて 彼氏の漫画を読みあさったり 彼氏のゲームの主人公にひわいな名前をつけて遊んだりしていた。 懐かしい。 あの無軌道に楽しかった日々のある一夜に読んだ思い出がよみがえる。 あの空間は、僕の中でのアジールのイメージにわりと影響を及ぼしている。
夕飯はグラタン。 まぁいいかげん作れんだろってつもりでレシピも見ずにやった。 まずはお湯を沸かしておき、マカロニを茹でる。 バターで玉ねぎとニンニクを炒め、 オリーブオイル足して鶏もも肉としめじも炒める。 火を止めて小麦粉を振って混ぜ合わせる。 水気を切ったマカロニを加える。 牛乳を入れて火をつけ、全体をねっとりさせる。 小さめに切ったジャガイモをレンジで温める。 それらをグラタン皿に入れて、チーズとパン粉をかけ、 200度に予熱しておいたオーブンで焦げ目がつくまで…16分くらい焼く。 その間にサラダとかを用意。
ん、実に美味かった。
食後、ネットスーパーを注文。 6000円分頼むことで500円割引となる。 ああだこうだと悩みながら、妻から保育園情報について聞き取りした。 幼稚園は基本的に3歳からとなるから、 それまでは平日は保育園に預けることとなる。 生後一歳を待たずに入れてくれる園もある。 認可保育園、認証保育園とある。 などなど、調べながら話を聞いた。 5月あたりをめどに見学しに行く必要がありそうだ。 正直なところ劣悪な環境でもいいと思ってるくらいなのだけど。 まぁでもどうあったって事故は避けたいしな。 ただ2歳時点までと割り切るなら性的な方面の危険性については さすがに考えなくていいだろうとも思う。
ユダヤ教の聖典であるタルムード、 たしか生活上の…というか人生上の ありとあらゆる事例に対応できるような指南書で ユダヤ教の実践知が凝縮されている書物だったはずだけど、 これには、キリスト教における聖書のような、決定版というものがないらしい。 常に編纂され続けているんだとか。 それも公会議のような統制もなく、各所で。ビックリ。 いかなる事例にも結論らしい結論を保留するスタイルだからこそ成立しているのだとか。 スバラシイな。
さくらもゆ、千和ルート駆け足で終わらせた。おもしろ。 スッカリ忘れていたストーリーテリング上のギミックが見事だった。 これアニメ化しないかなあ、 序盤に散りばめられた冗長なシーン圧縮して なんとか2クールにおさめてもらって…。 もっと人に知られるべき作品だよな。 こんなにまで「祝福」を徹底してえがいた作品ってない。
| 2022年02月14日(月) |
バレンタインデイ、AV女優、ストライキ |
晴れ。雪は止んでいる。 ほとんど積もっていない。 それでもテレビは過剰に報道しようとする。 ああ、逆なのだな。 僕は問題ごとを小さく感じるようになれればという境地を目指している。 消費社会は逆だ。 問題ごとを本来より大きくとらえる。 “ざわめき“は消費と相性がいい。
もちろん気象庁が警戒を促すぶんには むしろ大げさな方が望ましいだろう。 今回は大きな事故や障害が起こらなくてよかった。
居間の温度計は12度となっていた。 そこまで差があるとも思えなかったけれど…。
弁当は石焼風ビビンパ。 牛肉とご飯と混ぜて炒めればできちゃうよというもの。 ちょっとおこげができるように仕上げた。
アサイチでバレンタイン特集。 義理チョコを誰にどこまで渡すかといった話題をしていた。 「男の友人知人より、女の友人の方に高いチョコ食べさせたいよね」 と妻に水を向ける。 強い同意を得た。 当然だ、たいていの男はチョコの良し悪しなんか気にしない。 かつての僕もそうだったし。
現役大学生による、私がAV女優になった理由というのを読んだ。 文章の書ける人で、読み物として面白かったが 肝心の”AV女優になりたがった動機”については見えてこなかった。 きっかけは語っているし、内面をさらしてもいるのだが、 もう一歩掘り下げてほしかった。 しかしまあエラク前向き自発的にAV女優という職に取り組んでいる。 中学生の時に初めて見たAVの中で演じていた男優さんと デビュー作でからむというのは壮大なロマンチックを感じた。 写真を見てみると随分可愛らしい顔立ちをしている。 胸がドデカイ時点で僕は性的にはソソられないが こういう人によって業界が良い方向へ変えられていけばいいもんだと 静かに応援することにした。
会社で二人目の陽性反応。 一人目の影響は表立ってはなかったから おそらくは独立の感染者となる。 で今回は営業ではなく現場から。 でも上としては、希望する人にはPCR検査の費用もちますよ、 くらいの対応で、 あとは個々人にこれまで以上に気をつけてね、 ということらしい。 無能先輩は相変わらず “--するしかないよね”構文で無能なコメントを発している。 できる取り組み、いくらでも思いつくけどな。 それを実現させていくための取り組みも、 その途上にある障害を除去していく案も、 合意を形成するために必要なコミュニケーションも、 上や裏や先々の見えにくいところまで見越した上でできる取り組み、 いくらでもある。 しかし今の体制はそうした”動き”をそもそも許さない。 本当に馬鹿馬鹿しい。
漫画版日本の歴史を読んだ。 東京の街並みが何を契機に どう変わっていったかを探ろうとすると 現代史を辿って近代史を学ぶことになる。 それで昭和史も追ってるわけだけど、 今回は日本の歴史を幕末から追ってみた。 いや、面白い。 諸外国との対立、交渉やら軍事的政略やらは その時々の国民の思想に結びついてるし それは土地にも影響する。 ある観測地点を確保しておいて 点と点を線で結びつける学びはいたって面白い。
夕飯はうどん。 僕は豚バラ肉にキムチ、卵、ネギを合わせた温かなもの。 妻は強情にぶっかけ。 お互い美味い美味いと満足していたが やはりこちらの温かみには羨むところがあったようで 一口やると もうちょっともうちょっととよくねだった。
先日妻に 公務員ってストライキできないんだっけと問われまごついてしまったので 情報を整理して改めて答えた。 公務員のストライキは戦後間もなく禁じられている。 戦中にはあらゆる人民運動が規制されていたが、 戦後GHQは日本を軍事的に解体するよう努め、 その一環で民主的な意識を高めるべく、 あらゆる”声を上げる”社会運動を奨励した。 なかには労働争議も含まれる。 ところが一方で、労働争議は共産主義と相性がいい。 この頃すでにアメリカは、ソ連とのイデオロギー対立を深くしていた。 そうした背景のある1947年、 公務員を中心とする大規模ゼネストが起こるという情報がGHQに入る。 決行されれば全国的に鉄道、電信、電話、郵便といった機能が停止する。 社会的混乱はもちろんのこと、 占領している米軍への補給や連絡も寸断されて軍事的な器機にも陥る。 団体は中止すべしとの勧告にも当初従わなかったが、 マッカーサーは重ねて強く中止しろとの命令を下した。 かくして大規模ゼネストは中止に追い込まれ、 たたみかけるようにストライキ法が制定された…。 今だってスト、もっとやったほうがいいのにねと妻が言う。 「対話する機会がないから。対話によって、お互い歩み寄れるんだから」 肯定したい気持ちがないではなかったが、 ストを決行するだけの気概、機運、名目、大義が満たされにくい現状では 断然不利益のほうが多いだろうという つまらないような意見を述べた。
| 2022年02月13日(日) |
めちゃ寒、チョコレート、さくらもゆ |
晴れ。ウルトラ寒い。 昨日に続き今朝も妻は休日にしてはやや早めの起床。 あんまり寒いから8時半になったらすぐ準備してOKストアに出向き 図書館で返すもん返して 帰宅後すぐに風呂に入った。 入浴後、洗濯機を回す。 今日は午後から雨が降るとのこで部屋干しとなる。
10時半、ミュークルドリーミー。 先週に続き当たり回だった。 あさひのチアフルタイムにも度肝抜かれたが、 ミュークルレインボーをあさひが放つシーンは衝撃だった。 「大丈夫。昔からずっと使ってきたんだ」とあさひが言う。 ああ、隣家幼馴染の定番、窓に向けて矢で呼びかけるあれ、 あれが伏線になってたんか…! みごとすぎる。 そしてあっきーの失恋。 ものわかりよく受け入れて、それを優しく迎える兄とその友人…。 なんて感動的なのだ。 3月で終わってほしくない。 3年生編やんねえかなあ。
昼飯前に、チョコレート作りのためのキャラメルを用意した。 砂糖をドバッとフライパンに入れてあっためるだけ。 色づいてきたら火を止める。 クルミと落花生をごく少量ずつ粉々にしておいたものを キャラメルと混ぜて、オーブンシートに流し、 冷えて固まるまで放置。 それから包丁で執拗に粉末状にして、容器に入れて一旦置いておく。
昼飯は鰹の刺身。 塩と酒を振って数十分おいた甲斐あって実に美味い。 味噌汁とも合うしなあ贅沢だよな。
食後、チョコレートづくり。 製菓用クーベルチュールを170gくらい砕いておく。 生クリームを50mlほど、水あめを一たらし加えて温め、 これでクーベルチュールを溶かす。 なめらかになったら オーブンシートを敷いた正方形の型にそそいで 冷蔵庫で固める。 1時間ほど待ち。
原神ちょっとプレイした。 次の火曜日に更新されたら 八重さんを引けるまでガンバッて、 それを育成し終えたらもう原神はいいかな。 きりないしな。
チョコレート仕上げ。 冷やし固めたチョコレートを包丁で切る。 小型の直方体にしたらもういちど冷蔵庫へ。 コーティング用に100gくらいのクーベルチュールを砕いておく。 これを湯煎で温めて、キッチリ50度に。 で湯煎からおろして、かるく混ぜながら28度に。 でもっかい湯煎にかけて32度に。 テンパリングができたら、 冷やしておいたチョコレートを チョコレートフォークにのせて浸していく。 これが難しい。 難しいけどまあそんなに失敗はなかった。 あったとしたら事前の、チョコを切る作業においてだな。 もっと冷やすべきだった。 でもっとキレイにカットするべきだった。
金箔スプレーを拭いて完成。 見た目は全然。 でも味はよかった。 キャラメルは刻みすぎた。 もうちょっとだけシャリシャリ感を残すべきだった。
母親のためのPCを注文してやった。 4万円ほど。 先月が家に帰らずお金を納められてもいないからと、 今回は僕が買ってやることにした。 火曜か水曜かに実家に届く。
16時くらいから、昨日見損ねた映画を見た。 ザ・ライトハウス。 内容は灯台に遣わされた男が 老上司とともども狂っていく話。 狂いましたその結果…ではなく、 狂っていくさまそのものを見どころにしていて、 役者さんは演じがいがあるだろうなあと思った。 作中はずっと二人だけだからどれだけ互いが狂っても ノーツッコミで進んでいく。 狂ったまま終わった。
夕飯はホワイトアスパラガスのリゾット。 今回はキノコなしのホワイトアスパラガスマシマシ。 実に美味かった。 ダーウィンはキノコ特集。 いろいろあったけど タイワンシロアリダケだったかな、 タイワンシロアリと共生しているキノコが衝撃的だった。 このシロアリ、木に付着している皮だかを食べるのだが ほとんどまったく消化できない。 栄養を得られないまま、そのまんま糞を出す。 その糞の成分をキノコは分解して育つ。 その結果、この糞にはキノコの胞子だかなんだかが付着する。 それをシロアリは食べて栄養とする…という ワケワカランような生き方をしているのだ。 笑ったし、感動した。
食後はノンビリと過ごした。 妻はベビー服などを調べていた。 何点か可愛すぎると紹介された。 たしかにお高いブランド品は可愛い。 よくできている。 僕もたまには傾きそうになるが、 それでもちょっとしたおめかし品については 産まれてくるまでは抑えろと押さえつけた。
雨は22時頃から雪になった。 気象庁は要警戒を促している。 部屋の温度は17度くらい。 寒すぎてなんもやる気オコラナイ。 さくら、もゆ を再プレイ。 こうしてみると、捨て子からの養育、歓待など、だいぶ参考になる。 そしてめっちゃ長い。 今回はさっと流していくけど、 ナハトの一連のエピソードと 十夜のお友達話、 友人キャラの姉への告白シーンは洗い直したい。 真冬の間に。
| 2022年02月12日(土) |
西松屋、バカ食い、サクラノ詩 |
晴れ。 僕も妻も早めに起きて、 朝食後洗濯機を回し、 寒さに震えながらテレビを見る、 書類を整理するなどしていた。 9時前、近辺の診療所へ電話。 新型コロナワクチン3回目の接種予約が 3月4日金曜日に取れた。 夫婦で同じ日時だから、もしかしたら3月5日には ともども弱っているかもしれないが、今回は早さをとった。 10時ごろOKストアへ行き、一度帰って荷物を置いてから西荻へ。 TSUTAYAでは寅さんではなく、去年一部界隈で話題になっていた ザ・ライトハウスという映画を借りた。 11時半帰宅。 今週も焼きおにぎりを作る。すっかり上手だ。 味噌汁とともにいただく。 食後、母と電話。 ノートPCを新調したいとのこと。 予算5万円程度で携帯性を重視。 僕が探してやることににした。
13時ごろ、妻とお出かけ。 運動不足でもあるからと歩く。 ベビー用品を見るため荻窪へ。 OKって言葉について語った。 大丈夫とか了解とか合点とか、 日本語にもないわけじゃないが、 場合場合でOKの代用となるだけで、 OKにまさらない…。 そんな話をしているうちに荻窪駅近辺まで来て、 妻はまだ歩けそうというから、環八通り沿いに井荻方面へ向かって、 西松屋店舗にまで繰り出してみることにした。 妊娠出産育児について、ひたすら子供の話をしていった。 西松屋は服がいやに安かった。 妻は安物を嫌う。 嫌うとまでいかないかもしれないが なんだかんだで避ける。 産後もこの店舗にはあまり世話にならないだろう。 ただなんとなくの相場は知れた。 室内温度計と、妻の強い要望で 幼児向けのおっとっとを買って店を出た。
帰りも歩き。 途中、公園で休むなどした。 どうすれば子どもに運動をさせられるかについての議論は白熱した。 運動はしてもらいたい点については一致している。 子どもは暇なら運動するだろう。 ただし、本も漫画も多い家庭だ。ゲームや絵本もあるだろう。 屋内遊びを充実させたくもある。 妻は広い遊び場を望んでいる。 小金井のだだっ広い公園を例に挙げていた。 僕は小さな遊び場でも子どもなら楽しめるという考えでいる。 むしろ、限られた環境から 無限の遊びを発掘してほしい考えだ。 また、スマホについての扱いも難しい。 なるべくなら早いうちから持たせたくはない。 だが安全上、管理上はそうもいかないだろう。 10年後、製品や業界への意識がどうなってるかもわからない。
15時過ぎ、わりとヘトヘトになりながら帰宅。 今日はおやつにホットケーキが食べたいという これまた妻からの強い要望をかなえるつもりがあり、 しかしホットケーキミックス粉が足りないから チャッチャとひとり自転車で買いに行って帰って、 一息だけついてホットプレートを出した。 生クリームは妻が立てた。 大量のあんこと混ぜ合わせている。 僕は生地を用意してホットプレートで焼いた。 ざっと予熱してこんなもんだろうという温度にして ええいままよとお玉でそそいだだけなのに スンバらしくきれいなホットケーキが仕上がった。二人で感動。 さらにバニラアイスを盛る。 めちゃうま。 そらうまいわ。 犯罪だな。犯罪。
たらふく食って満腹、 それからは布団をセットして、読書などした。 妻はゲームをやりたがった。 前々から目をつけていた、 ガチョウが人間たちにいたずらをしていくという ただそれだけのゲーム。 2000円を支払って購入。 ダウンロードだけしておき、 妻は書斎で別の作業などしてから、 夕飯を食べ始めるまでこのゲームを楽しんでいた。
夕飯はラム肉。 を、ゴマ油でニンニクと焼き コチュジャンやネギを混ぜ合わせたタレで やや韓国風にいただく。 申し分なく美味かった。 惜しむらくはキャベツの千切りを添えた点で、 これはサンチュなりもやしなりがよかったろう。 ていうかナムルかな。
食後、映画を見るつもりだったが 妻の頭痛がひどいらしく断念。 ホットケーキを食べ終えてから始まり、 夕飯後に決定的になったようだ。 寝室に寝かせると22時くらいまで眠っていた。
その間にサクラノ詩を終わらせた。 チマチマチマチマと進めていたが長かったな。 初回のときにはラストを 徹夜でもうろうとしながらプレイしたから 今回洗い直せてよかった。 名作だなこれ…。 終盤駆け足の感があるけれども 次作につながると思えば問題ない。 でもこれテーマ見にくくないかな。 いや表の主題は明らかなのだが根っこのとこが。 素晴らしき日々にも通じるはずの、 人生と祝福についてみたいなところ。 いやそれも、サクラノ刻で回収してくれるか。 楽しみだな…。 好きなキャラ男女含めて一人もいないけど…。
妻がTwitter上にて懐妊の報告。 とはいえ身近な友人知人には すでに通知してあったから これというやり取りはなし。
入浴して昭和史読んで寝た。
| 2022年02月11日(金) |
バレンタインディナー、生きている意味 |
祝日…。 晴れ。 雪は結局あまり積もらなかった。 とはいえ部屋は冷え込んでいる。 早寝した割には朝まだ眠気があって、 二度目の目覚ましアラームでようやく布団を出た。
弁当は牛丼風。 玉ねぎと牛肉を生姜にんにく醤油めんつゆで味付けしたもの。 テレビは降雪被害の報道と北京五輪。 どちらも、なにかと大事にしたがるメディアの悪癖がよくでていた。
いつもより10分早く家を出た。 とくに遅れることもなく会社に到着。 時間あったので成城石井に寄った。 ボルチーニソースを買う。420円。高いな…。 乾燥ボルチーニが1000円超だったから手を出せなかったのだ。 とりあえずは今日限りのものだしな。
仕事はひっまひま。 昨日からわかりきってたけど。 ほとんどの人間があほづらで時間が過ぎるの待ってた。 定時で退勤。
夕飯は渋皮栗のラビオリ、ポルチーニ茸とマスカルポーネソース。チョコレートがけ。 11月に食べたイタリアンのコースディナーで 秋のスペシャリテとされていたパスタを思い返して作ってみた。 でもラビオリが買えなかったので 餃子の皮で代用。ラザニアだってそうするしな。 ラビオリカッターはないが、 マドレーヌ型でそれっぽい形になるとネットから得た知恵を拝借。 ラビオリの具は渋皮栗8コと玉ねぎ1/6くらい。 渋皮栗は水気を拭ききっておく。 どちらも細かく刻んで、オリーブオイルでニンニクと一緒にかるく炒める。 なんとなく気分でちょっとだけパプリカパウダーとチリパウダーを振った。 これをスプーンで一すくいして、餃子の皮中央にのっける。 もう一枚餃子の皮を手に取って、周縁を水で濡らし、重ねる。 空気を抜くようにしてピッタリくっつけたらマドレーヌ型で抜く。 鍋にたっぷりのお湯をわかす。 これを繰り返し作っていく。一人前が8コか9コくらいか。 マスカルポーネはたっぷりと…二人前で小さめのミカン1コ分くらい。 これをボルチーニソースに溶かしてちょっとだけ塩コショウする。 バター5gくらいと牛乳大匙3か4くらい入れてチーズが溶けるまでかるく煮る。 チョコレートは先日買ったカカオマス。 つまり甘くないチョコレートを粉末状にしておく。 それとは別に、飾り用に少量を溶かしておく。 沸騰したお湯にちょっぴりオリーブオイルを入れて(できあがりがくっつかないように) ラビオリを数個ずつ入れる。 30秒くらいで浮かび上がってくるからザルですくい取って、水気を切る。 皿に盛ってソースをかける。 チョコレート、イタリアンパセリを散らして完成。
実に美味かったーァ。 実に実に。 チョコレートはまんまだとかなり苦いのだけど クリームソースと合わさるとまろやか。 ていうかチーズと合う合う! 以前食べたレストランでの感動を自宅でも味わえた。 ていうか自分好みにやっただけに今日の方がより味わえたかも。
生きる意味について。 小さい夢と大きな夢がある。 小さい夢は、ヒトカドの人物になって認められたいとか、 これはと誇れるものを書いて読んでもらいたいとか、 あと出入り自由の居を構えたいとか。 でもそれらはたぶん手段であって、目的じゃないのだ。 じゃあなんのために? 死ぬためだ。 満足して死ぬため。 いつ死んでもいい、と思えるようになるために生きている。 そう思えるまでは死ねない。死にたくない。 死ぬ間際に素晴らしい人生だったと思えたら幸福の達成だろう。 なので、素晴らしい人生だからもういつ死んでもいい、 と自身が納得できるように、そのために、 修練も克己も努力も忍耐もある。
当たり前のよーなことを言ってるけど。 もっと掘り下げられるな。 ていうか生きる意味と生きている意味は違うしな。
バレンタインディナーとして妻が撮影してくれた写真、 妻がTwitterに投稿してみたところ いいねがボコボコついて僕としても喜ばしい。
風呂入って早めに寝た。
| 2022年02月10日(木) |
積雪しない、読みにくい少女漫画、データの取り扱い |
起きた時点で雨だったのが次第にミゾレへ、 そして気づいたら雪になっていた。 今日は23区でも降雪が心配されている。
弁当はヤンニョムチキン。 この前食べた記憶を頼りに、カンで作ってみた。 かるく下味をつけた鶏もも肉を揚げ焼きにして一度取り出し、 油は廃棄。 フライパンでケチャップを火にかけ、 コチュジャンと水あめ、みりんを足して水分を飛ばしていく。 このソースに鶏もも肉をからめていりゴマを振ったら出来上がり。
いや、美味かったね。 もっと甘辛いほうが…衣があったほうが… とか改善点はあるにせよ、ドンドン健康を害する代物になってくからな。 こんくらいでいいのだ。
仕事、ひっまひま。 今日のところは結局は積雪してないけれど。 明日はもっと暇なのが知れているのに、ほんと時間もったいない。 …というだけじゃなく、給金がもったいない。 会社側にムダな負担が生じている。 現場の馬鹿馬鹿しい惰性のせいで。 自分のことだけ考えてる連中は 何もしなくても給料もらえるってことでいいんだろうけど。 中学生の時点からそのテの考え嫌いなんだよな。 よく先生とかガッコ側の目線に立って考えてた。
かげきしょうじょ読み始めた。 なにこれえ面白いじゃん…。 スキなく面白いじゃん。 あのトップの先輩方ってポジション漫画的にいいよなあ 黄金聖闘士みたいなな。あれな。いいよな。
ただこのストーリーものの少女漫画によくある コマ割りの読みにくさについては如何ともしがたい。 これまで3000冊以上の少女漫画読んできたはずだけど ほんの一部で生きてるこれにまだ慣れない。 ちはやふるなんかもこのタイプだ。 なんかこう…なんかこう!
帰り道、雪と関係なく電車が遅延。 車両のドア開けっ放しで7分待ち。寒い…。 つい鉄道会社に悪態尽きたくなる。 「--のせい」ていう対象があると楽なんだろうな。
帰宅後即座に夕飯づくり。 Twitterで見かけた蕪のみぞれ鍋。 蕪を5コ分おろす。大事業。 大根と比べて小さいから難しい。 うっかり気を抜くとおろし器に指を擦ってケガしそうだ。 それでも5コやりきった。 もう二度とやりたくないと思った。
おろした水分ごと鍋に入れて、水を加えて煮立てる。 味の素と少量の醤油、めんつゆで味付け。 余ってた白菜を切って入れて、 さらに豚バラ肉を入れる。 柚子の端っこを切って皮部分だけを千切りにして、 白髪ネギとともに乗っけたら完成。 美味しい…ほっと美味しい。 薄味でもしっかり滋味が感じられる。 蕪のあまさが嬉しい。暖まる。 また冬がやってきたら作ってもいいかもしれない…。
食後夫婦でのんびり居間で過ごしていたら レイチェル・クーの料理番組が始まった。 今期はずっとチョコレート尽くし。 いくらかのレシピ紹介しているさなか、レイチェルが 「イギリスでは、6人に1人が毎日チョコレートを食べてるのよ」 と言っていて、あれ、 これはデータの取扱いがややこしいぞと引っかかった。 文法的には 「6人に1人が毎日チョコレートを食べており、 残る5人は全く食べていない」 または 「6人に1人が毎日チョコレートを食べており、 残る5人は最大で364日食べているがまばらである」 の両方がありうる。 一見すると前者は無茶なようだが、 後者の方はアンケートでしかたどり着けないはずだ。 データで導けるのは前者のほうだけだ。 正確を期するなら、 「イギリスでは年間--kgのチョコレートが消費されている。 1人1日あたり--gを1人前としてみたとき、 国内の人口から換算すると、 6人に1人がチョコレートを毎日食べたらこの量になる」 とこうなる。 だが、 「イギリスでは、6人に1人が毎日チョコレートを食べてるのよ」 だけでは、どちらであるのかはハッキリとはわからない。 こういうの、ナントナクで済ませていいものか。
今朝早めに目が覚めたからかやけに眠く、 0時過ぎには消灯した。
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