舌の色はピンク
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2011年12月09日(金) 自我崩壊

たいていのところには気負いせず一人で行ける。
あまり物怖じしない。
一人焼肉とか一人カラオケとか全く問題ない。
一人で行きたくない場所あるだろうか。

と、思案巡らしてみたところ、あった。
ライブハウスだ。
友人からの招待の。

いや演奏中は別にいいのだけど。
演奏が終わった後に軽い挨拶をするそのいっとき、あれがつらい。
友人と挨拶しながら、その友人が僕と関係ない別の人間と
同時に立ち話をし始めた瞬間、あの瞬間がつらすぎる。
過去に何度もある。何度も何度もある。
去るに去れず、笑顔みたいな顔をしてただひたすら時間持て余すあの感じ。
連れがいれば助かるものを、一人でいてはせいぜい
用もないのに携帯を触り続けるくらいしか手立てがない。
さいあくなのは割とハイテンションに挨拶してしまった直後に
新たな話し相手が現われたときのパターンで、
あんなに数秒前まで気さくだったのに俺、今なに沈黙してんの俺、
みたいな、あああ、笑顔らしき顔ももたなくなっていってさあ、あああああああ ああ

無理。無理です。
今思い出してみただけで食欲がなくなったよ。


2011年12月07日(水) いつか鳴り響く

僕ってやつぁ物欲に乏しく
プレゼントに欲しい品なんてそうそうない。

と、思われてきたのだけど
入手困難なものまで含めれば幾つか浮かぶ。
鐘とか。巨大な。
毎日でも除夜の鐘の真似事ができる。
ストレス溜まってきたりしたらすぐ突いちゃう。
ゴゥーンンン…。ゥーンンンン……。
やりきれなくなった真夜中に泣き叫びながら乱打してもいい。
ゴーンゴゴーンゴーゴゴゴゴワォーンンゴ
ゴワゴワゴゴゴーンンンゴワォーンゴワォーン ンンン…。
うん、欲しい。相当欲しいなこれは。

しかし大鐘となると、資金の問題のみならず、土地、売買ルート、
他こまごました許可が必要だろうと考えられ実現性は低い。
大鐘倶楽部、みたいな組織があればいいのにな。せめて。


あとは無難に、宝箱など。
宝そのものより宝箱もらったほうがときめく。それはとてもめくるめく。


2011年12月06日(火) 死者と差別

この寒さのなか息が白くならない。
複数人が集まる野外で当たり前のように白い息が景色に浮かぶ一方
僕の息だけが白くならない。

…死んでるんだろうか?
この身は。すでに。
思えば去年も息白くなかった気がする。
死せる身の分際で一年ものあいだ社会の歯車気取りであったか。

それでも願わくば生者と同等に扱って欲しい。
税金は払うし保険も入るから。
身体だって動く。物にも触れる。脳波? ビンビンだ。
いっちょまえにしゃべったりもできるんだぜ。
だから差別しないで欲しい。
春になったら忘れて欲しい。


2011年12月05日(月) 会話

『あとはね、きみの、いつもはずっとセカセカ動き回ってるのに
あるとき急に止まってボーッとしたりするところとか』
「あぁ、あるね」
『ハエみたい』
「では、僕にたかられる君はさしずめ…糞…ということに…」
『糞です』
「あああ」
『糞です』

(20121205/恋人×れどれ/部屋)


2011年12月04日(日) つまづいたっていいじゃない 人間だもの にゃあ

東京スカイツリーを観にいった。
「おれって東京タワー好きだったんだなァ」と思った。

/

夕方からは友人と猫カフェに。
結論から言うと、もう二度と行くことはありますまい。
猫を道具に商売している空間に気持ち悪いものを感じた。
まぁ需要があるから成り立ってるわけだし
動物園の構図に近くもあるからそこは取り立てて責めるつもりはない。
ただ初めて来店する客を「初心者」と呼んじゃってるところに品性のげれつさが現われてる。
それって客はもちろんのこと猫たちにもたいへん失礼な言葉選びだ。
あの店が特別だったんだろか。不愉快でたまらなかった。

そうは偉そうにのたまいながら一匹お気に入りを見定めて
長時間に渡る見つめ合いの末僕の腕の中で眠りだした猫と
ちゃっかり至福の一時を過ごしたりもしていた。
小生、卑劣漢!


2011年12月03日(土) くたばるなクリスマス

街がクリスマス色に。

良いですね。良いです。
イルミネーションやクリスマスソングは好きです。満たされる。
道行く人なんかもやたら幸せに見えて。ほんとはいろいろ不幸なのに違いないのに。
彼らの表情見ているだけでこちらまで幸せな気分になってくる。


クリスマス会、というものなぞに僕も幼年期参加した覚えがある。
イベントに浮かれちゃったおとな達が
さあ児童どもをクリスマスまみれにしてやろうと口角上げて
一通りの歌を歌わせたりプレゼント交換などさせるんだけど
案外すんなり進行しちゃって時間持て余して
「あれ? こんなもんだっけ?」みたいな顔してる凄惨な光景に覚えがある。
「あー…。…ハンカチ落としでもやろっか?」と言った大人の気持ちが今ならわかるんだ。

そういった幼き日の思い出をいちいち発掘できるので
イルミネーションやクリスマスソングは好きです。

/

自分に子供ができたら。
僕はまず間違いなく溺愛するしクリスマスなんか一緒に過ごしたがるはずだ。
でも子供には家族と一緒に過ごしたいなんて思って欲しくない。
なんか気持ち悪いじゃない…そんな子供…。
いや、父としては確固として一緒に過ごしたいとは思ってるんだけど、あくまで片思い希望というか。
「ごめんその日は」って言われたい。
「ごめんその日は」って言われた日に顔文字付きの日記を書くのさ。


2011年12月02日(金) 遅読者はかく語りき

テレビで速読のススメを見た。
映像内で読まれていた本は文庫小説だった。

教養本やらならまだしも、小説を読んでいる時間は幸福ではないの…?
かなう限り長く浸っていたいものではないの。
時間が惜しいなら小説なんて読まなければいいのに。
名作の読書を一般教養さながらに扱う性根が憎い。


2011年12月01日(木) 潜伏

このページに誰も来ていないことを確認。


2011年11月21日(月) テステステステス

あ あ

ンー ン


2010年05月02日(日) 第二回面雀

今回も記録から一部抜粋。

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「新聞-やわらかい」
『もう、アホなんですよ』
『新聞に触った感想がこれか』
『固い柔らかいじゃないだろ字を読めよっていう…』

「ダッシュ-UFO」
『飛べよ』
『Flyしてない』

「上手く-さわらないで」
『そうとうマニアックな性癖』

「上手く-生まれ変わった」
『これはね、キリストやお釈迦さんも思ったと思いますよ』
『そりゃラッキーだよな、今回当たりだって思うもの』

「ストライプ-長(おさ)」
『ストライプの長!』『画を思い浮かべると腹立つわあ』

「味噌-と話します」
『ある主婦がね、もう家庭にも飽き飽きしてるし、キッチンに行けばこれなんですよ。
夫はもともと“毎日僕の味噌汁を作ってくれ”ってプロポーズしたのにね』
『あるいみ浮気だ』

「袋-隊」
『もっとも基本的な戦法としてね、多数対少数ってのがある。
それを極端に目的化して、フクロ専用の隊が組まれたわけ。一人対百人とかザラ』
『ひどい。絶対この隊とは戦いたくない』

「袋-泳法」
『もう絶対溺れないよね』

「旬-登録」
『なんでもかんでもね、旬やら季語やら複雑なんですよ。
だからこの際全部決めちまおうと。はい、机の旬は夏。はい、TVの旬は秋。そんな感じにね』

「セクシー-登録」
『なんとなくだけど、どんな色気も登録されたらセクシーって思わないよね…』

「初-保険」
『あなたのバージンを保証します』
『うわあ最低なビジネス』
『ちゃんと保険調査員が調べに来るからね。
エートお父様、この度お嬢さんは輪姦で純潔を失ったということですが…』

「ネット-ジャイアント」
『プロレスラーの名前』
『弱そう!?』

「桜-亀」
『甲羅が桜の形してる亀』
『見た目キレイかもしれないが、桜の花びらの形状じゃ隙だらけだ。角の4箇所は胴体が丸見えなわけで』
『あんなに防御力が高いとされていた亀なのに…』

「High-煙」
『……』
『……』

「エコ-殺し」
『エコを殺せェ!』

「生まれ変わった-週間」
『そうなんです、あれが今思えば、私が生まれ変わった週間だったのかなぁって』
『瞬間じゃなくなるだけで随分間延びするもんなんだなあ』

「再び-マジック」
『もうバレてるのに!』
『きついなあ、種も仕掛けもバレてるのにまだやるの…』
『もうやめてあげて…』

「上下-おっさん」
『上下おっさん、左右おばさん』
『ど、どういうことなんだ…?』

「平成(たいらなり)の-音(いん)」
『元号の平成が決まるもととなった事件』

「チルドレン-JAPAN」
『小学校から英語教育されている世代の子供をこう言うんです』
『ゆとりの次にこれがくるわけだね。意味なくいじめてしまいそうな世代名だ』

「自家製-ビニール」
『誰が作れるんだろうね?』
『たしかに、ビニールを自家製で作れたらなんかすごい』

「味噌-書」
『オリエンタリズムがどうとか聞くけど実際欧米圏は日本ナメてますからね。
日本仏教の書はジョークっぽくこう呼ばれちゃってるんですよ』

「痛-神」
『割とイタい神っているよね。ギリシャ神話でもゼウスはイタめだし』
『いるいる。アマテラスさんもイタいし』

「六畳-新聞」
『六畳の大きさの新聞!』
『読みにくい!』
『読めない!』

「最終-義務」
『国民の三大義務ってなんですか、勤労納税教育ですか?
私からいわせればそんなもの、どうでもいいんです。
全ての義務の最後に行き着くもの。この義務だけ果たせばいいんです。
生きること…ですよ』
『この人えらい…』

「AM-会計」
『Aが“ありがとうございます。”
Mが“またご来店くださいませ。”
会計時の基本挨拶』

「日本一-ビニール」
『多分、中小企業の社名だろうね』
『だろうなあ、いやもうたぶん、小なんだろうなあ』

「感傷的-医者」
『いちいち感傷するよ』
『絶対かかりたくない』

「感傷的-鉄道」
『一般的な美人をホームに配置してみたり、
車内の広告はディズニーランドだったり、
とにかく乗客を“あぁ、あの人との思い出――”とか感傷させそうな細工が
そこかしこに仕組まれている鉄道』

「孫の-義務」
『笑ったりね。美味しそうに和食ほおばったりね。無邪気っぽく振舞ったりね』
『あるある』

「世界三大-JAPAN」
『どういうことなんだろう?』
『どういうことなんだろうね?』

「!-携帯」
『!の形をした携帯電話』
『あぁ、セパレートで…長部と短部に分かれて…』

「登録-好み」
『ネットでも多くなったよね。その時々、一度限りの登録。
そんなときに、サイト側におもねってしまう場合あるじゃないですか。自意識過剰なんだけど。
ここは24歳じゃ恥ずかしいから20歳にしてしまおう…とか、
出身地北海道の方がソレっぽいぞ…とか。全然そんなことする必要ないのにね。
あれを登録好みというんです』

「高層-副主任」
『とんでもなく背の高い副主任ね』
『頭に赤いランプ点灯させたり?』

「このまま-浮気」
『このままスー…ッと』
『自然に…スライドするように…』
『…浮気!』

「おっさん-このまま」
『駅のホームでね、子どもが線路に落ちてしまってね。
そばにいた中年がとっさに助けようとしたんだけどちょっと踏みとどまってしまって、
そしたら一人の若者が、おっさんこのまま!って叫んで、子供を助けたの』
『うわぁおっさんやりきれない…ヒーローになりそこねた挙句、なかば邪魔扱いされてる…』

「今-賊」
『もしもし久々ー
あー久々ー
 おまえ今なにやってんのー
え、俺ー?今賊』

「賊と-話します」
『王城の前に群がった賊への対処に困る城内での、姫のセリフですね』
『あぁ、世間知らずなんだなあ!』
『話せば通じると思ってるんだ!』
『ちょっと可愛いけどね』

「日本語で-ネット」
『どこにでもこういう間違いする先生いるよね。
日本語でネット! 英語で網!』


れどれ |MAIL