舌の色はピンク
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| 2021年12月21日(火) |
クリスマスの4日ぐらい前 |
1と2ばっかの日。 今日もサムサム。エアコンのきき悪し。 弁当は唐揚げ。 昨日の晩に漬けておいたものをサクッと揚げる。 美味かっっった。
退勤間際に電話がかかってきた。 ちょっとだけ仕事を抜け出して掛けなおしてみると DAIKINの作業員からだった。 「あの! すいません。間違えてしまいました。 お電話、あの…奥様の方へ…でしたよね。申し訳ないです」 なんだか感じのいい人だった。
でもチョットだけ気になったのは、奥様という言葉選びだ。 一部が小うるさい今時分にあっては不穏当といえる。 いや夫相手ならそう問題にはなるまいよ。 しかしこれが妻相手だったら、ご主人とか旦那様とかいう表現になる。 こりゃあ、一部では噛みつかれる。 …じゃあなんといったらいいか?つうと、ちょっとむずかしい。 せいぜいご夫人呼ばわりか。 もっと適した日本語ないかしら。パートナーの方とか絶対イヤだしな。
帰りに荻窪で、この前買い損ねたナパージュを購入。 OKストアに寄って野菜などを買う。 OKストアも店舗ごとで価格差がある。 この環八沿いの店はやや高い印象がイナメナイ。
ソファ、ホントに今日届いてたた。はっや。 一旦置いといて夕飯。 参鶏湯にするつもりがスープなかった。 急きょ茄子の蒲焼きに変更。 この前作ったばっかりだけど妻は食べたがってるので。 僕の方にはニラを炒めたものも乗せた。 順当に美味い。
エアコンは室外機に不備がありガスが漏れていたらしい。 原因がハッキリしていたよかった。 修理してもらえれば今より断然よくなるってことだ。 十年以内の保証が効くとのこと。 もともとオーナー負担でこちらに実費は発生しないという触れ込みだったが これでなんらの負い目もなくなりホッとした。 ただし準備した上で本腰入れた修理となるため 今日のところは一旦見送り。24日午前にまた来てくれるそうだ。
食後一息ついてからソファ組み立て。 おおしごと。 とはいえ1シートが2つ分ってだけだから 大きさも構造もたいしたことはない。 二人がかりでサクサク進めていった。 20分ほどで完成。設置。 おもったより…小さい。 それはいい、今回小さめのものを買おうとしていたのだからまぁいい。 が… おもったより…高い。 この高さは心地があまりよくない。 もともと目をつけていたローソファーは かなり床に近いところで座らせてくれたから けっこうな差がある。 あとクッションがかため。 もっと沈みこむタイプの方が好みではある… とはいえあのローソファーと比べれば1/4くらいの価格なのだ。 いずれも批点というほどでもない。悪くはない。 今回よかったのは1シートが2コという点で、 1つあたりも10kgちょっとだから移動が利く。 試しに1コをテレビの前に置き、 その前に図工室型の椅子を横置きしてクッションを乗せて フットレストにしてみたらこれがかなりくつろげた。 これで映画を観たい…。 妻はこの状態でゲームをした。満足していた。
従兄弟の結婚式の招待状をようやく返信。 本来ならばまだ慎重を期したいところだけれども、 現時点で9割がたこのまま安定期に入れるだろうとの見方をした。 結婚式は2月末。 予定では20週目あたりとなる。
入浴後、今夜限りの特等席で僕も原神をプレイしてみた。 その横で妻がiPad airを注文しようとしているのだが、 昼に見たショップの在庫がもう切れている。 調べなおしてみても 狙ったそばから在庫切れが発生している状況で、 iPadの人気と半導体不足を実感した。 まあ実際には、商売のこずるいところも ウラで働いてるのかもしれないけども…。
今夜もそれぞれ漫画を読んで寝た。
晴れ。 寒い。 部屋が全然暖まらない。 拾ってきたヒーターにかなり助けられている。
弁当はガパオライス。 鶏ひき肉とパプリカを油で炒めて 中華だしと醤油と塩で味付けて 大葉を散らすだけ。 こんなにカンタンであんなに美味しいとか。
先週ネット界隈の一部を騒がせていた漫画家先生が 無事発見されたとの報には フーン現実なんてそんなもんかと 多くの人が思ったかしらないが僕はそう思った。 が今日に至って、かの先生は 児童ポルノに該当する写真集をドイツから輸入した疑いで 逮捕されたとのニュースが入ってきた。 その是非がどうとか、ショックがどうとかじゃなくて、 まさに現実は小説より奇なりというか、 これは思いつかなかったという悔しさと面白さにまいった。 なるほど、「音信が途絶えた」「連絡が取れない」は 現代において特異な出来事ではあるけれど、 警察に同行させられたらこういうことになりうるのか。 誰か予想できたろうか。 ウーン面白いな…。
夕飯はラーメン。 僕は辛ラーメンで、妻は広島で買ったつけ麺。 どちらも辛かった…。 つけ麺がイマイチだったのは意外だった。
グレーテルのかまど。 イタリアの地方の、ぶどうを贅沢に濃縮した果汁をつかった 伝統的なケーキを紹介していた。 クリスマスの定番らしい。 この地方では、クリスマス前にはどんな家庭を尋ねても そのケーキがあるそうだ。 商店の飾り付けも素朴でスバラシかった。 日本でこのテの飾り付けをするとなると 小洒落た”それっぽい”用品をどれだけ調達できるかの勝負になる。 ところがご当地では、もっとずっと安っぽい、垢抜けない飾り付け。 自前で用意した布を丁寧に配してクリスマス色を出している。 ずっとこっちのほうがスバラシイ! 断然好きだね。
ソファ発送は音沙汰なし。 iPadはヨドバシには在庫がないとのことで 別の量販店から注文するよう勧めた。
クリスマスが迫っている。 妻が会社の寄り合いから頂戴した GODIVAのアドベントカレンダーが18日からだったそうで、 18日の分と19日の分をまとめて開けて、一粒ずつ食べた。 まずまず美味い。 パンデピスは見送った。
漫画家失踪から逮捕の話を妻に振ったら、 しかしもしも実際に漫画家が…あるいは画家、芸術家が 本当に少年少女の裸体を資料としてほしくなったとき どうしたらいいんだろうね、と問題提起してきた。 今時分であれば3Dモデリングでどうとでもなるんだろうと答えてみたが、 そのモデリングにしてもモデルがいるんじゃないのかと粘る。 最も興味深い指摘は、 「女性作家が少年の裸体を描こうとしたときの資料」についてだった。 たしかにこれは、他のどのパターンよりも難しそうだ。
今夜は早めに0時に寝室へ。 妻は夢幻紳士の回帰編。 これは怪奇編のセルフオマージュ…というかリメイク…というか…なんだ? 焼き直し? プロットはほぼ同じで絵柄が違う。 細かいセリフまわしや構成も。 僕はキーチVS。 キーチ成長してちょっときもくなってる。
洗濯物を干し、OKストアへ。 卵を買い忘れ、慌ててコンビニへ。 卵6コ210円。高い…。 風呂に入った。 なんとかミュークルドリーミーに間に合った。 クリスマス会。 順当に面白かった。テンポが良すぎる。 あと3ヶ月で2期も終わりか。 というか…完結するのか…? 終わってほしくはないけど…。
昼飯はあんかけチャーハン。 ニラとキャベツで。 ニラは昨日使うつもりだったものが余ってるので。 がっつり美味かった。
午後の予定はなし。 エアコンの件について管理会社に問い合わせてみたところ 電話受付の女性がシッカリしていて こちらの話を一通り呑み込んだ上で すぐに業者を手配してくれることとなった。
妻が要求にかなうソファを探し当て、いよいよ注文となった。 送料込みで36000円ほど。 この値段なら数年で使い捨ててもまぁ納得いく。 発送は早ければ明日。 最短で火曜日にくる…こともありうる…
不動産会社の担当から改めて電話がきた。 そっからさらにメーカーであるダイキンの担当者から電話。 火曜日の16時以降に来てもらう手はずとなった。 遅い分にはかまわないと申し付けたので、 20時くらいになることもありうる。
かんぴょう巻きをまた作った。 巻き簾の使い方の動画を見たのだが なぜか肝心要のところ…一巻きした後から二巻するまで間の処置のとこを 二秒ぶんほど省いててスゲーはらたった。 「巻きずしの作り方」というタイトルで見た動画が2つともそうだった。 カットの移り変わりの瞬間でもあって 動画編集としては上手にできているのだけど。 3つめでようやく把握。 でもあんま上手くいかなかった。
キーチ!を読んだりウタタネを試みてみたりゴロゴロ。 キーチは幼年期のあの たどたどしい言葉の羅列がやたらワザトくさくって ヒジョーに気持ち悪い。 小学校編になるとグッとよくなる。 甲斐のお父んの引き際好き。 若村の台頭もいい。 あらためて見るとやっぱストーリー面白いし メチャクチャよくできてる。 続編がつまらなかったのは…いや今読めば変わるのかな… 持ってはいるのだから読み返してみるか。
第二おやつにポテトとチキンのチーズ焼きつくった。 この前荻窪ルミネの惣菜屋で見て美味しそうだったから、カンで。 ジャガイモ2コは一口大に切ってラップしてレンジで3分。 その間にオリーブオイルでニンニク一片炒めて 玉ねぎ1/8くらいと小さめに切った鶏肉をすこし、 あとブロッコリーも一緒に炒めて味付けは塩だけ。 耐熱皿に全部を入れてとろけるチーズをのせて 180度のオーブンで30分。
その間に妻が手がけているトイレ魔改造に付き合った。 なにやら小奇麗な布を切ったり縫ったりしている。 僕は指示に従ってアイロンをかけた。 ほんとにみるみるシワがとれてビックリする。 そのあとトイレに設置。 天井の間際からぶらさげる。 ホチキスか画鋲が悩んだ末、画鋲に仮決定。 5枚分は大仕事だからとひとまずは降ろして、 続きはまた今度となった。
ポテトチーズ焼き美味い。 まぁやってることほとんどグラタンみたいなもんだしな。 ブラックペッパーかけ忘れた。
今日も聖剣伝説2に付き合った。 魔法が強すぎる。 物理攻撃しかできない主人公がかわいそう。 あまり効かない、とかじゃなくて当たらないからな。
友人から愉快なメッセージが届いた。 動画で、映画の1シーンが映し出されたと思ったら スクリーンの前に彼がよぎる姿。 どうやらプロジェクターを買ったみたいだ。 自慢かこの野郎と思い質してみると 17万円ほどかけて整えたとのこと。 鑑賞会をしたがっている。 1月か2月にはお邪魔させてもらいたいところだ。 こちらもプロジェクター導入はしたいし。 参考にさせていただこ。
タコタコ。 夕飯はタコのリゾット。 オリーブオイルでニンニク一片と 玉ねぎ1/4くらいと鷹の爪を炒める。 冷凍してあったトマト2コを解凍して細かく刻んで 汁気ごと一緒に炒める。 水を加えて30分以上煮る。今日は時間があったから2時間煮た。 塩、米を投入。 たまに混ぜながら15分くらいで出来上がり。 イタリアンパセリを飾った。 すさまじい旨味…だ…。
18時半からM1。 わかっていたがなかなか始まらない。 ごたく、能書きが続く。 いわゆるドル箱コンテンツだから あからさまに開き直って引き伸ばしまくってるのだ。 テレビ慣れしていない妻は怒りを露わにしていた。 もともと島田紳助が企画を立ち上げた際には もっとずっとシンプルだったはずだが 番組が人気を得ていって 結局こうなってしまったのだといった意味合いの解説をしてやると 静かで重みある怒りにシフトしていった。
タコのリゾットを食べながら見始めた。 リゾットうっまあ…。 蛸柔らかいしよお…。 こりゃあ抜群だ。 出番と出番の合間に食べきった。 今年のM1は粒ぞろいという感じ。 大滑りも大爆発がない。 ランジャタイがいじられてたけど いうほどオカシクもなかったわけだし。 そういう「枠」にあてがわれてただけで。 毎年感心してしまうのは今田さんの場をとりなす辣腕。 どんな場面のどんな変質も成立させてしまう。 はるか昔、キャシィ塚本の時点で象徴的だったもんな。 あの破綻力は向かい合う相手の調整力あってというか。
錦鯉が優勝。 フー…ン。 五十代の夢かなっての男泣きはたしかに感動的だ。 審査員二名が涙ぐむ姿もあいまって。 しかしもっと唯我独尊の、 人間としてはサイアクだけど 面白さだけが突き抜けてるみたいな いききった連中が出てこないもんかしら。 それこそ往年のダウンタウンのような… でも向こう見ずな生意気っていうキャラクターじゃなくって なんかこうもっと現代的な めちゃくちゃ鋭いんだけど 折り合うトコ折り合ってるみたいな…
番組の合間や終了後のCMで 芸人が芸をさせられているのを見て 妻が「こういうの見たくないな」とぼやく。 「やっぱり、人が多く関わりすぎるとダメなんだな。 みんなさあ小さく生きようよ。 好きなものだけで小さく集まってさ…」 小国寡民の思想は僕にもあるが ユートピアの実現は理想だけでは語れない。 不都合を組み込んだ秩序あってのユートピアだ。 車社会すら捨てきれない人間が望むことじゃない。 だいたいが、自分たちだけがそれを実現できたらいいんだろうか。 たとえば今宝くじで10億円当てたら、 地方のどこぞに引っ込んで、賢さと運次第とはいえ 望みどおりの気ままな暮らしはきっと実現できるだろう。 多くの不都合は金で解決できるから。 それでいいのか?って話だ。 自分たちが望む社会と真反対の社会の恩恵に与っておいて、 つまり大量生産大量消費の市場主義がもたらす製品やサービス、 あらゆる経済活動のお世話になっておきながら、 自分たちだけはさもそんな俗世間とは無関係って顔して生きる、 それで果たして納得できるのか。 山奥に引っ込む仙人暮らしならば別だけれども… といった話を僕はした。 うるせェッ! と一蹴された。
パンデピス。 過去最高にカタイ。やはり卵が足りなかったか。 味も、スパイス甘味ともに控えめ。 これはこれでいいな。 パンデピスっぽさは薄いけど いつもモッタリどっさり重めだから このくらい軽めの味も食べてみたかった。
風呂にはやや早めに入った。 なにしろ今日は寒すぎた。 暖房を一日付けっぱなしにして なお部屋がほとんど暖まらないのは 引っ越して以来初めてのことだ。 火曜日の業者頼り。 あと二日耐えれば…なんとか…。
入浴後はバナナジュース。 ノートパソコンをカタカタ鳴らすが トキノの話が進まない。 アイデアばっかり湧いてもな。 構成力がよっぽど問題だ。素人にありがちな話。
神田沙也加さんがお亡くなりになったそうで かなりショックを受けている。 活動を応援していたとか何もないけど ただ自分と同い年ということだけ知っている。
大阪の放火で二十四人亡くなった事件もかなりつらい。 京アニのほどじゃないけど… そして世間も京アニに比べれば全然騒いでないけど… おかしなことだ。 自分にも世間にも問う。
他者とは。
| 2021年12月18日(土) |
吉祥寺買い物、タウンセブン40周年、小金井水汲み場 |
朝食、洗濯を済ませてから図書館へ。 海野十三で検索すると大物しかなかったが 返却が年末年始の休館を挟んで三週間後であるし 思い切って借りた。 あとレシピ本と妻用にリノベーションの本。 帰ってきて即風呂に入った。めちゃきもちよい。 しっかり風呂掃除も済ませてやった。
妻が言うには このリノベーションの本は内容どうこうよりまず真っ先に 序文にある 「どの家も優越つけがたい」 という文章が気になると苦言を呈していた。 「優劣つけがたい、だよね?」 「そうだろうね」 「のっけからこういうことされると、 信用して読めないじゃない?」 「わかるよ。これは著者の責任? それとも編集者?」 「編集者でしょ。文筆家の本なら別だけど。 DIYとか工作系の人が著したってだけで、 文章のプロじゃないんだから、 編集者が直してやんなきゃいけないとこだよ、絶対」 「そらそだ」
今日は荻窪タウンセブンに入っている家電量販店に iPadを見に行こうとの予定があったが、 妻のつわりが軽くなり始めているので 吉祥寺にまで出向くことにした。 のんびり支度して11時過ぎに出発。 道中はかなり寒い。 妻にニット帽をかぶせてやると ヤメロヤメローと口先だけは抗う。 「虐待?」 「ぎゃくたい」 「暖かい?」 「あったかい」 「ぎゃくたいあったかい?」 「ぎゃくたいあったかい」
今日の昼飯は西荻に向かう道すがらにある蕎麦屋で。 妻は天ざるを、僕はたぬきうどんを食べた。 一口もらった蕎麦は、この前入った高級店には やや敵わないものの、十分美味しかった。 しかしそれ以上にたぬきうどんが出色だった。 外気温、体調などのタイミングもあってめちゃくちゃ美味い。 大満足だった。
正直な話子ども欲しかった?と妻が不意に言った。 何を言っても失言になりそうだね、 と僕は予防線を張ってから考え込み、 理詰めで考えていくと欲しかったことになる、 今はそういう答えになってしまうと正直に伝えた。 「私もそうかも」 「まだまだ実感湧かないからね」
西荻の手前でTSUTAYAに寄った。 なにか興味のある漫画があれば年末年始に借りてやるから 今のうちにチェックしとくといい、と言って数分泳がすと、 3月のライオンと、ミステリと言う勿れに目をつけていた。 どちらももともと買おうか検討していたくらいだから、 この際年末年始に読み切ってしまおうと決意した。
中央線で吉祥寺へ。一駅。 何も考えずヨドバシに向かう。 まずは本命、1FのAppleの売り場でiPad airを触る。 思ったより小さいねと妻。 こんなもんだろうと僕。 しばらく触ってから、たしかにと納得していた。 僕はお絵かき機能も試してみたが これはかなり高度なオモチャだ。 ペンの感知が優れまくっている。楽しい。 買うのは妻で僕のものにはならないが、たまに使わせてもらいたい。 導入が楽しみになった。
購入は一旦保留した。 中古販売も検討したいといった事情も鑑みて。 周辺機器なども見回ってから2Fへ。 妻がカメラを見ている間に僕は手洗いを済ませて 3Fでホットプレートを見た。 遅れて妻も一緒に見た。 やはり大きい。 キッチンの限られた収納スペースに置きたくはない。 用途もかなり限られている。 だが今回、妻が自身の母親から広島焼きを伝授してもらおうというのは、 ことここにいたってちょっと特別な響きを伴っている。 お義母さんは、先日亡くなった義祖母からの習いを思い出して ゆずジャムを作ったそうだ。 こうした親から子へ継がれる味を無下にはできない。 ホットプレートでさえなければ…。
こちらも一旦購入は見送り、 続けて6Fへ。 妻は貴和製作所でアクセサリを見ていた。 僕はDAISOを物色。 念願の、畳の上でも問題ない靴底をしているルームシューズを買った。
ヨドバシを出てブックオフへ。 手前の中古デジタル機器店にも立ち寄ったが、 どちらもiPad airは定価より数千円安い程度で、 これならば新品を買おうかと結論した。
そっからアトレへ。 富澤商店が目当てだったのだが、 どうやら店舗を東急に移したらしい。 妻はまだ体力的にはもつようだったから、 繰り出しついでにソファも探すことにした。
途中でたい焼きを買う。 酔狂で初めてカスタードクリームを注文してみたかったが 7分ほど待つことになるという。 寒空の下これは呑めない。 「どの味ならすぐ出せそうですか?」 「ええと…えっとですね…」 ウソだろ…。 出来上がっているたい焼きストックを前に販売員は絶句していた。 味4つくらいしかなくて、 カスタードについては答えられてるのに。 まだ不慣れとかそういうレベルの話じゃないと思った。 「この、つぶあんだとすぐ出せますか?」 「その…ちょっと待ってくださいね…」 他の味はどうあれプレーンならば即答できるだろうと思われきや 黙って考え込んでいる。 見かねた調理員が、出せますよと横から口出ししてくれた。 二つで500円近くするびっくり価格。 順当に美味かったけど気分は良くなかった。 販売員への悪感情はないけれど いい加減な商売してるなという経営面への不信感。 しかし妻のホクホクした顔を見て和らいだ。 いつもならハンブンコとするところを 今日は1コずつにしてやったのが驚きだったようだ。 なんていい人なんだ、とくりかえしていた。
東急の富澤商店では目当てのリスドォルとライ麦粉を買えた。 ついでに刻みオレンジピールも。 これでパン・デピスが焼ける。 妻はお年賀品を物色していた。 さんざ悩んだ挙句、ウチ用には煎餅を買った。 柿山というお店。デザインが凝りに凝っている。 缶入りの2000円の製品を買ったのだが高級感があった。 3000円以上には見える代物。
さらにPARCOにまで足を伸ばした。 ホテルなんとかいうカフェに入る。 だがこれは名前負けで、 ホテルなんか何も関係ない安っぽい店だった。 値段だけはしっかりとっていたが…。 エスプレッソも専用カップじゃなく なんだか汚らしい陶器だったし カフェラテはアツアツにもかかわらず マグカップに取っ手がなくてびっくらこいた。 だけど席から交差点を眺めることができて、 久しぶりの光景をノンビリ楽しみはした。
パルコの地下のインテリアショップは 記憶よりもずっとしっかりしていた。 むしろ高級品が多い。 ちょっといいな、と思った椅子や机が 何十万とする。 カタチだけ高価な家具というより、 現代的で小洒落てて実をともなった高品質の物が並んでいて、 見ているだけでも楽しかった。
そっからさらに別のビルへ。 Loftの方のピなんとかいう建物に入ってる モモなんとかいうショップ。 で数ヶ月前に惚れ込んだソファと再会。 これが欲しくて自由ヶ丘に行ったりもしたが 結局買えないまま。 今回は店員さんから話を聞いた。 なんでもウレタン素材と羽毛とのバランスに トコトンこだわった品なんだとか。 16万ほどかかってしまうがかけてもいいと思える出来。 デザインも座り心地も、 それに感度を刺激する霊性もビンビン漂わせてる。 が、製品の在庫が覚束ないようで納期は3月中旬となる。 さらに最も気に入った麻の生地となるといつになるか未定とのこと。 かなり後ろ髪をひかれながらも一度退散した。 だいぶ時間を食って17時。 テラスでは寒空の下マルシェが開かれていたが ちょうど店じまいをしていた。 僕の方は今日空振りが多かった印象だったが 妻は久しぶりに外へ繰り出せたということでホクホクしていた。 それなりの満足感で荻窪へ。 青山フラワーマーケットで花を見ている妻を待つ間に、 僕は惣菜コーナーでおはぎとよもぎ大福を買った。
このままバスで帰宅するつもりが何十人も並んでいて、 しょうがなく歩きだしてみると さすがに妻が疲れだしていた。 そして、何度も行き損ねているカレー屋、すぱいす屋にさしかかる。 ここで休憩を兼ねて飯を食べてしまうか… まだ18時になったばかりだし 夕飯の食材も買ってあるけど… それなりに悩んだ末、結局GOした。 妻は大喜びだった。 チキンカレーとキーマカレー、ポテトサラダを注文。 ポテサラは自家製マヨネーズな気がする。やたら美味い。 そしてカレーは、店名の通りスパイスがふんだんに効いている。 おいおいマジかよってくらい美味かった。 次回はエビも試してみたい。
スパイスの効能でポカポカした身体で帰宅。 妻は花をせっせと処理し、 僕は洗濯物取り込むなどにいそしんでいた。 テレビは録画しておいたドキュメント72時間をつけておいた。 小金井の地下水の水くみ場。 地域の人達が集まってくる光景はなんともよかった。 蛇口から水を出すためのハンドルは備え付けられていない。 地域住民は500円で鍵代わりのハンドルを買う。 これを持参して差し込むことで水を出せるのだ。 部外者が勝手に頂戴することはできないようになっている。 つまり登録を兼ねている。スバラシイ取り組み。 近頃だったら即会員制、個人情報をうんぬんとするところだ。 本当にスバラシイ。 本当にスバラシイよ…。
荻窪の、というかタウンセブンの情報冊子を読んでみた。 40周年なんだとか。 そりゃあなかなかのモンだなあと感心して頁を読み進めてみると ルミネ荻窪の同じく40周年とのこと。 これには驚いた。 もっとずっとポッと出感あったので。 なんでもタウンセブンのルーツは 戦後の闇市であって その当時の商工会が名前を変えビルをおっ立てた、 それがタウンセブンらしい。 その設立にあたってルミネは招致したとのことだ。 タウンセブンの社長のコメントが載っていたが 当時の番頭の言葉というのが心に残った。 「社長、アタマのいいやつは、十人に一人はいる。 しかし度胸のあるやつは、千人に一人だ」 面白いことをいうなあ!
あとタウンセブンに入ってる西友も40周年なんだとか。 これも近くにあった西友に交渉して タウンセブンに招致したものらしい。 しかし昭和の時代の、タウンセブンができるまえの 市場的な商店街の様子が写真付きで紹介されてたけど どうみても当時のほうが魅力的だ。 街が生きていて。 今でも変わらない魂を…とかなんとか抜かしてるけど やっぱあぁいうショッピングビルの中に囲われた八百屋や魚屋を魅力的には思えない。 これは生理的に。
あとほんのついでに西友の歴史を調べてみたら 無印良品てもともと西友のプライベートブランドだったんすか。 知らんかったな…。 西友の某さんが当時 記号化されたブランドによる消費活動の限界を見越して ノーブランドであることを第一に据えたビジネスモデルを 展開したんだとか。 それの成れの果てが今のあれだものだ。皮肉なもんだ。
それから聖剣伝説2に付き合った。 プレイしながら妻が、子どもに習いごとさせるとしたら 具体的に何かあるかと問う。 「それも、物心つく前にっていう。英語とか音楽とか」 子どもの学習能力、ことさらに物心付く前のそれを どう活かすかに関して世間では重大問題として扱っている。 最近の僕はこのテの作為を好かない。 ありがちな言葉でいえば、ノビノビ育てたい。 学ばせようとして学ぶこととなる、 そういうやり口は好まないとかなりハッキリ語ったが 妻はあまり聞いていなかった。 音楽を学ばせたいらしい。
念願のパンデピスを作った。 結婚式以来だから2年ぶりか。 卵がSサイズしかないからやや不安になりつつやった。 パンデピスは調法は相当ラクチン。 計量する材料の総数が多いのが面倒なのと、 あとは飾り付けか。 しかしナパージュを買い忘れていやがる。 僕としたことが… 杏のジャムもないし、今回は飾り付けはナシだ。
夜、二人でなんとなく庭に出てみると 裏の家から少年の笑い声。 父親と思しき楽しそうな大声も聞こえてくる。 アタマの悪そうな声質…。 「なんだか、これは…。 これは、下卑た幸せって感じだ。 でも、下卑た幸せって、なにより最高の幸せだ、きっと 「下卑た幸せ」 「下卑たシ・ア・ワ・セ」 「語呂いいな」
バナナジュースはなし。 きもち早めに寝た。
| 2021年12月17日(金) |
選択肢による悲劇、奴隷の幸福、日本語文問題 |
6時過ぎに目が覚める。 そんなに寒くない。 7時頃から雨が降り出してきた。 ダンボール、古本雑誌古紙、ペットボトル、不燃ごみを 一挙に捨てるにあたって大災難。 というかやはりこれらが一つの曜日にかたまってるの ホントやめてくれえと思う。 なんとか2往復で出したが身体は冷え冷え。
弁当は茄子と鶏挽き肉の豆板醤炒め。 オイスターソースもちょっぴり入れてある。 冷凍のご飯を切らしたから 今夜21時50分に炊けるよう予約して家を出た。
メモ。 選択肢があるから生まれる悲劇、というものがある。 はじめからすることが限られていれば起きない葛藤。 判断が生じるから判断ミスがある。 勉強の余地があるから不勉強を責められる。 女性の社会進出の動機づけのひとつとして 機会、可能性を拓くという「正しさの実現」があるが それによって生じる悲劇は少なくない。 しかし、依然としてそれは正しい。
奴隷の幸福。 中絶医療が発達すると産むか産まないかの判断が生じる。 産前からその子どもが障害持ちとわかったとき、 余計な判断を迫られる。 どちらを選んでも責任が伴う。 選択肢を与えられるとは、責任が生じることでもある。
個人、自由、責任。 これもまた主題だ。
無能センパイの無能采配で退勤が10分遅れた。 退勤後、九段下の図書館に久しぶりに立ち寄りたかったが そのためにあきらめた。 正確には妻に電話した上で、 図書館に寄れればスラムダンクを借りてこられるがと伝えてみたところ それなら夫が早く帰って来る方がいいのとお達しだった。
夕飯は茄子の蒲焼き。ちょっと甘めの味付け。 山椒がきいている。美味い。
Twitterでバズっている日本語文問題の話。 「自分と父」が「叔父を見送り」に「急いで空港に行った」 という意味の文を成立させるにあたって 次のうちどの文章が最も誤読されないかみたいな問題。 よくできてるんだけど、 ネット上で反応している声のいずれもが的外れに感じた。 正解者は悦に浸っている場合じゃない。 世の中にはこんな問題もわからない奴がいるのか、 と呆れているトンチンカンこそ気を引き締めろ。 「間違えないようにしなくっちゃな」じゃない。 自分と正しさとしかリンクしてなくて 読み手のことを考えていない浅はかさ。 人はいっぱいいる。 お前が考えているよりいっぱいいる。 この程度の文章すら成文化できなかったり誤読する、 という人間が世の中にそれなりにいることを念頭に置けよ。 それは下のレベルに合わせて文を書くよう心がけろ、 なんて単純な話じゃなくって、 常日頃の意識として もっと見えざる他者への視界を広げよって思うのだ。な。
| 2021年12月16日(木) |
かっこいいギャングの逆説 |
晴れ。 弁当は妻の分のみで、鶏肉を唐揚げ風に焼いて ニラをタレとしたもの。ニンジン、サラダ。 テレビはいつも通り8時までNHK。 そっから朝ドラのバカみたいな曲が流れ出してしまい 慌ててチャンネルを回した。 最近はよくどの番組もこの時間帯、動物特集をしている。 今日は妻がそれに引っかかってしまった。 可愛い、ってだけで抜群に釣れるからな。 フクロウはたしかに可愛かった。
朝から病院に行く妻を元気づけて、 ゴミをまとめて家を出た。
10時過ぎ、妻からLINE。 問題なし。無事だったとのこと。 ホッッッッッッッとした。 子には手足ができていたという。こわ。
昼休みは歯医者。 みがし残しが歯石になりかけとのこと。 以前は歯石除去でタイヘンな思いをした。 それに比べれば今回はずいぶん楽だ。 いっそう歯磨きに気をつけることと、 1,2ヶ月に一度歯医者にかかればいい。
30分もかからなかったのでそのまま中華屋で飯を食べた。 ついた席のすぐ横の窓が空いていて身体が冷えきった。 店内でそこだけっていう。 コロナ禍だから勝手に閉められないし。席も移れない。 冷風をなんとか耐えて食べたチャーハン。うまかったぜええ…。
夕飯はサバの味噌煮。 フライパンに少量の油引いて 味噌をかるく炒めて醤油みりん料理酒砂糖を溶き、 生姜と長ネギを並べ、 サバを乗せて熱を通していく。 美味いのだが、妻はどうしてもぶっかけがいいと譲らず、 やむなくそっちも作ってやった。 なにぶん美味しいからな、ぶっかけは。
空手バカ一代。 ギャングの一人が格好良かった。 機関銃の使い手で、組織の中核を邪魔者扱いして 容赦なく撃ち殺す残忍な男。 だが一方で、居住地では子どもたちのヒーローでもあった。 そのスラムではギャングは憧れの存在。 マシンガンの撃ち方教えてくれよ、とせがんで聞かない。 「かっこいいよなあ。 カロルは死ぬときだって、ニカッと笑ってみせるんだぜ!」 フラグは十分に立っていた。 さてそのギャングは飛鳥拳とともに敵対組織へ乗り込む。 飛鳥が殴る飛ぶ蹴る、ギャングが撃ち殺すという荒っぽい攻め方だったが なんとか目当てのボスを仕留めることができた。 がギャングは撃たれてしまっていた。 もう長くないと悟り、 せめて最期にあの子どもたちに言っておきたいことがあると言い、 飛鳥に運んでもらった。 さて子どもたちの前へたどり着くと、カロルはヒィヒィ喘ぎ、 みっともなくのたうちまわり、 死ぬのは嫌だと泣き叫ぶ。 その情けない姿に子どもたちは幻滅し、 なんだよがっかりしたぜ、 ギャングなんてカッチョわりい、と言い捨てて去る。 ギャングは満足して息絶える…。
夕食後、聖剣伝説2に付き合おうとした矢先、 ネットスーパーから大量の商品が届く。 米10kgは大物だ。頼んだ甲斐がある。 飲食品に消耗品と、整理するだけでも大仕事だった。 ゲームは30分ほどだけ。 洗いものをして、ほうじ茶と塩大福を出した。 もんくなく美味しい。 この家には和菓子が合う。 似合うというだけで美味しさにブーストがかかる。
胎児の写真を見せてもらった。 たしかに手足らしきものが生えている。 ほとんど枝だ。 こんなものがお腹にいるのかと思うと空恐ろしい。
「そういえばさ。関係ないんだけどさ。 生前って言い方あるけどさ。 死んだ人に対して、死ぬ前のことを指して言うけどさ。 実際、言葉通りの意味に照らしたら、 この子っていま、生前じゃない?」 「その文法に従うと、慣用的に整然と言い習わしてる状態は、 死前ということになるね…」 「いやだな」
入浴後、バナナジュース。 やはり見るものがないと締まらない。 ダラダラと夫婦でテレビを見て過ごす。 この時間はこの時間でかけがえのないものだけれど。
妻は0時頃寝室へ行き、 僕は30分ほどだけ読みものを書き進めた。 タイトルは 「だれがトキノを救うのか」 に改題した。 まだどうなるかわからない。
| 2021年12月15日(水) |
完全防寒、鳥が餌を食べに来た |
まあまあ晴れ。 寒い。全然エアコンが効かない。 年内中に業者に頼ることにした。
朝食は、僕はトースト。 妻にはリクエストに従い焼きおにぎりを出した。冷凍の。 朝にトーストが食べにくくなったから…というのは仕方ないが 焼きおにぎりはかえって食べやすすぎるようで もう1コと言い出す始末。 要求は棄却したがトーストをひとかじりだけやった。
今日は完全防寒にした。 半袖肌着の上にホッカイロを張りさらに長袖肌着、 シャツ、薄手のカーディガン、ジャケットを羽織ってからのコート。 手袋。ニット帽。ネックウォーマー。マスク。 ウオオオ最強だぜ。 真冬になったらコートは今より厚手で 肌着も長袖二枚重ねにするし 靴下を二重にする。
弁当はナシゴレン。 熱して合えればいいだけの。 めっちゃ濃かった。 もうコレは買わんかな。
15時休憩の間に 病院へ電話してインフルエンザワクチン接種の予約をとろうとしたら 予約は受け付けていないのだという。 土曜の午前にまた連絡して、その時点で在庫があれば 土曜の15時から17時のあいだに摂取しに行くことになるとのことだ。 フーンそういうもんか。
退勤後妻に電話をしてみると重めの声音。 今日出血があったらしい。 折悪しく産婦人科は水曜だから午後おやすみ。 ただ電話相談してみたところによれば、 おそらくは心配しないでいいはずとの見込みで、 今日のところは安静にしておいて 明日朝イチで産婦人科にかかる…という話に落ち着いたようだった。
帰りの電車で調べるだけ調べてみたところでは、 10週時点での出血はそう心配はなさそうだった。 妊婦の数割は経験することのようであるし、 出血量も多くなく激しい痛みも伴わないのなら、 なんらかの感染症などのリスクはあるかもしれないが 流産のキケンは低そうだった。
帰宅してその旨を妻に伝えた。 そもそもなるようにしかならないものね、 と気を取り直していた。
夕飯はモツ鍋。味噌の。 ニラとキャベツを切って煮込めばできるやつ。 これにご飯が合うのよな。 と思われたけど妻は入らないようだった。 僕が多めにたいらげた。
食後、妻に写真を見せてもらった。 今日の日中、鳥が餌を食べに来たのだ。 数週間から週ヶ月は来ないかもと覚悟していたようだが、 随分早いことだ。 毎日のように来てくれればいいのだけど。
僕が原神を15分だけプレイするつもりでいると 妻が 「ゲーム終わったら言ってね。終わったら一緒にゲームしよ」 という。 聖剣伝説は2Pプレイが楽しいわけだが、一日のゲーム時間が増えるのには参った。 が今日のところは、その後妻は調子をやや崩し、はやめに寝室に行って高橋葉介を読んでいた。 僕も洗濯物を干してかんたんに家事の始末をしてから、0時半には床についた。
| 2021年12月14日(火) |
愛は防御力、粗大ごみ始末 |
…曇りの雨。 弁当はホイコーロウ。 朝自宅を済ませてから庭に出てみると雨が降り出していたから バスタオルを取り込んで家を出た。
メモ。 愛は防御力。 愛のおかげで強くなれる みたいな言い方あるけど その強さは攻撃力じゃなくて防御力。 でも防御力にブーストかかることで突貫できる、 転じて攻撃力になるというのは ゲームでもありがちな仕様だ。
帰りは西荻から。 サンドラッグで妻のためのCurelを買う。高い。 TSUTAYAでiPadを見て、八百屋で野菜を買い、 肉屋で鶏もも肉を買う。
帰宅。 妻は久しぶりに残業。 19時半までの予定というから 僕はホワイトアスパラガスのリゾットを作り始めた。 瓶詰めのホワイトアスパラガス茹でて オリーブオイルで玉ねぎ炒めて米を半合加えて炒めて 少量の酒でジュワッとさせて 茹で汁をお玉4杯分入れて水分飛ばしたら あとはちょっとずつ茹で汁を加え続けて15分くらい。 塩、ブラックペッパーで味を整えて、粉チーズをふりかける。 庭からイタリアンパセリを摘んで乗せればできあがり。 めちゃおいしかったぜ…。
食後、妻が買っておいてくれた粗大ゴミのシールに名前を書いていく。 1枚につき2ヶ所。それが12枚分。 地道な作業。 これ金持ちでも同じことやるんだよなと思うと不思議な気持ちになる。 いや連中は業者任せにするからこんな手間はいらないのか。 小間使いでも入ればナオサラだしな…。
妻が聖剣伝説2に参加させたがっているのをヨソに 楽天西友ネットスーパーで買い物。 500円クーポンを使うには6000円分の買い物が必要となる。 米10kgと洗剤多めに買っとけば あとは雑多な商品入れてきゃスグだろと思われきや 目当ての洗剤がなくてうろたえた。 なかなか6000円に届かない。 飲食品はできればOKストアで買いたいし。 向こうのほうがずっと安い。地域で消費したいから。 他のことしながら30分くらいページ内を右往左往して なんとかでっちあげてからゲームに参加した。 このテの協力プレイ、 メインプレイヤーの意向が伝わらないとすぐ仲悪くなるんだよなと 小学生の頃の気味合いをおもいだした。 そして総じて、なかなか伝わらないものなのだ。 今は大人になったからいいけど。
しかしこんなところでも、主題は立ち上がってくる。 これもまた、 「どうしてそんなことするの」と 「一人の正しさを軸にしておけば正しい」の連続だ。 僕からすればカンタンな話なのだけどな。 まっことこの世はやりにくい。
ゲームを切ってなんとなくNHKにしていると プロフェッショナルがウェディングプランナーの特集をしていた。 40代くらいの美人。 結婚式は未来へのお守りなのだという。 今はなんとなくわかる。
23時前まで待って、ベッドのパーツを門扉の前に出した。 重いしでかいし寒いし濡れている。 ちゃっちゃか粗大ゴミのシールを張り、 せっせせっせと外に出した。 門扉の前を塞ぐ格好になった。やむをえん。
そのまま入浴へ。 「武士道の系譜」読み終えた。 武士道の歴史を、要所要所ではあるが歴史の視点としてありがちな 俯瞰的な目線でなく、水平的な目線で読ませようとする試みが印象的だった。
出てすぐバナナジュース作って飲んだ。 原神をちょろっとだけプレイ。 荒瀧一斗が登場。 全然惹かれなかったはずなのにお試しで触ってみたらやたら楽しかった。 これ…引いちゃってもいいかも…。
妻は明日はやめとのことで、 今夜は0時過ぎには寝室へ。 それぞれ高橋葉介、キーチを読んで寝た。
| 2021年12月13日(月) |
口座開設、ピロリ菌検査結果、流星群空振り |
目覚めはいい。 全然寒くない。 この布団だか毛布はかなりいい仕事をしているようだ。
今日は通院のため午前休。 弁当は妻の分だけ。カンタンに冷凍食品で。 ゴミ出し、キッチン掃除などを済ませて、 いつもより10分遅れて家を出た。
西荻窪駅前の三井住友へ、開店となる9時ちょうどに到着。 言われるがまま、端末で登録が進んでいく。 手書きよりもかったるい。 通帳は今時分、手数料が年間550円かかるらしい。 Web通帳なら無料とのこと。不愉快だが呑んだ。 デヴィッドカード、これはあたかも標準搭載みたいにされてるが 機能をつけるかつけないか選択できることを説明しない。 で当たり前みたいにつけることにして話を締め出したから ストップをかけて オトクなことはわかるがこちらの勝手でその機能はつけないでいただきたい、 と打ち切った。 担当の方は悪くないのだが こういう商売している銀行が恨めしい。 さらにアプリのダウンロードをさせられた。 我慢ならない。 折しも昨日、docomoのさいあくなアプリについて、 AppleStoreで初めてのレビューを書いてやったのだった。 文句の付け所しかないあのアプリ。 クチコミレビューにも雑言が並び星も1と2がほとんどなのに なぜか平均星数は4超えというあからさまな操作。 ああ思い出しても腹がたつ…。 あの恥知らずのアプリと同程度とはまさか思わないが アプリの時点でオンラインでないといけない、 接続不備がある、認証の手間が増える、アップデートを強要される、 といった不都合が多い。 まったく不愉快きわまりない。 とことん窓口の担当の人は悪くないだけど だからこそ腹が立つというのはある。 「目の前の人に怒ってもしょうがないから」 という泣き寝入りシステムが組み込まれている。
口座は無事開設できたから、 ついでとばかりに相談してみた。 今回口座を開設にしたのは、 もともと妻の名義で三井住友の口座に二人で預金をしているが、 これを夫婦で分けようと思う、 しかし夫婦間とはいえ何百万も金を移すと贈与税がかかると思われる、 例えば今この12月に100万移し、 年越しを経て1月に100万移したら 年間の申告必要額に達することなくことを運べると思われるのだが、 これで問題ないだろうか、もっといい方法はあるだろうか…と。 そしたらこの担当の方は即答できんかった。 少々お待ち下さいと引っ込み、 結局は国税庁のページで確認したらしく、 僕の方の案が一番良さそうとの答えに落ち着いた。
銀行員、こと金と金にまつわる法律、税制については プロ中のプロという信頼感はあったからショックだった。 しかも割と初歩的なケースというか… がっかりだった。
あとそうだ、 印鑑も端末に向けて押印して登録というのはビックリした。 こればっかりは不覚にも感動してしまった。
予定より早く電車に乗り飯田橋へ。 そっから歩いて水道橋の病院へ。 ピロリ菌を除去できたかどうかの検査結果は成功とのこと。 診察室には1分もいなかった。 でも1000円はかかるという。
神保町まで歩き、中華屋で唐揚げ定食700円。 ライトがちらつき読書にならない。 しかしスマホなら気にならないのだった。
時間ダダ余り。トロワバグへ行った。 かぼちゃのムース。シナモンパウダーが振りかけてある。 美味いけど、自分でつくったものの方が美味い。 これで500円。 ブレンドが600円。 しめて1100円。 席代としてはやや高いけどまあいいか。 読書ははかどった。
12時25分ごろ会社につき、13時から仕事。 忙しくも暇でもない。 なんということもなし。 やる気もなし。
夕飯は妻用にぶっかけ。大根おろし入り。 僕は味噌ラーメン。メンマ入り。 テレビはソーイングビー。 食後はゲーム。 聖剣伝説2を二人でプレイするために待っていたという。
妻にiPadの購入を勧めた。 端末依存になりそうで、本来なら倦厭するところなのだが、 折しもPCを買い換えようという算段があるわりには、 妊娠の都合上使用頻度は低まると考えられ、 どこでも好きな姿勢で視聴、作業できるiPadは これからの時期にあまりに適していると判断したのだった。 iPadAIRも容量を抑えておけば7万も出さず買える。 まずは週末に荻窪のノジマで実機を触ってみようということにした。
入浴後、洗濯。 バスタオルだけ外に干すのに合わせて二人で庭へ出た。 今夜はふたご座流星群が見られるのだという。 部屋の電気を消したら月がまぶしすぎて驚いた。 空は澄み渡り冬の星々がちらついていたが 流星は見られなかった。 もっと月が失せてから、遅い時間帯が見頃だったようだ。
いつか絶対に星空を見に行こうねと妻が言い、もちろんと僕は承る。 満点の星空はずっと見損ねている。 「私ね、昔見た星空がね。満点の星空がね。忘れちゃってて…」 「忘れられなくて…じゃないのかよ」 「全然思い出せなくて。だから見に行きたいの」 「この構文、どっちでも見に行きたいってなるんだな」
昨夜に続き、高橋葉介の梦幻紳士とキーチを読んで寝た。
休日トーストを食べて洗濯。 Amazonから妻が買った荷物が届く。 鳥の餌用の装置。木工で、なかなか凝っている。 これに置くひまわりの種も入っていた。 庭に設置して、なんとか鳥に餌を施してみたいようだ。 僕には落花生を買ってきてもらいたいという。
西荻に行って双亡亭を返し、サンドラッグで洗剤を買う。 部屋干しトップは売っておらず、 おしゃれ着用の液体洗剤だけ買った。 そのまま西友へ。 ここにも部屋干しトップはない。 そもそも粉末洗剤が時代遅れなのだろうけれど。 妻から頼まれている落花生は買えた。 そのほか野菜とバナナ、豆乳、巻き簾などを買った。
10時半からはミュークルドリーミー。 大掃除をするという回だったが 夢の国のお城の連中は怠惰だから途中で諦めていたし ミューちゃんも「仕方ないミャ。大掃除は来年に持ち越しミャ」 とかいって投げてた。スゲーな。教育にわるっ。
昼飯はキノコのピラフ。 昨日に続き、ネットで見かけたレシピ。 バターで玉ねぎ、鶏もも肉、エリンギ、ひらたけを炒めて 0.7合の米をさっと炒めたらそのまま炊く。 水は140ml。 15分間蓋して炊いたらその後火を止めて15分蒸す。完成。 水分量が多かったようでかなりベシャっとした仕上がり。 でも美味しい。 ただちょっと油っぽかった。
炊いている時間をつかって居間用のエアコンのフィルターを掃除した。 9月にクリーニングが入っていたはずだから 今はまだそう埃も溜まってないだろうけど ちょっとでもマシになってくれるのならやる意味がある。 ただ、シャワーで流していってみたら 思いのほか埃の塊が出てきて 排水溝を詰まらせてしまいそうでびびった。
妻は食後、落花生のリースを作っていた。 針金に落花生を通していって、 てっぺんと底にそれぞれハサミで穴を開けている。 飼ってもいない鳥に向けてご苦労なものだ。 食べに来るかどうかもわからないのに。 ちょっとだけ手伝ったが、 僕の方はベッドの解体作業に乗り出した。 六角レンチとドライバーでちまちまと、20分くらい。 お世話になりました。 パーツはかなり重い。玄関先に置いておいた。 布団と毛布は一旦、居間に温存しておく。 ベッド本体骨組みとマットレスは水曜日に粗大ゴミに出す。
さらに並行して、かんぴょう巻も作った。 かんぴょうを塩もみして冷水に15分放置。 そのあとは醤油みりん酒砂糖で煮込み、 強火、中火、弱火とだんだん火を弱めていって、 最後は煮詰める。
熱々のご飯をすし酢と和えて 濡れ布巾かぶせてちょっと冷ましたものを 海苔を置いた巻き簾の上に配して かんぴょうを乗せて巻いたら てきとうすぎてかなり不格好な出来に。 そもそも巻き簾の使い方をわかっていなかった。 小学校低学年以来だもんな。
でも味は美味しかった。 次はもっとうまくできる。
午後15時過ぎ、ダブルベッドが到着。 組み立ても含んだサービスで手間いらず。 妻と聖剣伝説2を遊びながら待っていると ものの15分程度で滞りなく終了した。 さっそく寝具もセットしてみた。 シングルより幅だけが広まった都合上、 すべてタテヨコがこれまでより分かりづらい。 こりゃあ大変な面倒だ。 しかし無事仕上げてみると感動がある。 二人で寝そべってみたが、 これまでのストレスからは無事開放されそうだった。 ただ布団、毛布ともに薄く感じる。 これで寒くならないかは不安だった。
聖剣伝説2はボスが強すぎて面白い。 妻がレベル上げを嫌うこともあって、 毎回トライ&エラーを繰り返し、ギリギリで買っている。 あと音楽がいい。 なんとなくところどころ覚えている。 たしか友達の家でたまにプレイさせてもらってただけなのだけれど。
妻はとにかくチマチマ食べ続けていたいとのことで、 夕方を前にわらび餅とお茶を食べさせたり、 冷凍食品の焼きおにぎりを食べさせたりした。 今がつわりのピークのようだから、 あと1週間くらいはしかたない。
夕飯は昨日の残りの、豚肉のみぞれ煮と野沢菜。 日曜恒例、ダーウィンを見ながら。 北海道のある島に何百万と集まる、なんとかいう鳥。 ヒナのために魚を何十匹と取っては、 カモメやウミネコにかすとられていた。 カラスの鳴き声にびびって巣の中で奥に潜もうとするヒナが可愛かった。
食後、ちょっとだけゲームに付き合って、 それから妻は自分の親に電話をかけていた。 僕も自分の親に電話した。 正月はケーキを持っていくことにした。 妻の方の話を聞くと、祖母の死にはやや不審な点があるようだった。 どうやら病院側の不手際とのことで、 義母は今度カルテを見せてもらおうか、検討しているらしい。 四十九日は1月の中旬にあるが、 さすがにまた広島へ飛んで行くのまでは辞退となった。
妊婦のためのテキストを読んでいた妻が、 妊娠期間が進んでいくと食べる量増やすことになるんだ、と驚いていた。 僕にとっては当たり前のことだったから 驚いている妻のほうに驚いた。 「そりゃ、栄養が奪われていくわけだからね。 ダーウィンでだって散々見てきたろ。 “お腹に赤ちゃんがいるこの時期、 赤ちゃんの分までたくさん食べないといけません”…」 「見てきた。 でもほら、私、学習が結びついてないから。 神戸に県庁があることに気づいてないやつだから…」
それから妻は昨日の件について 友人Yに改めて連絡を取っていた。 その電話が終わるのに合わせてメロンを切った。 お葬式のときにもらったもので、 ジュクジュクに熟している。 1/4だけ出して、残りは冷凍にした。
入浴時、バスマットにナメクジがいたらしかった。 僕は気づいていなかったから目が悪いとは怖ろしい。 おそらくは、外に干していた際についたのだろうと思われる。 今の時期はまだしも、やはり夏はへたに外には干せない。
今日はバナナジュースを飲んだ。 DVDを見ながらじゃないとなんだか味気ない。 本当はやまとなでしこを見返したいのだけど 実家に置いてきちゃってるのよな。
就寝。 おニューのベッド。広い。気持いい。 妻は高橋葉介を、僕はキーチを それぞれ20分ほどだけ読んで寝た。
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