舌の色はピンク
DiaryINDEX|past|will
中野駅総武線ホームのエスカレーターは 朝よく使用停止になる。 実際出くわすのは月に一度程度だけど おそらくはほぼ毎朝この事態は発生している。 …車椅子の方が利用するにあたって、 駅員2人ほどが補助、更に2人が装置を調整する。 階段が併設されていないから一般客はホームをまわりこみ 別の階段を目指すこととなる。 そのためにまた駅員2人が呼びかけ誘導する。 使えなくなるのは大体4、5分ほどか。 別階段にまわりこむのは、人混みであふれかえる以上、1分ほどのロスとなる。 1分とはいえ朝の貴重な乗り換え時間が損なわれるわけだから、 100人に及ぼうかという人々のストレスは目に見えて高まる。
このとき、 「なんで朝のラッシュ時に、 車椅子の人間一人のために駅員が6人も駆り出されて、 関係ない乗客100人が迷惑被らなきゃならないんだ」 と直感的に不満が発生してしまうのは人情だろう。 だがここで同時に、 善人でありたい自分、 社会規範に背かない自分という像が発生する。 そこで、なにやら不満はあるのだが、 車椅子利用者を悪役にしないまま なお責める対象を確保したい、 という心の働きが作用して、 たとえば責任を中野駅に転嫁する。 「エスカレーターだけでまかなおうとしているホームの構造が悪いのだ」 「駅員の段取りが悪いのだ」 これらの言い分は、反論の余地は十分あるのはもちろんとしても、 まあ通る。(個人的な言い分としては成立している)
まさに認知的不協和。 ポイントは、責める矛先が消失はしないというところだ。 しょっぱなに ムッカー としてしまってるわけで、 ストレスが発生した以上はその原因を外に求めることとなる。 このからくり。人間だなあ。
自分個人の考え方を他の乗客一般に適用してあぁだこうだ言うなって アエナフがうるさい。 でもそうじゃないですか。
今日は木曜だが 久しぶりに自分も弁当にした。 なんちゃって唐揚げだ。 今回は、冷凍していた鶏もも肉に前日から下味をつけておいた。 醤油と酒としょうがにんにく、だけ。 これを一口大に切って(冷凍してたから下味前には切れなかった) キッチンペーパーでふいて 片栗粉まんべんなくつけて 多めの油で揚げ焼き、片面3分ずつくらい。 これで唐揚げになるんだからな。うめえよな。
早上がりさせてもろた。 毎日スケジュール的に5人中2人は早めに帰らせるべきで、 その体制が始まり何週間か経っているが 僕は一度も早上がりしていない。 誰より毎日とっとと帰りたがっているが…
自分が帰ることよりいっそ、 他の人達を帰らせるよう尽力している。 10年以上。 もちろん、残業しないならしないほうがいい、 と一律でみなせるほど人事労務は単純じゃないし、 裏でうごめく多種多彩な事情のパズルをとき、調整し、 先々まで見据えて判断していく必要がある。 しかし考えの足りない人はことを単純化して見る。 …あいつは残業嫌いですぐ帰ろうとする… …もうすこし立場の自覚をもたせてやらねば… きっと、なんで俺ばっかり損をしてとか、 見当違いの不満を漏らしたりしてるんだろうことは たやすく見て取れる。 もうちょっとうまくいかんかな。 職場、前の体制のときはそれでもまだよかったんだけどな。 今は方針が硬化してる。
とかなんとか むかむかしながら過ごしてたけど いざ15時に退勤してみると あっかるい昼日中を闊歩するだけで気分が高まりまくってしまって 浮足立って駅に向かった。
夕飯はキーマカレー。やさいたっぷりの。 玉ねぎイッコをみじん切りにして2分半レンチンして みじん切りにしたニンニクとともに油でじっくり炒めて みじん切りにしたニンジン一本分加えて みじん切りにしたエリンギと みじん切りにしたパプリカ加えて 少な目のひき肉加えてガッと炒めたら ケチャップとウスターソースと醤油とオイスターソースを それぞれ控えめに入れて 牛乳でかるく溶いたカレールー4皿分くらいを加えて煮込む。 水分がなくなってきたらできあがり。 うっま。
食べながら見た空手バカ一代は 飛鳥拳が道場破りの果てに牛と戦う決意をかためていた。 おもしれーな…。 次回予告によると 来週は牛の角が飛鳥拳の脇をつらぬくらしい。 楽しみだ。
けっこうな時間を原神についやした。 Ver1.6 にアップデートされたわけですが かなり多くの点が改善されてる。 ハウジングでキャラクターを配置できるようになってたから 奥に七七ちゃん 玄関わきに先生を置いて 妻がガイアを置いてというから先生の隣に置いたら 先生と話してる間ずーっとチラ見またはガン見してて笑った。
ちょっと思い出したこと。 中学一年のとき、 仲間内の一人が視聴覚室の小窓の一つに鍵がかかっていないことを発見した。 すなわち侵入がかなうというわけで、 休み時間のたびにここへ忍び込み、仲間数人の秘密基地めいた根城とした。 ダンボールで小屋に見立てた箱物をつくったりしてるのは まあ可愛らしいもんだったけど 一人わんぱくなやつがいて 使われてないものとはいえテレビを投げたり まぁやりたい放題だった。 次第にエスカレートしてって クラスの男子の半分くらいは呼ぶようになり チャイムが鳴ってもから数分遅れて教室に戻るような自体が続くと さすがにバレてしまい 首謀者として僕を含む当初の4人が呼び出された。 学年主任は 「わかる」 といった。 「きみたちの年頃で、こんな遊び場見つけたら、そりゃあ忍び込むよな。 わかる。 だが先生たちも、きみたちを叱らない訳にはいかない。 廊下掃除でもしてもらおうか。 今回それで大目に見てやる。 もうするなよ」 なんて理解ある先生なのだろうかと感心した。 みんなも胸をなでおろしながら なかば楽しむ勢いで廊下掃除にいそしんだ。 視聴覚室の思い出といっても色気はゼロだ。 女子には秘密の空間だった。
テレビを投げたやつはその後窓も割ったし 卒業後は暴走族を結成した。
今日の弁当は 牛肉とゴボウのしぐれ煮。 牛肉としょうがを炒めて アク抜きしたゴボウ加えて 醤油とめんつゆとみりんで味つけしただけ。 んまいーご飯がすすむ。
胃はほとんど持ち直したと思う。 ちょっと不安だけど…。
夕飯。焼きうどん。 サラダ油でキャベツとニンジン炒めて シメジ加えて ゆでうどん入れて だし汁加えて麺をほぐして 1分蓋して醤油と酒加えて水分がほぼなくなるまで煮詰める。 うまい…。 本当は鰹節をちりばめるけど今日はなかった。でもうまい。
流星ワールドアクター、小町エンド。 衝撃。 伏線投げっぱなしっていっても限度があるだろ…。 課長の、輝きの同盟への執着っぽいのが一切描かれないとか。 せっかくの宗介の慕情とかいうおいしいネタとか。 そして盛り上がりに欠ける最終戦。というか普通に負けてあきらめとる… 事件は全然解決してないし…。 警視総監との因縁もうすいし…。 最後のクラリスルートでちょっとは回収してくれたらいいけど。
優しさについて。 おおよその人間は自分の傷つきやすさについてだけは敏感だ。 強がらない人間はこの傾向がことさらにつよく、 はっきり若い女性に顕著だ。
そして、自分に似た手合を、弱い人間、庇護されるべき対象、 救済されてしかるべき被害者として扱いがちだ。 本当は、自分に似ない人間の苦悩こそを理解しようとしてこそ 慈愛が達成されるはずなのに。
見かけの弱さで審判して 見かけの優しさを振るう人間は、 気づかないところで誰かを弾圧しがちだ。 自分にとって馴染み深い弱さを持ち合わせない人間に、 強者というレッテルを押し付けて、 それで、加害者扱いして攻撃しまくる。 いかんよ。いかんいかん。
行き詰まってた割拠の中盤、展望が見えた。 やっぱ人口地理学面白い。 団体の理念を明確にしよう。 人口減少と家制度の解体もテーマに盛り込もう。 でもそんなに深入りせず、あくまで味付け程度で…。
朝っぱらからまたNHKで渋沢栄一してる…。 昨夜のダッサ!が蘇る。 なんか子どもたちに渋沢栄一の生涯を追わせたりしてるらしい。 はあ、そっすか で済ませたかったけど聞き捨てならない音声を聞き捉えてしまった。 ナレーション「子どもたちは、渋沢栄一への理解を深めるため、藍を育てることにしました」 はああああああ! ぐおおおああああああああ! ショラッ!!! シャーラッッ! うごごごごごご はあーはああーーー… それを言うなら 子どもたちは、渋沢栄一を理解させられる企画の一端で、藍を育てさせられることとなりました」 だろうがよ! なあ! ねえ! 洗脳ってこわいよなあ! 自主的にやったことにさせられてよ!
と わりとまじでむかついた。 渋沢栄一は藍染業をなりわいとしている家の出だそうですよ。
健康診断。 採血が若い女性だったけれど見事な手並みで 全然痛みがなかった。 二年前ここでえらい目にあったからな。 いかにも経験積んでそうな40代の女性だったのに あれ… とか あ ちが おかしいわねえ… とか ちょっと すいま あ うわー… とか 始終あたふたしながら ぶすぶす穴あけられて 紫になって 他の人に変わってもらって謝られた。 注射跡は翌日までぐろい色してた。 そういう思いをさせられたから不信感あって 去年はまぁましだった。 今年は素晴らしい。 痛みも不快感もないし、言葉並びも優しい。 そのおかげかマスク越しでもすさまじい美人に見えてくる。 こうやって白衣の天使とかいって患者が惚れてくものなのかな。 ちょっとわかる気がした。 「痛みありませんかー?」 「いえ全然。すごいお上手ですね」 「えっ、あっ、いや、そんな…ありがとうございます」 やっぱこういうときは褒めてっていいと思う。
胃カメラがきっつ。 前回は初めてで とにかく鼻と喉が辛かったけど 今回はそれに加えておもいきし胃を荒らされた。 これ胃壁とか傷ついてんじゃないかな… 毎年受ける必要もない…か? 正直来年はスルーしてしまいたい…
でも胃がんが怖いのです。 父と母方の叔父が胃がんでやられてる。 母方の祖母も…早期の手術で存命だけど。
まあ、リスクはあるのだろう。 だから年に一回の胃カメラは承服するつもりでいた。 しかしこの検査自体がリスクになるのなら話は別だ。 その考えに身を委ねたくなるほど、胃をもてあそばれた。
しかも …これは自分が考えなしだったが… 検査を終えて会社に戻って迎えた昼休み、 今日のお弁当は鶏もも肉と野菜の豆板醤炒め。 刺激は控えないといけないのに。 それをぺろりとたいらげてしまった。 まあでもせめて固形物を控えたいから 執拗に噛んで噛んで噛みまくって普段の三倍くらい咀嚼した。 20分くらいかけて食べた。
麻酔の引きは去年よりましか。 去年は11時に検査を終えた後、 夜までずっと喉が痛かった。 今年は15時くらいには大分楽になってる。
そういえば受付時に 胃カメラの同意書にサインする流れで 日付を記入しようとして 「今日…10日でしたっけ」 「8日です」 というやりとりがあり 別にありがちな 日常の些細な1コマだけど なんとなくこれ 今後何年か人前で日付を出そうとするたびに 思い返されるんだろうなきっと。
三体読み進めてる。楽しい。 1巻の中盤。こっから加速していく感じかな。 登場人物多い。 純文学作品以外は、 頭にパッと浮かんだ版権キャラクターで ビジュアルを固定化させるのが常だ。 でも 頭にパッと浮かんだ を最優先しているから、 俳優だったり現実の知り合いだったりすることもある。 三体は結構おじさんが登場する。 おじさんのレパートリーは少ない。
明日の健康診断に向けて 今夜21時以降は飲食を控えねばならない。 普段なら月曜は21時に退勤し帰宅後飯作って食べるのが22時を過ぎる。 今日は18時半の休憩時に食べることにした。
大ロースカツ定職ドカ食い。 しかし脂身で後半ウェップとなった。 年っすかねえ。
帰って、妻の分だけ飯を用意する。 あまりもの。筑前煮とポテサラ。 ついでにエンガワの刺身をつけてやった。
グレーテルのかまど。 渋沢栄一のオートミール。 NHKの渋沢栄一推しきっついな。 大河でやってるからって各番組でゴリ押し。
「拝金主義の人がお札になるって初めてだよね」 と妻が悪態をつく。 善導的成果については一切なかったことにして、 あえて詰って遊んでいるのだ。 渋沢栄一は毎朝決まってオートミールを食べていたらしい。 氏の生活ぶりが紹介されるごとに 「バカ舌で有名でした」 と合いの手を入れる妻。 オンラインでは許されないような中傷の数々。 僕は夕飯を済ませてきていたから 席を離れて洗いものをしていたのだが、 氏の写真が映し出されたらしい場面で 妻が ダッッッッサ!!!!! と叫ぶので笑ってしまった。 見れば、ハット帽にステッキと西洋風の出で立ち。ふざけたような蝶ネクタイ。 着る人が着れば、ひょっとすると一端の着こなしになるのかもしれないが、 氏はお世辞にもスタイルがいいとはいえず、たしかに着られているようにしか見えない。 「だからってそんな」 「だって! 見て! ださいよね、これ…うわダッッッッサ!!」
彼女は知らないが 僕の方では仕事で氏の名前は因縁があり 愉快じゃない思いをさせられてきている。 彼女の大暴れは家庭内でしか許されないし 家庭内でも褒められたものじゃないはずだが まったく胸がすく思いがした。
今はローテーブルに並んで座り TVを見ながら飯を食うのが常だが ゆくゆくはダイニングテーブルを囲み 椅子に着席して向き合う恰好で食事する生活がお望みらしい。 正確には、椅子を使わない床生活にも愛着があるそうなのだが、 たわむれに椅子生活を想像してみたところ、 どうにも家庭内不和が想起される。 90年代のドラマや邦画や漫画にありがちだった、 食卓を囲んでの カチャ…カチャ… という 沈黙の中で響く食器音。 父親が子供になにか問いかける。 そっけなく返す子ども。 教育者ぶりながら悪態をつく父親。 たしなめる母親。 逆上する父親。 的確に批点を指摘する子供。 きれる親父。 さけぶガキ。 泣きさけぶヒス女。 ちょっとステレオタイプだけど こんなんホント多かった。 舞台は決まってダイニングテーブル。
まぁこれとは逆に、 本当に仲良くて明るい、笑いの絶えない家族というのもあるだろう。 ダイニングテーブルを囲んで。 しかしこれはこれで病理だと思うのです。 個人的な見方に過ぎないけども。僻見。
月曜だからやる気なし。 まぁあんまりこう自分で 自分を下等に縛るような真似はしない方がいいんだけど 今しばらくは許してほしい月曜はやる気なし。
プリチャン、今回からセレクション。 というか再放送。 第一話。 前にも見たけど、 改めてみると第一話の時点では桃山がちゃんと人間してて、 尻込みしたりびびったり、感情がある。 それを、えもちゃんとかめが姉とかアンジュさんとかが つぎつぎに やってみなくちゃわからない、 わからなかったらやってみよう という例の呪文でけしかけて、 そうして あのモンスターができあがってしまったわけだ。 桃山というポジティブの権化めいた化物が…。
ミュークルドリーミー、まいらちゃんのお笑い回。 その時点で期待できなかったけど その通りの出来だった。 でもことこ先輩のキャラがすっかり仕上がってるな。 冷静にずれたことをいう、 または的確だけど身も蓋もないことをいう。 総じてコメント力が高い…。 かっこいい…。 ゆに様たちを除くと ことこ先輩が一番好きかも知らん。
ニチアサアニメを見ながら 本を一冊要点部分だけスキャンしてPDF化する作業をしてるんですが もう嫌気がさしてきた。 iphoneのメモアプリからスキャン機能を使って撮影。 本開いてカメラ合わせてパシャ。次へ。 どんなに手早く済ませても1ぺージあたり40秒はかかる。 で、いっぺんにファイル化していけるのは23枚分まで。 23まで到達したら、ポインタを操作してトリミングする。 処理時間合わせて1ページあたり20秒くらい。 この処理は連続して行わないと、ファイルが消失する。 で、保存する。保存まわりに確認ダイアログはないので、 操作ミス一つでファイルは消失する。 ファイル名は勝手につく。 画像(および画像内文面)と何の関係もない英単語の羅列や、 意味不明の数字の羅列で、勝手にファイル名がつく。 つかないこともある。 これらをLINEのKEEPに保存する。 保存を選ぶと何の処理時間も発生せずに「保存しました」と言ってくるが、 当然処理は完了していないし、 処理自体を実は受け付けてない、ということがたびたびある…
ということで、アホみたいな時間と手間がかかる。 ここからさらに、PDFをPC上でTIF化して レベル調整やトーンカーブ調整して傾き正してまたトリミングして… とするからマジで不毛だ。 いやメモアプリのあほさがなければまだいいのだが… しかしメモアプリは購入したものなわけでもないし デフォで入ってるアプリを使わせてもらってる身なのだから そんな文句を言うもんじゃない とアエナフは指摘する。 でもよお Appleはそういう商売してるわけだろう。 端末代とか 広告とか サービス料 などいっさいに含まれてるわけで 支払いがないから実感ないだけで こちらはコストを負担してないわけじゃない。 ガンガン文句をいっていい立場だと思う。 というかクレームしてるわけでもないしな。 独り言で罵らせてもらってるだけだ。 あほあほアプリ。
夕飯は筑前煮。 ごま油で鶏もも肉炒めて ニンジン加えて 水であく抜きしたごぼう加えて レンチンしてもどした干しシイタケ加えて 軽く茹でたこんにゃく加えて 醤油とめんつゆとみりんと酒と 干しシイタケの戻し汁加えて煮て放置、 20分くらいしたら火を止めて冷まして味をしみ込ませる。 うまかった。 あまってるポテサラとたくあんとウールガイも添えた。 わりと盛沢山。
流星ワールドアクター面白い。 でも前評判通りたしかに、個別ルートが伏線投げっぱなしで終わる。 伏線というか、事態が解決されてないままというか… 話の上では大団円て感じなんだけど これ結局問題は据え置きだよね、っていう。 でも事態が進展してる最中はずーっと面白くてすごい。 それだけに期待がすかされたような気がしてしまうのだな。 低評価もうなずけるけど… でも途中はあまりに面白い… 評価がむずかしい…
割拠に いいねがもらえた! 人形の語りのくだりだ。 ねじこんでよかった。 もともと口にしていた私論は入れたくはなかったけど 人のなかに人がいる という主題に沿うからぴったりだったんよな。 一人でもそれを面白いと思ってくれたなら励みになる。 ああ、めちゃくちゃ純粋だ。 さすがに大抵の物書きは、 1ではそうそう喜べないだろう。 この気持ちを大事にしていきたい。 10の褒められが当然になって100の讃美に慣れきって そうなったときに 1しか認められなかったとき 人はがっかりするんだと思う。 したくない。 1を大事にしたい。
内見しに行った。 結論からいえば、見送らせていただいた。
…スウェーデンハウスと謳った物件はかなり上等で、 書庫つきの書斎は壁一面の本棚が備え付けられ、 段組みもよく練られており これは収納量も使い勝手も申し分ない。 納屋は2畳ながら物置部屋としては十分。換気扇もついている。 洋室はスタンダードだったがウッドテラスに出ることができる。 日当たりも抜群で、茶菓子など用意してのんびりする分には さぞや気分がいいだろう。 2Fのリビングは窓いっぱいに太陽光を受け止めてて開放感あった。 キッチンが素晴らしい。引き出しの数、収納量が抜群。 キッチンの脇からは小さいテラスに出ることができた。 廊下を伝って寝室。ウォークインクローゼット。 全部屋エアコン付。 惜しいのは、建築物としては連棟式で独立した戸建てではないこと。 連なっているお隣には大家さんが済んでいる。 この大家さんが内見に同伴していたのだが、 なかなか好人物だった。 今年還暦を迎えるそうだが、ここまで未婚できているらしい。 福井出身で、三代遡れば御典医の家系だそうだ。 音楽きちがいらしく、CDやレコードが山積みだという。 不動産屋の方が出番なく、 物件の細かい部分の紹介のほとんどをこの壮年男性が懇切丁寧にしてくれた。 前の住人や他の内見者の情報も洗いざらい。 不動産屋の方は個人情報の取り扱いが厳しい昨今のようだから、 悪用するつもりのないこちらとしては、ただ楽しい話が聞けた。 以前はカナダ人の男性が住んでいたそうだ。 向こうの人らしく、大人数集まって 音楽爆音でかけたパーティーなんかもしてたとか。 そういう面からすると、 まだずっと常識的な範疇で生活できるはずの僕らは 気負いなく生活できるかとも思われたが、 懸念としては、本来想定していなかった三鷹であること、 好条件ではあってもガツンとくる"ときめき"が感じられなかったこと、 戸建て物件ではないこと… といった、批点というほどでもない難点があった。
内見を終えて、ルノアールで茶をしばきながら妻と相談。 かなり難しい判断であったものの、 見送ることにしたのだった。
結局引っ越しは決行せず、 今の物件をまた契約更新するかもしれない。 16万ほどフイにすることになるが、 ワクチン接種などの都合もあり、 契約更新料をケチって焦るよりはと、方針を改めた。
三鷹駅前の信号で 妻が見知らぬおばあちゃんに話しかけられた。 妻のトップスの留金が壊れているらしく ベルト仕掛けが垂れ下がっているのを指摘してくれたのだ。 「ありがとうございます。あれ、でもこれ、やりにく…」 「ふふ。彼に直してもらったら?」 「いえ。任せられないので」 「まあ! おほほほ。言われちゃったわねえ」 すごくいいおばあさんだと思った。 僕は終始アハハハと笑っていた。
帰り道、5月分の貯金を共同口座にしに行った。 550万円。 各々の口座にも十分な額はあるが、 家を買うにはまだまだこころもとない。
昼飯はぶっかけ。大根おろし付き。 アラビアータにするはずが、トマト缶がなかった。
夕飯はナシゴレン。 えびせん、トマト、リーフと目玉焼きがのる。 ついでにポテサラつくった。かぼちゃ入り。 じゃがいもレンチンしてから茹でて その間に玉ねぎを塩水に浸しておいて 20分くらい待ってじゃがいも引き上げて冷水に浸けて その間にニンジン切って玉ねぎ入れた塩水に加えて じゃがいも手で剥いてお湯に戻して かぼちゃレンチンして ベーコンオリーブオイルで炒めて じゃがいもボウルに入れてつぶして かぼちゃも加えてつぶして たまねぎの辛みが抜けないから半分はベーコンとともに炒めて オイルごとボウルに加えて キュウリ切って入れて 塩コショウマヨネーズで味整えてできあがり。 一時期ネット上で話題になってたけど ポテサラはじゅうぶん面倒な部類に入る。 なにしろメインじゃないし、 ついでに用意する惣菜ものとしては手間がかかる。 ポテサラを作る目的の献立なら面倒とは見なさないだろう。 実際に手を動かしている時間はたかが知れているし、 工数も少ない。失敗要素が少なく、簡単だ。 だが毎日料理をしていく中でポッと現れるポテサラは、面倒だ。
ヘテロトピアを投稿した企画の 企画主のアカウントがTwitter上で #私服を晒すと創作の傾向がわかる というタグで自撮り写真(顔は写してないが)を上げてて すげーがっかりした。 くだらないタグはたくさんあるし それにのっかる人を片っ端から否定したいわけでもないけど 創作は創作それ自体を目的としていてほしいのに こうやってコンテンツ化されると萎える。 まあネット上の 「創作」 って文字列自体が大分うさんくさいものであることは、 20年前から続く系譜だとも思うけど。 創作好き同士つながろう! みたいな姿勢になんら不純さを感じないほど鈍感ならば向いてないし、 不純さを感じておきながら敢えてってことなら せめてエクスキューズはかっこよくあってほしい。 屁理屈こねくりまわすでもいいから。
三体買った。買っちゃった。 冒頭、SFはお預けで文化大革命から。 4月に文革について調べてたから ちょうどいいくらいの前知識になってる。 しかしまー こっからドンドン広がってくんだろうなというスケール感を 早くもビシバシ感じさせる視角で楽しい。 怒涛の人だかりを上空から俯瞰してるような視点。 こういうのあんまり読んできてないからな。 たまにゃあいいな。
住まいと仕事の地理学、 日本における住宅ローン初期制度のとこまできた。 都市開発、都市学、まちづくり、 似たような本をたくさん読んで 同じような話をたくさん見てきて 全然覚えてないから 何度でも楽しめる。
今は 「場所」 への想念を高めていきたいのが第一だから いいのだ、覚えなくても。 そう言い聞かせている。
これも認知不協和の一種なんか…? 社会心理学講義が認知不協和理論まできた。 実験の例が多く出てくる。 正直言って信用ならない。 反論も弱いと思う。
昼はオムライス。 うまかった。 弁当にするにあたってはケチャップの水分量が難しい。 バターの加減も。 今回は割とうまくいった。 たぶん、次回にいかされもしないだろうけど…。
立川の殺傷事件、 19歳の男が風俗嬢を滅多刺しにしたやつ。 “70箇所も刺しておいて「残忍であるとはいえない」って、 どんだけ男は守られてんだ” って意味合いのツイートがプチバズッてた。 いかにもなフェミ女。 こういう考えのないやつのせいで男女の対立がむやみに深まり かえって女の立場が悪くなる。悪役だなあ。 そもそもの「残忍であるとはいえない」という言い回しにに何かひっかかるところがあり 調べてみると 元捜査一課の理事官という立場の人の発言らしい。 「19歳という年齢も鑑みると、カッとなって犯行に及んだんでしょう。 計画性があるとは思えず、残忍であるとはいえない」 これはいわゆる、法律(裁判/判例)における用語が 一般的な日本語とずれた意味合いで使われるというやつで、 ここでいう残忍でないとは「計画的でない」から導かれているだけの文言だ。 そういった事情を知らなくとも、一般的な読解力で判断できると思うけど。 あと今回、犯人が19歳少年だったというだけで、 これが19歳少女であったとしても、ほぼ同じコメントが返ってくるだろう。 少なくとも、この元理事感の発言を根拠としているのだから、 「19歳」にだけ焦点があてられるべきであって、 男か女かは(この発言には)関係ない。 結局この勘違いフェミは 「女は社会制度でも実生活でも常に危険に脅かされているし、 実際の被害にも遭っている。 男の方は女と同等の脅威にさらされておらず、 またそのことに無自覚無関心で実生活を過ごし、 その上加害者になってもなお、社会制度から守られるのか」 という非難を…あるいは問題提起をしたいのだろう。 その言い分自体はいい。 人によって是非は問われるかもしれないが、 まぁ個人的には支持してやりたいくらいだ。 だが、今回の事件および元理事官のコメント(それも切り抜きコメント)と結びつけて 自らの主張を絡ませるのは牽強付会だ。 はじめに主張があって、そこから理屈を発生させている。 これが典型的な世にいう「感情論」で、ちょっとでもものを考える人間から忌み嫌われる。 だから、本来なら最も味方にしたいはずの、 理性的で知性的な方々を敵にまわすこととなる。 そして、 理知的でない,しかし一見してみたところ理知が働いていそうな、 たちの悪い支持者を得てしまう。 その支持者は過分に(感情論的に)当該主張を賛美してしまうから 発信者にとっては気持ちいいし、 反対論者がドンドン魔物に見えてくる。 断絶が深まる。 発信者と支持者の主張は気持ちのいい輪の中で先鋭化していく。 けったくそわるいな。 本当に、こいつらはフェミニズムの敵だ。 こいつらがさえずるほど女性の立場を悪くする。
割拠、中盤を書き進めてる。 人心のために社会心理学、 場所論のためにまちづくりや都市論、 ギミックのために密教、源信あたりの仏教、 …などなどの本をじゃぶじゃぶ読み続けた成果を吐き出してる感じで すっごい楽しい。
高円寺駅前のホテルの入口に ストリートミュージシャン。 ギター一本と、よく通る歌声。 これホテル客やホテル経営側にとっては大いに迷惑だろうな。 と、思うけれども いつもの習癖で これを否定し尽くしては町が死ぬ。つまらない町になる。 しかしまたさらにその一方で、 高円寺っていう、先人たちが開拓してきてくれた土壌にのっかって そこで路上ライブするって こんにちにおいては いわばお膳立てされたお坊ちゃんに見えて あれはどうなんだろう。
この どうなんだろう は今敢えて使いました。 こういう話のとき どうなんだろう で締めるやつ、いる。 自分の言葉により発生する責任を回避しようとして でもホラ文脈からボクちんの言いたいことは伝わるでしょ… ていう汚いやり口。 すげぇだせぇぜ。 今どき高円寺で路上ライブするくらいださい。 「自分」が希薄だったり、自信がなかったり、 弱さを認めきれなかったりするのは、まあ仕方ない。 人間だ。 でもこちらがそれをだせぇと直感してしまうのも、まあ仕方ない。 直感までは制御しきれない。 どちらも褒められたもんじゃないだろう。 互いに律していこう。 なあアエナフ。
明日の内見の結果次第だけど 引っ越しの準備をとりあえず頭で進めてる。 うーん、恐怖していたほどにはつらくない…かな? もし三鷹だったら2〜3回は面倒な小物詰めてチャリで運んでもいいしな。
少女漫画読んでて思ったこと。 仁義なき婿取り読んでて、 やくざの親分が刀の鞘を掴む、 その手のアップを描いたコマがあって、 すげー上手いと感動した。 というのは、別に画力そのものの問題じゃなくて、 もしこれが写実的な絵だったら それこそ写真をトレス、 で上手な絵になっちゃうんだけど、 このたびは少女漫画のタッチで描いた手が しっかり鞘を握っている。 これは完全なるフィクションを描いてるわけで、 まぁ単純な話なんだけどスゲーと思った。
高円寺の路上ライブ、について追記。 なんか突発的に町で音楽やりたくなったから高円寺来たぜ、 弾くぜ、歌うぜ、 ていう、 いわば酔っ払い的な犯行はいいと思う。 酒が入ってる必要はないですが。 夢を背負って!とか あなたに聞かせたい歌が!とか そういうなまぬるい体温じゃなしに ただ純粋に 目的なしにやってきた人というのは なんとなくすぐわかる。 あれは気分がいい。
久しぶりに駅前で 臨時の雇われがモンスターエナジーを配っていた。 企業戦略に与することはどんな言い訳をたてようと屈したも同然だから 本当は無視するべきであるのについ受け取ってしまう。 会社で飲む。ねるねるねるねの味がする。 偏差値がだだ下がりするような不健康な甘さ。 快楽的。 子供向け。
一時期ジャンクな食べ物が大きらいになって カップ麺やスナック菓子を受け付けられなくなった。 今でもカップ麺は避けたい(でも年に一回くらい食べたくなる)けど わかりやすい糖分とか脂質とか炭水化物、 化けものじみた糖質のたぐいはストレスあると悪魔的訴求力を発する。 自分への理由付けにもなるし。 「だってストレスがあるから仕方ない」。 酒やタバコもそうだ。だってストレスが。 この手の商売は壊滅したらいいと思うし (どうせ闇市場は生き残る。闇市場さえあればいい) 消費者も抵抗していくべきと考えるから だから 本当は受け取っちゃいけなかったのに 自分を甘やかしてしまった。
昼飯。がいしょく。 ただ店舗構えてみましたというやる気のない店構えで タンメンと餃子だけを専門にしているラーメン店に入ってみた。 先客が一人いるだけで客席まわりに店員はいない。 客席自体10にも満たない。 食券を買い席につこうとすると厨房から声が。 聞き取れない。 「はい?」 「タンメンだけですか?」 「はい」 そのまま返事はなかった。 どうやら一人で切り盛りしているようだ。 看板からして、個人店というよりはオーナーが出資しているところへ 雇われがたったひとりで任さされている。 という図式まるだしで褒められない。 その人もアジア系の外国人のようだし。 タンメンは…野菜ドカ盛りだった。 それはいい。タンメンなんて塩味がきいてて野菜たっぷりならそれでいい。 でも塩っけが感じられない。パンチもない。 胡椒を入れた。入れすぎた。 後半はウェップって感じに。 もういかないかな…。
妻がかなり好条件の賃貸物件を探し当ててくれた。 三鷹で定期借家だから当初の希望からずれるところはあるが それでも広さ間取り家賃立地設備それぞれ申し分ない。 ソッコーで取られそうだから慎重に話し合うまでもなく 土曜朝イチの内見を予約をしてもらった。 展望展望。 三鷹に住む想像をして楽しんだ。
なんか…とっても「三体」が見たくなってきてる。 話題の中国小説の。 おおがかりな三部作という触れ込みだったから 何年後かに完結するのかと思いきや もう三部目が出てるらしく それも大好評のようだ。 しかし買い揃えるとハードカバーで 上下巻とかもあるみたいだから1万近くするか…? おっきいな…。 かといって図書館では予約何十もあるだろうし。
「テスカトリポカ」も読みたいんだよな。 同じような衝動だから どっちか読めば大分満たされるんだろうけど。
あと、とっといてある「百年の孤独」。 いよいよ読みたい…。でも今もってなおとっておきたくもある…。
アートフィルムをたくさん見てきたおかげで 知らぬ間にビジュアルそのものを楽しむチャンネルが構成されたらしく 小説的な方面での視界も広まった。 ひいては詩的世界での呼吸につながる。 物の名前に興味がなかったが、 物そのものや物の運動、物品詞に美意識を働かすことができる。
テレワークのできない業務につき (本当は部署によりできるが上が全面的に承知しない) 毎日出勤しているものの 緊急事態宣言下においては 退勤できそうな社員は定時前でもあがっていいとされている。 この取り組みは好意的に受けとめられてるようだ。 どの部署も毎日半数とまではいわないが それに近い人数が早上がりさせてもらっている。 だが僕のところはそうはならない。 無能な先輩がびびって、あがらそうとしない。 あがらせた、という判断による責任にびびってるのだが 仕事はないし 見通しの裏付けもあるのにあほみたいだ。 まぁあほなんだけども…
夕飯はエビチリ。 前までは冷凍エビ使っていたけれど 剥き身のバナエイエビ使うようになってからは プリップリが楽しめてもう戻れない。
昨日見た夢の件を妻に話してみた。 すっかり夢を見なくなってしまってたんだけど というで切り出し方をしてみた時点で 寝る前にお話しをしてるからじゃない、と冗談めかして言われた。 たしかに毎夜、寝物語を聞かせている。 あれが夢の代わりだったのか。 なかなか面白い説だ。
夢を見た。 昨日間取り図を見て、内見に行こうか検討していた物件を実際に見に行く。 部屋のいちいちをありありと覚えている。 マンションにしてはありえないような広さだった。 玄関を空けてすぐに四畳半の部屋がある。白い。狭い。小さい冷蔵庫がついていた。 申し訳ばかりに収納もある。 ここは寝室に適しているかもしれない。 二、三の部屋を抜けて居間へ。 和室だ。調度品がいくつか備え付けられている。 神棚だか仏壇だかの成れの果てが壁に埋め込まれていた。 清掃業者の私物がそこらじゅうに放ったらかされていて、 ここで生活していく実感まで疑似体験できた。
起きて、嫌な夢をみたと思った。 いい内容だったから、夢であったことにがっかりしたわけだけれど、 とするといい夢も悪い夢も、どちらも嫌ということになる。 夢ってそんなんだったっけ。 ずっと…もう二年以上もまともに夢なんて見てなかったら、わからない。
仕事は今日も余裕あった。 だんだん入ってきたので昨日ほどではない。 ある作業を後輩に教えた。 なんておれは教え方が上手いのだろうと惚れ惚れしたが 誰が褒めてくれるわけでもない。査定にもつながらない。 数年前までの讃えられぶりを思い返すとむなしくなる、 というわけでもなく、無感情で日中を過ごした。
弁当は牛肉とタケノコの炒めもの。 先週と違い、オイスターソースを切らしていたから その分だけやや味気なかった。
24時間後世界が滅びるならばといった創作テーマをTwitterで見た。 やれ紅茶を飲んでゆったり過ごすだの(ミッシェルは20年前だ) 最後はきみと一緒にだのなんだのと そういう連中のおもわくを木っ端みじんに蹴散らすためにも、 1日後世界が終わるならば、必ず、それより前、 23時間以内に世界を破壊し尽くしてやらねばなるまい。 このお題には、「何をしたっていい」という自由が内包され、 またどれだけのことができるものかと、試されてもいる。 したがって、あらゆる破壊活動すら織り込み済みのはずだ。
真っ先に思い浮かぶのは核兵器である。 しかし素人に、ましてや期日内に、 その用意なんてできようはずもない。 それを達成してみようというのである。 一回の化学教師がプルトニウムを盗み出し たった一人で核兵器を製造する映画があったが、 さすがに無理がある。 すでに存在する核兵器を世界中に向けて放てれば御の字だろう。 もちろん細菌兵器でも構わない。 大量殺戮さえかなえばいい。 そして、…これが何より重要なのだが…自分が執行者である必要はない。 23時間以内に核兵器が世界中にポンポン撃ち落とされる現実を実現させればいいのだ。 これは、言論だけでも実現できる可能性はある。 なにしろ、正気が失われたような情勢のさなかで、 究極的には何人かをありえないような狂気に導いてやれればいいのだ。
それにしたって23時間では無理があるだろう、 前準備はいるんじゃないかと…すると…
…今は仮定の話をしている。 連中と同じく 安全圏で、 本当は世界が終わることなどないと知れていながら、 ただ終わるつもりで語っている。 安穏と…。 私はお前らを安全圏から引きずり下ろしてやりたいのです。 私は今日からやるよ。 言論で導いてやる。 一人くらいは気の触れるやつもいるだろう。 世界が終わるとなったら、それより先に世界を滅ぼす、 という考えを、わずかでも広める。 広める。 広めていく。 お前たちの 安穏としたなまぬるい願望を 今ここから侵害する。 もうここから射程圏内だ。
そういう書きものをしてやろうかと思ったが まぁ意地悪いし 割とスレスレなのでやめた。 いや別にやってもいいんだけど 何も賭けたいとは思わない通り過ぎゆく企画で そんな通り魔みたいな真似は 天秤が釣り合わない。 こっちはよくてもあっちに禍根を残しかねないし。
夕飯はまぐろを醤油で15分だけ浸けて 昨晩仕込んで置いたウールガイ足してどんぶりに。 万能ねぎと刻みのりとワサビをのせちゃあそりゃもう絶品よ。 ゴハンすすむすすむ。 食べながらEテレの カップルのなれそめを紹介する番組を見た。 彼女の方が 男として生まれたけど性自認は女で 10代のときは苦しかったが 二十歳で家出 知り合いの誰にも連絡せず返事も返さず失踪 歌舞伎町で二年間バイトしてお金ためて 性適合手術に踏み切り念願かなって女へ 今はYoutuberとして人気を博している… って生い立ちで 失踪のところで スゲー とわくわくした。
おりしも昨日とか今日 重量挙げだかなんだかで トランスジェンダーの女性…体は男性…が優勝した件が 物議をかもしてるらしい。 そらそうだ。 しかしどれだけネット上で おかしいよね と叫ぼうが、 この解決は困難だ。 深くは考えませんが。
昨日に続き平和な一日。
昼飯は豆板醤を熱して鶏もも肉とタマネギとニンジンと一緒に炒めたもの。 葉物に柚子胡椒で味付けした鶏胸肉を載せた。うまい。
大坂なおみが話題。 女子テニス界トップの実力を誇りながら、 試合後の会見を拒否してるんだとか。 本人の弁による拒否の理由はまっとうに思えるが なにかと喚きがちなこれまでの印象もあり、 またプロスポーツ選手として規約に則るべき必要性もあり、 批判的な声も多いようだ。 テニスプレイヤーなんだからテニスうまけりゃいいじゃん という風に見なしてやりたい一方で、 自身がトップアスリートである武井壮の スポーツが人より上手いだけで金は稼げないんですよ という言葉にも頷きたくなる。
そういやあ昨日みた逆転人生もプロスポーツ選手の問題児だった。 今はファンが第一としているお手本のようなバスケットボール選手だが かつては客にコート内から中指立ててたりもして。 バスケうまいだけじゃダメなんですかね。 芸人とか作家でもそうだけど、 こういう人たちはまともに社会生活できなくてもいいんじゃないの?
ちょっと話ずれるけど その能力は別じゃん、て思うこと多い。 イラストレーターに服飾デザインのセンスが求められるとか。
料理しててよく思うのが、 フライパンで火を通しながら 野菜切ってその余りをサランラップでとじて冷蔵庫に入れる、 その一連の流れのなかで、 たとえばサランラップがなかなか剥離しない… といった事態に見舞われると、 フライパンの方の火加減に不都合が生じて、 料理の味が損なわれてしまう。 そういうこと、ある。 調味料の蓋が開かないとか、買っておいたはずの食材が見あたらないとか。 本質的な料理の技能そのものではないはずなのに、 これによって評点が下がってしまう、 ひいては料理下手と見なされてしまうという。 というか料理下手と言われてる人の中には絶対そういう人多いと思うんですねー いやこれこそ料理の段取りなのだから広くいって料理の技術に含まれる ってのは当然言うまでもなく分かった上でですねーいってんですねー そういう言い分は理屈と実際が乖離してしまってるんですねー 不測の事態すべてに気を配って完全無欠の準備を整えた上で調理を始めるようにするというのは 実際的な手間と時間を鑑みるとむしろ料理下手が疑われるし 不測の事態すべてに適切な処理が即座はかれるような臨機応変の対応力がないと 料理ができるとは見なされないって考えかたも実際的でねーし そのへんをですねー考えてみてもらいたいんですねー
と、別に誰に何を言われたわけでもないのに架空の反論をしてみる。 こういう風に、仮想敵を見立てて勝手な反論をするってのは 現代人にありがちな習癖じゃないかと思う。 僕はこの仮想敵に名前を与えてやろうと思う。 人格もビジュアルも与えず、ただ名前と役割だけを。 アエナフ。 おまえの名前はアエナフだ。 意味はない。 おまえは僕に言い訳をさせる糾弾者で、 僕の持論をくらう被弾者でもある。 よろしく、アエナフ。
|