舌の色はピンク
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従兄弟と正月麻雀。2位。
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従兄弟たちも子供だった頃は 荒唐無稽な言動が際立って面白かったけど 今はもう物事を判断できる知恵を 生半可に身につけているものだから やることなすこともう押し並べて全くちっとも面白くない。 ウケねらいの一言がきつい。リアクションに困る。 アハハ。フフ。アハハハハ。
ハァ。
僕はもともと安直な下ネタくらい 繰り出してみせる奴だったと記憶している。 転機はやはり小5の転校だったのだと思う。 転校と同時に演じ始めた真面目っぽいキャラを 自然に脱却するタイミングがなかったのだ。
それでも一度勇気を出してみたことがある。 小学校6年のとある休日に 当時もっとも仲の良かったオカを自宅に招いて SFCのがんばれゴエモンをプレイしていたときだ。
壁からバネ仕掛けの巨大なボクシンググローブが 一定感覚で前後運動する障害を乗り越える面だった。 ソレは僕には男性器に見えた。 見立てられると思った。 「チ●コじゃん! ほらチ●コだよコレ!!」 意気揚々、持ちうる限りのテンションと 自前の笑い声となけなしの勢いで僕は言い放った。 だいじょうぶ、オカは下ネタ好きだ。まずノッてくれる。 「え。つまんない」 一蹴された。
あれぐらいスベッたことは後にも先にもない。 今思い出しても胃液が逆流する。 この一軒を経て以来、僕が猥語を口に出すことはなくなった。 下ネタもやめた。 死んだ。
例えば花屋に行って高価な花を束にすれば物のプレゼント、 相手の好みを鑑み選りに選りすぐった花束を仕立てれば心のプレゼント、 持ち帰り困難なほどの大量の花束を手渡せば一個の経験をプレゼントするとなるわけです。
プレゼントしないというテもあります。
| 2011年12月23日(金) |
鮫なら3時間見続けられる |
サンシャイン水族館に行った。 風が異様に強く、 「サンシャイン水族館へようこそ!」 と書かれた幕がバッコバッコ壁に打ち付けられていて不穏だった。
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自分の生まれた日の出来事に興味があり、 いつか国会図書館で新聞を調べてやろうと目論んでいたのだけど、 サンシャインの展望台に全く同じ発想で 「あなたの生まれた日の新聞をどうぞ!」のサービスがあった。 滅入った滅入った。 当然調べなかったし、今後も調べないかもしれない。
だって犬にサンタの装いさせているのですもの… あたし、怖いわあって思っちゃって… 飼い主さんは何者のつもりなのかしら、ねえ、 やだわあサンタに首輪つけて、ねえ、そんな登場人物いないじゃない。 あれよあれ、ほら…成立してないっていうの? 犬がトナカイで飼い主がサンタならわかるわよ。あたしにだって。 だけどねえ犬がサンタじゃもう……あ、神? 神気取りってこと? 飼い主さんが? 聖なる? きゃー。いやねぇそれならわかるわよ。 はじめからそう言ってくれたら、あたしだって、ねえ、 あれするのに、こわいわあ。いやねぇ、ほんと。世の中物騒で。
咳が止まらず。 毎冬のことだけれど喉が痛んでしかたない。
職場の同僚も僕と同じく喉がつらそうだったけれど こっちの咳に血が混じっていることを聞かせたら まじすか… だって。
勝ったと思ったよ。
ときめきラブポーション。 首ったけとゆう意味で使いました。
いいよね。 極端に言えばろくろ首のような。 フィクションに頼らざるをえないけれども。
女が特有する情念とやらには美しさも怖さも目いっぱい蓄えられている。 そんなものがいつまでも大人しくしているはずがないのです。 精神性が肉体を突き抜けたとき、様式なんかほっぽって、 彼女らの首はいつか伸びるのだと思う。
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安永知澄の漫画に首の伸びる女を描いた短編があった。 あれは素晴らしいです。素晴らしい。 艶なんかとは一線を画した色気が描かれております。
忠臣蔵を見たことがない。ドラマでも映画でも。 今日NHKでふと見た特集によって初めて赤穂事件の概要を知った。 興味深いものを感じ、視聴後、Wikipediaと手持ちの資料で補った。
はたして、まったく浅野内匠頭サイドに肩入れできないとゆう結論が導き出された。
いろいろ理由はあるけど一番のところは 老いた吉良上野介を唐突に背後から明確な殺意のもと斬りつけてなお 二、三と刀を振るうも殺害し得なかった浅野内匠頭のチャラリー鼻から牛乳。感が いくらなんでも情けなさ過ぎる。
その点、赤穂浪士たちは同じ不意討ちでも 未明午前4時に殺戮劇を演じに行って みごと寝ぼけ眼どもをほふりまくることに成功したわけだから まだいいのかもしれない。
ドラマ見れば印象変わるんだろうか。
| 2011年12月10日(土) |
今夜は月が奇形ですね |
月食を見た。 見るつもりで見た。 赤かった。
日常生活時に不意に現われる赤い月のほうが好きっぽい。
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月食がなんたるかを知らされて 月食の正解形を頭に叩き込んだ上で 「月食が見れた」ってなんだかこっけいだ。 せっかくの感動が確認作業に終始する。 芸術作品の鑑賞や遺跡探訪でもおんなじに思える。 頭空っぽのほうが夢詰め込めるらしいぜ…?
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