舌の色はピンク
DiaryINDEXpastwill


2008年02月26日(火) 我が顔を手で覆い泣く

ばかなCM見た くわー腹立つ イライラァ!
あまり売れてなさそうな女優?みたいな女の子が
「私みたいに可愛いと危険がいっぱいでぇ〜」とぼやいたら
市川由衣(アイドル?)が「それなら!」と件例を紹介する不動産のCM。

その女の子はあんまり顔が整っているほうではないのだけど
不細工を売りにできる芸人などとは一線を画していて、
見ようによってはメガネが似合うあどけない女子レベル…なのにも関わらず、
構図的としては明らかに逆説的なパターン、
つまり「いや可愛くないから(笑)」とゆー解を誘う方程式を前面に押し出していて
とほうもなく不愉快な心持ちになった、くわぁぁぁ腹立つ!

いったいそれで誰が得するの!? 
何も面白くないし全然成立してないでしょ。
ま…………ったく不必要な演出。
あんなんを企業の広告放送にするデリカシーのなさが信じられない。
アー苛立たしい。
製作関係者一同どうか不幸になれ。
できるだけ早く老化しろ。せいいっぱい息災から遠ざかれ。


2008年02月24日(日) 頭はハピネス

強風のため電車に遅れが生じっぱな一日。
障害物が線路に飛来してきた とか。
飛来とflyは似ていると思った。
うん。似ている。


2008年02月23日(土) イマジネーション 名前を呼んでくれ

駅前の広場で子供たちが戯れていた。
小学校低学年くらいの男子が4人走り回ってて。
4人ともが一切言葉のやりとりはないものの
ひたすらキャッキャと騒いでる微笑ましい光景で
ちょっと見入っていたのだけど
ある瞬間から小石の投げ合いに遊びが転じた。
石のつぶてを当てたり当てられたり。
そんな遊びが成立してるのか、いったい何ごっこなんだ……。
しかも相変わらず4人の間に会話らしい会話はない。
ただ、キャッキャ笑いあって楽しそうだ。
彼らの共有する怡楽は、なるほど伝達媒介にとらわれず自由に躍動している。
これぞ正しいコミュニケーションなのかもしれない。
意思と石をかけているのかもしれない。

フン。


2008年02月22日(金) 神様 ほんとはあなたなんていない

リサイクルショップで
意味もなく品々を物色していると
念願成就、的な置物が売ってて
いわくありげな石に「繁栄」と彫ってあった。
値札には「800円 未使用」と書いてあった。
わけがわからなくて
正気と狂気のはざまをさまよった。

/

耳耳、耳耳耳、耳、耳をすませばたまんねえ…!
なんだいこの甘ズッぱさは!

むずがゆさに耐えながら鑑賞しているのだぜ。
ニヤニヤした溜息ばかり漏らしている。
なにこの映画。
正直言って泣いた。
ほら、せいじくんの家で彼のバイオリンにしずくが歌声あわせるシーンとかさぁ!
キヤアアアアア。たまんねぇのさ。


2008年02月20日(水) 僕は5分で愛の歌をつくって歌うよ

たとえば休日の朝、
のんびり起きて布団にくるまれ
まどろんでいるさなか
調子いいときに限るけど
自らの意志で脳内麻薬をブンピツできる瞬間がある。

眠りの快感、そうとも快感だ。
頭からサワサワサワサワーッと快感物質が巡る巡る。
この内分泌も昔は操れなかった。
22年間今の体を馴らしてきてようやく境地に近づいてきたとみえる。
とはいえ自由自在に代謝するには程遠く、
あくまで調子のいいときに限り
己の体の波に乗じるだけだ。
「あ、4〜5秒後に脳から、あ、あ、出せそう、あ、出せるぞあ、あ、あ」
そしてサワサワサワサワーッ ビクンビクン!

洗いざらい友達に話したら変態呼ばわりされた。
……いや、便利な体だろう。重宝しているよ。


2008年02月19日(火) この星の軸がずれてチャドは行き場を失った

のんびり電車に乗ってたら
ディズニーランドのキャスト募集の広告があった。
レイアウトが腹の皮をよるに足る逸品で、
くたびれたおっちゃんが
「将来の夢を探しています。
ディズニーランドとやらで見つかりますか?」
と質問しているつくり。

何もかもがおっかしくってたまらなくなって
顔面の筋肉がいちじるしく強張った。
なかなか思い切った広告に踏み切ったなあ。ディズニーとやらも。


2008年02月18日(月) 誰も知らない 知られちゃいけない

アホは高いところとでかいものが好き。とは持論だ。
まぁ僕も高いところは好きなんだけど。

個人的には低いところの方が好きだ。
高いところって希少と思われがちながら
スポットとしてはありふれていて皆それなりに体験してきてる反面、
低いところ、極端に低い目線って実はあまり験じてきてなかったりする。
這いつくばればいいだけなのに這いつくばらないから。いい大人は。

地面に寝転がって見上げる日常空間はまるで別世界だ。
人が立っていようものなら巨人。
それがたとえ気の知れた友達だって
得体の知れない東洋人にしか見えず、恐怖果てしない。
満員電車で這いつくばれたらどれだけ新鮮だろう。
踏む踏まれないは関係ない。
ただ、見知った世界が見知らぬ世界に容易く変貌する不確かさに酔いたいだけなのだ。
地面は空なのだ。
さぁ坊主、ほふく前進の時間だぜ。


2008年02月16日(土) 稲穂も揺れる 恋揺れる

スポーツ鑑賞全般に興味がもてなくて
ことさらに競泳に関してはそもそも意味がわからない。
海ならわかる。
しかし彼らが泳ぐのはプールだ。
プールにはプールサイドがある。
プールという施設にはその構造上必ずプールサイドがある。
絶対プールサイド走ったほうが速いのに……。と思ってしまう。
わざわざ目標地点まで時間のかかる方途で向かってその時間を競うなんて!
まったくクレイジーなできごとだぜ!

なんだったら観客席で
「がんばってー!」
「すげー! 速ぇー!」
など歓声あげてる人間のほうがゴールに早く辿り着けるのに。
プールサイドを走れば。応援してる選手より早く。

こういった欠陥を孕んだ競技に
熱を込めて感奮できようはずもなく
どうにも慨嘆してまう。

あ、泳ぐのは好きです。
きたじまこうすけは嫌いです。


2008年02月15日(金) だからってそれは最新のコンディショナーじゃないぞなんてね

読売新聞の印字が大きくなるらしい。

記事に目を通したらちょっとおどろいた。
「新しい文字は、"メガ文字"と呼びます。」
メガ文字て。
メ メガ文字てェー!

…続いてこうも書いてある。
「"メガ"は100万倍を表す言葉です。
現在の文字に比べて横に約7%、縦に約16%それぞれ大きくなり、
面積で約23%広くなります。」
な、なにが100万倍だっていうんだ!?
…………。
な……なにが100万倍だっていうんだ!?


2008年02月13日(水) ハロー いま君に素晴らしい世界がみえますか

職場で休憩中に
小枝(森永製菓)のつくし味ってのを
先輩が持ち出してきた。
いやいや……。
いや、オーケー、落ち着け。落ち着くんだヒューマン。
落ち着いて森永製菓をこきおろすんだ……。

チョコレートにつくし味の時点ですでにアウトだけど
よりにもよって小枝につくし。て。
あんな枝もないような植物を採用しちゃいかんくないか。
無枝。あるいは小茎と名乗って欲しい。
ていうかつくし味を堪能したければつくし食べるし。

小枝の包装には「花言葉:向上心」なんて書いてあったりして。
花でもなければ向上心ちゅーのもハテナだ。
「花言葉:衰弱」のほうがソレっぽくないか。
あぁ第一つくしの存在理由ってなんだ。
どこが最終目標なんだ…何を目指して生育してるんだ…。
おぉ、つくしよ……。


以上のようなことを同僚らに語ったら
「つくしに対して厳しすぎる」との批判を一身に浴びた。
僕は先日ちょうど同じ面子に対し
空気清浄機や灰皿の存在意義みたいなのを唱えてて
(灰皿は灰を落とされる使命を抱いて製造されたのだから
煙草の汚い灰をなすりつけられればなすりつけられるほど使命感が満たされ
灰皿は充実した日々を過ごすことができる、皆でさぁ灰皿を汚そう!)
それを引き合いに
「無機物にはあんなに愛護精神あったのに」
と。

ひどく機械的、冷徹な目線で物事を見やる人間、
無機物に頓着しきる朴念仁、どころか
「君はサイボーグなんじゃないか」とまで言われた。
無機物にもほどがある!
22年人間界で振舞ってきたがサイボーグ呼ばわりは初めてだ!
ウィィィィィィン!


れどれ |MAIL