舌の色はピンク
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2021年09月12日(日) 恋文脱稿

今にも降り出しそうな曇り。

卵がないことに気づいて
恒例の休日トーストを諦め
チャチャッとフレンチトーストをこしらえた。
フレンチトーストこそ卵液じゃろがいって怒られそうだけど
以前牛乳に浸すだけでも美味しかったから。
実際今日も美味かった。
バター多めにしちゃえばな。そりゃあな。
ただ浸す時間が本来なら一晩、最低でも30分は欲しいところ、
今回1分しかかけなかったから焼き上がりの具合はさすがに悪かった。


掃除。
カラーボックスを粗大ごみとして処分。
CDの山、山、山。これ全部段ボール詰めっぱなしになんのかな…。
コンポ、一応持ってくけど使う予定ない。


昼飯はぶっかけ。
万能ねぎなし。
でもうまし。

都市のドラマトゥルギーのメモ作成だけガンバッテから家を出た。
自転車で荻窪へ。
荻窪駅のルミネで挨拶品のゼリーを買った。
両隣と向かいの三軒分で三箱。
あと3COINSで、珪藻土のスポンジ台買った。
新居の電気メーター撮影はとどこおりなかった。
ただ位置が高かったから撮るのに苦労した。コレとどこおりか。
帰り道で迷った。
杉並区は道が悪い。
西荻の一区画はキレイな碁盤上で理想的だけど
荻窪阿佐ヶ谷のあたりは非常に入り組んでいて
それでいて案内もあまりない、どころか
今日は案内に嘘をつかれかなり遠回りを強いられた。
むかむかしてたところへ
不運が重なり
カゴから買った物品が落ちたと思ったら
ピンポイントで珪藻土の。
割れた。
使い物にならない。


帰宅してみると
妻が自部屋のブラインドの取り外しに手間取っていた。
カーテンレールを取っ払って取り付けた代物で、
大変おしゃれなのだが
なにぶん窓枠ピッタリのつくりで寸法は変えようがない。
はなっから引っ越しとともに処分する運命だった。
あぁでもないこうでもないと苦戦しつつ
最終的には妻が取り外した。


夕飯はカレー。
牛スネ肉を赤ワインでとことん煮込む。3時間くらい。
玉ねぎは3個分をみじん切りにしてあめ色に。
よく、弱火でじっくり20分とか見かけるけど
いつも中火寄りで50分くらいかかる。
美味いからいいんだけども。
マッシュルームと、今日はニンジンも加えた。
具はそれだけ。
あとはスパイス数種炒めて加えた。
マンゴージュースも。
美味しい…。からうま。
なんか水分多めになっちゃったから
久しぶりに牛乳入れなかった。

ダーウィン。
夜に鳴く虫特集。
今年はとくにめいっぱい鳴いてくれてる虫どもが、
毎夜を快く彩ってくれてる。
番組では、この鳴き声はカンタン、この鳴き声はマツムシ、
とメジャーな鳴き声の何種類かの正体を教えてくれた。
非常に興味は満たされたが、数日もすればあえなく忘れることだろう。


雷電将軍がみるみる強くなっていく。
操作感が気持ちいい。
ダメージ量よりも
ダメージ与えてる感のがもはや大事。


恋文書き終わった。
めちゃめちゃ気持ちいい…。
終盤は頭狂うかと思われたけど
どうにか論法のしっちゃかめっちゃかを実現できたと思う。
正常な手続きを踏んで正常さだけで異常に到着する。
論理的に成立しているように見せて実は破綻しているのに
どこがおかしいのかよくわからず
全体を通して成立させてしまう。
意味がわからないかしょがあるが
説明が抜けているわけではなく
説明をしきったうえでなおわからない…。
論法の手妻。
自分好みのものが仕上がった!
タイトルはラブレターにした。
全文で1万字弱。
天使の話とほとんど同じ。
自分の体感的にちょうどいいボリュームだな。


2021年09月11日(土) 恋文ほぼ完成

曇りときどき雨。
雨といっても
降ってるんだか降ってないんだかの
息も絶え絶えな雨。
洗濯物は外干しにした。


昼飯は大葉のジェノヴェーゼ風パスタ。
冷蔵庫の中身を空っぽにしていってるさなか
生ハム買っても余らすから
中途半端に残ってたベーコンでつくった。
美味かった。


引っ越しに伴い
電気契約を東京電気から東京ガスに切り替えるのだが
引っ越し先の計器の情報を把握していないらしく、
この場合こちらで計器の写真を撮影する必要があるとのこと。
あわよくば不動産屋か管理会社に用意してもらえないか相談するべく
担当営業へ電話してみたが彼自身が数日多忙とのことで
こっちで撮りに行くことになった。
ちょっと面倒だな。


高円寺駅前のコトゴトヘ。
たいへん繁盛していた。
掘り出し物市というイベント中で、
たしかに割安な製品が並んではいた。
しかしいずれにも食指が動かず。
新生活の生活用品および
引っ越し先隣近所の挨拶品でも買えないか目論んでいたが
結局なんも買わんかった。
そっから新高円寺方面へ足を延ばして
雑貨屋マルトへ。
相変わらずの異空間。
ここでも何も買わんかった。
この店は内装と品物が混然一体をなして異空間に化けている。
品物だけ手に取ってみるとその魔法が解けるようだ。


ネットスーパー初利用。
情報を比較していってみたところ
Amazonフレッシュの評価が高いのだが
僕はAmazonが大きらいなので
楽天西友スーパーにした。
楽天も敵っちゃあ敵なのだが
本質的には憎む対象ではないから今回は利用する。
がお届け指定が4日後までだった。
引っ越し後即届くように、木曜日にまた手続きをすることになる。


夕飯はアジ。
大振りの立派なアジをおろしてなめろうにした。
高野豆腐、たくあん、味噌汁と合わせてザ・和食。
ご飯が進むって幸せだ。


恋文がラスト以外書きあがった。
ラストはまた論法の話となるから難しい。
他のとこは今回、割と好き勝手書けてただ面白かったのだけど。
論法のところは、常識と非常識、
理論と屁理屈を織り交ぜながら
整合性を確保しつつ狂わせていく微妙な加工が要されるので…
頭も使うし時間も使う。
ややこしー。

そんな記述をしているときばかりはシングルタスクになる。
だいたいなんでもマルチでこなせる自信はあるんだけども。
物語を書くにはまずダイブして…ふかく潜り込まないといけない。
そこに今日は妻がやってきて、ガチャさせろという。
原神のピップアップ、雷電将軍は残り10日を切っているが
もう間に合いそうにない事情を伝えると、課金をほのめかす。
これまでは月額制微課金でちまちまやってきたが、
今回のそれは単発の課金となるから尻込みした。
しかし妻も強情で、私が金を出すから引いてしまえという。
僕もここまできたらキャラはほしいところだから要求を呑み、
3700円のうち1000円だけ妻に支払わせて20余連引かせた。
果たして、最後の引きで当ててくれた。
嬉しかったがキャラを動かすのもそこそこに、原稿に戻った。
やはりあの課金はよくない。順序が逆になる。
ゲームして得られる報酬で楽しんでいきたい。
ただ原神は当初の予定を大幅に超えて楽しめており、
都合9ヵ月にわたってプレイできているから、
製作側に金を還元するという機会としてはちょうどよかったのかも。

あぁあと、目当てのキャラが引けた瞬間の画像、
Twitterに挙げる人なんかいるようだけど、
ちょっと気持ちはわかった。
いや画像保存すらしようとは思わんけど。
金かけた分経過と結果を物語化したくなるのだな。


妻と夜散歩した。
深夜でどこにも入らないからノーマスク。
川べりをただ歩くだけ。
十数匹の鴨が並んでいるのをのんびり見たりした。
途中でどこからかネズミが現れ、明後日の方向へ走っていった。

この川べりを妻と何度歩いたことだろう…。
まぁそれ以上に一人で自転車走らせた機会のが断然多いわけだけど。
夕暮れの空がキレイに見える絶好のスポットだった。

帰宅を一度逃して遠回りをして、一度は花火をしたこともある公園に立ち寄った。
ハクビシンらしき四足獣を見かけたが、あえなく見失ってしまった。
でもハクビシンぽく見えなかった、タヌキぽかったと妻は言った。

夜風が気持ちよく、虫の鳴き声も気持ちよく、
気持ちいいづくしの良い散歩だった。
新居でもそんな時間を過ごせたらと願う。


2021年09月10日(金) 奪われた青春を返せ?

晴れ。
ほどよく涼しい。晩夏と初秋の間。なんていうんだろ。


弁当はナシゴレン。具はなし。
冷蔵庫の中身は順調に減ってってる。
目玉焼きを添えた。
昨日の筑前煮も少しだけ。


コロナの影響で学生生活を満喫できていない若者世代が
不憫で不憫で仕方ない。
その一方で、
コロナに奪われた私たちの青春を返せ、
みたいなフレーズに違和感を覚えもする。
文句の宛先についてはとりあえずいいとして、
ここで気になるのは、
“本来あったはずの”という感覚だ。
その”本来”を保証する根拠などないはずであるのに、
平和な時代にあっては
予想できる明日とか未来が常に所与のものと扱われて、
自己の努力とはかけ離れた扱いを受けている。
この感覚は幼稚そのもの。
どうにか克服しておかないと、
「先生」とか「学校」とか「会社」とか「政府」とかにも
無限性を適用させてしまう。
無尽蔵に与えられることが当たり前で、
与えられなければ即座に悪感情が湧き、
後から理屈を合成させていくという…。
もうさいあく。

今日の日記あまり書くことがないなぁと思ったときに、
そういえばニュースでこんな話見たな、
それにだったら意見があるぞ…
と記述できてしまうことは多い。
有象無象がSNSでコメンテーター化していくわけだな。
自身に依拠する話題がないやつはニュース大好きだ。
話題、話題、話題。
話題が不当に価値化されている。


夕飯は中トロのブツと筑前煮。
醤油がなくなった。
買うべきか、否か…。むつかしい…。
でも買っとくか…。
替えがきかないからな。しかたねー。


引っ越し前日と当日のスケジュール立てている。
かなり忙しそうだ。


2021年09月09日(木)

雨。やや強め。
もはや寒い。
濡れた足元が冷たい。


妻の弁当は牛丼風。
生姜ニンニクを油で炒めて
玉ねぎと牛肉も炒めて
みりん、醤油、めんつゆ、コショウ。
ちょっと濃かったかも。
僕はインドカレーを食べに行った。
東京の感染者数は11日連続で前の週を下回る減少傾向にあり
これは8月に集中していた増加要因からようやく離れつつあるのと
全世代に行き渡りつつあるワクチン効果だと思うけど
今もってなお
週に一度一人で飲食店に入る、程度ですら抵抗ある。
この減少傾向に安心した連中が
また増加の数値と化していくのは目に見えてるしな。


夕飯は筑前煮にした。
冷蔵庫内のタケノコを消費したいから、と、
お外が寒いから。
しかし寒いのは朝だけで夕飯時はほのかな蒸し暑さがあった。
結局食べたいから作るのだ。
干し椎茸はレンジでもどしておいて、
コンニャクは小鍋でアクをとる。
フライパンにごま油引いたら鶏もも肉焼いて、
ニンジン、タケノコを加えて炒め、
ゴボウを笹がきにして加える。
干し椎茸を汁ごと入れる。
コンニャクも入れて、みりん、醤油、めんつゆを足し、
20分くらい煮たらできあがり。
今日は余り物消費のため、もう一品。
ベーコンをカリカリに焼いて
染みだした脂でジャガイモを皮ごと焼いて塩、ブラックペッパー。
茹で鶏のサラダも添えて、ご飯は少なめ。
ウマいウマい。

空手バカ一代、観るペースは落ちてるのに
容赦なく毎週2回分放映してるからドンドン溜まってく。
今回はアメリカ編第二回。
巨体プロレスラーをとっちめた直後
背後から観客の老婦人に傘で刺され重傷を負う飛鳥拳。
ここにきて強さランキング上位にまさかの老婦人がランクイン。
しかし飛鳥拳が反射的に振り上げた腕にぶつかって気絶。
レディーファーストの国で!とかいって
ますます観客の痛罵が増していき
暴動が起きかねない事態に警察が乱入。
無事保護されて命からがらホテルへ着いたものの
すでに血気盛んなアメリカ人にホテル前を囲まれ絶体絶命、次回へ…。
どうなるんだろう…。





2021年09月08日(水) 音楽の力とフィールド

晴れのち雨。
朝の清涼感は一年通して随一。


弁当は昨日担々麺用にこしらえた中華挽肉。
カボチャの素揚げ。サニーレタス。玉ねぎ酢漬け。茹でたニンジン。
食べる前まではウーン今日は手抜き弁当なんだよなァーというつもりでいたけど
食べ始めてみると美味い。


フジロックで一部のバンドが政治批判していたそうだけど
また一方でイベント開催にあたっては
国から助成金を頂戴していたらしく、
この点が非難…というか嘲笑の的になってる件について
考えてみている。
まず直感的にダッセエなァと感じ、
そしてそれが全てだと思い至った。

助成金もらってんじゃないか云々というのは、
実際にはそれなりの事情はあると斟酌できるんですね。
蓋を開けてみれば、あぁそういうことだったのね、という。
納得できるだけの理屈が。

しかしまた、音楽で何かを訴えかけるというのは、
理屈だとか地位だとか学だとか
正当性だとか因果関係だとかいった面倒事を
一切合切すっ飛ばして戦えてしまうわけで、
だったら都合よく土俵から降りたり入ったりせず
ちゃんとそのフィールドで勝負し続けてね、
って話にもなる。
「実はこれこれこうで〜」
なんて理屈に耳を傾ける気にはなれない。
直感的にダセェなと思ったらそれが全て。
その嘲りがひっくり返ることがあるとしたら、
それこそ音楽によってでしかかなわない。


夕飯はサンマ。
テレビでは
ここ数年サンマの漁獲量は低減していて
とくに今年は激減、もはや高級魚扱いになる…
と一ヶ月ほど前報道してたけど
ユータカラヤでは北海道産が二尾で380円。
見た瞬間
アこれ絶対食べたい…
その思いで頭がいっぱいになって迷わず手にとって
カゴに大根も加えたのが昨日のこと。
昨日の自分を褒めてやりたい…。
大根おろしにはポン酢。
味噌汁とたくあんをつければスバらしい秋の風情。
でも正直感激はなかったな。
毎年サンマで一回は、最高の秋の日をやってる。
引っ越してからまた試してみようかしら。

魚はもっぱらフライパンで焼くようになったから
魚焼きグリル使わんと思ってたけど
サンマのときだけは使う。
本当は七輪がいい。
新居は庭が広いから
置こうと思えば七輪置けてしまうけれど
火の気と煙が問題だ、
やんない方が無難だからたぶんやんない。
夢なんだけどな。
庭と縁側と七輪は。
漫画『大正野郎』で描かれていた感じの。


恋文8割がた書けた。
細かいとこちょろちょろ遂行するのと、あとはラストだな…。
それとタイトル…。

現時点の原稿を妻に読ませてみたところ好反応。
これまでに僕が書いてきたものの中では
最も好みだそうだ。
画がきれいだ、というコメントを頂戴した。
恐るべき女たちが襲撃へと向かう夜の場面だ。
僕も気に入っている。
サッと書いた描写の短い文だったが、
妻としては、ここはもう少し長くしてもいい、
というかしっかり描写されたものとして読みたい、
とのことだった。
あとは語り手がうざいと。
それはそう思う、まだるっこしさといい面倒臭さといい、
僕のそういう部分がしゃんと投影されている。…。


2021年09月07日(火) ひとんちいとおしい

晴れ!
晴れ晴れしい晴れ。
9月の最高の晴れ。ほまれ。


出勤を前に区役所へ転出届を出そうと
8時の開庁に合わせたつもりで
起床は6時半、雑事と弁当作りを済ませて家を出て
たどり着いてみると受付は8時半からだったっていう。
勘違いでした。
役所前でのんびり待ってると8時15分に開いた。
必要書類の記入まではさせてくれて助かった。
8時30分きっかりに窓口が開き、
すぐに受け付けてもらって8時45分には手続きが終わった。
そのまま出勤してみるといつもより15分ほど早い。
初秋の最高の涼しさのなかをゆったり歩くなどした。


弁当は鶏ももニンジン玉ねぎ豆板醤炒め。
オイスターソースとみりんが尽きかけている。
あと10日で使い切るのが理想だけど間に合うかな…


今日もまた会社を辞める際に発生するであろう
上司との口論を想像してみていた。
すると過去現在未来にわたる鬱憤が炸裂して、
どうにもむかむかしてしまい、
その怒りを仕事にぶつけた。
皮肉なことに、怒りを仕事にぶつけると
平時より早く片付いていく。
フキゲンは表に一切出してないから
周りからしてみてもただ
早いなあ
と思われるだけでデメリットがない。皮肉だ。


夕飯は担々麺。
ごま油で豆板醤、長ネギ、タケノコ、干し椎茸、挽肉を
順々に炒めていき、オイスターソースと塩コショウ、醤油で味付け。
担々麺自体は茹でれば済むものだから、
スープに麺を入れたら挽肉をたっぷりのせて、
かるく茹でたチンゲンサイを添える。


新居に人を招いたら…を想像してみて、
そういえばもう友達を家に招いても
自分が友達の家に行っても
することないよなあと思った。
というより求めてるものが違うのだ。
楽しい時間を過ごしたいわけじゃない、
充実した時間を過ごしたいのだ。
それは例えば、電気を消して目を開けて、
誰と話してるわけでもないけれど
誰ともなく暇そうにゆっくり鼻歌を歌いだす、そういう時間だ。
これから何度でも人を招いて、あるいは招かれて、
美味しいものを食べたり談笑したり、
工作したりゲームしたり勝負したり、
そういう時間はあるだろう。
でも僕は、何がしたいわけじゃない、
そういう目的意識あって集まりたいんじゃない。
ただある時間を過ごしたい。

自分にとって部屋ってなんだろうと改めて考えだしてみると、
ひとんちが原風景になってると再認識した。
狂ったようにひとんちに行ってた少年時代、
その一つひとつが今はいとおしい。
僕にとっての

のヒントはここにある。


2021年09月06日(月) 所詮ネットは

くもももも。
昨夜時点では午前中は降ってると
もっぱらの噂だったけど
のがれた。
降ってない。
気分いいぜ。


車内で隣り合った中年がマスクずらして鼻露出させっぱなしだった。
睨みつけるか注意促してやろうかと思案巡らせたけど
しかしマスクを被りきれない正当な理由付けだってある人にはあるしな…
だいいち強制できるほどの裏付けも執行権もないわけだし…
と理性が働き何もできなかった。
九分九厘本人の身勝手だとは思うけど。
彼はずっとヤンキー漫画読んでた。


弁当はステーキ。
レアッレアに仕上げる焼入れは
どうやら妻好みではないらしく
噛みちぎりやすい程度のギリギリレアを今日は目指してみた。
中身がほんのり赤い程度の。
うん美味かった。


妻の知り合いから久しぶりに連絡が入った。
読書会のメンバーということになるのか、
しかし恩人と読んでいい人だろう。
いまは文芸サークルの仲間という関係のようで、
彼自身は小さいながら出版社を切り盛りしている。
なんでもこの度、これまで縁のなかった漫画出版物を扱うとのことで、
ノウハウがないからと、僕を頼ってくれているのだ。光栄なことだ。
9月はかなり忙しい予定だけれども、
僕からしてみても恩人と勝手に思っているから報いたい。


夕飯は今日も肉じゃが。
昨日の残りだから量は少ない。
刺し身もない…。
サラダ、たくあんを添えて勘弁してもらう。
しかし美味かった。
お外が涼しいから肉じゃがの美味いこと。


椿について調べた。
本当は図書館行って調べ倒したい。
ネットじゃ大した情報知れないんだよな。
しょせんな。ハッ!


2021年09月05日(日) 最後のDORAMA

久しぶりに遅く起きた。9時10分。
昨晩強まっていた雨があがって、
弱弱しくとも晴れ間まで見せてくれた空に感激し、
洗濯物の一部を外干しした。

昼はうどん。
僕は卵とキムチで、
妻の方は大根おろしを添えたぶっかけで。
ここ数日肌寒かったから温かいうどんにしたものの
今日はぶっかけの方が正解だったな。

ドラッグストアで一品買うためだけに15人くらいの並びに加わった。
スーパーの方も激混み。
ほんとう、混みさえしなければ好きなのにな、スーパーは。
まぁよくある話、
混んでるうーとか文句垂れてる自分自身が
混んでる状態の一部であるのだから
そこんとこはしゃんと意識しとこ。


Wimaxがろくに使い物にならない。
なんだこれ。
もう何年も悩まされてるけど、なんだこれ。
いい加減やめるわ、と我慢しきれなくなったところへ、
新サービス新製品に乗り換えてもらえれば
今より早くて安定しますよみたいに謳う案内を信じて
契約更新したのが去年のことだ。
相変わらずどころかカスみたいな回線だ。
遅いだけならまだしも途切れる。
屋内はほとんど絶望的。
半屋内みたいな場所でもダメだし。
本当はおもいっきりクレームいれたいけど
電話口のソレ対応員にぐちぐちいっても仕方ないし。
「本当は上の連中を叱責したいのに
構造上届かないようになってる」
「はじめからクレームは織り込み済で経営してる」
という商売が本当に醜い。醜い。
違約金何万が惜しいからなんとか我慢してるが
もう二度とDTIには申し込むまい。


バター消費したくてカボチャのパウンドつくった。
無塩バター50gは細かく切っておいて常温に。
全卵2コ分も小ボウルにあけて溶いておき、常温に。
薄力粉100gとベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
カボチャの黄身150gをラップして4分ほど電子レンジで温め、
熱々の状態からスプーンで潰しペースト状にしたら、
生クリーム25gとハチミツ10gを加えてよく練る。
ボウルに入れたバターを泡立て器ですり混ぜ、
グラニュー糖50g分を3回に分けて加える。
よおっく混ぜたらカボチャペーストを加えてさらに混ぜる。
オーブンを170度で予熱。
全卵を3回に分けて加えてその都度よく混ぜる。
粉類を加えてゴムベラでさっくり混ぜる。
型に流し込んで、オーブンで42分間焼成。
水分多め、しっっっっとりウマウマ。


夜は肉じゃが。
なんか食べたくなった。
うちのはみりんでやや甘めの味付け。
醤油はすくなめ、めんつゆはたっぷり。
豚バラ肉をゴマ油で炒めてるから味はなかなか濃い。
美味しい。
さらにまたカツオ買ってしまった。
安いわ美味いわ栄養豊富だわ…
基本的には健康における栄養素はもはや引き算と思ってるので
何を摂るかより
何を摂らないかだけ考えてればいいと思ってるんだけども
意識しないと摂りにくい一部の栄養素は別勘定。
カツオは全面的に強いから積極的に食べていきたい、
でも美味しく食べられない…というのがネックだっただけに、
こうやって美味しく食べられるようになったのはでかい。


映画借りてきた。
すっかりペースは落ちたものの
この7年高円寺DORAMA店で何百回DVDを借りてきたろうか。
売り場で悩みまくるから店舗滞在時間も何百時間にいたってるだろう。
しかしとうとう、DVDを借りるのはきっとこれでラストだ。
そんな思いで会計しようとしてみたら
会員カードが割れてるので取り替えますね、と。
…割れてるのは2年ほど前からで、そのままずっと会計してきたのが、
今このタイミングで取り替えられるとは。
この瞬間に
なんだかこれまでの月日が思い返されてちょっとグッときた。
いや実際は、本を買いにまだ訪れるわけだけど。

見たのは「オマールの壁」。
ヒロインがブスだった。
いや顔の造形は別にそう気にならないはずなんだけど
イイ女の位置づけで
実際イイ女の雰囲気と容姿ではあって
しかし表情によってそれが崩れるという。
しかも僕の大嫌いな、首を振りながら話す芝居をする。
そして劇中でもろくな立ち回りをしない…。
画面に出てくるたびに不快になってしかたなかった。
脚本はかなりよかった。
パレスチナを舞台に、イスラエル政府に楯突く主人公勢と、
その組織内での裏切りや裏切り者が取りざたされ続ける、
事態の詳細が知れないまま話が進んでいく嫌あな感じ。
映像もよかった。
パレスチナの街並み素晴らしい。
よくぞあの街中を走らせてくれた。


2021年09月04日(土) まつり

雨えぇ。
ふええぇ。


引っ越しを前にして数々の小物大物がずこずこ届く。
のきなみ妻が買ってる。
あとで折半する。
引っ越しを前にして部屋に物が増えていく。


図書館で「ずる うそとごまかしの行動経済学」を返し、
「都市のドラマトゥルギー」はもう一度借りた。
前者はあまり面白くなかったけど
ごまかし…というか自己正当化への感度は高まったからよしとする。
後者はすごい面白い。買いたいけど売ってないな。
野方図書館ほんとお世話になったけど、
これでもうあとは今日借りなおした一冊を返すのみで、お別れだ。
来ようと思えばいつでも来れるけど
わざわざはきっと来ないだろう。

リサイクル図書で
イベント学、という本を入手した。
イベント、催事、行事、祭り、式典、宴、
今はそういったものに興味がある。
街への興味からまちづくり、都市開発、都市論へと
何年かかけて興味が広がっていき、
つまるところ街、都市は人の集まりを細胞とする組織であるという
認識が固まるにつれ、
その"場"における具体性、発露、述語こそが
「祭り」だという考えにいたった。
一人では祭りはできないからね。
…と書きながら、だからこそ一人きりで成立する祭り、
というのも、主題にしがいがある気がしてきた。


昼飯は炒飯。
敢えて残しておいたニラを加えて。
実に合う。
今日は塩コショウだけでしか味付けしてないのに
こんなにってくらい美味しい。

夜はウニのクリームパスタにした。手軽に粒ウニで。
麺を茹でている間に、
オリーブオイルでニンニクとベーコンと玉ねぎを炒めておいて、
最後に粒ウニも加えてから生クリームと牛乳をドパッと。
麺が茹で上がったらフライパンで一緒に合えて、
皿に盛ったら卵黄と粒ウニを上にのせる。
まぁ…美味かった。
これならしっかりつくったカルボナーラのが美味しい気もするけど…
まぁ…美味かった。


原神、雷電将軍はなかなか出ない。
ストーリーはよかった。
摩耗する先生とは違うアプローチで…のくだりがいい。
あと沙羅さんが抜けててよかった。


2021年09月03日(金) パラへの感動

がっつり雨。肌寒い。でも蒸す。
この悪天候が過ぎた来週か再来週、
モノスゴイ気持ちいい9月が訪れる予感がある。


弁当は冷凍してた鶏団子と常備菜のアサリ佃煮。
地味だけど美味しい。地味だけど。美味しいよ…。

仕事は大きめの仕様変革が予定され、
その検証と新たなワークフローのとりまとめが必要となり、
今日か来週にかけては退屈しなさそう。
おおざっぱにいっちゃえば、業務からまるっと手間が減る。
しかしそのぶん単価落ちるんでないかな。
そーすっと部署の立場が弱まる。今となってはどうでもいいが…。


夕飯は昨日買っといたトンカツ。
レンチンではなくフライパンで熱する。
おのれの油っ気でな。
これにキャベツ。
それとは別にトマト、鶏胸肉のサラダ。


案の定つうか
雨ざらしにしておいた木板は
すっかり強度が下がって
おもいきししなるようになって
割れない。
一回晴れて乾いちまえば割れると思うんだけどな、
週末も晴れなさそうだ。


パラリンピック、意識して観てるわけでもないけど
NHKだから気づくとテレビ画面に映し出されていて
なんだかんだでちょいちょい観てる。
でその度にカッチョエーと惚れ込んだり、感動してしまう。
もともとスポーツ観戦興味ないし、
人によっては
「普段は興味示さないくせに、そういうときばっかり
感動とかいって、都合いいよね」
と詰りもするだろう。
が、
“そのつもりはなかったがたまたま目に入ったら
思いのほか楽しめて感動までしてしまった”
これこそ純度の高い感動なんじゃないの?
応援しようと思って張り付いて観てるより。
感動しようと思って感動してるより。
いやそんな比較自体どうでもいいか。
どうあれ非難されるもんじゃないと思った。


ラブレターの話、
かなり面白くなってる…面白い実感がある。
持ち前の主題をイッコ、ネタとして使うことにした。
ネタは主題になりえないけれど、
主題はダウングレードしてネタに落とし込める。
ちょっともったいないとはいえ、
ネタはより高次元にあたる主題の全てを表現しえないから
主題は主題でまた使えるってなもんよ。

でも長くするほど面白いよなあこれ…
天使の遅延証明よりちょっと長いくらいになるかな。
「ある特定の相手」に充てながら、
それが誰であるのか書き手にもわかっていない、
しかしその人と両思いであることは確定しているラブレターの話。


れどれ |MAIL