舌の色はピンク
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| 2021年10月12日(火) |
ハンドブレンダー、バルミューダ、親指負傷 |
7時15分起床。 外は曇っている。涼しい。 一口大よりやや大きめに刻んだ白菜をポリ袋に入れ、 塩と水でもみこみ数分放置。 その間に豚肉をごま油で炒める。 白菜の水気を抜いてフライパンに加え、 少量の砂糖とポン酢を入れて水分飛ばしたらできあがり。
鼻だしマスク人間が街に増えた。 昨日は東京の新規感染者数が40人代とのことだったから無理もない。
おだやかめな一日。 退勤後、荻窪のタウンセブンとルミネへ。 300円均一でキッチンツール立てを買いたかったが そんなものはなかった。 かわりに100円均一で安っぽいのを購入。440円したけど。 網戸の滑りをよくする便利用品も買いたかったが そんなものはなかった。 果物屋でちょっとお高いバナナを、SEIYUで野菜などを買い、 いつもより30分以上遅い19時40分に帰宅。 ご飯を炊き始め、洗いものしつつ調理開始。 八宝菜。 具材はエビ、イカ、エリンギ、きくらげ、 ニンジン、白菜、豚肉、うずらの卵。 ちょうど8。 豪華にやるなら椎茸、タケノコも加わるけど今日はなし。 うすらの卵は日常的な調理のなかでは 最もってくらいストレスフルだ。 あんなものチマチマやる気になれねえすよ。 イカ、豚肉は今回試験的に冷凍ものでやってみた。 果たしてがっつり美味かった。 うーん…いやショックですらある。 これまではスルメイカさばいて、 そのダシがただごとでない旨味を実現していると思っていたから。 差はある。あるけど微差だ。 あと器は先日吉祥寺で買った青の大皿にしてみた。 和食と洋食用だったけど中華も似合うな。
食後、レンジ台の調整をした。 見えるネジをドライバーで全て締め直し。 だいぶマシにはなった。 そこで新たに我が家に来たトースターのご登場。 バルミューダさん… お前長かったな、流行り始めてからうちにくるまで… 僕がトースターごときと渋っていたから導入してこなかったが このたび妻のクレジットのポイントで とうとうやってきたのだった。 玄関に置きっぱだったダンボールをハサミで開封していく。 サクッ、スパアッ、ザックウ。 指を切った。 左手の親指の腹。 ざっくりいった。 瞬間的にヤバイと直感し すぐさま水で洗い流す。 とぱとぱ血が出てくる。収まる様子がない。 数分ほど様子を見てから妻を呼ぶと、 救急グッズを出してくれた。 スマホで応急処置を調べてもくれた。 コットン紙?をあてて圧迫。 しかし止めどない。 圧迫、流水、消毒、圧迫… をしばらく繰り返すと出血の勢いが収まってきたようだったから 強めに絆創膏を貼ってもらった。二重に。 これがてき面で、血も痛みも収まったから、 当初の予定通り ハンドブレンダーに登場していただくことにした。 トースターの開封は一旦置いておいた。 まだ恐怖の記憶があるので。 ハンドブレンダーの説明書は読み込んでおいたから すんなり起動できた。 かなり使い勝手がいい。 パッと手にとって運用できる。 専用カップにバナナと牛乳を入れて ブレンダーを起動。 ものの数十秒で滑らかなジュースになった。 これは快感だ。 以前は二重のポリ袋で5分くらいかけて潰していたし どうしても果肉が残ってしまったものだけど、 いやはや機械にはかなわない。 砂糖なしでも実に美味かった。 とはいえ先日のお店で飲んだバナナジュースに遠く及ばない。 今回のバナナは高級だったものの 熟れきってはおらず もっとシュガースポットが浮き出た頃合いに ハチミツでも足せば絶品になるだろう。 週末が楽しみだ。 そして手入れが楽。 カップに台所用洗剤と水を入れて、 ブレンダーを起動しかくはん。 流水で洗い流し、あとは自然乾燥でOK。 これなら日常的に使えるなという実感がもてて嬉しかった。
妻の手を借りて 今度こそバルミューダさんにもご登場いただいた。 やはりデザイン面は申し分ない。 設置するだけ設置して、デビュー戦は明朝となる。
東京ゼロエミの書類を コンビニへコピーしに行き、 封筒にまとめポストへ投函。 無事に通ることを祈る。 もう1,2の面倒は起こりそうだけど…
入浴後、また血が溢れ出した。 体が温まり血行が良くなったからと思われる。 寝るまでの2時間弱の間ずっと 指を心臓より上に置きつつ 圧迫、流水、消毒、…を繰り返したが 今度は収まらなかった。 1時半までねばって、 まだ出血はあるものの無理やり絆創膏を二重貼りして寝た。
7時15分起床。 このくらいの時間の目覚めが安定している。 洗濯機を回し、わずかな時間のんびり。 よく晴れている。 トースト焼きつつ 昨晩下味を漬けておいた鶏もも肉を サラダ油で揚げ焼き。 ついでにサツマイモも揚げ焼きにした。 茹でたニンジンと、ご飯に辛大葉をのっけて弁当は完成。 洗濯物を干し、可燃ごみを出し、洗いものをして、 さっとキッチンまわりを拭き取り、 着替えるともう8時半。あわてて家を出た。
通勤途中の電車でハンドブレンダーの説明書を読んだ。 ウーン期待していたよりは使いみち少ない…か? 一枚の説明書には「氷とか固いものはダメだよ」とあるのに、 もう一枚には「アボカドも種ごとまとめて粉砕!」とかあって 混乱する。 多分前者が今回の製品の説明で、 後者は単なるパンフレットみたいなものなのだろう。 ちょっとむかついたが
週末の予定を立てた。 金曜日には休みを取ってある。 もともと静岡に一人旅するつもりで取得したものの、 天候が悪いようだし、 まだまだ家でやりたいことが多い。 ただ、スパにだけ行くことにした。 高井戸の天然温泉の。 なにしろコロナ禍以来、 大衆浴場には一切行ってないので。 ようやく新規感染者が落ち着いてきた今、 平日の昼間ならいいだろう。
月曜の割にはダルさがマシ。 土日にちゃんと動いていたからだろうか。 休むより体動かした方が調子いいって、 いかにもトシって感じだ。
夕飯はレトルトカレー。 サラダと、ザワークラウト。 このザワークラウトはもともと保存食として買い、 数か月前から使いどきをねらっていたが なかなか機会に恵まれず、 とうとう使おうとした先週には蓋が開けられなかった。 が今はフタを開けるための道具もある。 晴れてご登場いただいた。 ベーコンを焼いてコンソメスープに入れた。
手持ちの漫画のリストを作成してみてる。 どの漫画をどの巻まで持っているのか、 またどの部屋のどの棚に収納されているのかを一覧するためだ。 でまずは記憶に頼ってタイトルと巻数を書き出していってみた。 するとおおよその手持ち漫画の冊数が知れる。 約2700冊ほどと思われる。 となると、先日売った漫画と合わせて、約3100冊ほど所持していたようだ。 まあ、こんなもんか…? 近々正式に、ちゃんと棚から数えていってもみるけど。
この表をExcelで作成していると妻に伝えてみたら Excel運用に一家言ある妻から注文が入った。 正確には注文を付けたいから一度見させてくれとのお達しだったが そうなると途端に作業が窮屈になる。 固辞した。
| 2021年10月10日(日) |
吉祥寺インテリア巡り |
朝食はクロックマダム。 小麦粉を炒めバターを溶け合わし 牛乳を入れてソースができたら 食パンにたっぷりと塗る。 ミックスチーズを乗せてトースターで焼いている間に ベーコンをカリカリにしておいた。 本当ならハムなんだろうけど ベーコンが好きなので。 そして目玉焼きをのせる。 美味い。 美味いけど……こんなんだっけ? やっぱパンを厚切りにしなきゃいけないのか。 今度ちゃんと店で食べてみたい。 洗濯物を干し、ニチアサアニメを見た。 プリマジ。 プリチャンシリーズ最新作の第二話。初回は見逃した。 キャラクターの語尾が特徴的で あたかも90年代の芸風だった。 ミュークルドリーミーは狂ってた。面白かった。 とうとうアッキーたちもちあふるタイムに加わっていた。 敵も味方もあったもんじゃねえな。
見終えてすぐ西友に行き、食材を買って 戻ってきたらすぐに昼飯を用意。 天そば。 昨日の残りの天ぷらを温めるだけ。 そばは妻用で、僕はご飯でいただいた。
食べてすぐ出発。吉祥寺へ。 デートではないがデート気分は味わえるかと、 春先に買って以来一度も着る機会のなかった服をおろした。 パンツ、靴、カットソー。 バッグだけは今日は荷物があるから諦めたものの、気分がいい。 西荻から一駅電車に乗り、真っ先にヨドバシカメラへ。 妻はポイントカードの手続きを、 僕はリサイクルの引換券を入手してから、 ハンドブレンダー売り場に向かった。 目当ての品は納入未定とあった。 店員に聞いてみたところ、在庫がないというより メーカーの製造段階ですでに欠品しているらしい。 悩みに悩んで、次点の製品を買った。 ブラウン製。2万円。 これで製菓がはかどる。 昨日感動したバナナジュースも作れてしまう。 気分良く店を出て、インテリアを見に仲通りへ。 家具店では気に入ったソファがあったが、 金額はともかく、デザイン面とサイズで折り合いがつかない。 空振りしつつ、ふいに立ち寄った陶磁器の臨時店舗で皿を買った。 大ぶりの舟型の皿を1枚と、品のある平皿2枚。 平皿の方はまさにコレをもとめていたというデザインで、 和食でも洋食でも、さぞやご馳走が映えるだろう。
ちょっとした大荷物を持ちながら インテリア店を次々と見ていく。 こうしてみると吉祥寺のインテリア店は充実している。 知っているつもりだったけれど これまでここまでちゃんと見てきてはいなかった。 が、空振り続き。 部屋のイメージは湧いたから無駄足ではないものの、 結局何も買えなかった。 夕方を前に妻は荻窪のマッサージ店へ。 僕は先に帰宅し、 1時間ほど休んでから掃除機をかけた。 畳の上は時間をかけて念入りに。 畳のダニは掃除機で吸い込めば除去できるらしいが、 掃除機の中で生き続けたりもするらしい。 しかもダニの中には ダニの死骸を食べて生きながらえる連中もいるらしい。 おぞまじい話だ…。 そのあたりの対策も、来週にはする。 今週はただ念入りにかけるだけ。 体力が回復してきたのでDAISOに繰り出し、 外用サンダルとかほうきだとかを買った。 アウトドア用の小型折り畳み椅子も買った。庭用に。 部屋が充実していく。
夕飯はししとう茄子の焼きびたし、 カツオのたたき、大根の味噌汁、サラダ。 ししとうは美味しかったけど 辛すぎてほとんど食べられなかった。 天ぷらみたいに高温で揚げたら辛味が抜けるのか? 新たな知を得た。 あと昨日のうちに漬けておいた大葉が美味かった。 醤油にごま油一たらしした液に、 ニンニク一片みじん切り、 鷹の爪1コみじん切り、大葉を漬けたもの。 ご飯に合うこと合うこと。 ただこれも辛いので、なおさらししとうは進まなかった。
食後、キッチンをきれいにしまくった。執拗に。 週に一度はピカピカに磨き上げたい。 真冬はペースが落ちるだろうけども…。
21時前から1時間ほどかけて、 最近詠んだ本の抜粋をまとめた。 そこからさらに1時間ほどかけて、 作業用BGMをまとめた。 原神の楽曲など。 また、太宰の朗読をiPhoneに入れた。 これですっかり増えた洗いものの時間も怖くねえな。 というか家事一切。
書類が揃ったので 東京ゼロエミッションを申請できる。 が、郵送前にコピーをとっておきたいから、 明日にまわすことにした。 申請にあたっては、おそらくは不正を防ぐために、 かなり細かい指示がある。 ちゃんと通るものか、お役所仕事が不安だ。 家電購入時およびリサイクル引取時の住所と 家電設置の住所および申請時の住所が異なるだとか、 リサイクル引換券が排出者控えじゃなく業者控えだとか、 購入者および申請者は妻なのに リサイクル手続きの方は夫名義であるとか… ところどころメモを足しておいた。 あとは僕に電話をかけてくれればいいのだけど。 これで2万円だからなあ逃したくない。
ハンドブレンダーはまだ開けていない。 説明書を明日読むつもりでいる。 バルミューダのトースターも眠っている。 火曜日にレンジ台を調整して、登場させたい。
朝はいつもの休日トーストだけれど 卵が違う。 熊谷でいただいた、いい卵だ。 黄身の色が濃厚だし、やけに美味かった。 業者は予定通り9時くらいに来た。 書斎の収納扉を見て、一度回収し後でまた持ってくるという。 その応対は妻に任せて、僕は家事をしていた。 無事済んだのを見届けて、自転車回遊に繰り出した。 五日市街道のドラッグストアを視察してから TSUTAYA西荻店へ。 ヒューマンドラマの棚の「あ」から「そ」までを じっくりとチェックしてみた。 やはり、品揃えが弱い。 監督別に分けられているわけでもないし。 なんとか3本だけ、観たい映画を確保した。 フランス映画を1本だけ借りた。 西友に寄り、野菜などを買う。 帰宅後は家事を済ませた上で、 庭の片付けをした。 前入居者、または前々入居者のゴミや荷物が 大小残っている。 あれこれ捨てるにしても大仕事だが、 やりゃあやっただけ進むので僕は楽しんで取り組める。 除草のためのシートは美観を損ねているだけで、 これはこれで機能しているから放置することにした。 鉢のたぐいは全て処分。 わけのわからない朽ちかけの器具や袋などもことごとく処分。 庭の某をひっくり返すとたまに虫が現れるものの 軍手をしている限りそう怖くはない。 むしろ土の香りが感じられて、なかなか楽しい作業だった。 本腰入れた掃除はまた後にすることにして切り上げ、 11時半ごろ、昼飯を食べに今度こそのつもりでブルーベルへ。 自宅から15分歩いて到着。 入店して主人の顔を見て即座に あぁそうだこの人だと当時の記憶がよみがえった。 妻とともにオムライスを注文。 一人きりで動き回る手際が見ていて気持ちいい。 達人の手さばきだ。 オムライスは果たして尋常じゃない美味さだった。 見た目は変哲がない、 変わった具材を入れてもなければソースも少ないし 取り立てて「コレ!」という足し算のウマさが 都合されているわけでもないのに どういうわけだかあまりにも美味い。 オムライスは後半重くなりがちだけれど ここのはパクパク食べられる。 あと地味だけど、きれいに食べられる。 なんなのだろう。 全然真似られる気がしない…
その足で荻窪の西友へ。 食材でなく掃除用品などを求めて行ったが空振った。 本命の竹箒がなかった。 風呂用スポンジだけを買い、 その後無印にも寄ったがほとんど何も買えずとろとろ帰った。
僕の方は荷物だけ置いて再び自転車で出発した。 今度は高井戸方面へ。 10分ほどで富士見台につき、それから高井戸エリアをうろうろとした。 ホームセンターのオリンピックが高円寺のそれとは比較にならない規模だった。 ペット同伴で入店できるしフードコートまである。 これって地方の国道で見かける店舗展開だ。 またやけにキレイで気取ったTSUTAYAの店舗があり、 ここはやや頼れる品揃えだった。 高井戸の緑地は素晴らしかった。 広大な敷地に緑が敷き詰められて、 公園やグラウンドが連なっているだけど、 何より人が集まっているのがいい。 目的意識をもった集会や観光でなく、 実に自然なのだ。 暇を持て余してそうな人も多いし子どもも多い。 西に傾きかけた陽射しが林道に放射してきれいだった。 緑地を抜けて荻窪方面へ向かおうとする途中、 バナナジュース専門店を発見した。 バナナジュース専門店! 強気だ。 値段も400円オーバー。 カフェ店舗でなく持ち帰りしかできないのに、強気だ。 資本力のない個人店に厳しい時勢柄、 採算上はギリギリなのだろうけれども、 通りがかりの客からすればためらいのある額だった。 「砂糖不使用、バナナと牛乳だけ」 と銘打っているのも強気だ。 また注文してすぐ飲めるわけではない。 3分ほど待たなければならない。強気だ…。 しかし美味かった…。 なんだあれは…。 なんというか思い出になるウマさだった。
今日の最終目的地、荻窪にある杉並区中央図書館へ。 10年ぶり。 その間にどうやら全面リニューアルしたものらしい。 明るくオシャレできれいだ。 若い人、とくに子どもや子連れに優しい雰囲気となっている。 館内に併設されたカフェは、 書架にある本を手に取ったら受付を通さずにそのまま持ち込める。 カウンターに立つ職員は多く、 ひっきりなしに訪れる人々の応対にせわしない。 地方の地域社会がうらやむような人のにぎわいが実現していた。 が… いかにも民間のデザイナーが 「注文に見合うように」 コンセプトを達成したという感じで、 中身はかなりのヘッポコだった。 筆頭が分類。 図書館という施設が長年培ってきているはずなのに、 どういうわけだか分類が弱い。 料理本は日本料理とパンお菓子を除いて、 全てひとところにまとまっている。 数々の図書館を見てきたがこんな例は初めてだ。 小さく古い、こ汚いような図書館だって、 少なくとも10くらいには小分けに分類しているのに。 それと権威的な分厚い全集は 大抵どの図書館でも暗く人の寄り付かない奥の方にあるものだけど ここでは本棚の並びからちょっとずらした位置の 壁面下部のスペースにぴっちり陳列していた。 これがもういかにも、 「置くから表に出してみました」 というデザイナーの誉れ高い工夫て感じで気持ち悪い。 まぁそのあたりは僕個人の感情だからいいとして、 なにより驚いたのは文庫本の並び。 オムニバス作品は別に分類してやればいいのに、 著者名に五十音の並びに加えられている。 つまり、「講談社セレクション」だったら「こ」にあるのだ。 バカか? 五十音のあちこちにオムニバス作品が散らばっている。 利用者の目的意識とズレた、 「清く正しく美しい図書館」像を目指した成れの果てという感じ。 賑やか通り越してうるさいし。 図書館てもっと、 僕の小さい頃の印象では… 声を発した者から即、死。 みたいな緊張感があった。 僕の地域が特例だったわけでもないだろう。 ガキ使の「図書館で声を出しちゃいけない」企画だって そういう前提に立っているわけだし。 でもこの緊張感は年々緩和されていった。 確かに物音一つで殺気が飛び交うようなあの空気は あまりにも不寛容で現代的ではない。 図書館利用者に覚悟を求めるようなあの雰囲気では、 利用者は減る一方だったろう。 で、 「誰でも気軽に訪れやすい、また来たくなる空間づくり」 とかゆってえ、こうなるわけだ。 反吐が出るぜ。 よくこんなところで勉強できるな。 席に座る人間を見りゃイヤホンしてやがる。 図書館でイヤホンだって。 音がちょっとでも漏れてたら…を今は考えなくてもいいのだ。 隣も前後もイヤホンをしているから。 いやだ、いやだ。 厳粛な図書館が恋しいな。 ジェントリフィケーションへの嫌悪感がさらに増した。
とかなんとかいってもちゃっかり本は借りる。 水谷隼を2冊出してもらった。 レシピ本を3冊。 あと朗読CD。太宰。 CD借りたのえらい久しぶりだ。 数年前に酔狂でクラシックを借りたくらいか。
帰宅後、庭掃除。 妻がすでにちょっくらいじくったようだ。 細かいゴミを取り払い、 大きなゴミを端にまとめると、 かなりきれいになった。 この分なら、この秋は美観が保たれるだろう。 外で飲み食いしたくなった。 日常的にはムリでも、一度二度はやっておきたい。
夕飯は天ぷら。 カボチャ、茄子、ししとう、サツマイモ、 玉ねぎとニンジンのかき揚げ。 肉や魚介は無し、野菜オンリー。 揚げたてのこれらを塩だけでいただく。美味い…。
天ぷら後は片付けが一仕事だが 今はキッチンが立ち回りやすく機能している。 かんぺきに洗い物を済ませてから、映画を見た。 小さな泥棒。 やけに面白かった。 主人公の少女は どーしよもーねークソガキにも見えるし 不器用でいたいけな天使にも見える。 これは意図されたものだろう。 監督の意向と役者の佇まいが噛み合って、 みごとに独特の人物像が仕上がっていた。 万引き、泥棒ネタは見ものだった。 やめとけって絶対そこは盗むなって…とハラハラしながら、 やっちゃえ盗っちゃえって期待したくもなる、 見ているものにそのあたりの心境いだかせるのは抜群に上手い。 50年代ファッションも素敵、 シナリオは奥様を裏切ったのつらかった。全体的に悲劇だった。 元気なこともが生まれるといいね。
風呂掃除は念入りにやった。 風呂を上がれば家事はほとんどない。 居間の照明を落とし ピンライトの灯りだけにして、 少々ゆっくりした。
この日の日記書いてたはずだけど消失。 パオパオパオパオパオパオ
| 2021年10月07日(木) |
和風ハンバーグ、栗のチョコパウンド |
7時15分起床。 弁当は妻の分だけ。 だがおかずがない。 何ができるか考えて、 卵焼きにチャレンジすることにした。 何度かやってみたことはあるのだが あえなく失敗している。 しかしそれは卵焼き器のせいだったと確信している。 この度新調した卵焼き器で、 大量にある卵を消費するにも絶好の機会だと惹起。 果たしてものの5分できれいな卵焼きが! なんてカンタンなんだ。 美味しいし。
冷凍鶏もも肉をバルサミコソテーして リーフレタスとニンジンを詰め ご飯に牛そぼろをかけてできあがり。
昼休み、歯医者。 順調。来週で本命の虫歯治療は終わりそう。
退勤後、荻窪をかるく散策。 ブックオフで中古テレビを見るつもりが、取扱いなし。 富澤商店でクーベルチュール500gを購入。 THE GARDEN JIYUGAOKAを見物。 入口際にやけに安い野菜屋があってびびった。 さらにタウンセブンで牛挽き肉を購入。 いつもハンバーグは合い挽き肉だけど きたるハンバーガーづくりを想定して 初めて牛挽肉100%でやってみることにした。 たっけえのを。 250gで1200円くらいするのが 特値で780円だったから飛び弾んで買った。
そうしてつくった和風ハンバーグがまじうまだった。 お上品な味…。くどくない、うまい…。
栗とグランマルニエのチョコパウンド。 うちでは渋皮煮を作ったらこれもセットなんだ。 薄力粉30gをふるっておき、卵2コ分の卵白は冷凍庫で半冷凍にする。 栗も刻んでおいてから、グランマルニエのシロップに漬けておく。 細かく刻んだチョコレート125gと有塩バター60gを湯煎で溶かす。 卵黄2コ分とグラニュー糖30gをすりまぜる。 オーブンを180度に余熱。 半冷凍の卵白とグラニュー糖30gをメレンゲにする。 粗熱のとれたチョコを卵黄のボウルに入れてよく混ぜ、 メレンゲ1/3とマーマレードを加えてしっかり混ぜる。 残りのメレンゲも加えてさっくり混ぜたら、 薄力粉をふるい入れて再びさっくり混ぜる。 生地を型にいれる。ところどころに栗を散らす。 余熱しておいたオーブン180度で32分焼成、完成。
ブックオフの買取明細がきた。 約3000円となった。 そのうち、ゲーム3本分で1500円くらいになってる。 買い取られた点数は129点。 値のつかなった点数は498点。 総じて627点。 書籍と漫画はほとんど値がつかなかった… というのは見込み通りだからまあいいか…。
晴れ。夜は雨が降るらしい。 7時15分起床。 昨晩仕込んでおいた鶏もも肉の水気を拭き取っておく。 片栗粉をまぶしておく。 トーストを焼き、食べ終えてすぐ唐揚げを調理。 炒めものにしては多い、 揚げものにしては少なすぎる量の油で じっくり熱を通してできあがり。
洗濯物を外干し。 庭が…歩きやすい… けどなんだかみすぼらしい気もする… もうちょっと見栄え良くせんといかんな。
出勤も慣れてきた。 行きはほぼ荻窪だな。 西荻ルートも朝には用事がないし。 西荻からだと29分には家を出たい一方、 荻窪なら34分でも間に合う。 で帰りは時たま西荻を使おう。
節税への嫌悪感がスゲェーある。 ある程度毛並みのいい連中、 つまり裕福な家庭の生まれであったり 収入が一定以上の手合いっていうのは、 庶民的な節約を嫌がりがちだ。 「買えばいじゃん」とか 「金出せば楽なのに」とか 「貧乏くさい真似を」とか。 であるのに、節税にはイヤに敏感だ。 「世の中を知らないやつが損をする」とか 「できるオトナの資産運用」とか 「勝ち組の思考」とかなんとかいって。 よっぽど金の亡者でセコい、醜い考えだと思うんですけどね。 払う対象が企業であるか国であるか。 対価となる実入りが見えるか見えないか。 自身が望んだものかそうとは限らないか、 そういった違いはあるものの おおよそ節税家は公共の精神が欠如しがちだ。 正確には、精神自体はあるのかもしれない。 だけど視点が欠けがち。 それだけならまだいいけど、 そのくせをして節約家を嘲るような目で見ていたとしたら問題だ。 醜い。 下等な精神の持ち主だなと蔑んでしまう。
退勤後駅で鉢合った先輩と電車に乗り込み 引越し後の話をいくつかするなかで スマホを取り出して写真を見せてしまった。 僕は会話中に相手がスマホを取り出して 何かを見せようとした瞬間に もうなんの興味もなくなって 会話自体打ち切りたくなるほどに白けてしまう、 この先輩にも何度かある、 なのに今日は自分からやってしまった。 相手は何も思ってないんだろうけど。 こっちだけの問題だとしても、気をつけよ。 いま目の前にいる相手、 いま立っている現場が大事なんであって、 そこによその世界を持ち込むのは興ざめだ。
最寄り駅についてから妻に電話。 16分くらいかかる帰り道も 会話しながらなら退屈しない。 聞けば、穴の開いていた網戸は無事に交換してもらえたらしい。 寝室と玄関それぞれ。 また、書斎の収納扉が破れていた件については、 別業者が土曜日に対応しに来るそうだ。
そうして家に着いてみると鍵が開かなかった。 鍵穴には差し込まれるのだが回転しない。 1,2分ほど格闘してから宅内の妻を呼び出し開けてもらい、 妻の方の鍵でも試してみたもののやはり開かない。 玄関の施錠は三ヵ所でできるから とりあえず中央の鍵を閉めることにしようと決めた。
夕飯はナスの蒲焼き風。 レンジでチン(この表現なんとかならんのか)した茄子を タテに切り込み入れて開き、 サラダ油で焼いて醤油と砂糖で煮詰める。 山椒をふる。 丼に盛る。 ンマイ。
入浴後、『奇次創作』のために 演劇論からインスピレーションを得たくて 福田恆存の本を読み直した。 就寝は2時近くなった。
起床、7時15分。 よく眠れた。眠い。 トーストを焼き妻を起こす。 弁当はナシゴレン。 思いつきで、冷凍イカを刻んで入れてみた。 こうした思いつきが気軽に実行できるのは 冷凍もののいいとこだ。 8時を前にインターホン。 造園業者が作業を始めるという。承知した。 洗いものを終えてみると、 妻が造園業者と話し込んでいた。 木々や害虫、益虫について話を伺っているようだ。 妻は専門家の話を好む。 彼女が興味を持って聞いている姿は僕にも好もしい。
出勤はすこし早めに、西荻から行った。 KINOKUNIYAに数分だけ寄ってみた。 国産レモン2コが税込みだと600円。 さすがに…さすがだな… しかし他の高級スーパーと較べても、 製菓が強かった。 まぁ荻窪に富澤商店あるから利用する機会はほぼないだろうけど、 突発的に夜必要になったりしたらお世話になる。
今は仕事で印刷物の面付けをしているから 製本の真似事ができる。 ここしばらくで書いた短編を豆本にしてみようかと企んでいる。 98Pでいけんじゃないかな。たぶん。 未完成の割拠を足してしまえばもっといくけど。
帰りも西荻から。 リサイクル家電を見てみた。 居間の環境上、32型?くらいの現テレビだと 見づらいってほどじゃないけど物足りない。 店頭には55型のテレビがどーんと構えてあって おぉこりゃーいいやと目ェつけたけど 78000円。 現居でのとりあえずの間に合わせに出したい額じゃない。 そっからTSUTAYAへ。 しかたないけど、高い。 し、今回びっくらこいたのは、TSUTAYAプレミア会員。 月額1100円という金額も払いづらいし、 その恩恵もしょっぱい。 もっとも脳天揺さぶられたのは 「TSUTAYAプレミア会員なら、 旧作レンタルが月に5本まで110円で借り放題!」 何を言ってるんだ…? しばらく脳が混乱した。 いやまぁわかるけど、 かろうじてわかるけど、 今の若い世代、サブスクに慣れきった世代からしたら 本当にもうわけわからんと思う。 そりゃあネットサービスに負けていくわという。 TSUTAYAはもはや配信サービス業に大負けしてジリ貧だから 金額面で大盤振る舞いするわけにもいかない、 したがって高い月額でしょぼいサービス提供するほかないという、 わかりやすく悲惨な悪循環を目の当たりにした。
品揃えはまだちゃんと把握しきれてないものの 新作のコーナーの立て方は相当くだらない。 「感動!」「どんでん返し!」「心揺さぶる」 とかバカみたいな雑菌フレーズが並ぶ。素手で触れたくない。
がっかりしながらMY ROADへ。 加工肉専門店でソーセージをチェック。 本気のホットドッグを作ってみたくなる。 肉屋JUMPは優秀だった。 安いし、品質にも期待できる。 その上店舗が狭くない。人も少ない。 高円寺だと必ず行列できてたからこれは助かる。 MY ROAD大丈夫か? そっから5分ほど歩いてDAISOへ。 10年前にもたびたびお世話になったけど こんな広かったろうか。 あれもこれも揃ってる。 これなら荻窪のキャンドゥより優秀だ。
いつもより40分ほど遅れての帰宅。 庭が…ひらけている… 観察は後にしてまずは夕飯を作った。 豚バラ肉とレモンの南蛮漬け。 豚バラ肉は冷凍を自然解凍。片栗粉をまぶしておく。 玉ねぎを薄く輪切り。空気にさらしてから、 塩と水と麺つゆと砂糖のたれに漬ける。 そこへレモンの輪切りと種を取った鷹の爪微塵切りも 一緒に和えておく。 豚バラ肉を揚げ焼き。たれに漬ける。 シチューを温め、サラダを用意してできあがり。 ぜんぶ美味しい。幸せだ。
ひぐらし卒の最終回を観た。 梨花ちゃんルートの鉄平エンドだった。 あんな風に ハイ終わりましたー って形にしなくても もっとメチャクチャなラストでよかったのにな。 どうせ途中ではトンデモ展開のオンパレードでふざけまくってたんだから。 そして長かった…。 結局ルチーアでの学園生活編がいちばん物語を描けていて面白く、 雛見沢の惨劇とかなんちゃらはハァそうですかという感じで、 作中では 「ルチーアに行きたくない沙都子」が 「大好きな雛見沢にとどまりたい」とこだわってる ストーリーテリングなのに 視聴者からしてみたら いやルチーア見せろよもう雛見沢はいいよっていう 求めてるものの乖離が発生している、 まさにそこんとこでノレなかった。
でも沙都子ちゃんの 「勉強が嫌だ」一本で 動機づけを通したのは楽しかった。 勉強が嫌だでこんなにもやらかしきったキャラは かつてないんじゃないか。 規模というより深度で。
そうえいば調理中に妻がたまたま、 ビルトインコンロの脇に設置された スパイス入れっぽい引き出しを発見した。 言われなければ気づかなかった。 こんなスペースが欲しかったんだよォーと嬉しくなって 食後に揚々と調理用品のお引っ越しを済ませた。
そのあと庭で遊んだ。 ほとんど真っ暗だったが、 椅子のある縁側だけは自動でライトがつく。 妻はナメクジを発見していた。 僕は端っこからうろついてみた。 庭先から眺める夜の部屋の雰囲気が抜群にいい。 この庭をいかしてみたくもなる。
それから数十分、原神をしていた。 妻はスマホをいじくりながらたまにちょっかいをかけてくる。 「なんか幸せだな、こうして何をするでもなく、 きみがゲームしてる横で、たまに邪魔して… これまでこんなことできなかったからなあ、広い部屋いいなあ」 としみじみしていた。
それから、レシピを調べるなどした。 ホットドッグは気合を入れたところで ちょっといい食材を集める程度のことだから問題ない。 だが僕はハンバーガーを作ってみたいとたくらんでいる。 パテは挽肉よりは肩肉などと細かくして牛脂を混ぜ込むといいらしい。 なんとなく不健康そうだからやだな。 やっぱり国産の牛挽肉100%にしとこう。 これにピクルス、ブルーチーズかレッドチェダー、 丁寧に焦げ色をつけた玉ねぎ、種を抜いたトマト、 アボカドを合わせれば相当うまいだろう。 パンズは丸型のパンを二つに割り、 牛肉の脂をやや染み込ませると美味いようだ。 ウーン よだれジュルリ。 休日にやってみよう。
あとハロウィンのケーキについても計画中。 カボチャ主体の橙色で攻めるか、 フランポワーズ主体の赤で攻めるか… チョコレートの黒は…紫芋の紫は… などデザインの方から。 本当は大物よりも 小物をたくさん用意して テーブルいっぱいに広げる形式が理想だけど 大変だし 食べ切らないからな。 パーティーでもするんならやるのだけど。
心惹かれる室内テントを発見した。 暗幕と暖房をかねるという。 たしかにこれなら断熱効果で冬場心強そうだ。 下にフワフワのギャッペを引けば、 ちょっとしたあの…なんていうんだっけモンゴルの… テント式の小屋みたいな…あれを擬似的に再現できそうでもある。 居間が広いから、できてしまうのだ。 金額も2万円と割安。 しまう際には相当コンパクトにたためる。 来客を泊まらすにあたっても面白い。 ただ、クラファン限定の買い物となる。 あと4日で決断しなければならない。 ウーン。 買って使わなかったら悲しいしな。 今はその2万円で買いたいものいろいろあるしな…
寝る直前、 ポリ袋に醤油と生姜ニンニク、コショウを入れて 冷凍鶏もも肉を揉み込んでおいた。 あやうくこの下ごしらえを忘れるところだった。 思い出した途端に動いて、偉い。
就寝は2時近くなった。
| 2021年10月04日(月) |
自己啓発書くらい自分で書け |
5時に起床。眠れない…。 居間に身を移して横たわる。 広い。 きれいだ。 気持い。
豚挽肉、ナスを豆板醤で炒めたもの。 豚挽肉は冷凍もの。 これまで挽肉って 怖いから自分じゃ冷凍してこなかったけど いざ冷凍食品として買ってみると これ便利だなあ… これまで挽肉は毎回翌日に使い切らなくちゃいけなかったから 買いだめできないし余したりするし ちょうどいい量買くのに苦労するし…で悩みのタネだったけど こりゃあいいや。
可燃ごみ6袋分を捨て。 ようやく、次からは落ち着くはずだ。 ごみ地獄に追われる日々も終わり。
20歩歩いて戻ってきたところを 造園業者につかまった。 遅れに遅れていた庭木の剪定がようやく今日から始まる。 その挨拶だったのだが、 朝のばたつく時間につかまりやや辟易した。 こんな時間から始まるのかと驚きつつ よろしくお願いした。
いつも通りトーストを焼き、 さらに今朝はオムレツを作った。 先日の弔問でいただいた品の中に卵があり 今やたらと余っている。 まだ菓子作りする余裕がないから このままだと使い切らないかも知れず こうして消費するわけだ。
食べ終わってから洗濯物を干した。 庭の手入れの都合上、 今日明日は外には干せない。 せめて陽射しのよくあたる窓の前にと干してから、 妻に呼び止められた。 縁側に大きめのカナヘビがいるとの知らせだ。 なるほど、体長が掌くらいに達しようかというサイズで、 実に可愛らしかった。
洗いものをし、シンクをかるく拭き取って、 着替え、こまごましたごみを更に集め、家を出た。
今朝は気分で西荻から出勤。 MY ROADに肉屋JUMPがあるとは… ここにはお世話になるかも。 魚屋もあるし、明日にはお邪魔してみたい。 スーパーのKINOKUNIYAも。 普段はいらんくても ご馳走やるときにゃあ世話になるだろうから。
弁当美味かった。 挽肉が冷凍でも問題ない。 豆板醤とナスが美味い。 あとワカメとシラスのふりかけも試してみたのだけど これがまた大正解だった。
ネット上の話題。 読書の勧めみたいな記事だかツイートが話題になってる。 その中の多くが自己啓発書やビジネス書で、 読書に一家言ある方々が否定的な意見を飛び交わせているようだ。 いやまったく自己啓発書もビジネス書も 価値が無いどころか 悪 と分類したい思いに違いはないのだけれど なんというか 読書家でえす っていうのは 所詮受け身の表明にすぎないというか 自己啓発書を 読め でも 読むな でも フィールドとしてはおんなじだよなというか。
書けよ。 書け。 自己啓発書くらい自分で書け。 あんなもん読むもんでもないし、読むなと叫ぶもんでもない。 自分のために自分で書けよ。 しかしそういう意見はゼーンゼン見なかった。
夕飯は昨日に引き続き、シチュー。 これに冷凍職人のソースカツを。 さらにフレンチドレッシングのサラダ。 帰宅後10分でテキパキと用意。 美味しい。
食べ終えてからすぐ、西友へ繰り出した。 今日こそは5%割引の日なのだ。 今週できればスーパー行く回数減らしたいから そのためにガンバッた。 が、ダメ…! 割引日は2日の土曜だった。 なるほど合点がいった。 割引日は店舗ごとに違う。 僕が土曜日に行った西荻駅前店と 今日行った高井戸東店で それぞれ告知していた割引日を 僕がきれいに取り違えていた。 まぁいいとしよう。まだはじめだ。 学習できた。
妻が居間にいつくようになった。 以前は喫煙の習慣から、 なんらかの作業時も のんびり休憩するにも 自部屋にこもりがちだったのが、 今は休憩しにやってくる。 思えば前居のリビングには彼女の居場所がなかった。 「ここにいられるの楽しい」 と安らいでいる。
どうしてもとねだるから 5分だけマッサージしてやり、 1時頃ごろ就寝した。
フレンチトーストの逆襲。 昨晩仕込んでおいた。 ちゃんとたっぷりの牛乳に卵液を溶かして、 5枚切りの厚切りを浸したもの。 これをたっぷりのバターで焼いてから、 たっぷりの砂糖でキャラメリゼしたバナナソテーを乗せる。 カロリーのおばけだ… ブルベリージャムのヨーグルトとコーンスープを添え。 なんと豪華なモーニング。 本来ならさらにザワークラウトも加わるはずだったが 瓶の蓋が開かなかった。 開けるための便利グッズも見つからなかった…。アウチ。 でも美味しかった。 これで美味しくないわけないもんな。
前居の掃除のため高円寺へ。 どうせクリーニングが入るのだし、 7年住んだから壁紙は張替えとなるし、 最低限は拭いたりなんだりしたから あまり清掃の意味はない。 どちらかといえば、最期を看取る感覚だ。 引越し当日、 僕はからっぽになった部屋を体感したが 妻はしていない。 あとは、残したままの粗大ゴミがある。 翌日が回収日だから 今日のうちに整理しておく必要があった。
高円寺を去ってまだ2週間で、 駅前には懐かしさも何もない。 暑い暑いとへこたれながら着いてみると妻が絶望の声を上げた。 鍵を忘れたらしい。 というのも、ここでドアをか開けるための鍵はあるのだが、 今回は退去の立会をしない都合上、 マスターキーをポストに投函しておく必要があるのだった。 そのマスターキーを忘れてきたらしい。 いかにもありそうな話だ。 こういうミスを咎めたくはないので、 僕が夜にまた来ることにした。 新居からは自転車で30分もかからない。 これだけ気持ちのいい天気だ、 涼しくなった夜はさぞ爽快だろう。 リクライニングチェアは引越し当日に 「ご自由にどうぞ」と書いた紙を貼っておいたが 誰も持って行かなかったようだ。 不良がないことを一言添えても良かったかもしれない。 部屋の中に入ってみると電気がついた。 東京電気は解約済みだから、大家さんだか管理会社によるものだろう。 大仰な掃除道具は持ってきていない。 ウェットティッシュで一部の汚れを拭くなどした。 廊下の床と壁の間の留め板が一つ外れていた。 そういえばそれっぽい板具を引越し後見た覚えがある。 新居に戻ったら確認することにした。 隣の家の蜂の巣は駆除されていた。
結局20分もかけず退散した。 妻は記念に空っぽの部屋の写真を撮っていたが、 家を出て外装をしみじみ眺めてから、 でも外壁塗り替える前までの方がよかったよね、 と最後の最後に悪態をつくものだから笑った。
予定より早く高円寺駅前まで戻ってきたところ、 カラオケ店が開いている。 緊急事態宣言が明けたのだ。 このお店にはさんざん世話になったが、 もうずっと行っていない。 妻をそそのかしてみたところ 勢いづいて入店する運びとなった。 声は全然出なかった。 もとの調子を取り戻すには、 月に1度では足りないだろう。 それでも楽しかった。
三井住友で預金。 600万円。 引越し費用を差し引いても、 各々の貯金を足したら1000万にはなってるはずだ。 しかし共同口座だけではまだ、 家を買う際の頭金には届かない…のだろうか。
妻とは一旦別れた。 彼女の方はなじみの喫茶店で コーヒー豆を買いがてら一休み。 僕はその間に、自転車でスーパーに寄りつつ 先に帰宅して昼飯の準備をする。 帰宅は13時を過ぎた。 突発のカラオケが痛い。 大車輪で米を研ぎ、ごま油少量を入れ、 生姜を切り刻み、長ネギの青部分とともに入れ、 中華だしを入れ、砂糖と塩をもみこんだ鶏もも肉1枚をのせて、 早炊きのスイッチを押した。 その間にパクチーを切り刻み、 醤油とナンプラーとリンゴ酢と砂糖と、 炊飯時入れ忘れたチューブニンニクとともに混ぜて タレをつくった。 妻が帰宅してすぐに食べた。13時45分。 信じられないウマさだった。 きのう何食べた?のシンガポールライス。 幾度となく作ってるけど毎回びっくりする。
妻が買ってくれた部屋着を着てみた。 和服を模した装いで、下は袴。 結びが難しく、一人では着衣できない。 なんとかかんとか着てみても、 今は全身鏡がないから似合ってるかわからない。 妻が写真を撮ってくれたが大笑いしている。 何ごとかかと思ったら写真に写った僕にはもはや胴体がなかった。 痩せすぎなのだ。 締めた帯がコルセットのように胴まわりをスリムにして、 写真の上ではもはや腕くらいの細さくらいしかない。 袴を着こなすにはもうすこし恰幅がいる。 上衣だけの運用が捗りそうだ。 かえって妻のほうが似合っていたが、 こちらは体格上サイズが合わない。 今後は気が向いた休日に着ることにしよう。
掃除機をかけるために みるみる部屋が片付いていく。 気持いい。天気もいいし。 実際掃除機をかけてモノを再配置していってみると、 この部屋の真の姿が現れ始めた。 広いわ。 引くほど広い。 8畳の中心に卓を据え、座布団二枚を配置。 隅にコーヒーテーブル。これは文机のようになっている。 壁際に小さめのゴミ箱。 他には何も置いていない。 気分いい。
夕方、ヨドバシカメラへ電話。 東京ゼロエミッションを申請するにあたり 必要となる書類のうち 家電がリサイクルされた際に受け取っているはずの 引換券とやらが見当たらないから相談した。 こちらとしては、もらってないと主張したい…が、 もしかすると紛失してしまったかもしれない、 再発行かなにかしてもらえないか聞いてみると、 店の控えのコピーならくれるという。 次の週末、買い物を兼ねて店舗まで行くことにした。
夕飯はシチュー。 いつも大量に作ろうとして 結果的に味がやや薄くなってしまうから 今回はほぼレシピ通りの分量にしてみた。 うっまあ… OKマートで買った焼けばいいだけの カジキのバジルオイルソテーもうっまあ。 サラダには 2年ちかく眠っていた自分たちの結婚式の引出物に 用意した鉢をつかった。 なかなか美しい。 今日は3食全部大当たりの飯だった。
食後一息ついてから、前居へ。 やはり夜風は気持ちいい。 ルートが複雑なのだけれど これまでで最もストレートにたどり着き、20分少々しかかからなかった。 留め具を再設置し、 粗大ゴミにシールを張り、 施錠して鍵をポストに入れようとしたところで、 電気がつけっぱなしであることに気がついた。 あぶないあぶない、ともう一度鍵を開け… …たところで、ムチャな姿勢がたたり、鍵を落とした。 暗闇の中。 ゾーッとした。 見つからないなんてことはないだろうが、 しかしたまたま排水口に入ったりなんかしていたら… ほら見ろ1コはすぐ見つかったが もう1コがないぞ…うそ…どこ…汗ダラダラダラダラ 落ち着こう…スマホでライトをつけて… と 正味数十秒の出来事だったけれど スサマジーく焦った。 結局は雑草の陰から見つかった。
帰り道、阿佐ヶ谷周辺で迷った。 あの辺りは道が非常に悪く、 すぐ行き止まりになるし、 直進というものがまずできず、 迂回に次ぐ迂回でやたらうねる道が続く。 しかも道の角度が70度や80度だったり カーブしたりもするから方向感覚が狂いに狂う。 迷子とは違うが 大幅な回り道を強いられたり とんでもない場所に行き着いたりする。 こんなに苛立たしい街はない。 絶対に住みたくない。 店とかの雰囲気はいいところが多いけども…。 結局行きの倍近い時間かけて帰った。
原神一周年記念コンサート。 日本のこの手のゲームは アクティブユーザーにゲーム内で大盤振る舞いするのが常のようだけれど 原神は一周年の大目玉がBGMのコンサート。 いいと思う。 し、それなりに受け入れられているようだ。 そもそもがゲーム内の楽曲すべてオーケストラで収録されている、 音楽への力の入れ込み用は周知されているわけだし。 実際コンサートは浮かれた半端なものではなく、 連中の本気度が伺えた。 中国伝統ぽい曲調と 電子楽器のミックスがめちゃくちゃかっこよかった。
居間が暗い。 荘厳な暗さで気に入って入るが、 間接照明は買うつもりでいる。 試しにピンライトで部屋の隅を照らす遊びをした。 かっちょええ。かえって陰影が強調される。
就寝は2時近くなった。 ここ最近毎日充実して、満足度も高く、 こう気分良く過ごしていると創作意欲がなかなか湧かない。
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