舌の色はピンク
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2021年08月29日(日) 引っ越し準備

曇り。
トースト食ってテキパキ準備して家を出た。

自転車で西荻へ。
TSUTAYA西荻店はサウンドレンタル持続していてびっくり。
しかし今月いっぱいまでだった。
まあ、しかたないか…。
昔TSUTAYAでバイトしていたときはサウンド担当でした。
いまどきレンタルCDというのは、まあ、なあ…。
検索機を頼ればDVDの取り寄せしてくれるというのは嬉しい。
洋画鑑賞がはかどる!


で引っ越し先へ。妻と合流。
今回は細かいところまで採寸していった。
火災報知機は6コあることを確認。
前日バルサン焚く際にはすべてをふさぐ必要がある。
コンセント位置と数を調べ、家具の配置の算段を立てた。
隣近所への挨拶は2軒分でよさそうだ。
ゴミ収集の曜日も把握。
それなりにスムーズにいった。


バスと電車を伝い帰る妻と別れ、
僕は新居近くの図書館に行った。
自転車で4分ほどだから今より行きやすい。
そして好みの図書館だった。
ここに通い詰める日々を思うとわくわくする。


やや道に迷いながら帰宅。
ちゃっちゃとナポリタン。
麺を茹でている間に
サラダ油で玉ねぎ炒めてピーマン炒めて
ニンジン炒めてウインナー炒めて
ケチャップ、ウスターソース、ちょっとだけ醤油入れて
水分飛ばしていって
きもち早めに引き上げた麺を絡める。
味見してちょっと塩足してコショウ振ってできあがり。
うんまぁまぁ美味い。
ナポリタンが劇的に美味いなんてこたあないからこれでいい。
まぁまぁ美味い。


午後、ちょっとゆっくりしてからまた外出。
木材は割っていけば通常の可燃ごみでだせるからと、
公園で次々に割っていった。
その公園は3段階の奥行きがあって、
はじめの入り口付近に小鳥の死体があり蠅が群がっていた。
不気味なのでその奥へ進むと、今度は鳩くらいの大きさの鳥の死体。
やはり、虫などが群がっていた。
しかたなく最も奥の広場まで行くと、
そこにはトイレから煙草をくわえて出てくるオッサンの姿ひとつ。
童話みたいだったな。したいじゃなくてよかった。
板は踏み抜くと強烈な音がした。
破裂音。
バキイ!じゃなくて、パアン!
これまで在宅中に外から発砲音みたいな音が聞こえたとき、
いやさすがにタイヤのパンクあたりだろうと決めつけていたが、
連続して音が発生することもあり不可解だった。
なるほど、こういう可能性もあるのか。
一つの知見を得た。


古本…というか漫画の処分もした。
30冊ほどのうち値が付いた漫画が3冊。1冊5円。
15円のために手続きするのもな…と尻込み、
全部まとめて引き取ってもらうことにした。


引っ越し業者へ連絡。
梱包作業は午前中から始まり、夕方までかかるらしい。
そりゃそうか。
しかし大丈夫かな。18日、かなり忙しい。
引っ越し自体は6時間程度が見込まれるとのこと。
荷物が見積時よりそこそこ増えてもいいというのは助かった。


夕飯は生春巻き。
アサリの佃煮。
サラダは豚しゃぶ風にした。
大根の味噌汁をつけ忘れた。
19時半ぴったりにできあがる理想のスケジュールを実現したのに
ダーウィンはパラリンピックにくわれて放映なし。
だらだらと鉄腕DASHを観た。
震災以来手つかずだったDASH村に訪れていた。
たいへんなことしてたんだな。


ラブレターの話ちょっと進めた。
タイトルが思いつけば全体の方向性がもっと見えてくるのだけど…。


2021年08月28日(土) 冷蔵庫3倍

晴れ。
トースト食べた後妻が現住居管理会社に退去申請の電話。
退去を申し込んでから40日間は家賃が発生してしまうらしい。
引っ越し予定日は9/19日。家賃は10/6まで発生。
一日あたり4500円どぶに捨てることになる。かなりへこんだ。


昼飯は冷やし中華。
ちゃんと器も冷やしていただく。
冷やし中華はしっかり冷やしてるほど美味しい。


正午に家を出て銀行へ。
来月には共同口座が600万になる。
苦労している実感はないのによくもまぁ貯まるものだ。

さっさか吉祥寺のヨドバシへ。
洗濯機はまぁこれでいいかという製品が見つかった。
はじめに案内してくれた男性店員は発声が受け付けられなかった。
次に案内してくれた恰幅のいいお姉さんはできそうな人で、
口振りにいっさい不快感がない。
不快感がないというと偉そうだけれどもなかなか稀有なことだ。
話がまぁまぁ進んできたあと、
引っ越しするならば光回線も同時に申し込んでくれればとお決まりの案内。
よくよく聞いてみるとお得、…なのはどこのキャンペーンもそうだから、
それだけならお断りするのだが、
よそのキャンペーンに見劣りしない内容で、
今回手続きを一括化できるのはおいしい。
それなりに頭の中でそろばんを弾いて、申し込むことにした。
ただし光回線はもともと妻がWimaxから乗り換えたいと目論んでいたから、
これは妻名義となる。
冷蔵庫は随分なやんだ。
もともと予算20万円内のつもりで来たものの、
デザインにうるさい妻のお眼鏡にかなう製品がない。
いや一つだけあるにはあった。
が34万円する。
容量も極端に多い。
今使っている冷蔵庫が小さいとはいえ、
その3.5倍だ。
かなり悩んだが、結局は、長く使うつもりで許諾した。

光回線を引くためのプランにあたって
引っ越し先に地デジアンテナが設置されているかが問題となるが
僕らはそこまで把握しておらず
不動産会社に連絡を入れると担当者は16時過ぎまで戻ってこないとのことだった。
まさかアンテナがないのにその旨を伝えてないなんて、
にわかには考えづらかったがその担当者への不信感はある。
また、ヨドバシ店員が住所からストリートビューで確認してみたところ、
設置されているようには見えないとの推測を立てていた。
いったんは店を出て、休憩がてら担当者の戻りを待つことにした。

妻が気に入っているカフェは縮小営業中で、
17時までは空かないようだった。
僕らの後にも続々と若者が店先へ訪れてはすごすご帰っていった。
ずいぶんな人気店だ。
今日は異様に暑く、
また多くのカフェの類がコロナ禍で席数を減らしており、
あるいは休業していて、
その上最も込み合う時間帯とくれば、
そうそう入店できるものでもない。
やむをえずkirarinaに入り、7階のカフェまで行ってみた。
やはり並んでいる。
が5階の方のケーキ屋には数分待っただけで入れた。
ケーキ屋というよりタルト専門店で、
何年も前から店頭の美しいタルト姿にあこがれていたものだ。
だが正直なところあまり美味しくはなかった。
苺ソースがジャムのようでヘンに甘く、馴染んでいない。
カスタードは他の味に負けている。
そもそもタルトがパイ生地だ。
自分で作った方がずっと美味しかった。
こけおどしだね、と妻は表現した。

不動産担当者からの電話によれば、
地デジアンテナは設置されているらしい。
また、明日の内見の予約を取りつけた。
店を出てまたヨドバシへ。
冷蔵庫について先ほどの店員さんに値切りを迫ると、
2万円の減額に応じてくれた。
さらにこの製品なら、
冷蔵庫買い替えに伴う東京都からのサービスで、
手続きをすれば2万円の商品券がいただけるらしい。
その上ヨドバシのカードをクレジット付きにすれば
さらに1万円の値引きと、3000円分のポイントが入る。
一通りの説明を聞き、納得できるまで質問をして、
これにも申し込むことにした。
冷蔵庫は31万円、洗濯機は9万円で、合計40万円。
ただし冷蔵庫の方は延長保証料として1万5千円加算。
実際にはポイント使用によって支払額はもっと低かったが、
なかなか大きい買い物をした。

ただ手続きはかなり大変だった。
1時間半はかかったろうか。
リサイクル品引き取りの手続き、
洗濯機配送と設置の手続き、
冷蔵庫配送と設置の手続き、
光回線プランの手続き、
光回線工事の手続き、
光回線契約の説明、
ヨドバシクレジットの手続き…。
このクレジットの手続きが最も手間取った。
妻はもともと婚姻により名字が変わる制度には反対していて、
結婚してから実生活の上で不都合が重なっているからなおさらだったところへ、
このクレジット関係の手続きというやつはとことん、
その手の名前の登録でいじめてくる。
妻は日本の制度に、
僕はクレジットカードの構造に、
それぞれ強く苛立っていた。

それでも目の前の人の人柄には救われる。
仮クレジットカード発行手続きカウンターのお姉さんは、
憤りを隠せない妻を前に、
わかります、私も同じでしたと笑顔で対応してくれていた。
この先の客にもその笑顔を向け続けてほしいと思った。


くたくたにくたびれて高円寺へ。
ちゃっちゃとスーパーで買い物を済ませ、
家へ帰る道すがら、さっき僕はウソをついてしまったと妻に白状した。
というのも、
億劫な手続きを進めながらヨドバシの店員さんに、
冷蔵庫の買い替えが嬉しいという話をしてみたところ
大きい冷蔵庫の魅力を自分の経験をもとに語ってくれたのだが、
「肉のドリップがなくなるんですよ」
とのコメントに対し
あれ困りますよね的な返答を僕はした。
だが実際には、今の冷蔵庫はあんまり小さいから、
基本的に肉は買ったその日に使う。
つまり日が経ってドリップが生じることはなかった。
困りますよねも何もない。
かわいそうに、と妻は笑った。


夕飯は彩野菜と鶏団子の中華風あんかけ。
中華風といいながら中華だし入れるのを忘れた。
でもじゅうぶん美味かった。
高野豆腐も入れた。まぁ…ありかな。


その後、夫婦それぞれ引っ越し関連のやるべきことをまとめた。
面倒だけれど多分今日明日がもっとも面倒で、
ここさえ凌げばあとは引っ越し直前まではそう大変でもないと思うとがんばれる。


2021年08月27日(金) ゴミ捨ての思い出

晴れ。
身体を内部から灼きつくすモノスゴイような蒸し暑さ。
昨日からずっと、周囲の空間ごと火照ってる。


弁当は昨日冷凍しておいたハンバーグ。
弁当だから大根おろしも万能ねぎものせられないが
(のせてもいいのか? しらん)
声をあげたくなるほど美味かった。


ちょっと思い出したこと。
小学生の頃住んでいたマンションに幼なじみがいた。双子の。
彼らはそのマンションの大家の息子だったけれど、
なにかにつけ僕のほうがリーダー格だった。
彼らはあまり出来のいい方ではなく、
比べると僕は品行方正なイメージを
大人たちにももってもらっていた。
全体的に信用があった。

小3くらいのある日、僕は母親から、
ゴミ出しをしておくよう遣わされた。
その朝、僕は戸惑っていた。
ゴミの出し方がわからない。
ゴミは手に持っている。
それをどこへ、どうしたらいいのかわからない。
呆然と立ち尽くした末、
隣のアサヒさんという老夫婦が住む部屋の前にゴミを置いて、
そのまま逃げるように登校してしまった。

学校から帰ってみるとマンションでちょっとした騒ぎになっていた。
アサヒさんの部屋の前にゴミを置いたのは誰だ。
僕は遠巻きに眺めていた。
当の被害者にあたるアサヒさんより、
大家である幼なじみ二人の母親が猛烈に怒っていた。
彼女は自分の息子を責め立てていた。
「アンタたちがやったんでしょう!!」
二人は、知らない、やってないと言い張った。
当たり前だ。犯人は僕なのだ。
しかし、名乗り出れなかった。
「じゃあ誰がやったっていうの!」
二人は泣きそうになりながら、
おそらく僕の名前を出したのだろう。
「あの子がこんなことするはずないでしょ!」
とすさまじい剣幕で一層怒られていた。
僕は早くこの場が収束することだけを願い、
結局黙り続けていた。

この一件の真相が明るみに出ることはなかった。
僕は誰にも明かさなかったし、
双子ともその後なにくわぬ顔で遊び続けた。
でも、ずうっと、僕の心には暗い影があった。
あの場で名乗り出れなかった。
あの場で名乗り出なかった。
あの場を過ぎても打ち明けなかった。
結局自分は汚い人間なんだ、と、ことあるごとに思い返された。

20代も半ばを過ぎてからようやく、
小学生のころこんなことがあってね、と
この一件を人に語れるようになった。
自分の中で最もといえるくらい恥ずかしい、
醜い自分をさらけ出すエピソードだ。
年齢で容赦してもらうにしても躊躇いがあり、
どうにか笑い話に仕立てて人に聞かせた。
でも本当は今でも、この影は暗く重い。
きっとその時の自分が現在と分断されきれず、
継続しているからだと思う。


夕飯は焼き魚。
妻が嫌がるから彼女の大好物の大根おろしを添えた。
昨日冷凍しておいたものだ。
あとキムチ。目玉焼き。


割拠がまた一章分終わるから、
ここで気晴らしの読みものをまた書いてる。
ラブレターもの。
特定の誰かに向けて書いてはいるのに
その誰かを特定しえない。
文面は恋心を打ち明ける内容であるものの、
実世界では両者が両思いであることは自明で…
というへンテコロジックを形にしたい。
「誰が誰だかわからない」
はずっと面白いテーマだと思うのですけどね。
なにだれどれ。
いい名前だよこれ。


2021年08月26日(木) モノポリーの例え/ワクチンのリスク

晴れ。
アッチッチ。

朝テレビ見てたら
なんですか今どきは
シェアハウスを使って
カップルが同棲生活の体験できるんですって。
うまくいくかもわからない二人が
新居を構えるにはリスクが生じるものだし
本来なら生じるはずの
別離に伴う不動産トラブルも考えなくていいから
本格的に二人暮らし始める前に
お試しでどうぞっていうサービスだそうで。

僕はこういう
2010年代からわちゃくちゃ増えてった
「世に埋もれた需要を見つけ出す」式のビジネスが
でえっきらいなんですねー

人のため
って名目でコトを始めるけど
全然世のためにならない。
どころじゃない。
見えないまんま世を腐らせていく。蝕んでいく。
ただしその根拠を示すのは難しい。
で、だからこそ蔓延るのだけど。

小学生の頃モノポリーが好きで、
あれって4人くらいでやってると戦略性が増すんですよね。
モノポリーは単なる双六ゲームじゃなくて
プレイヤー間に「交渉」が認められている。
(少なくとも僕が買った90年代の時点では説明書に書かれていた)
プレイヤーはキャッシュと物件の権利書を集めていく。
プレイヤーAが求める物件権利書をプレイヤーBが有しているとき、
交渉を仕掛けることができる。
その交渉内容は自由だ。互いの合意があればいい。
だからたとえば、Aはある権利書をBから買いたい。
Aは5000万円でどうかと持ちかける。
Bは、いや8000万円からだと応じる。
では5000万円に加えて、
Bが僕の土地に止まったとき支払う金額を
3回まで5割オフにするよ、とAが条件を足す。
なるほどそりゃあいいと、この申し出をBが呑んだら交渉成立。
お互いにとってウィンウィンな結果となる。

が…
これはAとBのお互いにとってウィンウィンなだけで、
CとDにとっては不利益でしかない。
小学生の僕はそのあたりを意識しながら、
ゲームに勝つために進んでAの立場をとっていた。
ゲームなので。

ところがこれが大人になって世間を見渡してみると、
ビジネスや政治の世界で横行している。
しかもモノポリーとは桁が違い、
プレイヤー数が4人だとかいうレベルじゃない。何億人といる。
するとかえって、その面々は取り沙汰されない。
せいぜいが利害関係者、
株主や取引先、顧客、その身内といったステイクホルダーが
勘定される程度で、
その枠組を擬似的に世の中と見なし、
「ためになっている」
と主張している。
あさはかだ。
そのあさはかさ、でえっきらいだよ。


弁当は炊き込みご飯。
僕は九段下のキッチンジローに行った。
客は少なめだけど
周りには行列できてる店もあったりしてこっえーえ。

モデルナワクチン160万回分に異物混入のニュース。
すでに打たれた例もあるようだ。
というより友達が該当していたらしい。

IT関係の不祥事でありがちだけど
こんなエラーは前提としてありうることだ。
というのはサービスの担い手を擁護しているわけでは全くなくて、
“だから、反対派が非知性的なわけじゃない”という主張に帰結する。
 「今どきクレジットカード使わないとかw」
  「個人情報管理されるとか嫌なんだよ」
 「ワクチン打たないとか陰謀論に騙されすぎでしょ」
  「でも身体に何かを注入することに抵抗感があって…」
進歩的で理性的で合理的な判断からすれば、
旧来の価値観にとどまってばかりの
保守的な…印象だけでいえばヒステリー気質な
“理屈の通じない”相手にさぞや見えるのだろうけれども、
それは安直な答え、誤謬をふんだんにまとわせた早合点だ。
現金払いに固執するのも
ワクチン接種を踏みとどまるのも
「ある観点からすれば合理的でない」
だけで、
そこへ「あらゆる観点」を持ち込めば合理性は確保される。

問題が起きたときに「ホラね」と言うのも愚かしく、
問題が起きなかったときに「ホラね」と言うのも愚かしい。
どっちかの立場が正しいということはなく、
どちらの立場にも、正しさと正しくなさが同居している。
それを弁えない限りは、ヒステリーだ。

とてもシンプルで、かつ大事なことだと思うんですが。
でもそんなことより今回は、
異物が混入しているワクチンを接種することになってしまった方々の
不安に寄り添いたい…のだがこれもまた難しい。できることがない。
せいぜい、不安になりすぎないよう、気を紛らわさせる程度か。


夕飯は和風ハンバーグ。
今日も麺棒でこねた。
手でこねないのは
熱の問題もあるけど
やはりあの脂っけは敵だ、
素手に付着させたくない。


パラリンピックに小学生を観戦させようという件、
辞退が相次いでいるようでちょっと安心する。
NOを突きつけることができる、できたということなので、その点で。

今回の問題、
「子どものために教育があるんであって、
教育のために子どもがあるんじゃない」
てまとめるとスッキリする。
まぁよくある構文よね。
もう誰か言ってるかな。


2021年08月25日(水) スポーツの本当の価値

晴れ。
あっちいー。
じめじめした暑さで不快指数が高い。
こんなんでも自転車だったら風を切れるから
それなりに気持ちいい夏なんだけど。
蒸し暑さは何より出勤と相性がよくない。


オリンピックの開会式だか閉会式のときに思ったこと、
退屈そうにしている選手たちの群れに向けて
サッカーボール一つ投げ込んだら…という妄想をしたのは
そのときの日記にも書いたけど、
思いのほか
このとき頭に描いた選手たちの姿に元気をもらえてるところがある。

あの群れの中にボールを放り込む。
一人の選手が気づき、立ち上がって足元で転がす。
それに気づいた近くの選手がボールに足を向ける。
ボールをキープしていた選手が誰へともなくパスをする。
似たような運動が繰り返され、いきおい他国の選手を巻き込んでいく。
たまに、サッカーボールの取扱いに覚えのある選手が、
プロ顔負けのリフティング技術を披露してみせたりする。
かと思えば、五輪選手らしからぬ足さばきで、
あらぬ方向へボールを飛ばしていったりもする。
そのボールを追っかける選手たちには、
国籍も性別も政治理念も利権も関係ないだろう。
そしてきっと笑ってボールを追っている。
見ている人間もなんだか顔がほころぶ。
スポーツの本当の価値ってそういうことだろう。

感動させようという企図に上手いことドライブしたいんじゃなくて、
もっと自然の、掛け値ない、パワフルで勝手な姿に勝手に感動したいのだ。
でも現実の世界最大のスポーツの式典は
そういったスポーツの掛け値なさを
あらゆる目的意識に接続した掛け値に化かして
最も窮屈な形に閉じ込めていた。

そういうわけで僕にとっては、
僕の頭に描いた架空の選手たちが勝手気ままにボールを追う姿ばかりに
感動させられている。
しかし脳内で済むっていうのは
スポーツから究極にかけ離れた遊び方だから
かなり皮肉な話だ。
でも本当に、ちょっと頭に描いただけで、その都度、元気をもらえるのだ。
美しくて、パワフルで、余計なノイズが剥ぎ取られた、原始の姿…

いやもちろん現代のスポーツは
科学や社会通念と結びついてて
それこそが
獣の運動と人間のスポーツ競技を分かつのだって、
わかってますよ、でも、でもです。
 そのボールを追っかける選手たちには、
 国籍も性別も政治理念も利権も関係ないだろう
がすべてです。


弁当は昨日のキーマカレー。
ドライカレーって言ったほうが正確なんかな。
キーマって3種類くらいあるのよな。
弁当にすると冷めたまんまだけど
不思議とこれはこれでめちゃウマ。

そういえば、
「おいしい」と「うまい」を比較すると
後者のほうが品に欠けてて
女性はあんまり口にしない印象だ。
でも女性だろうと言う人は言う。
「うっま!」とか
「うま〜っ」とかならなおさら。
ところが
「うまそう」
になると、これはもう、男性しか言わない。
まぁほんの少ない例としては女性でもあるだろうけど、
少なくとも僕の知る限り、想定できる限りの女性は、
「うまそう」
は言わない。
「うまい」
を言う人だったとしても。
ってことに気づいた。ってだけ。


無能先輩のおバカぶりががっつり発揮されて
不愉快な午後だった。
ある業務で
ファイル名に一部の記号が使われている場合には
あらかじめ格納されているフォルダごと圧縮をする、
という新ルールに対して
一部の記号の分類が判然としない上に
8割型のファイル名に該当するから
それだったらファイル名にかかわらず圧縮をする、
とした方が確認の手間も減り
ミスしがちな作業者の負担も減り
データ管理上の統一感も出る、
と進言したのだが却下された。
いちいち解凍するのが面倒だという。
馬鹿丸出しだ。
テキストファイルだから
圧縮も解凍も1秒で、
解凍を要する機会の発生はそんなにないのに
本当に馬鹿だ。いらいらする…
絶対、必ず、
一部の作業者はこれに気を取られて
本来ならしなかったはずのミスをする、
目に見えてる、アホだ、アホすぎる。
これからいちいち、
「あ、先方が送ってきたこのファイル名には
カッコが使われてるから圧縮をかけなきゃあ…
いやでもこのカッコは半角じゃないから大丈夫だあ、
いやでもよく見たらなんだこれ閉じる方だけは半角だぞお、
やっぱり圧縮しなきゃあ…。
こっちのファイル名にはなんだか見覚えない記号使われてるなああ、
この記号のときは圧縮必要なのか調べるか尋ねるかしなきゃあ…」
というアホな時間が発生する。
一律圧縮するようにしたらこの手間とリスクがなくなるのに。
あああああ言い足りない
アホだバカだ低能だ。
けどこうやって吐き出すと1%くらいは浄化するな。

仕事の愚痴ってたいてい近視眼的、視野狭窄に陥ってて
自分本位の見方しかできてないケースが多い。
愚痴を聞いてる側は冷静だから
「まぁそういうもんだよね」
「相手にもいろいろあるからね」
「でも実際はこういうことなんじゃないの」
など
直接指摘するかはともかくそう感じることは多い。
「上司が無能で」「先輩がバカで」「同期が嫌なやつで」
いずれも大抵、
「でもそれはさ」と続けて覆させてしまえるもんだ。
それに、どんなに愚かで非論理的で非知性的に見えたとしても、
ある秩序のためには仕方なかったりする。
ある明らかな批点をあげつらい是正したとしても、
そのために全体の秩序が崩壊することがありうる。
「誰にとっても明らかな批点」だからといって、
一概に批難されるべきではない。

以上の訳合い一切を慎重に踏まえた上で、
今日のあの無能はとびきりバカだったと言ってるのだ。


あと本当に後輩の面々を帰してやれよと…。
他部署はバンバン帰してるのに
ここは無能が無能采配振り続けてるからから救えない。
こいつ多分東京の一日の感染者数が10万人ですとかなっても
上から何も言われなかったら今と同じ態度でいる。
多分じゃないか。ほぼ間違いない。
しかし自分の頭で考えようとしないバカさは
あまり本人のせいとも言い切れない…
要介護要介護…

などと考え出すとこの通り
どこまでも自分が嫌なやつになっていく。
思うにですねー
アホというのは
人の悪しき部分、醜い性質、
本人が必死に蓋している嫌な人格を
容易に引き出してしまうのですねー
でも
だからアホにかかわるな、
というのも違うと思うんですねー
自分の嫌な面にも向き合ってかないと
いつか壊れちゃうからな。


夕飯は牛肉とにんにくの芽の炒めもの。
にんにくの芽は多めに切っておいて
サラダ油で炒めたら一度避けておき
続けて長ネギと牛肉熱して
醤油めんつゆ砂糖で味付けて
にんにくの芽を戻して胡椒かけてできあがり。
思った以上に美味かった。
実に実に美味かった。


ジークンドーについて調べてみたら
ブルースリーが創始者でびっくらこいた。
「ブルースリーはジークンドーの使い手」
という情報はなんとなく知ってはいて、
その時点で
「単なる役者じゃないのか、へえすげえな」
とか思ってたのに、まさか彼からなんて。
しかもありったけの哲学・思想を詰め込んだ上での
実戦術とか格好良すぎる。
んで32だか33くらいで夭折してるし。
まさに伝説的人物だな…
調べれば調べるほど面白かった…
いや全然調べてないけどこっからさき
調べるほど面白いのは確定してる…


2021年08月24日(火) パラリンピコー開会式

晴れ。暑い。
夏の盛りは今週までかな。あとは残暑。


弁当は鶏ももニンジン玉ねぎ豆板醤炒め。
ちゃっちゃと仕上げた。
しっかり美味い。
でもお弁当の定番のなかじゃちょっと格落ちかもしれない。
代わり映えなくて飽きつつある。

引っ越したら食生活ががらりと変わる。
なにしろ冷蔵庫の容量が倍以上になる予定だ。
必然的に献立も変わってくる。
常備菜のおかげで毎食の品数が増えること請け合い。
何よりスーパーに行く回数を減らせるのは大きい。
スーパー好きなんだけどレジの混雑はいかんともしがたいし
コロナ禍のリスクはかなり心配される。
現在の週5スーパーをまずは週3に、
できれば週2にまで減らすのが目標だ。
コロナ禍においてはネットスーパーも積極的に使う。

夜はドライカレー。
まずはいきなり我が家の秘密兵器にご登場願う。
カレーに最適のスパイス、
シ…シ…なんだっけ…
思い出せないけどまあいいや秘密の平気なわけだし
とにかくこいつを入れると味がマシマシになる。
そのまんまだとくせぇのなんのって有害物質なんだけど
熱を通すと
生姜とニンニクをじっくり炒めたような香りが立つ。
そこへ油入れて刻んだ玉ねぎ、にんじん、パプリカ、エリンギを
3分おきくらいに加えてく。
全部みじん切り。オリャーッと多めに。
どうせ炒めてる間にカサは減るし。とくにエリンギは。
最後に豚ひき肉を入れて
醤油砂糖オイスターソースちょっとずつ入れて
ケチャップとウスターソースもトットットと入れて
酒とアーモンドミルクとカレールー入れて水分飛ぶまで熱する。
うっまあ…。
今日のは大成功だった。
牛乳の代わりにアーモンドミルク入れたのはアドリブだったけど、アリだ。


パラリンピコー開会式観た。ながらでだけど。
ちゃんとコンセプトに統一感があるとか
何を見せたいのかがわかるとか
オリンピコー開会式に比べると随分よかったんだろう。
途中でデコトラ乱入してくるのは面食らったけど
面食らわせた時点で勝ちみたいなとこもあるしな。
なによりパフォーマーが
実際に障害を負っている…わかりやすく身体に欠損があったりしていて
どうやってこんなダンスや演奏ができるんだ、
どれだけ努力してきたんだ…と感嘆せざるを得ず、
その点魅せられるものだった。

あと自分はオリンピックもパラリンピックもフジロックも
別に開催中止を求める立場じゃなかったなと再認識した。
いや全く開催を望む立場でもないし
8:2くらいの比率で中止すべきという思いはあったけど
何が何でも中止っていうような主張はない。
けっこうどうでもいいんだな。


2021年08月23日(月) 自転車のちょっとした修理の料金不明問題

曇り。
からの大雨。
集中的におもいきし降った。
足元びしょ濡れ。
30分くらいで止んだ。


仕事は落ち着いてる。
引っ越しスケジュールのこと考えてた。
とにかく梱包を業者だよりにできるのは大きい。
退去についての相談を妻にお願いしておいたところ
退去日を設定したなら
その日付までに粗大ゴミを回収してもらわなければならない都合上、
どうしても引っ越し予定日の19日より先になりそうだ。
日割りで一日あたり4500円ずつ加算されていくから
仮に6日あったら27000円にもなる。
そのくらいなら業者に来てもらったほうがマシだ、
ここは慎重にかつ迅速に決定しなければ…。
でもまだ粗大ゴミが計上しきれていない。


弁当はガパオライス。
きもち薄味。でも大葉がきいてるから問題ない。美味い。


無意味な残業。
今日は僕じゃないけど先輩が無意味な残業。
彼には本当に仕事がないからただ座ってるだけ。
突発の仕事に対応しなければならないからと
待機が仕事に含まれているのだが
もうそんなこといってられるほどこの会社に余裕はないのに
今の現場を統括する上司とかこの先輩は
残業至上主義が徹底している。
それが通用するケースとしないケースを見極めて
臨機応変に柔軟な対応をしていくように
前の上司のときは僕が全体をそうなるよう動かしてたけど
今はもうだめだ。
全然。
だめだ。


夕飯はマグロ。
今朝醤油、めんつゆ、みりんで漬けておいた。
これに味噌汁を、
今日は高野豆腐と冷凍しておいたニラを入れて合わせてみた。
この味噌汁はありだ。たまにやろう。


ちょっと思い出したこと。
自転車のちょっとした修理で、
自転車屋さんにお願いしたときにいくらかかるか、
現場でわからない怖さ。
大抵、「ここがこうなってこうなって、こうなっちゃって」
と相談持ちかけると
「あーなるほどねー。ふんふん、ちょっと待っててくださいねー」
とかいって
他の作業と並行しながらいつのまにか修理を始めだす。
どこの店に行ってもだいたい同じ。
「これだといくらくらいかかりますけど修理しますか?」
がない。
だからビクビクしながら待つ。
それがほんのちょっとした…ブレーキの加減とかだとなおさら、
無料なのかそうじゃないのかがわからなくて怖かった、
とくに中学生くらいのころ。
どこ行っても無料なんだけど。
だからこそ不安っつーか。明示されてるわけじゃないので。
向こうも修理終わった時点でそう伝えてくれるわけじゃないから、
「えっと、じゃ、あの、料金は…」
とおそるおそる切り出して、
「あぁ、大丈夫大丈夫」
って言ってもらう。
しかしここでも「無料」と明言してくれないから
「あっ、じゃあ大丈夫…ですかね」
っつって自転車またがってよ。
「はい、じゃまたよろしくねーお願いしますねー」
などと別れの挨拶してもらってようやく確信を得るのだ。
大丈夫って返事は嫌いだよ。


引っ越しで頭がいっぱいだ。
割拠の次の展開を思いついてない。


2021年08月22日(日) 転居契約完了

晴れ。けっこう暑い。
トースト食べて
それでもお腹が減るという妻に
先日冷凍しておいた炊き込みご飯食べさせて
引っ越し先の荻窪へ出発。
今日は改めて物件を内見したうえで、
本契約を結ぶ運びだ。

トースト食べながら
パッ
とチャンネル回したら健康食品通販の番組が。
タレントとかどっかの老人とかの食生活、
もうちょっと広げて生い立ちや人生の悲喜劇などをまじえて
ちょっとしたドキュメンタリー風に構成したやつ…
が最終的に売り出したい健康食品にまとめあげられていくやつ、
あれを見て、
なぜか1秒でそれをわかるよなあと不思議に思った。
で、だいたいああいうのうさんくさい商品と思うけど
うさんくさい、と即座に判定を下す思考も問題だ。
それに、健康に何らかの障りがあり
藁にもすがりたいという人も多いだろう。


出発前にあわてて住民票取得した。
ちゃんとコンビニでとれた。2分くらいか。
西荻には10時40分くらいに着いて、
予定通り神明通りから歩いて行った。
自転車と徒歩ではまた印象が変わる。
先日時点では見落としていた店がちらほらあり楽しい。
のんびり向かって11時に到着。
写真を撮りまくり、続けて採寸しまくる。
クローゼットにハンガーをかけられる棒が
備え付けられていたのに気づきかなりの喜び。
かがまないと見えない位置にあったが、
まぁ丈の長いコートでもかけられるだろう。
部屋それぞれに何を配置していくかのイメージも多少は練れた。
ただしまだまだクリーニングは終わっていない。
今日は畳が剥がされている状態だったから
いっそう想定しづらくはあった。
洗濯物はかなり問題だ。
庭用の物干しざおを買うわけだがそれだけではまかなえないし
部屋干しもしたい。
問題点はいろいろある。
が致命的な要素はない。
予定通り、契約を結ぶことにした。
荻窪駅および西荻窪駅徒歩16分。
築60年庭付き戸建て平屋84平米。
2年以上に及ぶ物件探しがこれで決着したことになる。
全然実感はないけれども。

契約自体は
不動産会社のある下北沢にてとり行うこととなった。
ただ担当は14時からと指定してきたから、
2時間近く間が空いた。
コロナ禍の都合上避けたくもあったが
結局は西荻のなじみの喫茶店に入った。
で席に着いてから気づいたことには、
厨房の若いスタッフがマスクを着けていなかった。
もう一人も鼻マスク。
「なにかマスクできない事情があるんですか?」
とフロアーの店員に訊くかどうか悩んだ。
ただこのお店は長らく西荻を代表する店の一つで
僕も妻もかなり思い入れがあるから
波風立てたくないし
つとめて控えることにした。
でも店先でも卓上でもマスク着用を促してるのにな。
不愉快ではあった。
彼自身が発症しなかったとしても
優れた媒介になるだろうこと請け合いだ。
ウーンやっぱ声かけるべきだったか…?
マスク持ち歩いてれば
これを着けろという着地点まで描けたなァなどと思案した。
注文したチーズカレーは美味しかったけど
あぁカレーにチーズが溶けてるなあという味。
むかし食べたここのローストチキンピラフは絶品だったのだけど。

下北沢は5年ぶりほど。
ごちゃごちゃ汚くあってこそ下北沢というつもりだけど
つまらないジェントリフィケーションのせいで
いまは清さと汚さが混在していて
心底醜い街並みになってる。吐き気。
不動産屋での契約は滞りなかった。
大家さんはだいぶ資産のある温情家のようだ。
ちょっと安心した。管理会社の不安はあるものの。
引っ越し日は19日で確定。
鍵は18日の夕方にもらえる算段をつけた。
できれば事前にバルサン焚きたいからいそがしい。

正式に契約を結んだというのに
僕も妻も実感なくてぽかんとしていた。
今日が極端に蒸し暑く、疲労感にまみれていたのもある。
それにしてもぽかんとしていた。
だらだら帰って、帰宅してからすぐスーパーへ出て、
それからまただらだら過ごした。
今日はもうあまり考えないことにした。
これからのスケジュールは明日リスト化する。

夕食はざるうどん。
大葉、みょうが、いりごま、万能ねぎ、長ネギ、生姜と薬味たっぷり。
つまり素麺でやってることをうどんでやったわけだ。
涼やかでうまかった。
ダーウィンは恐竜回。
僕はダーウィンの恐竜回のCGがとても嫌いで、
まずそれそのものに嫌悪感があるし、
加えて子供への教育に悪いと思う。
アニメ調とかお粗末なCGならまだしも、
実写化と見まがうようなウソの映像を垂れ流して、
あんなん子供は鵜呑みにするだろう。
それを親が
「これはウソの映像だからね」
と説くのか?
「じゃあ他の映像もウソなの?」
と子供が返してきたならまだいいが、
そう聞き返しもせずに
「じゃあ他の映像にもウソがあるもんなんだな」
と認識するのはよくない。
中学生くらいならまだしも、
小学校入らないかの子供も多く見ているだろうに、
悪影響甚だしいと思う。
数年たってから
「あれはウソの映像なんだよ、信じてたの?」
とか言われたりして…。最悪。


夕食後、
明日のおかずになるはずの刺身を買いそびれていたことに気づき、
妻の友人へ贈る本をポストに投函する用事も兼ねて、また駅前まで行った。
外出のリスクと
面倒くささと
時間のロスと
いろいろ不都合はあるんだけども
なんだかんだで夜に自転車で走るのはただそれだけで気持ちいい。


帰宅後桃を切り食べる。
熟れすぎて一部傷んでいた。
その分甘い。美味い。


そういえば、そこそこ読書はしてる方だと思ってたけど、
人生を変えた一冊ってない。
この本を読んでなければ人生違ってた、みたいな。ない。
いや作家レベルだとあるかな…。
これが映画ならある、
ホーリーモーターズはそのくらいの衝撃だった。
音楽も、ナンバーガールの衝撃はすさまじかった。
アルバムでいうとナムヘヴィ。
小説は…百�寮萓犬箸�十蘭とか三島とか谷崎とか
まぁいろいろいるけど作品っていうと難しい。
これが小説を抜きにした本となると全然ない。
いやなくていいな。なくてよかった。


2021年08月21日(土) フジロックナンバガ

曇り。
今日はにわか雨が心配されるらしい。
にわか雨はいつでも心配だけどな。


引っ越し業者比較サイトを利用してみたが
70000〜230000円というザルな結果を出されて苛立つ。
個人情報を取得して
保険などの提携企業のサービスに加入させたい、
そういうビジネスなんだよな、うっかりやっちまった。
もう手を出すまい…と後悔していたところへ
次々と電話が。
参考までに概算を知りたかっただけなのでメールを…
と繰り返していたけども
アート引越センターにだけは
今日夕方訪問見積もりをお願いすることにした。


昼飯は焼きそば。
先週食べ損ねたから。
肉入れなかったけどじゅうぶん美味しかった。
今後は入れないかも。
ただでさえカロリーお化けだし。


午後、掃除。
かなり思い切って捨てられるようになってきた。
ひと段落してからスーパーへ。
ユータカラヤは今日も客さばきがお見事。
あと何度このスーパーに通えることだろう。


17時、アート引越センターによる訪問見積もり。
業界に似つかわしくないような
柔和で腰の低い若い男性が担当。
かなりの好印象だった。
見積もり額はまずまず。
今日ここで即決したらどうか、の値引き交渉にも応じてくれ、
ポンポン話が進んでいき、申し込むことにした。
引っ越し先との本契約は明日だから
ここからキャンセルすることもありうると伝えたが、
まったく問題ないらしい。
今回もっとも嬉しかった点は、
梱包作業もお願いすることにしたのだけれども、
「当日このままの状態でも構わない」
と言い切ってくれたことだ。
精神的に非常に楽になった。
この言葉だけで5万円分くらいの価値はある。


夕飯、かれいのバジルオイル焼き。
妻が自身の健康状態を鑑みて、
高野豆腐を食べていきたいというから応じた。
ただしそうは言いながらも
尋常の高野豆腐は好まないから
今回はコンソメで洋風の味付けに。
なかなか美味しく食べてくれていた。


夕食後、桃。
あまい…うまい…。
果物なんて水分が多いほど美味いと
あたしゃあそう信じとるよ。
桃はねっとりとして
実にえろい。
かなうなら野外でむしゃりといきたいもんだ。
河原でさ。
桃源郷でさ。


Twitterのトレンドにナンバガが。
フジロック配信中と知り慌てて視聴した。
かっこよすぎる…。
向井は向井のまんま戦っててずっと信頼してる。
僕はナンバガは後期の方がずっと好きで
2ndと3rdばっか聴いてて
初期の方は曲名も覚束なかったりする。
でもだからこそ初期の方がOMOIDE深く、
18歳の夏の記憶を強く刺激される。
ナンバガ代表曲めっちゃ多いけど
やっぱそれらはいずれも初期だ。
中高生向けとかなんとか一部ではくさされながらも
伝説的なバンドとなったのはやっぱ後期あってで、
初期はあのままだったうずもれたであろう
ちょっと尖ったギターロックに過ぎないと思う。
あかぬけないし、その後の向井の方向性と全然違う。
なのに向井が初期の曲をジャンジャンやる、というのは、
嬉しいし悔しいし、なんかわけのわからんカッコよさがある。
あぁひさ子はわけわかんなくないかっこよさでいいですね
とてもいいですね…。
ぴょんぴょん跳ねて可愛いしかっこいい。
2021年にあってナンバーガールのライブが自宅で楽しめるというのは衝撃だ。
ライブ行きてえなあ。

YOUNG GIRL SEVENTEEN〜に入る前の向井の…
あれはなんだ…弾き語り…?で
1989年に17歳だったあの子はナントカカントカで
玄関のドア開けたら西日がバアアーーッと広がって
ちょうど夕方5時で
夕焼け小焼けの歌が聞こえてきて…
という風景が
いかにも向井の世界で
自分の表現したい映像はたぶん向井に影響受けてると思った。
都市とか街とかへの執着、
何者かが充満している風景、
その中にある部屋…
彼はそこへ少女を置くけども
僕にとってはなんだろう
人々としか今はまだ言えないかな
でも都市の中にある部屋ってのは間違いない。


2021年08月20日(金) デジタルヒューマン

晴れ。
個別に取得できる夏季休暇制度により今日はお休み。
でも7時には目が覚める。
寝具一式を洗って干した。
みるみる乾いて気持ちいい。

トースト食べながら見ていたNHKで
デジタルヒューマン
という技術を紹介していた。
一つの空間に数十だか数百だかのカメラを設置し、
中央に人間を立たせ多角的に撮影をする。
するとその人の立体CGが画面上に投影される。
この立体CGは
あらかじめ用意されているプログラムによって
即時動かすことができる。
表情を変えたり、全身を運動させたり、
本人がその場で振る舞っているかのような映像にもなる…

もともとあった技術の延長で
ここからさらにその向上が期待される一方、
番組では触れられていなかったが
ディープフェイクの問題もあり、
この先の運用に向けては
さまざまな観点から論じることができる。
が今回関心をもったのは、
「分身」
という見方だ。
分身にはかねてから注目していた。
文学における分身は、
「私」のありかを探る試みとして、
かなりあの手この手で追及されてきている。
民話や怪談、突拍子もないSFもひっくるめて、
おおよそ考えうる限りの分身について
アプローチしていった批評本は何冊か読んだ。
だが今回のデジタルヒューマンの発想はなかった。
ビジュアルイメージだけの分身。
強いてあげれば人形が近いだろうか。
本人と瓜二つの動く蝋人形。
だがデジタルヒューマンは画面上にしか存在しない。
なにより不気味なのは、
その分身が他者によって動かされている点だ。
自分でもなく、神でもなく、また
「全体の広がりをもつ他者」でもなく、
「ある誰か」によって動かされる…
まだあまり考えはまとまらないけど、
途方もない恐ろしさと、
それがゆえの面白さを感じてしまった。


午前中はごろごろと怠け、
午後から在宅勤務となる妻を出迎えて
素麺だけ食べさせてから外へ出た。
夏の盛りを味わうために自転車で走り回るのだ。
平日昼間は人出も少なく、
引っ越し先の周辺を下見するにはちょうどいい。
がまずは鷺ノ宮に向かった。
読みたい本が鷺ノ宮図書館にあるからと
鷺ノ宮駅前まで繰り出して、
さて路上の地図でもないかなと見渡したところに交番が。
中にいた警官も手すきの様子だったから声をかけた。
「すいません、ここらに図書館ありませんか」
「図書館!? 図書館…」
駅前の交番勤務で
その土地にある図書館を知らないなんてことがあるのか…
僕が名探偵なら彼は本当の警官ではないとか推理し始めるところだ。
まぁまだこの交番に着任して間もないのだろう。
なんらかの事情で一時的に派遣されてきているだけかもしれないし。
警官は地図を広げて図書館の位置を確認してくれた。
「あぁ、ええとですね、そこの、ドラッグストアがあるでしょう。
あのドラッグストアの右手の道をちょっと進むと、
かりん糖の店があるんです。
すごく有名なお店です。
その店の手前を左に曲がるとすぐです」
"すごく有名な店だからわかるでしょう"
というニュアンスだった。
有名だからって目立つわけではないのは自明なんだけど
その主観と客観の入れ違いが面白かった。

図書館施設は階下が区民活動センターとして機能しており
今はワクチン接種の会場となっているようだった。
「こんにちは。ワクチン接種に来られた方ですか?」
「いえ、図書館に用があって」
と答えたところ職員は無言でそっぽ向いてしまった。
別に全然いいんだけど
これ人によっては
この職員の悪評を立てるよなあと思った。

鷺ノ宮図書館は古びていて
洒落っ気も皆無で
到底若者が寄りつく場所ではないのだが
本の品揃えは強い。
決して多いわけじゃないのに
「そうそうコレコレ」
と言いたくなる本がたくさんある。
今日は目当ての経済学の本と、
洋菓子のレシピ本と料理のレシピ本、
あと都市論の本を借りた。

そっから西荻へ。
西荻は変わらないようでゆっくり変わってる。
ここでもやはり、個人商店がつぶれてチェーン店が増えている。
大規模開発の憂き目から逃れているだけで
確実に浸食されていってる。

でも神明通りには生気があった。
神明通りの先にある新居の周辺をかるく流して、
次は荻窪へ。
ここでも一つ図書館に立ち寄る予定だったが
大通り沿いなら図書館への案内板があるかと思われきや
全然見当たらないまま駅に辿り着いてしまった。
スマホには頼りたくないんですねー
あれやると
辿り着くことばかりが目的化して経過を楽しめない。
経過の最中生きてないのはいただけない。
なんのために生きてんだって感覚になる。

さすがに暑くて汗もいっぱいかいて
ひっさしぶりに自動販売機を使った。
何年ぶりだろう。
人に買うことはあっても
自分のために自動販売機で飲み物買うなんて。
炭酸買って飲み干した。
うまい…。夏の醍醐味。


それから映画を観た。
『サマーフィーリング』。
恋人だか婚約者だか妻だかが倒れて
おそらく植物人間状態に、
へたしたら亡くなってたのかも…
そのへんは明確にされないけど
とにかく主人公は失意のどん底で苦しみながら
彼女の家族や友人とやんわり支え合っていく。
筋書としては彼女の妹と仲良くなるのだが
恋仲にはならない。
お互いの意も明らかにならない。
結果としてぽっと出の女と主人公の男はくっつく。
妹は泣く。
ええー
と声をあげてしまった。
それとそうだ、この映画女性の体へのフェティシズムがある。
ホットパンツ多すぎ。
夏を強調したいからって生足率高すぎ。
胸はのきなみ小さめで、
それなのにだいたいの女が胸元開いた服着てる。
それも単にTシャツとかで。
べつにお色気シーンて感じでもないんだけど。
いや眼福だったけど。
あと妹役がジュリエットビノシュそっくりだった。
あれで首がもっと細ければな。


夕飯は炊き込みご飯。
あさりの酒蒸しに醤油と麺つゆとみりんを加えて
生姜とみょうが刻んで
いっしょくたにご飯炊いて
大葉を散らした。
大葉合う!
これとサラダだけじゃこころもとないから
先日やったエリンギのバター醤油焼きも添えた。
エリンギはほんと食感いい。気持ちいい。


食後はスイカ切って食べた。
大量に食べた。




れどれ |MAIL