舌の色はピンク
DiaryINDEX|past|will
晴れ。夜には雨。 眠気を感じながら7時20分に起床。 弁当は唐揚げ。 昨日の夜に仕込んでおいた鶏肉を揚げる。 あぁなんていい匂いなのだろう…朝から…。 ニュースは昨日の続き。 トップは選挙結果、続けて京王線刺傷事件。 犯人の映像を見て、 さらに供述を見て、 何も言えないとうなだれた。
死刑になりたいと思った、 人を殺せば死刑になると思った
多くのところで取りざたされているけども、 まず第一に これは犯人のそのままの発言ではなく、 調書的なコードに乗った言葉並びが報道されているにすぎないのだから、 ことを単純化しちゃいけない。 この発言をそのまま受け取って ああだこうだ言う連中の浅ましさといったらない。 第二に、 ああだこうだ言ったところで それは犯人には織り込み済みの意見にすぎない。 一番ありがちな「じゃあ勝手に死ねよ、人に迷惑かけるなよ」的な。 なんにも響かない。なんにも左右しない。
そのようなことを考えていたら、 何も言えないとうなだれた。 ああだこうだ勝手な批評している連中には文句あるけど。 ただしまあ、 犯人に対してではなく犯人像、 ひいては将来的に犯人になってしまいかねない予備軍に対して 風潮や秩序を整える意味では、 雑多なノイズにも意味がないとは言えない。 まあ、そんな人々に対しても 「じゃあ勝手に死ねよ、人に迷惑かけるなよ」 みたいなしょうもない意見が ほんのわずかでも響くとは到底思えないけど…。
アマプラにロメールが入るらしい。 ほんと癪だな。 ザ・シネマの方はサービスの開始が去年で、 その売出しの先鋒がロメールだったようだから、 一旦様子見てから版権まわりを整えて… とするとちょうど今くらいの時期になるのだろう。 ニッチな弱小サービスを楽勝でつぶすわけだ。 もっとも、商売の世界は拓けていて これこそ自由競争の実現だと冷ややかに見つめられなくもない。 どちらも作り手であるわけでもないし ましてや初めに世に送り出す劇場ですらない。 加えて、本家アマゾンに意向があり 実はアマゾンジャパンがどうこうじゃないのかもしれない。 まだまだ怨念でものを見てるのか。 でもその自覚をもったうえでなお憎いのだよな。 アマゾン憎い。 すっごいわかりやすい少年漫画の悪役だと思うのに、 まわりが 「でもやっぱり便利だから、不本意だけど使っちゃう」 とか 「使わない意味がわからない」 みたいな意見ばかりで辟易する。
弁当美味かった。 トマトを添えたのが天才。 ミニトマトはなかったけど 小ぶりのトマトがあったから丸ごと入れてみたのだ。 唐揚げにはトマト。 旨味が倍加する。
年に一回の、ストレスチェック調査票が配布された。 前年は提出しなかった。 自身で整理できているストレスを ことさらに顕現させて まざまざ再認識するのは逆効果と思われたからだが、 その後人事部から、次回は出してくださいねと念押しされた。 会社として提出率の数字はシビアなのだろう。 向こうがそういうのだったら遠慮はいらぬ、 次がきたらボロクソに本音っからのストレスを反映させてやろう… と、いうつもりでむしろ待ち望んでいたくらいなのだが、 実際には拍子抜けするほど問いがあっさりだった。 こんなもんだったか…? なんかもっと濃厚だったような。 あんまり詳細的だと逆効果だって再検討されたのか。 とりあえず遠慮なしで答えていった。
月曜日は頭痛がする。 今日はカフェインを摂取していたのに 結局午後から頭が痛みだした。 何もしたくない…が飯は作る。 煮込みうどんにするつもりが、 なぜだか今夜は肌寒さもなく陽気だから、 妻の勧めに従いぶっかけにした。 それだけだと寂しいから 鴨肉も添えた。 先日と同じく、かるく焼いた柿とワサビのソース、 それにカマンベールチーズを添えて。 チーズの風味はかき消されてしまっていたが、 まろやかさが…とろける食感がマシマシになった。 食後にはケーキも食べた。 バナナジュースはおあずけ。
妻に奇次創作を読んでもらった。 昨日も読んでもらったのだが 頭が働いていなかったというから 改めて。 そして感想をいただく。 面白かったと前置いてから、 「長い」 「主題が見えない」 「サビがほしい」 「わかりにくい」 「若い子のほうが楽しめる気がする」 「男が面倒くさい、うるさい」 「面白いエピソードやネタが散逸していてもったいない」 といった指摘を頂戴した。 今更書き上がったモノを改変はしないが、 大いに参考になる。ありがたいことだ。 こちらからは正式なタイトルの相談をした。 『瞳をとじて』でいいものか決め兼ねていたところ、 それでいいと言ってもらえたから腹は決まった。 明日完成させるとする。
いいかげんバレエを観劇したい。 積年の想いをとうとう去年かなえてやるかと意気込んでいたのが コロナで躱されてしまっていた。 しかし東京の新規感染者数はとうとう一桁となり、 これまで通りの感染対策さえしていれば 2時間半の観劇もかなうのではないか…と目論んでいる。 ロシアを拠点とするキエフバレエ団が2年ぶり来日ということで、 調べてみたところチケットはまだある。 ねらうはA席13000円。 ただ座席の位置取りが、選べるだけに悩ましい。 舞台近くの側面寄りか、 舞台から離れた中央席か。 今すこし調べてみてから決めるとする。
咲を読んで寝た。
| 2021年10月31日(日) |
ハロウィンケーキ、映画、刺傷事件 |
9時起床。 9時! たっぷり寝た。 昨晩は就寝が3時を過ぎたとはいえ。 休日トーストをほおばって、一息ついてから 妻と庭に出た。 のんびりコーヒーをすするぜいたくな時間。 緑と土まわりはもう冬に近い気配で、 生き物の姿はすっかり見えない。 僕はどちらかといえば安心しているが 妻の方はかなり寂しいようだ。 カナヘビを毎日見たいらしい。
午前中はケーキの仕上げのためチョコレートに手を出した。 クッキーにくっつけるための。 また、ジェノワーズをカットしてみた。 うまくいっていた。 思惑通り二本がきれいに接続される形になった。 中断して昼飯。 きのこの雑炊。 今日は甘いもの食べまくるわけだし 健康的にしようと思って ほとんどきのこのダシ頼りに作ってみたら パッとしない味になってしまった。 せめてワンタンの皮を揚げたものを加えるべきだったが、 すっかり失念していた。
昼食後は再びケーキ作り。 BGMは先日借りてきた朗読CDにした。 太宰治の人間失格。 太宰の簡明な文なら音で聞いても問題ない。 何度か読んだ作品だしするする頭に入る。 朗読しているおっさんの声も抜群に上手だ。 だがケーキには苦戦した。 求肥はかなりイメージ通りの仕事をしてくれたが、 肝心かなめの顔が、うまく書けなかった。 コルネで絞るためのチョコが固かったのだ。 というのも、チョコを溶かした後に 生クリームで半液化するはずが、やや足りなかった。 昨日のうちにほぼ使い切ってしまったのだ。 同様の理由でチョコ細工も失敗した。 そのほか…細々とミスをしていて、 結果的には 見た目も味もイマイチという不出来に終わった。 何日も計画していたのに…。 美味しいは美味しいし、 見た目だって余人はまぁ褒めてくれるだろう。 だが僕はビックリさせたいのであって、 どれだけ頑張ろうとこれでは0点みたいなものだ。
ケーキをつまんでから妻と西荻へ。 雨が降っているのか止んでいるのか、 どちらとも言いかねる天候だった。 途中にある花屋に行きたいというから付き合った。 ずいぶん長々悩んでいるから僕の方は外で待っていたのだけど 会計時に呼ばれた。 持ち合わせが足りないらしい。 会計は4500円だった。 なんでもない日の、観賞用の花に4500円…。 ただ妻も禁煙に踏み切ったことだし タバコ代が花代にと思えばまぁ…まだ…。
今日はハロウィンにつき 仮装した子どもたちがちらほら見える。 どうやら地域のイベントで、 時間指定してお菓子を配っているらしい。 素晴らしい取り組みだけど 仮装の衣装がないコ、 用意できない家庭とかもあるんだろうな。 「なんでもいいんですよー」 とか 「数百円でできちゃいますよ」 とか 「手持ちのあまった布地でも、ほら!」 とか そういう問題じゃないのだ。 そういう問題じゃない。
駅前まで来て三井住友共同口座に預金。 610万円。 こうなると1000万まで遠いなという印象になってきた。 帰り道ダイソーに寄って防寒グッズなどを買う。 庭用のサンダルも買い足した。
夕飯はさばの味噌煮。生姜とネギ多め。 高野豆腐の含め煮。コンソメスープに浸して三つ葉添えて。 サラダには皮を焦がし気味まで炒めたパプリカを加えた。 さば美味しい。 ご飯が上等に炊けていればいるほど美味しい。
食後は映画を鑑賞した。 トルコ映画。卵。 なにが卵なんだかよくわからない。 音楽もなく台詞も少なく、 映像で魅せていく真面目な映画。 いい…映像がいい。 とくにドライブシーンがいい。 なんども車中からのフレームで ドライブのカットが入るのだけど そっから眺める建物の並びや 強い西日、遠くに望む街の光がたまらなく美しいし、 臨場感があるのだ。 映画の醍醐味と凄味を堪能した。 写真でも絵画でもない、 ホームビデオでもテレビでもCFでもない、 映画だからこそ実現しうる映像の妙味。 エンタメ映画はこうはいかんのだ。 何気ないシーンの一つひとつも空間を捉えている。 三部作があと二作控えてると思うと幸せだ。
あと先日見た アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督 (珍しく名前を覚えたからすぐ言いたくなる) の映画でも思ったけど、 こういう大人の男にはどうやってなるのだろう。 孤独で寡黙で低めの重みがあって…。 いやまず日本人の型ではないのだけれど、 つまらない人間や愚かな人間、 なんの面白みのない人間でも、 こうした大人の男にはなれるはずなのだ。 なんとなく、 新自由主義がはびこるさなかにあっては 達成されにくい人間像なんじゃないかと直感した。
鑑賞後、やはりエリック・ロメールも観たいと思い検索。 サブスクには嫌悪感あるものの ことここにいたっては アマゾンなどの大手じゃなければ一考の余地がある。 アートフィルム系ばかりを寄せ集めた配信サービスが きっとあるだろう…と期待してようやく一件、 ザ・シネマという、ミニシアター系特化のサービスに辿り着いた。 月額550円と割安。 これなら月に1本レベルでも高いとは思わない。 ただ、PCで観るなら面倒無いけれども、 テレビ画面で観るとなるとストレートにはいかない。 何より問題なのは作品数で、 観れる作品はわずか60ほど。 そのうち20ほどは観たことがあり、 20ほどには興味がない。 一年間で6600円払って 20本観るなら悪くはないけども、 作品選びにも偏りがある。 しかたないことだけど、監督作品でまとまってたりとか。 だから60作あっても、 監督作品で分けたなら20名分ほどだ。 世界が狭くなるし、選択の幅がない。 しかしとはいえ…うーん… どうあれ12月にしよう。
雨もあがったしDVDを返却しにTSUTAYAへ。 夜にとろとろ自転車こいでくのは気持いい。 だけれどそれは体感的な気持ちよさで、 それが気分にも影響しているだけといえばだけだ。 車の方は、…夜のドライブは、気分にダイレクトに接続される。 映画を観た直後だからなおさらそう思った。 今なお交通事故、車社会への嫌悪が強いから 到底そっち側に行こうとは思わないまでも、 自分の中にあるドライブ嗜好の欲求が久しぶりに吠えた。
今回は期日前投票したから実感うすかったものの 今日は衆議院選挙投票日。 蓋を開けてみれば自民圧勝。 というか立憲民主党が大敗。 そんなさなかに速報。 京王線で通り魔による刺傷事件。 一人重体で一七人が怪我したらしい。
電車内だから通り魔って呼び名がしっくりこない。 報道でも通り魔とは言っていない。 なにか別の呼称が要るのか。 今は、無敵の人と表現しておけば 無差別に他人に害なしたという意味まで汲み取れるけども。 しかしもっとカッコワルイ呼び名が要る。 無敵の人、は表現として優秀に過ぎて、 絶対そう見なされたくない、呼ばれたくないとは誰も思わない。 暴走族を珍走団と呼び変えたのは、 あれはかなりヒドイ…非人道的なやり口だけども、効果的ではあった。 しかし適した呼び名がパッとは浮かばない。 かなり大事だと思われるのだけども…。
久しぶりに割拠を書き進めるなどして 0時に入浴。
伊丹十三の本に、 イギリス人は紅茶を飲んでばかりいる…という記述があり、 それ自体はどこでも目にする情報で、 何かにつけ茶、茶、茶と かねてより本当かよと冷笑的だったけど 考えてみればこちらの生活だって似たようなものだ。 紅茶に統一こそされていないが、 アイスティーとコーヒー、日本茶とかわるがわる 何かにつけて飲んでいる。 ただ連中のすさまじいのは、 いちいち茶葉から淹れている点だろう。 やっぱおかしいな。
入浴後もすこしだけ割拠を書いて、 2時近くなってから寝支度をし、 妻に付き合って咲を読んで寝た。
| 2021年10月30日(土) |
キッチン立ちっぱなし |
8時過ぎに起床。 割とぐっすり寝れた。 今朝は珍しく休日トーストにポークビッツを添えてやった。 健康的にはかなりよくないのだが、妻たっての願いに応じて。 洗濯物だけ干して西荻へ。 西友とTSUTAYAに寄り映画を借りた。 DVD取り寄せを試してやるぞーワクワク、 と胸弾ませていたのに エリック・ロメール監督作品は 取り寄せ含めて取扱いなしだった。そんなん… つーことで 前々からねらっていた トルコのなんとかいう監督の三部作の一作目を借りた。 帰ってすぐ焼うどん調理。 かつおぶしたっぷりが美味い。 洗いもん済ませて ちょっとだけゲームしてから荻窪へ。 雑居ビル3Fの美容院。 店内を街に向けて”見せる”美容院とはかけ離れた店構え。 そういえば高3の終わり、 初めて髪を染めるのに利用した池袋の美容院も 雑居ビル内の狭小な店だった。 そこよりはずっと綺麗で広い。 資本力のある美容院と内装には大差ない…のだが、 入り口にも受付にも、手書きで 予約時間に遅れた方は、キャンセルとさせていただきます とある。 ウーンあやしい。 よほど手痛い目にあったんだろうが、 手書きもそのへんのマジックで そのへんの裏紙に書きましたという感じで、 おしゃれさとはかけ離れいる。 さらにレジにも手書きで クレジットカード使えません というメモ書きが貼られていた。 美容師さんには変わったところはなかった。 ただ、周囲は明るく盛り上がっているのに 何ひとつ話しかけてくる風でもない。 たしかに僕は目をつむりがちだったし 近年は昔と違って 会話を好まないお客様への配慮みたいなものを 美容師側へ感じもする。 が、初めての来店でもあるし、 多少なりともこちらのキャラクターを伺った方が 仕上がりにも上手いこと反映されるのではないか…美容師よ… と心のなかで何度か呼びかけた。 こちらから話しかけるわけでもないのに。 先月こっちに越してきたばかりなんですよ、 とか 今日はこれからハロウィンケーキ作るつもりなんです、 とか かなり広げやすい話題を今日は引っさげてるというのに。 結局そのまま終わった。 会計時、現金支払って終わりだったから 会員証やポイントカードはないのか訊いてみたら 渡してませんでしたーとカウンター内をまさぐり 会員証でもポイントカードでもない紙片をくれた。 店舗情報と、何月何日に誰が担当したかだけが確認できるカード。 いらないけど…今更いらないとはいえない。 ただ、次回もまた利用させてもらうかなというつもりで、 「引っ越してきたばかりなんです」 と切り出してみた。 しかし、 はぁそれで…? みたいな顔をして、「そうなんですか」とだけ相槌ち。 エー! もうちょっと営業しようよ。 「今度からこちらのお店、お世話になってくかもしれないです」 と、なぜかこっちかアプローチするようなやりとりに陥った。 もう来ないかも。
いやでもこの前の病院の例もあるしな… 一回じゃわからんのよな。 もう一回だけ行って決めよう。 次は1月かな。
荻窪では 環八沿いにある小さなインテリアショップにだけ寄って 2万ちょいのベンチにだけ心を惹かれつつ 何も買わず帰った。
帰宅してみると妻が シャボン玉をしようと誘ってきた。 コンビニで買ってきたらしい。 庭でしばらく楽しんだ。
それからケーキづくり。 久しぶりにジェノワーズ失敗した。 18cmスクエア型、買って以来ムースにだけ利用していて 初めてオーブンレンジに入れてみたところ 入るは入るものの回らない。 近頃のオーブンレンジは庫内を回さず 均等に熱してやれるらしいが うちのオーブンはどうか。 試すつもりで焼成してみた… …が…ダメ……! もののみごとに底面が焼き崩れた。
泣く泣くやりなおし。 材料だけで言えば 卵3コ砂糖90g無塩バター20gハチミツ牛乳少量だから まあ100円くらいのことだしな… 手間暇というか時間は惜しいけど。 で今度はパウンド型2つで焼いてみることにした。 スポンジをパウンド型で焼くのは初めてだ。 しかし今回のケーキは20cm以上の長めに仕上げたい。 そのために二本焼いて連結しようというわけだ。 果たしてうまくいった。 それから続けてクッキーを作った。 本当ならパンプキンパウダーと紫芋パウダーでやるところ、 確保できなかったから 通常のバターとアーモンドプードルに 色素を足して作ってみた。 カボチャ色は赤くなりすぎ、 紫色は黒ずんでしまった。 正確には、生地時点ではまずまずの色合いだった。 …が…焼いたら…ダメ……! …焼いてしまったら…変わる…つく…焼き色…! 味や形は悪くないだけに残念。
製菓はいったん中断して夕飯。 バターナッツカボチャのグラタン。 バターナッツはどこにでも売ってるわけじゃないし 時期も限られるから諦めかけていたところ 近所の八百屋に大ぶりのりっぱなやつが売られていた。 しかも250円。一も二もなく買った。 バターナッツは半分に割って 種とワタを抜き出したら ラップしてレンジで5分加熱。 そっから中身をくり抜いていく… …が…ここで計算外…! 中央部は固くてくり抜けない…! まぁ計算外ていうか忘れてただけなんだけど そこいらのよりずっと大きいのを使ってるからなのか レンジで加熱しても周縁部が柔らかくなる程度で 肝心の中身は固いまま。 ナイフとスプーンを駆使して必死に掻き出していった。 一年に一回やるるかやらないかだから 反省点を覚えていないのだ。 そういえば以前同じように掻き出していって ナイフで怪我をした気もする。 嫌な記憶ばかりある。 まぁそのおかげで今回は慎重になれた。 時間はかかったが無事に形を整え、 玉ねぎしめじマカロニのホワイトソースを入れて チーズをたっぷり振りかけ パン粉を散らして オーブン200度15分。 マカロニがパスタだからと 今日は米を用意せず、 グラタンとサラダのみ。 がっつり美味かった。
食後、バナナジュース作ってから求肥チャンジ。 簡単にできた。白玉粉は偉大。 なにせ、白玉粉と同量の砂糖、倍量の水を ゴムベラでいっぺんに練って、 そのままレンジ6分加熱。 もう一度練って、さらにレンジで1分加熱。 もう一度練って、まとまったら 片栗粉をまぶしたパットに薄く広げてできあがり。 めっちゃめちゃ感触がいい。 ふにふにのふよふよ。
それから洗いものをして、くたくたになりながらムースをつくった。 失敗はしなかったけど カボチャの割合が少なすぎる。 かぼちゃのムースですと言い張るにはかなり頼りない出来になった。 今日は丸一日キッチンに立っていた気がする。 トータルどれだけの洗いものをしたろうか…
入浴前、妻の体調がよくないようで、 気分の悪さを訴えていたから ほうじ茶を淹れて庭に出た。 100円ショップで買った小さい椅子が活躍している。 冷たい透き通った夜気に触れて 温かいほうじ茶をすすっているうちに、 それなりに調子を取り戻したようだった。
風呂では伊丹十三のエッセイを読み始めた。 映画は「たんぽぽ」を観たっきりだけど エッセイ間違いなく面白い。 上手であるし上手なばかりではない筆運び。
あとはもう疲れてエロゲやって寝た。
快晴。 8時前にペットボトルを捨てに行くのが苦にならないのは 朝の空気が気持ちいいから。
弁当はガパオライス。 サラダ油でパプリカと鶏挽き肉を炒めて… と動き出してから鶏挽き肉のないことに気づき愕然。 しかたなく豚挽き肉にしたが臭みを感じる。 あわせて生姜を足した。 あと大葉をたっぷりめに。
シガテラは谷脇のキャラが抜群にいい。 好きというのとはまた違くて、 キャラクターとしての完成度に惚れ惚れする。 人格に説得力があるというか。 挙動や言葉遣いのみならず、 彼の存在感は 顔つき体つきにもビッタリはまっていて かんぺきに絵に反映されている。 この漫画は主人公がいかにも薄味で 一見してみたところ彼が彼である必要はないようだけれど その実 主人公は自分も人も揺り動かすところがあって 根深く厚みがあり 他の濃そうなキャラよりも代替不可能だったりするが それを踏まえてなお 谷脇あっての漫画だと思う。 谷脇が谷脇じゃなかったら 全然違う漫画になってしまう。
シガテラ間違いなく面白いんだけど、 古谷実って 大して漫画読みでない(でもそれなりに読んでる)人、 そこそこサブカル慣れしてる通人みたいな顔した人が 激賞しがちで白けるんだよな。 そういう雑多な面倒臭さを剥ぎ取って 作品と向き合えてる時間は幸せ。
しごと。 他部署で、業務時間を持て余している人材がいるという。 メインの仕事は今や毎日入ってくるものでもないから、 サブとして他部署から仕事をまわしてやりたいが、 おそらくどの部署も及び腰でという相談を 無能の人からたまわった。 今現在は常在のメンツで完結している。 ここに、半端に手伝いの人員を加えると、 却って全体の効率は妨げられる。 しかもそのためにその人専用の作業環境を整えてやる必要があり、 マシンは余っていてもマシンの設置にあたっては 社内の限られたスペースをつぶすことになる。 その他もろもろの観点から、この部署の仕事をふることは勧められない。 もちろん上から「よろしく」とお達しくだされたなら、 受け入れる体制は整えるし、そのための手間も時間も惜しまない。 ただ「どうかな?」という相談であれば、 勧められないという答えになる。 いずれにしても他部署の様子を伺ってみた方がいい。 待つだけでもいいし、直接聞いてみてもいい。 といった方針を整理立てて とうとうと伝えてやったのだが 「うーん。そうだね。どうしようね?」 というお馬鹿コメント。 同じことをもういっかい言ってやった。 さすがに簡略化したけど。
どうしよう、とか どうしたらいいんだろう、とか そのテの意味のない言葉、置物的な言葉を 僕はもう数十年使った覚えはないけれど いい年したオトナが恥ずかしくないのか。 馬鹿丸出しだ。
帰宅してみたら妻が ねるねるねるねを作った形跡があった。 「買いたくなっちゃったの?」 「作りたくなっちゃったの」 「美味しくなかったろ」 「まずすぎる。全然食べられない」 「子どもに最適化されたものだからね」 「私は子どものころから好きじゃなかった」 「おまえ…」
夕飯はエビチリ。 昨日買っておいたむきエビに片栗粉をかけて 長ネギ刻んで 炒めたら ストックしてあるクックドゥーのエビチリソース。 手軽にできてめちゃうま。 味噌汁ともご飯とも合うんだから中華あなどれねえや。
食後にはバナナジュースを作り、 さらに妻のためココアを入れ、 自分にはインスタントコーヒーを…。 あとトースト焼いてもうた…。 食に支配されている…。
原神の夢を見た。 タルタリヤを引いてしまう夢。 どうして、どうして…と後悔にさいなまれるばかりの夢。 すごい久しぶりに夢を見たと思ったらコレか。 よっぽど嫌なんだな。
朝からトイレの水が流れっぱなしでびびった。 正確には、あれ何ていうのだろうトイレ本体の上の、 水洗後にチョロチョロとしばらく流れる小さい給水。 どうやら昨晩から流れっぱなしだったようだ。 水道料金が危ぶまれる。 弁当やなんやの家事があるから 対処に費やす時間が惜しく 妻を呼んでみたが 調べるまでもなくレバーが機能して どういうわけか正常に戻った。 どういうわけかはわからないので しばらく様子は見なければならない。
弁当は妻の分のみで、鶏団子と冷凍食品の唐揚げ。 鶏団子は醤油と黒酢に砂糖を煮詰めたものを絡ませた。
トーストを焼き、食べた後、 今日はさらに先日の肉じゃがを温めて食べた。 なにしろ昼休みにはまた歯医者だから、 これで夜までもたせるために。 美味しかったけどさすがにジャガイモは味が落ちるな。
今の会社は私服通勤だが 僕はもう何年も前から 白シャツにスラックス、革靴とスタイルを決めていて 毎日その格好で仕事している。 これはこれで私服だからと言い張れるし。 で たまに気分次第で色の付いた服を着ていく。 今日がそれで、気に入っているキリン柄の藍地のシャツに、 柿色のニットカーディガン、土気色のチノパン、スニーカーで行った。 お気に入りの服を着ていると気分がいい。 これを毎日やろうとすると大変だ、精神衛生上よくない。 こんな真似を気兼ねなくしていられる点は 間違いなく今の職場の利点。 絶対仕事でスーツ毎日着たくないし、 かといって私服で毎日悩みたくもない。
歯医者。 銀歯をはめる予定がずれ込んだ。 先週時点で型を取っていたのだが この一週間で当該の歯の端が欠けてしまったようだ。 先生は このままでもおそらくは大丈夫だろうと見解を示す一方で、 しかし正直なところ型をもう一度取り直すのをお勧めしたい、 と決断を求めてきた。 先週時点で、 これまで詰め物をしていた歯が一週間露出したままとなるが このまま噛んだり歯磨きしても問題ないのかと 僕は不安がってたずねていたのだが、 先生は大丈夫ですと答えていた。 こちらからすれば それみたことかという気持ちもあり、 昼休みをフイにしてこう何度もかかるのはかなり不本意ではある。 とはいえ信頼している先生であるし、また信頼し続けていきたい。 勧めてくれている方を選んだ。 30分ほどで再度の型取りを済ませると、 本日のお代は結構ですのでという。 なんとも良心的だ。 医院への支払いは極めて理不尽なものと決め込んでいたから意外だった。 時間はもったいないけれども、 向こうにしてもその事情は変わりないわけだし、 まぁ、ありがたいことだ。
今日は仮の詰め物をしてもらったから今度こそ大丈夫だということで、 昼休みのあまった5分でサンドイッチだけ買って食べた。 コンビニのサンドイッチは不健康な味がする。 自分で作ったほうが確実に美味い。
帰りは荻窪ルミネに寄った。 野菜などを買ってから富澤商店へ。 緑の色素と特級白玉粉、板ゼラチンを買った。
帰宅してみると妻の調子が悪い。 主にメンタル面の調子だけれど、 どちらが先なのか体調面も優れないようだった。 何もできない、何をしたらいいかわからない、 何したいのかもわからないと寝そべる妻に付き添い、 隣に座って何もせず黙って二十分ほどを過ごした。
夕飯は鶏もも肉と白菜、舞茸の鍋っぽいもの。 あと玉ねぎ1コをまるまるアルミホイルで包んで オーブンで1時間熱してトロリとさせて、 先日のミートソースをかけたもの。 玉ねぎをオーブンで、はこれまで何度かやってきていて いずれも加熱が足りないようだった。 レシピによって温度も時間もまちまちだけれど、 ちゃんとトロリとさせるには、低温じゃいけないようだ。 今日は思いきって200度で60分。 しかもその後も庫内に十数分放置してみた。 が これでもまだ足りなかったようだ。 次回は200度で80分熱してやる。 やってやる。 オレはやったんでえ。
鶏鍋の方はポン酢、塩、醤油それぞれ少量ずつで、 調味料よりはダシの味に頼った。 うまうま。 白菜はウチだとあんまり熟れないけれど 煮るといい味出るんだよな。 この冬活躍させたい。
録画しておいたフランケンシュタインの誘惑を視聴。 吃音でない子どもたちに、 きみたちは吃音だと言い聞かせ続けることによって 吃音症に仕立てる人体実験。 例によって番組は まともな科学者と まともじゃない科学者を対立させる構成だったが まともじゃない方の科学者を指して 「しかし彼はこのとき、自分の理論に反するこの論文を、黙殺……」 とナレーション。 思えばこの番組、毎回似たような局面がある。 たぶん毎回「黙殺」っていってる。 別に、そういうものなんだろうけど。
食後、一息ついてから コンビニに火災保険料を支払いにいった。 妻は温かいものがほしいとねだり コーンスープを買っていた。 「お外で飲みたいんだけど、歩きながら飲むものじゃないな…」 「庭で飲んだらいいよ」 庭。庭、いい。庭はこういうときにいい。 妻は10分ほど庭でゆっくりして、それからは書斎や寝室を行き来していた。 僕はタルト生地を作った。 本当は求肥の方のテストもしたかったが諦めた。
タルト生地はいつも通りに加えて、色味を色素で調整した。 赤に緑をやや足して橙色に。 …ならない。 なんかアメリカの輸入菓子みたいな 頭悪そうな 着色料バリバリの色になってる… いや着色料そのものなわけだけど… 色は引けないから調整するには足すことになる。 手持ちに黄色があったから加えてみた。 そもそもこの黄色と銘打たれた色素、どう見ても橙色をしている。 果たして上手くいった。 ちゃんとカボチャ色だ。 焼くのは後日にする。
23時をまわってから 散歩に行きたいと妻がねだった。 コートを着込んで付き合ってみたところこれが大正解で 秋夜の冷えた空気のなか 近所の知らない道を進んでいく散歩は極めて気持ちよかった。 それなりの広さのある公園には竹林があり、 その側には集音器があった。 竹のざわめきが聞こえる装置のようだったが 耳をあててみても ゴォォ と薄く響いている程度で これでは子どももすぐ飽きるだろうと思った。 しかし異世界を五感で知覚しようとする試みの妙もあり 異質な感覚が面白かった。
道中、大きな家々やマンションを批評しながら歩いた。 それなりの高級住宅地なのだが こう練り歩いてみるとちらほらとアパートやマンションがある。 ただ町の取り決めで 高い階層の建築物は建てられないらしく、 そのおかげか低層高級マンションが2、3あった。 タワマンて今やもう流行んないけど 低層高級マンションはイキッてない品のよさがある。
帰宅してすぐ入浴、 それから奇次創作を仕上げた。 タイトル悩んでる。
夜半、シガテラむしょうに読みたくなって寝際に1巻だけ読んだ。 やっぱおもしれえな。 古谷実の最高傑作だと思う。
7時20分起床。 昨晩はうまく寝入れなかった。 僕の場合、明確に「眠れなくなる(と実感する)瞬間」がある。 それは出来事でなく単なる感覚で、 いつも通りに目を瞑ったまま 頭脳の働きを沈静化していくさなかに、 フッと感ずる。 「あ」と思う。 次の一秒の間にめまぐるしく、 黒いどろどろした膿みたいな雑念が視覚的に浮かんできて、 それに蓋をしようと意識したらもうダメ。 その意識によって覚醒し、あとは夜との格闘になる。
むかしはそうなると明け方まで眠れず、 あるいは一睡もできなかった。 今回はかなり経度だったようで、 おそらく一、二時間ほどの懊悩で済んだ。
晴れ。 暖房の効いている今は気持ちがいい。 弁当はオムライス。 玉ねぎ、鶏もも肉を炒めてケチャップを加え、 キューブコンソメをつぶしてまぜて取り出したら 卵をバターで焼く。 仕上げに先日のミートソースを少量盛った。 添え物にはリーフレタス、ミニトマト。 弁当は今日も美味かった。
自前で作成しているネット史、 ネット上のことだけじゃなく時事や流行りモノを記録してるけど 2021年弱い。 だいたい去年だよなっていう。 東京五輪とコロナ収束成功ってくらい。 なんだったら東京五輪もコロナも去年のものだし。 ヒット、話題作はシンエヴァ、ウマ娘、モルカー。 鬼滅も去年だし、進撃完結や呪術廻線だとやや話題性に劣る。 SNSの出来事はClubHouseくらい。 急失速したけどそれもあって話題性あった。 政治も去年の安倍某退陣に比べると、岸田政権発足は弱い。 今回の選挙を終えても政権交代はないだろう。 国勢は中国がかっさらってる。 ただまだ、コレという強烈な出来事は起きていない。来年か再来年あたりあたりか。
だとか振り返ってみてるところへ 眞子さま結婚のニュース。 そういえばずっと話題にされていた。何年も。 それがここ数週間でまた騒がれて、 とうとう一昨日だかそのあたりに花開いた。 おめでとうございます。
この皇室まわりの話題は 本当に 「触れたやつからダサくなる」 の典型で 放っておけよと物言いしてる人が放っておけてなかったりもして 静観力が試されているようだった。 「話題」と「マスコミ」の悪しき磁力を痛感。 賛成派の声も反対派の声もたいがい幼稚で、 並入る声をかいくぐった新奇の言説は大喜利めいてるし テレビだけでなく インターネットの悪い部分もえぐり出されたようだった。 今後は二度と話題にされませんよう祈る。
夕飯は味噌ラーメン。 キャベツとかるく茹でたもやしをごま油で炒めて 塩コショウしたものを乗っけて。 ンマイ。
食べながら片手間に 不動産業者からきた郵便物を開けてみると、 火災保険を支払ってないようだから早いとこ払えという。 お? そういえば初期費用とは別で、自分で払えよというやりとりがあった気がする。 妻も似たような印象らしく、しかし払った覚えはたしかにないから、 請求書を引っ張り出してすぐにでも払いに行こうとなった。 が請求書が見当たらない。 妻は飯を食べ終わると、 まだ仕事が片付かず忙しいのだと書斎に戻っていった。 今回の催促…督促?の書面には、 請求書は8月23日に発送したとある。 8月23日! 引っ越しのはるか前だ。 調べてみると、不動産契約翌日のようだった。 前居で受け取った記憶もなく、 これは再送をお願いすることになるのかとふてくされて、 すこしだけゲームに逃げた。 数分後、いま一度書類の棚をまさぐってみると、 それらしき封筒が見つかった。 かなりホッとした。 明日二人でコンビニに行き、払うことにした。
食後はバナナジュースを用意した。 妻の仕事がきちんと片付いたのは23時半過ぎで、 すぐにでも風呂に入りたかったが 5分でいいから遊んでくれという。 付き合ってやるつもりで時間をやったが 「そうだ、ギャラリーフェイクの最終巻を読もう。 夫のことは放って、漫画を読もう」 と言い残し寝室にこもっていった。
奇次創作、ほぼ書けた…。 やたらと時間かかった…。 終盤に苦戦したものの 自分なりに納得いく仕上がりになった。 とっとと割拠も再開しなければ。 とっとと、って、言葉として好きなんだけど 実生活じゃ使いにくい。強い言葉だから。
| 2021年10月26日(火) |
キッチンにいてばかり |
雨。からの快晴。 弁当は鶏もも肉玉ねぎニンジン豆板醤。 リーフレタスにミニトマト。 スタンダードなお弁当。
よく晴れた。 洗濯物を外に干していかなかったのが悔やまれる。
帰りは西荻から。 荻窪の富澤商店にも用があったが そうなるとあの一帯では鴨肉が買えない。 さらにOKマートでは鮮魚が弱い。 今日はお魚を買いたいからと、西荻から帰ることにした。 ただ目当ての色素が買えなかった。 白玉粉も買い忘れた。 求肥を自分で作ってみなくちゃならないのに。
西友のレジ店員はどの店舗でも育ってない。 三、四店舗でこの一ヶ月あまり、 のべ四十人ほどを見てきたのだからそう誤った見識でもないだろう。 バーコードを通していく手さばきものろのろしているし、 かといって丁寧なわけでもなく、 商品の扱いが粗雑であるとも感じるし、 カゴへ移していくパズルは端的に言って軒並み下手だ。 ありゃ不慣れなだけじゃない。 ちゃんと教えていない、そこんとこへの働きかけがない印象が強い。 無表情で無気力な面々が多いし。 「安い時給で働いてくれてるレジ店員に 笑顔や明るい応対を強制するのやめようよ」 という声は自分のなかにもないわけじゃないが 店側の方が今少しやる気や明るさを発生させる取り組みをすべきなんじゃないか、 なにしろ会計のたびにやや気分が暗くなる。
夕飯は昨日の夕飯がやりすぎだったから和食。 肉じゃがはみりん多めの甘めな仕上がり。美味しい。 あとカツオの刺し身。 やはり事前に塩と酒振っておくと美味しい。 ただ、いつもの生姜醤油でなく 添付の専用たれを試してみたところ、味が物足りなかった。 酸味が効いていた。 醤油に差し替えようかと悩んだが、 塩分を控える意図で今日はそのままいただいた。
再放送を録画しておいたソーイングビー4の 第一回を視聴した。 シリーズ通して第一回を観るのは初めてで、 なるほどルールと人物紹介をしてくれている。 「私は時計を見ない。 時間は気にならないし気にしないの」 と言っている女性が印象に残った。
22時、晩酌を用意した。 杏露酒を炭酸水で割る。 つまみは試験的に、先日からやりたかった鴨肉と柿の組み合わせ。 柿はそのままでもおもいきり甘い。 1コの半分を8枚にスライスして、 4枚はオリーブオイルでかるく焼いてみた。 ソースは醤油をベースに、バルサミコ酢を数滴加えて煮詰めてとろりとさせて、 ワサビを溶いてみた。 鴨肉のスモークは出来合いのものを8枚にスライス。 長皿に、それぞれのスライスを交互に並べて、ソースをかけ、 三つ葉を添えてできあがり。 まじかよという美味さ。 ときに凶暴な鴨の脂っけ、味の強さを 柿のまろやかさが手なづけて、 互いをワサビソースが引き締める。 ヒョイぱくヒョイぱくいける…。 ただ、生の柿だと食感がやや固く、 焼いた方では柔らかすぎた。 ほんの僅か、炙るくらいがちょうどいいようだ。 柿のスライスはさらに薄くして 鴨肉を挟んでしまったほうがいいと妻からの助言を なるほどたしかにと受けとめた。 またやろう。 酒ともよく合った。
本当は今夜のうちにタルト生地を用意しておきたかったものの 目当ての色素が手に入らなかったから諦め、 おとなしく本を読んで風呂に入った。
キッチンにいる時間が長くなった。 いいのかこれで。 この前なんかのテレビで、 私は起きている時間の3分の2を台所で過ごす とかいう言があって戦慄した。 その人は、台所が好きでたまらないという話だったけれど。
もっと文を書いたり文を読んだりしていたい。 映画、アニメ、漫画も。
| 2021年10月25日(月) |
ミートソースで食い意地満たした |
晴れ。夜には雨となるようだ。 指はまだ治りきらない。 毎日絆創膏を貼り直す。 明日で2週間。 ほぼ治ってはいるのだけど 見た目にはまだ穴が開いているし 圧迫すれば痛い。
弁当は昨日の残り。 鶏団子だけ改めて茹でて加えた。 弁当箱のスペースが余っているので 急きょじゃがバタを用意して詰めた。
やや余裕を持った時間に家を出て、 駅にて改札を通ろうとして、ひっかかった。 定期券を妻に貸したままだったのだ。 泣く泣く360円を払って切符を買う。 往復で720円。 720円! ふだんアレだけスーパーで割引率とニラメッコして、 720円分都合するのにどれだけ苦労したことだろう。 ズーンとなってしまうな。しまうま。
今日は月曜だが残業がない。 来週火曜に残業をしなければならないための 取っ替えに過ぎないのだけども ものすごく気が楽だ。
弁当は美味かった。 昨日より美味しい。 じゃがバタはあまり美味しくなかった。 水分が移ってしまうのと、 あとやっぱこれは出来たてアツアツが美味しいのだな。
千代田図書館にCDを返しに行って 新たにレシピ本も2つ借り、 荻窪ではルミネに立ち寄った。 今度はハロウィン用に求肥を探し求めて富澤商店へ。 ない。 ただ、母へご馳走を振る舞うにあたって なにか食材や調味料からインスピレーションを 得られないものかと物色し、 イカスミというアイデアを湧かせてもらった。 あとUna cacitaで甘々な柿を買った。 これは鴨肉のスモークと合わせてみるつもりだ。 しかし鴨肉は買えず。 もう今日はスーパーの行列に並びたくないと思い、そのまま帰った。
夕飯はミートソーススパゲティ。 潰したニンニク1片は刻まず、 ニンジンと玉ねぎ角切りにして たっぷりのオリーブオイルで揚げ炒める。 本当はセロリを必要だがそれだけ省いた。 ものすげえいい香りが立ち込める。 30分炒めたらトマト缶を入れる。 3分したら一度取り出して、 今度はサラダ油でハンバーグを焼く。 4分焼いたらひっくり返し3分。 先程のトマトソースに入れて熱を通しながら 木べらで荒めに形を崩していく。 これに茹でた麺を入れてよく和えて、 粉チーズを振り、 フォークで器に美しく盛ればできあがり。 付け合わせ。ホワイトアスパラガスをオランデーズソースでいたただく。 ちょうど昨日ダックワーズを作った名残りで 卵黄2コ分を取っておいたので、 バターとマヨネーズと合わせて真っ黄色い濃厚なソースができた。 妻に庭からイタリアンパセリを摘んできてもらい、 平皿に盛り付け。
どちらもすんげえ美味かった。 ミートソースは肉の旨味が半端じゃない。油が多すぎるけど… ホワイトアスパラガスも美味しい。 甘ったるいようなソースを、 イタリアンパセリがきりりと引き締めてくれていた。
調理時間はトータル1時間ほどだから たいして手間というほどでもない。 最近いように食い意地張ってるので 調理面でも摂食面でも がっつり満たされてよかった。
食後はモンブランもいただいた。 すんげえ美味い。 なんでもない日にこんなにご馳走ご馳走してていいのかしらん。 しかし食い意地を張らせばやれ糖尿だのやれ内臓壊すのと、 結局は食事に制限のかかる生活が待っているジレンマ。 僕は肥満の心配がないのは助かってるが そのぶん油断して脂質を取りがちなのも怖い。 油断ね。 油断ち。
漱石の草枕の朗読CDをPCに取り込みながら 製菓材料通販サイトCottaを物色。 ハロウィン駆け込みということでセールしてる。 あーでもねーこーでもねーと30分ほどかけて 商品を選び抜いてから 登録者情報を更新しろだの クレジット情報をもう一度入力しろだの そういった面倒を全部済ませてから 最後の最後に 希望予定日欄で 最短11/3となることが明かされる。 トップページには関東圏1〜3日とあるのに… 仮に発送までに3日かかっても そっから2日で届くなら10/31だろ… 商品は全キャンセル。 30分がパァになった。
もともと5分ほどで済ませられるはずだった見込みとのズレもあり 今夜はゆっくり小説を読んで就寝としゃれこみたかった予定が完全崩壊。 それでも読まずには夜を終えられなかったから 20分ほどはベッドで読書した。
今は日記をダラダラと 時系列に沿って ほぼ出来事省かずに書いてるけど 負担が増すばかりだし どっかで簡略化しよ。 やっぱ「何をしたか」よりも「何を考えたか」が大事だ。 とはいえ、こうまで「何をしたか」を記録することにも意味があるのだけど。
あまり固定化させずに好きにやろ。 誰に指図されてるわけでもなく誰に媚びる必要もない。誰も見ちゃいないんだし。
| 2021年10月24日(日) |
秋だぜモンブランつくるぜ食うぜ |
休日トーストにしそびれた。 今日は珍しく、ジャムにしておいた。
高井戸リサイクルセンターからのFitsケースが届くのを待つ間に 家事を済ませた。 妻は網戸の滑りをよくするために試行錯誤していた。 9時半ごろ、玄関まわりの雑草を取っていると、 配達の方が尋ねて来られた。 無事にケースを受け取ったところでピッタリ洗濯が終わり、 干すだけ干してすぐに家を出た。 予定通り10時の手前で荻窪へ着き 待ってる間に西友を物色。 ところが10時になってもルミネへの通用口が開かない。 はてな通用口だからかと、あらためて正面口へまわってみた。 開いていない。 案内係が10時半からだと他の客に説明していた。 ネットでは10時からとなっていたのに! ただ今もコロナ禍ではあるし、恨みはできない。 待ってる間ブックオフに寄り、 かねてから気になっていた川上弘美を買った。 10時半にルミネ開店。 むかしアトレでバイトしていた記憶が呼び覚まされた。 店員一人ひとりが頭を下げて客を出迎える。 異様な光景だなと思う。
Una cacitaには栗はなく、 ほかのどの店にも栗はなかった。 あきらめがつき、富澤商店でマロンペーストと、 真空パックの渋皮煮を買った。 1750円…。 手痛い…。 が渋皮煮をつくる手間を思えば…でも手作りしたかった…
OKマートにも寄った。 なんかやたら安く感じた。
帰宅してからは 何もかもほっぽりだして録画してあるミュークルドリーミーを見た。 予定通りにいけば10時25分には帰宅し、 余裕で生で観るはずだったのだ。 ゆめちゃんのちあふるタイム導入時に ことこ先輩が隅っこで意味なくキメポーズを披露していた。 やりたい放題だな。
11時半過ぎ、昼飯。 インスタントラーメンにした。 妻にはサッポロ一番塩ラーメン、 僕は辛ラーメンを用意し、庭で食べた。 晴れてるし、やや肌寒いし、 そこで食べるラーメンはものすごい美味しさ。 贅沢な時間をすごした。
それからモンブランづくりに勤しんだ。 まずダックワーズ。 卵白40gを半冷凍、 アーモンドプードル28g薄力粉12g粉糖12gは振るっておく。 メレンゲを作る。グラニュー糖30gを段階的に加えながら泡立て。 オーブン200度余熱。 メレンゲに粉類を加えゴムベラで混ぜる。 丸口金で7cmに絞る。 190度で14分焼成。 いったん冷ます。 生クリーム100mlを九分立てにする。 少量をダックワーズ中央に絞り、栗1コのせて まわりをクリームで囲んでく。 冷蔵庫でかためる。 マロンペースト130gをやわらかくしてから 常温にしておいた無塩バター15gを加えて よーく練り混ぜる。 生クリーム35mlを加えてよく混ぜてクリーム状にしたら モンブラン口金で絞っていく。 てっぺんに渋皮煮の1/4を飾ってできあがり。 めちゃめちゃ美味かった。 今回は先日吉祥寺で買った平皿にのせた。 その皿にチョコレートで図柄を描くのに時間を食った。 秋っぽい図柄。
15時にいただいた。 紅茶もいれて、妻に写真を撮っていってもらった。 こうして見ると高さが足りなかったようだ。 まだマロンペーストは余っているから 次は高さを出してみるとしよう。
菓子作りの後は 洗いものがあほほど出る。 面倒だがやる。 今はそもそもが片付いているから さして手間でもない。
夕方まではゆっくりした。 17時頃全面的に掃除機をゆっくりかけて、 それから母に電話をかけた。 彼女は来月に古希を迎える。 その祝いを2週間後、我が家ですることにした。 和食のご馳走を振る舞ってやろう。 夕飯は彩り野菜と鶏団子の中華風。 といってもパプリカを買いそびれたから 彩りってほどでもない。 鶏団子は茹でたあとの汁に 生姜と塩コショウで味をつけてスープにした。 昨日のあまりのニラも足した。 また、明日のミートソースの用意をした。 合い挽き肉をこねてハンバーグ型に成形し冷蔵庫へ。
今日はダーウィンの始まる19時半の時間ピッタリに仕上がった。 今日は動物の子ども特集。 ただでさえ小さいミニカバの幼体が見ものだった。 あとどっかのアザラシが 幼体のえも言われぬ可愛さから 肥ったおっさんへ成長を遂げててびびった。
食後、シーツをセット。 島忠で買ったダニを一網打尽にするという製品を設置。 バナナジュースをつくり、飲み、 妻の撮った写真の加工に付き合った。 こうしてみると、皿の図柄があまりキレイでもなかった。 モンブラン自体も、飾りの栗には なんらかのグラサージュをしておくべきだった。 粉糖もかかってないし。 いろいろ悔やまれる。
彼女の原稿は終わりが見えなかった。 モチーフが複雑過ぎるのだ。 今は鉄道の砂利部分を描こうとしている。 それだけでも何時間とかかるだろう。 まだまだ、まだまだまだまだ 描くべき箇所がいくらも残っている。
僕の方は水谷隼を読んだり 奇次創作を終わらせようと取り組んだりしてみたが 一向にはかどらなかった。 ラストが決まらない。
入浴後、浴室に蛾が入り込んでいると妻が告げ、 僕は仕留めてやればいいかと構えたのだが 彼女が殺生を嫌がる。 どうにか逃してやりたいという。 が、もしかしたらチャドクガかもしれないと危ぶんでもいた。 だとしたら殺さざるをえないともいう。 「難儀するね。どっちだろうと殺しちゃえばいいのに」 「たぶん、殺すの自体は好きなんだ」 奇妙な説得力があって笑った。 彼女は当の蛾を外へと一度逃し、 それからスプレーを構えて庭まで出ていった。 結局は逃げていったようだ。 逃げてってくれた、と表現していた。
入浴後はさっさか入眠準備を整え、 ベッドで読書をした。 いつのまにか半睡してしまっていた。 1時半に消灯した。
晴れ。 ノリノリで洗濯物をまわし、 朝食は休日トースト。 昨晩からクコの実を入れておいたヨーグルトを付け合わせ。 午前中は何をするでもなく レシピ本を眺めたり 今から障子越しの庭を眺めたりして過ごした。
11時半に妻と家を出てブルーベルに行った。 僕はハンバーグにした。 こちらも美味すぎる。 味付けは塩コショウくらいらしく、 ナツメグすら入れてないんだそうだ。 オムライスも究極にシンプルだし、 味の足し算に頼らず スタンダードを究めきって頂点に到達してるって 本当にかっこいいな。
でもブルーベル、完全に主人のワンオペだし この人が引退したらもうそれっきりになるのだろう。 この味は味わえる内に堪能しておこう。
荻窪駅で一旦妻と別れた。 僕は帰りにあちこち寄りたいから自転車で来ている。 定期券を妻に渡して中野駅へ向かった。 15分程度で着くペースだったが 途中で腹を痛めた。 予定より遅れて中野区役所へ到着。投票。 期日前投票は初めてだったが随分空いていた。 5分とかからず役所を出たところで、 読売新聞の出口調査アンケートに応じた。
二人で島忠に寄った。 収納用品、ソファ、座布団はいずれも外れたが、 障子と網戸の滑りをよくする製品が本命だった。 障子戸用はあっても網戸用が見つからない。 なかなか店員も捕まらずかなり時間をくった。 ようやく話を伺うに、シリコンスプレーかミツロウか どちらも一長一短あるが 一品で間に合わすのは勧めないとのことだった。 最終的な判断は妻に任せた。
店を出ようとしたところで 出入り口に展開されている園芸コーナーに妻が興味を示し、 ハーブ類を物色した。 僕は難色を示し、妻にも諦めてもらい、 一度店を離れてから 「やっぱりもう一回見ておきたい」と妻がごねた。 「きみは先に帰ってていいから」 「わかった。買わないよね?」 「買わないよ? あんまり」 「買うにしてもちょっとね」 「大丈夫大丈夫」
僕は高円寺へ向かい、古着屋でトップスを一枚買った。 nico and…をのカットソーを部屋着用に。 ニコアンド…って呼び名これなんとかならんのか。 おもいのほか中野で時間を食っていたから 全然寄り道せずに阿佐ヶ谷を抜けて荻窪へ。 荻窪界隈は東西南北いずれも悪路だとつくづく痛感する。 線路と環八が明らかな元凶で、 今更どうにかできそうもない規模の悪因だ。 陸橋の間際にアフリカ専門雑貨店があった気がするが どうにも見つからなかった。 ルミネのユニクロへ着いたのが16時前 一直線に真っ白オックスフォードシャツと 真っ黒チノパンを手に取って試着室へ。 裾上げをお願いしたところ30分でできるという。 会計時の店員がオレ仕事できまっせ風の若い男だったが 声の音量があと一歩足りず何言ってるかわからない。 早口めだし。 接客店員はいいかげん、 このマスク装着しながらのやりとりが お互い困難なことを強く意識してほしい。 応答に失敗して袋をもらえなかった。 無理やりバッグに詰め込んだ。 ぷんすかしながらルミネとタウンセブンを行き来して30分待つ。 なんだか今日はろくでもない日だなと苛立ちが募ってきた。 富岡商店でアーモンドプードルを買い、 una cacitaで安さにびっくりしながら野菜を買った。 西友でもあれこれ買った。 この時点で栗の買えないことに焦り始めた。 ほんの少量、10コ程度入ってるだけで800円の品はあったけれど 見送った。 16時半にユニクロでシャツとスラックスを受け取る。 このとき、引き換えのレシートが瞬時に出てこなかった。 あれがないとお渡しできないのだと店員は案内していたが 実際どうなんだろう、買い直しになるのか…? 翌日まで待っても誰も受け取りに来なかったら…とか 交渉する余地はあるだろうか、とまで考えて、ないなと想像を打ち切った。 これこそ個人店じゃない弱みだ。 無事に引き換えレシートを提示してモノを受け取り、 大荷物で自転車を漕ぐ。 大荷物があると環八越えには苦労する。 この1ヶ月で何度も荻窪の腐った街づくりには辟易してきたが つくづく最悪だと見放したいくらいの思いだった。
OKマーにも寄ったが栗は買えない。 一瞬だけ帰宅して荷物を置き、もう一度家を出た。 図書館で本を返却し新たにレシピ本を2冊借りた。 その先にある西友高井戸東店へ行くも栗は見つからず。 外はすっかり暗かった。 つまらない、くだらない一日だ。 なんだこの一日は。まったく文学的じゃない、しょーもない… と悪態つきながらも腹くくって西荻へ。 八百屋4店、スーパー3店に立ち寄るが栗見つからず。 もう季節外れらしい。 先週の怪我が悔やまれる。 結局は不首尾のまま泣く泣く帰宅。 妻は庭先でハーブを設置していた。 「買った。買ったけど、ちょっとだよ」 「ちょっとね。ちょっとなら、1つか2つか…せいぜい3か」 「もうちょっと」 「ちょっとって聞いてる。a fewってやつだ。2,3ならそうだよな」 「アフュー? ヒュー…」 「Many many a few?」 「メニメニアヒュー!」 イタリアンパセリ、ミント、タイム、 ローズマリー、カモミールあたりを買ったようだった。 いっそバジルと大葉が欲しかった。 しかし大葉はなかったらしい。
それから妻と一緒に障子とふすまの滑りをよくしていった。 ウェットティッシュで戸の下部を拭いていき、 今日買った製品の先端を溶かして塗っていく。 一点、キッチンとカウンターの間のふすまが難所だった。 ここは引っ越した当時から開きが悪い。 というか、開け閉めするごとに衝撃が生じる。 本腰入れて原因を探ってみたところ、 どうやら片方の戸の高さが足りていない。 だから本来なら収まるべきスペースに細工が収まりきらず、 傾きながらはみ出てしまっているため、 もう片方の戸に、明かり取りの縁部分がぶつかっているのだった。 だから要は、高さを足してやればいい。 キッチンペーパーを折り重ね、それをガムネープで巻いて敷いた。 これだけで十分機能した。ぶつかりはなくなったようだ。 ただ見てくれは悪くなってしまうから、改善の余地がある。 網戸の方はもう暗いからと、翌日にまわることにした。
夕飯は秋刀魚、チヂミ。味噌汁。 うまい… あんまり美味いからチヂミは翌日に取っておこうとしていたた分まで すっかり食べきってしまった。
食後コーヒーを飲んだ。 妻が朝に入れ、僕は夕方を前に飲もうと予定していたコーヒーだ。 ようやく人心地ついたという感じで、 数分ゆっくりした。
妻がどうしても原稿描くやる気でないという。 遊んでくれとねだるから麻雀をしてやることにした。 かねてからこの家には麻雀が似合うと睨んでいた。 これまでよりも音は気にしなくていいし、 メインで使っているテーブルは そのまま麻雀卓になる正方形だ。 ぱぱっとバナナジュースを作って ぱぱっと十七歩をやった。 三戦だけ。 まけた。
麻雀しながら、 先日録画しておいた朝番組を見た。 世界一のミートソースというお題目で、 見るからに油たっぷりの不健康メニューだったから 僕は固辞したのだが妻がどうしてもとねだる。 根負けして、その後あらためてレシピを調べた。 明日作る予定のモンブランのレシピも。 なんとか朝イチで栗を入手できれば、 てきぱき渋皮煮にして、そっから15時までには間に合うかもしれない… 綿密にスケジュールをくんだ。 本を読み、文を書き、3時くらいに寝た。
|